先日少しだけblogに書いた内容について補足というか思うことを書いておきます。
先日、大きなエースから「チームが一番強かったのはいつですか?」という質問を受けました。たまたま卒業生が来たのでそれに合わせての質問だったと思います。今から数年前は本当に強かった。当時は私がイメージする「最高のチーム」という状況がありました。指導を始めて数年経過し、中国大会に行くのが当たり前となっていた当時、同学年では個人でいけないのが一人で涙を流していました。それくらい充実した活動。こちらが求めることはきちんとやる。とにかく「必死に強くなる」という感じがありました。どこに出しても恥ずかしくない。周囲の学校から応援してもらえるチームでした。競技としてはこの時が一番だったのかもしれません。女子7人で県総体トラック優勝。長距離選手0。跳躍選手0。この状態での総合優勝は圧巻でした。
が、「一番強い」といわれると私は「今」だと思っています。競技力は確実に上。個人で戦っていける選手がいます。トータルで見たときに比較はできませんが強いのは「今」だと思います。今の選手の強さ、それは「明るい」という大きな武器があります。そこは県内で群を抜いているのではないかと思っています。私が指導しているからではなく「チームカラー」になっているのだと思います。中心となる選手の精神的な安定が大きくなってきているのがチームの成長の中心にあります。
周囲から「強いね」と言われていた数年間、危うさも同居している感じでした。この時期に準エースがけがをして走れない。冬季練習中もなんとなく「悲壮感」がある。強くなりたいという気持ちは大きかったと思いますが、「辛いけど頑張ろう」という部分、追い込まなければいけないという感覚が強くありました。これは選手のみならず私自身もでした。師匠に「冷静になれ」と言われ続けていましたが強くなるための唯一の手段は「必死になる」こと以外存在しないと盲目的信じていました。それに応えてくれた選手たち。やはり「強い」と思っていました。実際に強かったですし、「最高のチーム」であったことには変わりないと思います。
それなのに「今」が「一番強い」と言えるのか?当時とは雰囲気が全く違います。自由というか、明るいというか(笑)。総体が近づいてきたといってもピリピリした感じがありません。良いことなのかどうなのか分かりませんが「絶対に勝たないといけない」という雰囲気になりません。だからといって緊張感がないわけではない。勝つことに関してはかなりシビアに考えていると思います。走っている時とそれ以外の時のギャップがすごい。初めての経験ですから何とも言えませんが、このパターンはなんとなく上手く行くのではないかと感じています。
試合が近づいて来ると普段とは違う雰囲気になることが多い。ここ数年は特にそのような部分がありました。スムーズに進んでいなかったことも影響していたのかもしれません。何とかして上の大会に進まないといけないという雰囲気がありました。こちらもその部分を求めていたと思います。それが選手の悪い意味での必死さにつながっていたのかもしれない。実際に競技を楽しむという所まで行っていなかったのでしょう。今は楽しそうです。シビアな戦いになるのは分かっています。それでもここが楽しいと思えるようなチーム状況です。
5年前、鳥取での中国大会。ここでリレーでのインターハイを逃しました。この時も誰一人インターハイに行けないということは考えていませんでした。行くのが当然と考えていたからです。これは今も同じ。が、練習中に笑顔が絶えないということはありませんでした。結構ピリピリしていた。それが強くなるための唯一の手段であり方法だと考えていたので「異質な雰囲気」の中にいることが当然だと感じていたのかもしれません。今のチームは全く違います。とにかく笑う。おいおい、この緊張感で大丈夫なのか??と心配になることもあります(笑)。それでもやるべきことはしっかりとやる。それぞれが成長してきている証拠だと思いますね。
いつの選手も私にとっては特別です。そのことに変わりはありません。いつが一番ということは出来ません。関わった選手、全ての子が大切です。強さでいえば今が一番なのかなと思います。色々な意味で強い。こちらが考える上をいきます。雰囲気が以前とは大きく変わっています。選手の表情が生き生きとしているというのが今の特徴です。その影響か怪我人もいませんし、順調に来ています。珍しく私との関係も良好(笑)。メリハリがしっかりとつくのが特徴ですね。
強いのは確か。それをレースでしっかりと発揮してもらえたらと思います。良いチームになりました。
