konan合宿2日目、朝練は学校の周りを3周ジョグでした。うちの女子2人は先頭について走っていました。長距離もいますから2周目からはかなりハイペースに。ほぼ全力(笑)。3周目戻ってきた時にはootuka高校の女子に抜かれていました。聞いてみると1年生で400mH62秒の選手だという事でした。やはり強い…。この選手は前日の練習で人一倍大きい声を出していました。グランドに響き渡る声でした。強いから声が出せるのではないと思います。覚悟が違いますね。本当に強い。
午前中は上半身と下半身の連動を高めるようなドリル。肩甲骨をしっかりと動かしながら下半身を連動させる。身体の使い方を覚えるというのは大切だと思いますね。一通り終わってからはまたグループに分かれての練習となりました。後で選手の日誌を読んでわかったのですがootuka高校の選手が自分の所の選手に「同じ学校で固まるな。合宿に来た意味がなくなる」と言っていたようです。勝てるはずがありません。強くなろうという気持ちが前面に出ています。自分達で何をするために来ているかを理解しているから練習の1つ1つを真剣に取り組むのです。konanの選手は他校の選手に教えながらやる、自ら動いていました。この辺りもうちと比べると大きな差があります。合宿開催校だから出来るのではなく普段からそのような意識で動いているからできるのです。肌で感じることで見えてくるものがあります。
練習はタイヤ引きと補強系に分かれました。重いタイヤを100m引っ張るというものでした。かなりの負荷だと思いますが、どれだけ全力で取り組めるかが出てくると感じました。前日気になっていた選手、この練習も全力で取り組んでいました。間違いなく最後まで持たない距離と負荷ですが怖がらずに最初から全力で走っていました。最後は足が上がらなくなっていましたが「強くなりたい」という想いが出ていました。後先を考えず目の前の1本を全力で取り組める選手は強くなります。心打たれました。このような選手と一緒に練習したいと思いましたね。
中には取り合えず引っ張るという選手もいました。手を使って引っ張る選手、歩く位の走りをしている選手も…。この「差」は大きいですね。最初にタイヤ引きをしていたグループでうちの選手は「引っ張る」だけでした。これでは強くなれません。全く膝が出ない…。「苦しい」というのが見えていました。情けないですが大きな「差」です。下を見ればキリがありません。「あの取り組みに比べると自分達は頑張っている」という気持ちが出て満足します。自分達が目指すものは何かを真剣に考えれば分かってきます。
また、とにかく明るく練習をしていました。「真面目に練習する」というのがうちの練習かもしれませんが、黙々とやっているだけだと感じています。だから毎回「声を出せ」と言い続けているのですが変わりません。恥ずかしいのかもしれませんが、本当に強くなりたいのであればその雰囲気作りができなければいけません。
山口県内であればこれまでも何とかなると思っていました。力があってもそれなりにやる選手が多かったからです。何とかして勝ってやるんだと思って必死に取り組んできたから見えてきたものがあるのです。しかし、力がある選手が我々よりも高い意識で取り組めばどうなるか?どうあがいても届かなくなります。他県では中途半端な取り組みでは勝てないのです。必死で取り組んでも地区のレベルが高いから勝ち上がれないからこそ、全力で取り組んでいるのです。
今のうちのチームでは絶対に勝てないと感じました。県内である程度のポジションには来ましたが、それは今までの上級生が取り組んできた成果だと思います。今の3年生が合宿に参加していたら全く違う雰囲気になっていたと思います。他校が声を出していれば負けないようにもっと声を出したでしょう。他校が後先を考えずに走れば、絶対に勝とうとして前半から全力で走ったと思います。やろうと思えば出来ないことはない。心から思っていないから出来ないのです。弱いなというのを突き付けられたと思います。情けないですが…。
勝ちたい。私がそう思っていても選手が思わない限りは何も変わらないのです。今のままでは「県内では強いね」で終わり。先はありません。こう感じることが出来るかどうかも指導者として大切な事だと思っています。決して満足はしません。誘ってもらった合宿に対して敬意があれば「越えたい」と思うはずです。すごいな、で終わらせるわけにはいかない。遠いのは分かっています。でも必ず届くと信じています。
