シアターコクーンで、「ドラクル」見ました。私の好きなドラキュラもの。
題の「ドラクル」は、悪魔を意味する言葉です。『吸血鬼ドラキュラ』を書いたブラム・ストーカーがその着想を得たというワラキア地方(今のルーマニア)のヴラド4世(15世紀)が「ドラクル」という異名をもっていました。
主演は市川海老蔵で、相手役は昔、交際の噂があった宮沢りえ。あとは永作博美、勝村政信など。
(以下ネタばれありです)
前半、ドラクルが子供の内蔵を取り出すシーンや血の吹き出すシーンなど、今まで長塚芝居を見てない人はちょっと引いたかもしれません。まあ最後は純愛物語として終りましたが・・・。
ドラキュラの嫌がるものは、十字架と聖水とニンニクがお決まり。この芝居で、ニンニクは出て来ませんが、十字架と聖水は大きな役割をはたします。
聖水2杯でひっくり返ったり、檻に入れられたり、あまりにも弱いドラクルでドラキュラ好きには物足りなさもあります。しかし人間的に悩む吸血鬼を描くことで芝居に奥行きが出たかもしれません。
それから窓から突き落とされて死んだはずの医者のガミュギル役の渡辺哲さん、舞台の奥へ走って行くのが客席から丸見えでしたよ。あまりはっきり見えたので生き返った設定なのかと思いました。
それにしても舞台には難しいと思われる題材を上手く消化し、シアターコクーンという大舞台でもさらっとこなしてしまう、32歳の若い演出家長塚圭史の才能に改めて感嘆しました。
また出演者が重なっているせいもあるのでしょうが、「ロープ」(宮沢りえ・明星真由美出演)や「ひばり」(山崎一出演)を思い出すところもあり楽しい芝居でした。
題の「ドラクル」は、悪魔を意味する言葉です。『吸血鬼ドラキュラ』を書いたブラム・ストーカーがその着想を得たというワラキア地方(今のルーマニア)のヴラド4世(15世紀)が「ドラクル」という異名をもっていました。
主演は市川海老蔵で、相手役は昔、交際の噂があった宮沢りえ。あとは永作博美、勝村政信など。
(以下ネタばれありです)
前半、ドラクルが子供の内蔵を取り出すシーンや血の吹き出すシーンなど、今まで長塚芝居を見てない人はちょっと引いたかもしれません。まあ最後は純愛物語として終りましたが・・・。
ドラキュラの嫌がるものは、十字架と聖水とニンニクがお決まり。この芝居で、ニンニクは出て来ませんが、十字架と聖水は大きな役割をはたします。
聖水2杯でひっくり返ったり、檻に入れられたり、あまりにも弱いドラクルでドラキュラ好きには物足りなさもあります。しかし人間的に悩む吸血鬼を描くことで芝居に奥行きが出たかもしれません。
それから窓から突き落とされて死んだはずの医者のガミュギル役の渡辺哲さん、舞台の奥へ走って行くのが客席から丸見えでしたよ。あまりはっきり見えたので生き返った設定なのかと思いました。
それにしても舞台には難しいと思われる題材を上手く消化し、シアターコクーンという大舞台でもさらっとこなしてしまう、32歳の若い演出家長塚圭史の才能に改めて感嘆しました。
また出演者が重なっているせいもあるのでしょうが、「ロープ」(宮沢りえ・明星真由美出演)や「ひばり」(山崎一出演)を思い出すところもあり楽しい芝居でした。
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