先日、大きなエースから「チームが一番強かったのはいつですか?」という質問を受けました。たまたま卒業生が来たのでそれに合わせての質問だったと思います。今から数年前は本当に強かった。当時は私がイメージする「最高のチーム」という状況がありました。指導を始めて数年経過し、中国大会に行くのが当たり前となっていた当時、同学年では個人でいけないのが一人で涙を流していました。それくらい充実した活動。こちらが求めることはきちんとやる。とにかく「必死に強くなる」という感じがありました。どこに出しても恥ずかしくない。周囲の学校から応援してもらえるチームでした。競技としてはこの時が一番だったのかもしれません。女子7人で県総体トラック優勝。長距離選手0。跳躍選手0。この状態での総合優勝は圧巻でした。
が、「一番強い」といわれると私は「今」だと思っています。競技力は確実に上。個人で戦っていける選手がいます。トータルで見たときに比較はできませんが強いのは「今」だと思います。今の選手の強さ、それは「明るい」という大きな武器があります。そこは県内で群を抜いているのではないかと思っています。私が指導しているからではなく「チームカラー」になっているのだと思います。中心となる選手の精神的な安定が大きくなってきているのがチームの成長の中心にあります。
周囲から「強いね」と言われていた数年間、危うさも同居している感じでした。この時期に準エースがけがをして走れない。冬季練習中もなんとなく「悲壮感」がある。強くなりたいという気持ちは大きかったと思いますが、「辛いけど頑張ろう」という部分、追い込まなければいけないという感覚が強くありました。これは選手のみならず私自身もでした。師匠に「冷静になれ」と言われ続けていましたが強くなるための唯一の手段は「必死になる」こと以外存在しないと盲目的信じていました。それに応えてくれた選手たち。やはり「強い」と思っていました。実際に強かったですし、「最高のチーム」であったことには変わりないと思います。
それなのに「今」が「一番強い」と言えるのか?当時とは雰囲気が全く違います。自由というか、明るいというか(笑)。総体が近づいてきたといってもピリピリした感じがありません。良いことなのかどうなのか分かりませんが「絶対に勝たないといけない」という雰囲気になりません。だからといって緊張感がないわけではない。勝つことに関してはかなりシビアに考えていると思います。走っている時とそれ以外の時のギャップがすごい。初めての経験ですから何とも言えませんが、このパターンはなんとなく上手く行くのではないかと感じています。
試合が近づいて来ると普段とは違う雰囲気になることが多い。ここ数年は特にそのような部分がありました。スムーズに進んでいなかったことも影響していたのかもしれません。何とかして上の大会に進まないといけないという雰囲気がありました。こちらもその部分を求めていたと思います。それが選手の悪い意味での必死さにつながっていたのかもしれない。実際に競技を楽しむという所まで行っていなかったのでしょう。今は楽しそうです。シビアな戦いになるのは分かっています。それでもここが楽しいと思えるようなチーム状況です。
5年前、鳥取での中国大会。ここでリレーでのインターハイを逃しました。この時も誰一人インターハイに行けないということは考えていませんでした。行くのが当然と考えていたからです。これは今も同じ。が、練習中に笑顔が絶えないということはありませんでした。結構ピリピリしていた。それが強くなるための唯一の手段であり方法だと考えていたので「異質な雰囲気」の中にいることが当然だと感じていたのかもしれません。今のチームは全く違います。とにかく笑う。おいおい、この緊張感で大丈夫なのか??と心配になることもあります(笑)。それでもやるべきことはしっかりとやる。それぞれが成長してきている証拠だと思いますね。
いつの選手も私にとっては特別です。そのことに変わりはありません。いつが一番ということは出来ません。関わった選手、全ての子が大切です。強さでいえば今が一番なのかなと思います。色々な意味で強い。こちらが考える上をいきます。雰囲気が以前とは大きく変わっています。選手の表情が生き生きとしているというのが今の特徴です。その影響か怪我人もいませんし、順調に来ています。珍しく私との関係も良好(笑)。メリハリがしっかりとつくのが特徴ですね。
強いのは確か。それをレースでしっかりと発揮してもらえたらと思います。良いチームになりました。