打ちのめされた感じですね…。貴重な経験でした。また書きます…。
午前中は上半身と下半身の連動を高めるようなドリル。肩甲骨をしっかりと動かしながら下半身を連動させる。身体の使い方を覚えるというのは大切だと思いますね。一通り終わってからはまたグループに分かれての練習となりました。後で選手の日誌を読んでわかったのですがootuka高校の選手が自分の所の選手に「同じ学校で固まるな。合宿に来た意味がなくなる」と言っていたようです。勝てるはずがありません。強くなろうという気持ちが前面に出ています。自分達で何をするために来ているかを理解しているから練習の1つ1つを真剣に取り組むのです。konanの選手は他校の選手に教えながらやる、自ら動いていました。この辺りもうちと比べると大きな差があります。合宿開催校だから出来るのではなく普段からそのような意識で動いているからできるのです。肌で感じることで見えてくるものがあります。
練習はタイヤ引きと補強系に分かれました。重いタイヤを100m引っ張るというものでした。かなりの負荷だと思いますが、どれだけ全力で取り組めるかが出てくると感じました。前日気になっていた選手、この練習も全力で取り組んでいました。間違いなく最後まで持たない距離と負荷ですが怖がらずに最初から全力で走っていました。最後は足が上がらなくなっていましたが「強くなりたい」という想いが出ていました。後先を考えず目の前の1本を全力で取り組める選手は強くなります。心打たれました。このような選手と一緒に練習したいと思いましたね。
中には取り合えず引っ張るという選手もいました。手を使って引っ張る選手、歩く位の走りをしている選手も…。この「差」は大きいですね。最初にタイヤ引きをしていたグループでうちの選手は「引っ張る」だけでした。これでは強くなれません。全く膝が出ない…。「苦しい」というのが見えていました。情けないですが大きな「差」です。下を見ればキリがありません。「あの取り組みに比べると自分達は頑張っている」という気持ちが出て満足します。自分達が目指すものは何かを真剣に考えれば分かってきます。
また、とにかく明るく練習をしていました。「真面目に練習する」というのがうちの練習かもしれませんが、黙々とやっているだけだと感じています。だから毎回「声を出せ」と言い続けているのですが変わりません。恥ずかしいのかもしれませんが、本当に強くなりたいのであればその雰囲気作りができなければいけません。
山口県内であればこれまでも何とかなると思っていました。力があってもそれなりにやる選手が多かったからです。何とかして勝ってやるんだと思って必死に取り組んできたから見えてきたものがあるのです。しかし、力がある選手が我々よりも高い意識で取り組めばどうなるか?どうあがいても届かなくなります。他県では中途半端な取り組みでは勝てないのです。必死で取り組んでも地区のレベルが高いから勝ち上がれないからこそ、全力で取り組んでいるのです。
今のうちのチームでは絶対に勝てないと感じました。県内である程度のポジションには来ましたが、それは今までの上級生が取り組んできた成果だと思います。今の3年生が合宿に参加していたら全く違う雰囲気になっていたと思います。他校が声を出していれば負けないようにもっと声を出したでしょう。他校が後先を考えずに走れば、絶対に勝とうとして前半から全力で走ったと思います。やろうと思えば出来ないことはない。心から思っていないから出来ないのです。弱いなというのを突き付けられたと思います。情けないですが…。
勝ちたい。私がそう思っていても選手が思わない限りは何も変わらないのです。今のままでは「県内では強いね」で終わり。先はありません。こう感じることが出来るかどうかも指導者として大切な事だと思っています。決して満足はしません。誘ってもらった合宿に対して敬意があれば「越えたい」と思うはずです。すごいな、で終わらせるわけにはいかない。遠いのは分かっています。でも必ず届くと信じています。
打ちのめされた感じですね…。貴重な経験でした。また書きます…。