1月に読んだ本
井上ひさし 戯曲『日の浦姫物語』
山田露結 句集『ホームスウィートホーム』
長谷川鉄夫 句集『青墨』
三浦しをん『お友だちからお願いします』
伊坂幸太郎『残り全部バケーション』
小野不由美『鬼談百景』
今月のお薦めは、伊坂幸太郎の『残り全部バケーション』
小説は何人かの登場人物の視点で描かれながら進んでいく。人物はほとんど「悪側」の人間なのだが、個性的なキャラクターが魅力的である。伊坂幸太郎の作品に「ぬくもり」を感じるのは、人物の描き方に由来するものであろう。
別々に発表されたもの、書き下ろしの短編を一つの小説にまとめているので、多少流れにわかりにくい部分もあるが、全体的にはおしゃれな感じで面白い。
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