kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

本気

2015-08-18 | 陸上競技
打ちのめされる。これは大切な要素だと思う。表面的にだけではなく本当の意味で。その中で初めて感じることがある。それを避けていたら何も生み出さない。「物事を性急に変えることの危険性」について諭される事がある。確かに言われる通り。反省すべき点もたくさんある。ここはきちんと受け止めないといけない。

が、ぬるま湯の中で何かをしていたら「打ちのめされる」経験は絶対にない。それはそれで良いのかもしれない。そこまでする必要はないと感じる者もたくさんいるだろうから。ここは難しい。「本気でやる」という感覚。それは「本気でやった者にしかわからない」と思う。その感覚がなければ共通の話はなかなかできない。極端な事を言えば「言語が異なるのに同じ話をしようとする」のだから。

合宿に参加させてもらった。この事に対してどう感じるかは分からない。「行きたくないのに」「キツイことをやらされた」と感じるかもしれない。でも、本気でやらないと見えないモノがある。あれこれ言っても実際に経験しないと分からない部分。これを経験させるのが私の役割だとずっと考えていた。それは正しいかどうかは分からない。

綺麗事ではない。言葉で伝えても実際にやらないと分からないことがある。同じことをやっても「イヤだ」と思ってやれば効果は出ない。もちろん、キツイ練習が好きな選手はいない。でも「強くなるためには避けられない」と思ってやれるかどうかなんだと思う。それを全員に求めるのは無理だと思う。分かってる。あえて求めない方法もあるんじゃないかと思っている。

考えることはある。言葉を選びながら記しておく。
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