kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国選手権~マイルに関して~

2009-08-23 | 陸上競技
この3年間、マイルで連続で中国選手権に出場させてもらっています。今回は4分切りと3位入賞を目指していました。もちろん簡単な事ではないのは分かっています。それでも3位内に入れば日本リレー選手権に出場できる、全国を経験できるチャンスがあるなら狙っていきたいという気持ちがありました。

8月上旬の合宿で2年生エースが軽度の肉離れ。この時点で4分切りの可能性がかなり低くなりました。それでも何とか戦える状態に持っていきたかったので決勝に残って上を狙う姿勢だけは忘れないようにしていました。3年生にとっては最後の中国、きちんと戦えるようにしていきたかった。自分の可能性を信じてひたすら練習に取り組んでいる3年生。インターハイ路線で中国の決勝の舞台には立てませんでした。その代わりにはならないかもしれませんが、全国を経験して勝負をしてきたチームが全力で戦う決勝の舞台に立って力の差をしっかりと感じることがうちにとっての今後の財産になると思います。だからこそ決勝に残りたかった。

また書くつもりですが昨日の時点で出場すら危ぶまれる状態でした…。戦う前に自滅してしまう危険性すらありました。他のチームは新チームとして取り組みを始める大会なのかもしれませんが、3年生の力を借りてでも戦いたいと思っていました。400mH出場選手に負担をかけてでも予選に臨むつもりでした。幸いそこまでにはならなかったので当初の予定通りのオーダーで予選に出場する事ができました。そこまでに支えてくれた方々に感謝をしなければいけません。

全くレースについて書けません(笑)。眠いのでまた明日書きます…。お許しを…。
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完全にお任せ

2009-08-21 | 陸上競技
今日は朝から会議会議。それで午前中は全て終わって、昼からはクラスの生徒に推薦会議の結果を連絡をしなければバタバタ。

練習に関しては中国選手権に出場する者とそれ以外の者に分かれて練習。やるべき事の指示は出していましたが、故障から回復段階にある2名には指示を出していませんでした。昨日の時点で「自分で考えて別メニューでやる」と聞いていたので任せました。試合組と同じ練習ではありません。会議中だったのでメールには気付きませんでしたが、試合に出る6人は練習が終わって先に学校に戻ってきた様子でした。故障明けの2人は残って走りを確認していた様子。当然といえば当然ですが自分達のやるべきことをきちんと考えることができるようになってきたのでしょうか。

3時頃に選手に会えたので様子を聞いてみると感じて岐には悪くないようです。少し感覚がつかめてきたのでしょうか。走り自体を全く見ていないので何ともいえませんが、調子は悪くないようです。それなりのタイムで走れる状態であれば十分だと思います。調子の良いものだけで組めば面白いと思いますが個人種目との兼ね合いがあるので…。2年生エースを外しても中国と同じ位のレベルまで行けばかなり面白いと思いますが、どこまで近づけるでしょうか。

mikiとは400mHのための戦略的なものとレースパターンを分析しました。自分のレースの課題をしっかりと知る必要があります。他の種目とは違ってレース分析をすることができます。山口県記録を出した選手にアドバイスをさせてもらっていたこともあり、62~65秒台のレースパターンについてはデータを持っていますからそれを使って戦略を立てていく。参考にはなります。本人が興味を持って考えていくようになれば確実に変わってきます。秋のシーズン、来年の春のためにしっかりと準備をしていきたいと思います。

練習以外の面でしか関わっていないので本当の調子はわかりません。昨日のミーティングが少しは響いているのでしょうか。明日からの大会での走りを楽しみにしていきたいですね。明日は午前から会場に行って練習したいと思います。午後からのレースに備えてしっかりと、やるべきアップをしていきたいですね。

完全に任せると現状がつかみにくい。仕方ないですが。コミュニケーションを取りながらきちんと調整していきたいです。
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秋のシーズンに向けて

2009-08-21 | 陸上競技
色々と思うことがあり、練習開始前に女子だけミーティングをしました。意図的に男子は外しました。

もう一度何のためにやっているかを考えさせるために前キャプテンに話をさせました。この2年半どんな気持ちで競技に取り組んできたのかを伝えさせました。中学の最後の大会では400mが69秒。そこから地道にやってきて今は63秒。こつこつとやっています。普通なら途中で挫折して投げ出してしまうかもしれませんが、後輩に負けても決して諦めることなくひたすら強くなることを目指して取り組んでいる。頑張れる才能があるのは間違いないと思います。

