kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雑感

2009-04-14 | 陸上競技
ここ数日で思うことがいくつかありました。色々な人と話をするなかで感じるものが多かったですね。

一番は指導者としての視点でしょう。私自身どうしても経験が少なく、不安に思うことがたくさんあります。情けない話ですが記録会の前日「あれだけ練習をしたが、rinaが64秒だったらどうしようか…」と考えてよく眠れませんでした。選手も同じように感じている部分があったかもしれません。指導者が自信を持っておかなければいけないのは分かっていますが、少し不安でした。

絶対的な自信を持てるほど強くはありません。それは経験不足という部分が影響しています。ここはなかなか補えないですね。勘違いして「自分はすごい指導者だ」と思えば、簡単に「うちはすごい」と思えるのでしょうが決していいことはありません。こう見えてもかなりの心配性です。故障した者に関してはかなりしつこく状態とケアの状態を聞きます。これも不安になるからかもしれません。

絶えず現状に満足しないようにしています。「多くを望むな」と言われるかもしれませんが、止まりたくはないのです。常に上を目指したい。だから「今のままで本当に良いのか」「今の練習で本当に強くなるのか」を自問自答しているのです。

指導者の力としては「やる気のある者だけが強くなる」「能力がある者が勝手に強くなる」という部分以外を冷静に見ることが出来るか?というのが重要になってきます。やる気のある選手は勝手に強くなります。元々力が無くても意欲を持って練習に取り組んでいけば過去の自分よりは必ず強くなります。ここは指導者の力だとは思いません。うちの選手、今は自分達で意欲を持って取り組んでいますしチーム内で競争していますから、自然と力がついてきます。まーそれでも「全体のレベルが上がっていなくて本当はトップが64秒なんじゃないか」と不安に思っているのですが。

選手によっては「指導者が悪い。指導者が変われば自分はもっと強くなるのに」と考える者もいるでしょう。大きな勘違いですね。そんな考えの選手は強くはなれないでしょう。持っている能力を最大限に生かすのは最後は選手です。誰かに頼って、自分の責任から目を背けている限りは本当に強くなることは不可能です。ここを理解させる事が出来るかが指導者としてな力なのではないかと強く感じました。指導者も選手も勘違いをしている間は絶対に成長しません。

うちの選手はいい子が多い。私は恵まれていると思います。素直に話を聞いてそれを実行出来るというのは素晴らしい才能だと思います。この力は伸ばしてあげたいですね。

とりとめのない内容になりました。すみません。
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