尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

腰痛の、素朴な疑問

2013-07-11 07:00:00 | 健康 整体
なんと、僕の住んでる池田市からわざわざお客様が腰痛で。
その方は、箕面に住んでるお友達からかいつう館のことを聞いてくださって。
で、お友達がうちに来てくださったのかというとそうでもなくて。
お友達のママともさんが、かいつう館に来てくださったことがあるんだそう。

ううーん、どこでつながってるか、わかりませんねえ。
別に遠くから来てくださったからいつもより余計にがんばるってこともないですが、そういうのをお聞きすると「よくぞ輪が途切れずにこんなご縁ができたものだなあ・・・」と不思議ななにかに感謝したくなります。


お客さんは2年越しの腰痛。
座ってるだけ、が辛いとのこと。

他には前かがみでしゃがむとき、とか。


うつ伏せで腰まわりを触らせてもらいました。
コリがあればほぐす感じで・・・。

そのあと、仰向けでお腹を触ったときに聞いてみました。
「腰を押したときはどうでしたか?」って。

「痛くなかった(お腹は痛い)です」とのこと。

座ってるだけでも痛い、2年間も痛い、そういう人なのに、腰をほぐしても痛くもない、とおっしゃいます。
ここに、違和感をもつんですね。

それだけしょっちゅう腰が痛ければ、そこを押して、どうってことない、はずはないと思うんです。

ということはですよ。
これに説明をつけるなら、「腰は痛いけど、腰が悪いわけじゃない」ということが一番、合理的な説明なんじゃないかと思うんです。

そのかわり、腰の裏側のお腹は、おそろしいほどに硬く痛そうでした。
そこまでの状態になっていて、「お腹の筋肉が、なんら影響を及ぼしていない」と考えるのも、合理的じゃないような気がします。


今回はお客様の協力もあって、時間いっぱいまで施術させていただきました。
なかなか、取りきれなくて(汗)。

でも、最後までできることをさせていただきました!
来たときとはぜんぜん違う、楽になった、とおっしゃっていただきました。


今日もありがとう。
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腰痛と、足先が開いていることと。

2013-07-10 07:00:00 | 健康 整体
宝塚から、ご紹介でかなりな腰痛の方が来てくださいました。
それ以前にも一度お電話をいただいたのですが、時間が合わなくてこの日に。
長時間の立ちっぱなしに慢性的な睡眠不足みたいです。

仰向けで寝ていただいたときに(←これが痛い人、けっこうおられるので)「大丈夫ですか?」とお聞きしたら、

「これはなんともないんです。だけど、こうするだけでもう痛いんですよ~」と。

これ、というのは、足先を左右にバタン、と倒しきった状態です。
こうする、というのは、足先をそこそこ立てる状態です。

どう考えても、「骨盤が歪んでますよね」・・・・ということなのかも知れないですけど、僕はハッとしました。

今まで、「骨盤が歪んでる目安」とされていた仰向けでの足先の角度。
(とか言いながら僕は骨盤の歪みは気にしないので、チェックしたこともありませんが。笑)

それはそうなのかも知れないけど。

「正常だとされる状態だと、痛い(違和感がある)」
「痛い(違和感がある)から、そこから逃げる」
「それが足先の倒れてる角度」

だとしたら、、、、、、

「それ自体」に(善)悪はないですよね。自然な、体を庇おうとする体の智恵ですよね。

これを正すべき悪だとしたら、僕はいつも引き合いに出しますが、「下痢をしてるときに背中を丸めるのは、正されるべき悪だ」ということになってきます。下痢をしててお腹が痛くてもせすじはピンと伸ばしましょう。それが正しいことなのですから。伸びなければ整体師が、お腹が痛いときでも猫背を直してみせましょう、
という事になってきます。

果たして僕らの仕事はそんなことでしょうか?
物事の見方を変えるだけで、現象の意味が変わってきます。
整体って、つねにそういう気づきの場にいることができる職業なんだなあ、と今日あらためて思ってしまいました。