他の者は自分の事を考えてみるべきです。入部してきて練習をして力が上がってきた。それは当然です。まだまだ自分の伸びる可能性を最大限に生かしきれていない。絶えず何とかなるだろうと思っている者、いつまでたっても自分の殻を破れずに止まっている者、中学時代からの変化に満足している者、このままでは100%戦えません。何を目指しているのかをもう一度真剣に考えていかなければいけないと思いました。

きっかけは前日の300m。中国大会から走っていませんでしたが、中国で5番手だった者が3年生エースと互角の走りをしました。逆に3番手だった者は1秒以上落ちています。6番手の者は少しだけ上がっていましたが中国前は5番手と互角だったのでモノ足りません。この差はどれだけ言われたことを本当に理解してやっているかだと思います。3年生エースと互角の走りをしたのは新キャプテンになったyukaです。合宿に行っても動きの変化を他校の先生に認めてもらえます。他の者は…。ここの差が大きいと感じています。

どこを目指しているのか?チームができた当初は県総体に個人で出場、その後はマイルで中国出場、今はマイルでインターハイ出場と目標は上がっています。チームの一員としてその雰囲気に浸っているだけでは意味はないのです。他の学校より練習をしていることに満足しているのではないか?大きな勘違いです。だから劇的な変化にはならない。足を痛めてもなんとかなるだろうと構えていていつまでたってもまともに練習が積めない。練習は正直です。きちんと練習ができた者が強くなる。それだけです。きちんとその事を理解しなければ何も変わりません。

3年生エースが春先苦しんで苦しんでそれでも諦めずに取り組んできました。それは自分が強くなりたいからという気持ちに加えて、自分がやらなければ中国では戦えないという自覚があったから出来たのだと思います。中国での58秒0のラップにそれが現れている。他の者はそこまでの責任感がありません。だから何とかなるだろうと思う気持ちが抜けきらない。そこがあるから飛躍的な変化につながらないのです。まだまだ甘い。

自分の力で戦う。それが基本です。そのためにどれだけの努力が出来るか。やらないといけないことを本当に理解しない限りは何も変わらないのです。ここを繰り返し言い続けている。分かったつもりでいるから何も変わらない。努力をするなら正しい努力をするべきだと思います。やったつもりの中途半端な努力は何も生み出さない。

チーム内でそのような状態を許しているから変化はない。他の者の甘さに気づいていながら許している状態。ダメなものはダメだときちんと伝えていくのが本当のチームメイトだと。本当に目指すものがあるなら出来ていない者に対して理解できるまでキツく話すべきです。私が言うだけでなく全体で同じ方向を向いていく必要がある。

3年生と一緒に練習できるのもあと2ヶ月。その間に3年生の取り組みのレベルを越えていかなければ来年勝負はできない。涙を流すのを分かっていて戦うほど無意味な事はない。各自が目指す場所があるならそこに到達するためにやるべきです。最初から諦めてやるならやらなくても同じ。そこをきちんと理解していかなければいけません。

文章にまとまりがないかもしれません。また書けたら書きます。
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ある程度走れてくる

2009-08-20 | 陸上競技
水曜日、タータンの上で刺激を入れたかったのでtokuyama大学のグランドへ。暑いのもあって日向に出ている時間を短くするためにレペ形式で走ることにしました。あまりこの手の形の練習形態ではやりませんが、中国選手権や地区新人もありますから。調整するつもりはありませんが(笑)。

女子の400m系は久々に300mを。オープンで走りましたがまずまずの走りでした。2年生エースはとても走れる状態ではないのでジョグレベルで別メニュー。その代わり春先に4~6番目にいた2年生2人がかなり力をつけてきています。300mでもその辺りが見えてきています。60秒を切る3年生エースと一緒に走ってかなりついていく事が出来ました。動き自体も改善されてきているのでそれが結び付いてきています。チーム内での勢力図に大きな変化が生まれつつあります。持ちタイムは62秒中盤ですがかなり良いところまで上がってきそうな感じがあります。

ハードルは6台目までの練習をしました。中途半端な台数ですがこれにはこれで意味があります。ここの区間がきちんと走れないとレースの流れができないと思います。久々にタッチダウンを取りました。mikiは向風の中で総体よりも良いタッチダウンで走れています。総体はかなりの追い風でしたから風に助けてもらって前半の走りができたので勝てたという部分もあります。ここ1週間で走りの感じが変わってきたのも大きく影響してきていますが、かなり良くなってきていると思います。ハードル練習をそれなりに入れてきたのですがハードリングはいまいち(笑)。ここはもうしばらく時間がかかるかもしれませんが、秋というより一冬かけて改善しなければいけない部分ですね。
夕方は個別にタッチダウンとレース分析をしました。総体の時点で66秒台は十分可能なレベルでしたが後半80mの大幅失速が響いています。ここに改善の余地があります。秋はこの部分を意識しなければいけませんね。まだまだです。

チーム内で変化を感じます。変わる者はかなり変わっていく。変わらない者はそのまま…。秋にはそれが現れるでしょうね。ある意味楽しみです。良い者はかなり良くなってきています。これを継続してもらいたいですね。
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速いから偉いわけではない

2009-08-18 | 陸上競技
練習前に少しだけ話をしました。ここ最近感じていることです。

100mで世界記録を更新したボルト、スゴい記録を出して圧倒的な力を示して勝ちました。レースが終わってからの上位3人のインタビューでは紳士的な態度で話をしていました。普段の大げさなパフォーマンスとは全く違いました。この辺りは大人だと思いますね。

高校生、力が付いてくると大きく勘違いしてしまいます。圧倒的な力を示し始めると自分が偉くなったと感じるのか謙虚な姿勢が全く無くなってしまいます。レースの途中でわざとスピードを落として流したり、大げさに後ろを振り返ったりしながら走る者もいます。数年前はわざとフライングしてプレッシャーをかけたりする者もいました。世界のトップの真似をするというか「自分は強い」というのを周りに示したいのかわかりませんが見ている指導者としてはあまり気持ちの良いものではありません。

うちの選手、それほど強いとは思っていませんが県内ではある程度の注目を集めます。選手としてどうこうではなく、一人の競技者として常に謙虚な姿勢を持たなければいけません。強くなれば周りをバカにしていいわけではありません。足が速いだけであって人間としての格付けではありませんから。どんな状態でも一生懸命に取り組む事が大切です。

私自身指導をしていてチームとしてかなり成長をしてきました。以前はマイルで4分20秒を切るのが大きな目標でしたし、選手も67秒台の選手ばかりでした。いつの間にかある程度の力がついてきて62秒台まではかなりの者が出せるようになってきました。春先、マイルで中国を狙うチームから4番手から6番手に入るためのタイムについて聞かれましたが、正直分からなくなっていました…。中国に行って戦う事だけを考えていましたから、その部分だけの発言をしていた気がします。
先日その話が出てきて、「4分20秒前後は分からない」と言っていたことを思い出しました。考えてみると失礼な話です。申し訳ないですね。もっとしっかり調べて分析してあげれば良かったと思います。私自身反省しなければいけないと思いますね。選手に求めるのだから私もその部分を意識していかなければいけません。

強くなればそれに見合う態度と行動、自覚が必要となる。全員が理解をしなければいけないと思います。目に余る行為は絶対に許されない。生徒にきちんと理解させていきたいと思います。最終的に自分がマイナスになるだけですから。競技力だけではなくきちんと人間としての成長をしていかなければいけません。

ここ最近感じたことです。上手く書けませんでしたが強く思います。高校生競技者の指導をしっかりと実施いきたいと思います。
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短めに

2009-08-18 | 陸上競技
今日は通常通りの練習ができました。とはいっても夏の疲れが出始めているので少し練習量を落としていかないと怪我人が増えそうな勢いだったので通常の練習量の半分以下に落としました。暑いのもあったのでRESTを取りながらの練習にして集中を保つようにしました。

いつも通りの動きの確認をしてスティック走とタイヤ押しをしようと動きを見てみるとかなり足が動いています。私の感覚と本人の感覚が一致していたのでやはり足は動いていたのだと思います。そこで急遽セット数を減らしました(笑)。動いているときに繰り返していくこともかなり大切だと思います。が、私は基本的にかなり走らせるのでどうしても疲れが抜けなくなったり故障気味の状態になります。なかなかその練習量に見合うだけのケアは出来ていませんから、こちらで意図的に減らしていこうと。

タイヤ引きも少しだけやってあとはショートスプリントで終わり。タイヤを引くのにまだまだパワーだけに頼ってしまって地面をキックし過ぎるため、タイミングが取れずに足が流れまくってしまう。いけませんね。もっと練習のポイントを理解するべきです。きちんと理解しつつある者は前に進み始めました。まだ全開とまではいきませんがかなり良くなって来ています。今まで身体の軸が全く作れていなかったmikiが少しずつ良くなって来ています。感覚がなかなかつかめないタイプなのでかなり時間がかかりますが今までと比べるとスムーズに進んでいます。これが本物になれば面白いと思います。