また、この方、「60分いくらのマッサージに行ったけど、変わらない」ということもおっしゃってたんです。
マッサージされた方もプロですから、ヘタではないでしょう。としたら、、、
「腰がほぐれても腰痛は変わらない」ということなんだから、「この方に限っていえば、腰痛は腰が原因じゃない」って考えてみるのが論理的だと思うんです。


お客さんのおっしゃることを、ひとつひとつ、ちゃんと受け止めて、それをベースに組み立てていくと、今まで常識だったことがくるりとひっくり返っていくことがあります。それにはお客さんの話してくれることを真に受ける素直さも必要ですが(笑)。

なんにしても、整体って面白い職業です。


今日もありがとう。
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背中のしんどさ~頭痛

2013-07-09 07:00:00 | 健康 整体
お仕事がら、背中の痛み、しんどさ、疲れが抜けないとおっしゃる男性のお客さんが来てくださいました。
いつもあまりにもしんどそうなので奥さんがわざわざ予約を入れてくださったのです。幸せ~♪

夜中に背中が痛くて目が覚めることがある。
背中はずっと張りのあるつらさ。
今はとくに左の肩から首にかけてもしんどさがのぼってきて、左側の頭痛もある、とのことでした。
動かしてもらうと、捻るときに硬さを感じる。
後屈では腰に痛み。
前屈では、、、頭痛がきつくなってするのをやめてもらいました。
ちなみに、首だけ下を向いてもきつくなりません。

うつ伏せからはじめて、肩や背中や腰を丁寧に・・・
仰向けでお腹からはじめて・・・はじめて・・・終われない(苦笑)。
いい感じになってきたところで頭と首の境目をやって。ここもなかなかに。

座ってもらって確認していきます。
右に捻ると左の背中に違和感があったのでそれを脇の下でとっていきます。
後屈のときの腰痛はこの時点では消えていました。
前屈をしていただくと、、、頭痛も消えてやや首のうしろに張りがあるとのことでそれをまたとっていきます。

それらが取れた状態で背中の感じをみていただくと、「軽いかるい」と何度も肩を上げ下げしてくださいました。
良かったです~~~。

お仕事を聞いているとそれもムリはないかなあ・・・という気にさせられます。
すでにけっこうな時間が経っていましたが、質問されたこともあり、そこからいろいろアドバイスやおしゃべりをして今日は終了です。

がんばってくださいね~~~。


今日もありがとう。
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顎関節症をきっかけに

2013-07-08 07:00:00 | 健康 整体
お二人目を出産されたあとに顎関節症で来てくださった方。
もう一人、子どもが欲しいけど帝王切開で一年間は妊娠出産はできないから、この間に体を整えておこうといろいろ勉強もされ、親知らずを抜いたところ、そのときの衝撃でか、また顎が開きづらくなったのと同時に同じ側の足先が痺れてきた、とご来店。

もともと、顎関節症が足で改善したことがありました、という過去の記事を目にしてくださった方で、初回の時も顎と足と同じ側に症状が出たので、これは、、、と閃かれたんだそうです。

すごく体に意識を向けられている方で(後述しますね)、股関節のあたりを押したら「肩から首まで響きます」とか肩をおさえると「首すじから耳のあたりまで来てます」とかいろいろ教えてくださいました。本当につながってるんですねえ・・・。
足先の痺れのために、ふくらはぎや膝の裏もやっていきます。

最後に座ってもらって、開け閉めしてもらって
「ここ(ほっぺたの上下)に一本のスジが入ってる感じがします」といわれればそれに対応して、「口が右に流れていく感じがします」と言われればそれを取り、いろいろ、いろいろしてるうちにお客さんが
「あれ?いつの間にか私、口がこんなに開いてますね?」って(笑)。

もう時間だったんで、「足のほうはどうですか?」と質問すると、
「それそれ。さっき、私はなんでかいつう館に来たんだっけ?どこが悪かったんだっけ?と忘れかけてました」と笑っていただけましたよ。
ありがとうございます。
「前回も不思議だっけど、やっぱり不思議ですね」と帰っていかれました。


この方は顎関節症になってから、それを契機にご自身の体を見つめなおすことにされたそうです。自分が今までどんなことを繰り返してきたか、今の自分の体はどんな感じがするか、などなど。そして、顎関節症になって良かった、と何度もおっしゃってました。症状をそういうキッカケにする、という姿勢に僕は逆に脱帽しつつ、体を扱うお仕事をしている人間として嬉しくなってしまいました。


今日もありがとう。
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赤ちゃんOKの整体院です

2013-07-07 07:00:00 | 健康 整体
その日は雨のなかを7ヶ月の赤ちゃんをお連れでのママさんが来てくださいました。
しかもわざわざ芦屋から電車を乗り換えて!!!