その後学校に戻りウエイトとジャンプ系練習。全体を通じていつもよりも短時間で終わりました。とはいってもいつもが長いだけですが(笑)。女子は夕方のんびりジョグも導入し始めました。負荷をかけるのではなく朝練でやっていた部分を夕方にやるだけですが。ゆっくり身体を動かして血液循環を良くするという意味もありますし、有酸素能力の刺激を与えることになります。色々と考えることもあるので。

今日の動きは全体的に良かったですね。単純に足が動いていたのは確かです。それだけで終わらないようにしなければいけませんね。
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短めの距離を走る

2009-08-18 | 陸上競技
土日と回復に充てていました。回復させるには少し足りないかもしれませんが、様子を見ながらの練習にしました。

基本的に短い距離を中心にしようと思っていたので予定通りショートと加速段階を繰り返しました。ここ最近走りの基本的な事を繰り返してきていますから多少は変化を見せています。周りからは4継で戦え!と言われ続けています。それくらいのスピードが無ければ上のレベルでは戦えませんから。少しずつ改善はされてきていますが、一気に大きく変わるまでは到達出来ません。まだまだです。

地道に進めていくしかありません。秋のシーズンに向けてやっていくだけではなく、来年の総体に向けての取り組みをしっかりと考えておかなければいけません。ここ最近、目の前の事だけにとらわれすぎる傾向が出てきています。私自身も気を付けていかなければいけない部分。もっとしっかりと先を見なければいけません。

ブログ書く気はあるのですが、かなり疲れていて夜はそこまでの元気がありません…。国体最終、合宿、面談、合宿、面談で正直エネルギーが不足気味。栄養剤に頼っているのが現状です。なんとか回復しなければ…。
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国体合宿

2009-08-17 | 陸上競技
数年前から国体スタッフとして国体合宿や本国体に参加させてもらっています。普段見ている選手ではありませんから、顧問の先生と状態を確認しながら国体に向けての課題を修正するという作業になります。特別な事をするのではなく、本人の課題をきちんと把握しつつどうしていくかが重要になってくると思います。

今回は前半の流れを変える練習。かなり大きなことです。それでもメダル獲得のためにもうワンランク上を目指していくという姿勢をサポートすることに。レースパターンを変えるということは一旦タイムが停滞することを覚悟しなければいけません。1つ変えることで多くの部分に影響を及ぼします。あと1ヶ月半でどこまでできるか。合宿はきっかけとポイントを理解してもらうことが中心になります。基本的には普段の練習で指導される顧問の先生との関係が中心になります。投擲のように1ヶ月に1度の練習会があれば別ですが…。そういえば最近短距離の練習会全く無くなったな…。

新しい事をやるのは大変な事ですがかなりスムーズに導入する事ができました。選手の調整能力の高さに驚かされるばかりです。こちらが求める動きが確実にできます。2日間の練習で実践で導入可能なレベルに到達しました。いきなり記録の短縮は難しいと思いますが、レースを重ねていく中で感覚をつかんでもらえれば県記録の更新も十分可能なレベルだと思います。普段の取り組みの成果だと。頭が下がりますね。

月曜日は面談があるため土日の2日間の指導しかできませんでしたが、ある程度のきっかけを与えることは出来たと思います。中国選手権で試してみるかもしれないということなので展開をみていきたいですね。今回の合宿で思ったことは、短時間の関わりになるので顧問の先生ときちんと連絡を取りながら今後のためにやっていく事を決めていく必要があるということ。特に国体出場レベルの選手ですからその場だけの課題になってはいけない。次を見据えて国体までの期間に出来ることを探っていく必要がある。

いい勉強になりました。感謝。
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本当に目指す気があるか

2009-08-16 | 陸上競技
ここ最近練習をかなりやっています。時間的なものも量的なものもかなりです。もちろん疲れは蓄積していると思います。時間の有効な使い方を考えていかなければいけません。

数人は故障気味。なかなか練習が継続できない状態です。このまま何をやっているかわからないまま毎日を過ごすことに意味があるかわかりません。今週末には中国選手権もあります。今のままでは1年生をいきなり使わないとマイルに使わないといけない状態になる。怖いことですね。その覚悟はあります。きちんと走れる者以外を使う必要はありませんから。

先日からケアについてかなり話しています。それでも全力でやっているとは思えない。1人は中国大会の前から足が痛いと言っていてまだ痛いので練習が出来ず、走ってもバランスが崩れて意味が全くない状態。かなり頭に来ていました。その上自分から積極的に治療しているとは思えない。他の選手が高周波治療器を持っているのですが借りて当てることもほとんどない。治るはずがありません。金曜日にも何もしていないので選手の家に高周波を取りに行って当てさせました。わざわざやってやる必要はないのですが…。

この時点で諦めかけています。自分で何とかしようという気持ちがない。その上誰のためにわざわざ時間をかけて取りに行ったのかもわかっていない。本気で治す気があるならもっと必死になるはずです。周りの者はこの姿を見て何とも思わないのでしょうか…。理解できません。こんな状態を許しているなら大きな事を言わずに中国大会に出場するだけを目標にすればいいのです。本人の問題ですが、チームとして戦っていくためにはダラダラこんな状態が続くのを許している場合ではないはずなのですが…。

頑張っている自分達に酔っているならそれでも構いません。私達はこんなに苦しいのにみんなで手を取り合って頑張っている。すごいことなんだ。青春ごっこです。学年に関係なく目標に向かって最大限の努力が出来ないままで許していてはチームにとって大きなマイナスです。そんな状態で満足しているようではやる意味はない。

治療に行けば金銭的な負担もかかります。しかし、互いにマッサージをしたり、高周波を借りて当てるなどの事はいくらでもできます。それをしないでいて「足が痛い」と言っているというのは筋が違います。練習をやる意味がありませんし、試合で学校の名前を背負って走る資格はない。厳しい事を言っているとは思いません。当然のことです。

国体合宿があり全体に話すタイミングを逃してしまいまし。自分達でミーティングをすると言ってきたのでメールだけはしました(ミーティングをしろと指示したのではなく色々と思うことがあったようでたまたま自分達でやりたいと言ってきたのですが)。何を感じ何を考えたのかはわかりません。秋のシーズンをどう戦うのか。戦うのは私ではない。意識レベルをどれだけ変えれるか。

目標を口にするのは誰にでもできる。それを達成するためにどれだけの事が必要になるのか。分かってこない限りは戦えない。それなりの成績は出せるでしょうがそれ以上はありません。昨年と比べてチームとして成長しているでしょうか…。つもりになるだけでは意味がない。本気とはいったい何なのか…。考えていかなければいけないと思います。
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基本と力の使い方

2009-08-14 | 陸上競技
水曜日から面談、木曜日からは面談と練習を同時展開でやっています。案外大変です。特に意識したわけではないですが面談実施時間が連続しているのでそれ以外の時間が少し空きます。練習時間もそれに合わせて若干の変更をしながら取り組んでいます。

国体最終と合宿で「力の使い方」についての課題を感じました。特別新しいことをやっても意味がない。うちの選手は最初から最後まで力を使いまくっています。エネルギーの無駄遣い。エコロジーではありません(笑)。基本的な動きは出来てきていると思いますが、表面的な理解しか出来ていないので上手く力が使えません。昨日は午後からの練習にして午前中に空いた時間に教室で板書しながら理論的な話をしました。理解できない可能性はありますがきちんとやっていることを示していきたかったので。自己満足なのかもしれませんがやっていくうちにつながっていくと信じています。形式的な理解にはして欲しくない。1年生男子は何とか理解しようという気持ちがありません。冬に辞めていった者と同じように居眠り状態ですから…。他のパートから引き受けたのですが今のままでは何も変わらないでしょうね…。同じ1年生が流されつつあります。悪気はないのかもしれませんが…。

練習はとにかく感覚をきちんと身に付けさせる。昨日はかなりの時間をかけていろいろとやりました。今日は基本的な事の確認。タイヤを使って動きに結び付けていく。これは面談との関係で飛び飛びにしか見れませんでしたが少しずつ感覚をつかみかけている感じがあります。1年生女子の1人はかなり良くなってきています。昨日のウインドスプリントの時に感じた「かなり良いのでは?」という感じが現実のものになりつつあります。少し足に痛みが出始めたので無理はさせたくはないので止めさせました。股関節の硬さが間違いなく影響しています。練習が積める者が一番強くなるのです。

合宿で1人が軽度の肉離れ、2年生のうち1人は半年近く足を痛めている。この状況をチーム全体で受け止めないといけません。故障者がいる中で秋は戦っていかなければいけない。練習が積めない者は戦えないのは当然です。計算できませんから。来週末は中国選手権です。戦える状態まで持っていけるでしょうか。走れるようになってきている者と走れない者の差が大きい。どうしていくことがベストでしょうか。リレーが全てではありませんからね。リレーを中心にやっていくつもりですが、秋はある程度の覚悟が必要になります。

良い者はかなり良いですが、悪い者は練習が全く積めない。大きな差ですが、きちんと考えていかなければいけません。どこまで選手が本気になれるか。動きが良くなってきている者は意識もかなり変わってきています。最終的にはそこですからね。

まだ思うことはあるのですが、若干のエネルギー不足…。また書きます…。お許しを。
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