実は僕は初回のときにお客さんのお電話番号を聞かないんです(苦笑)。「この雨で赤ちゃん連れだったらキャンセルで日を変えてくれてもいいんだけどなあ」と思っていたんですが、、、、ありがとうございます!

肩こり、こりすぎて痛いくらい、もちろん首こりもあり。とくに、スリングの関係でか、右肩がつらいんだとのことでした。
そうでしょうねえ、肩に重みが来ますもんね~(汗)


最初はタオルケットを敷き詰めて、僕もオモチャを小出しにしながら(苦笑)。途中では僕の指をずっと握っていてくれました。あったかーい!あと、意外とヒットしたのが、触ったらクシャクシャ音がする金色のカイロの空き袋(笑)。

そのあとは、自由にずりバイをしていてもらったのですが、ちょうとうつ伏せでの時間が終わったときにビャーンって泣かれちゃいました(笑)。

写真は、移動できる赤ちゃんのほとんどが触りに行くという岩塩ライト(笑)。ちょうどそれを触ってこっちに向きを変えたところです♪


か、かわいい・・・。

そこで潔く(笑)授乳タイムに。時間は止まりますけど、赤ちゃんがリラックスできないと可哀想ですもんね。


うちとしてはそれで落ち着いたら、あとは起きたままでも施術していくんですが、ママさんが時間をかけて寝かしつけてくださいました。おかげさまで、あとはゆっくりじっくりしていくことができましたよ。


かっ、かわいい!!!

そのかわり、ヒソヒソ。移動するのでも、ソロソロ(笑)。
足がなにかに当たって音がしたときは、ヒヤッとします(苦笑)。

そんなこんなで無事に終了。
また電車を乗り換えて帰っていかれるので、そのあとオシメも交換していってもらいましたよ。

別に、授乳したあと、眠ってくれなくてもいろんなパターンでやっていきますので、あまり気にしないでくださいね~~~♪
ご機嫌さえ直ってれば、ママさんのお腹にのっけてもらって施術したり、座って抱っこしたままで施術してくこともやってますので。


今日もありがとう。


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痛いときに、それをする必要があるんでしょうか???

2013-07-06 07:00:00 | 健康 整体
本日6日土曜日は勝手ながら午前中までの営業とさせていただきます。午後からもお電話やメールはつながりますので、明日以降のお問い合わせなど、お気軽に連絡をくださいませ。よろしくお願いします。

腰痛で来てくださった方。少し前からこりすぎてめまいがでそうになったりして、かいつう館に行こう行こうと思ってたんですが・・・と。今日は「胸の痛みもあって病院に行ってきたんですが、異常はなくて、肩こりからじゃないか」と言われたとのことでした。


いつものごとく、お腹の施術をして体を動かしてもらうと「ひゃっ、痛くない!これ、なんていう技ですか!?」て驚いてくださって(笑)。

お腹ほぐしの技です・・・。ていうか、お腹をほぐしただけです(笑)。
胸の痛みとやらは、胸というより、腕との境目くらい?場所を聞いてそこをじ~っとおさえていたらなくなってました。局所的なコリだったんでしょうか。

それはおいといて、ね。
背筋とか鍛えたほうがいいのか?と言われたので、「そもそも」て言って。背筋に力を入れてもらいました。って・・・力入らないんですよ、体のプロでもなければ。そんなとこ、鍛える必要もないと僕は思ってます。実際に意識して使えてないんですもん(苦笑)。自分の趣味のために好きで鍛えるのはいいと思うんですよ。腰痛だとか背中痛で悩んでる人は、そんなことする必要がどうしてもわからないんですよね・・・。

そしたら、今度は腰痛をなんとかしようとラジオ体操してるんですが・・・って。
好きならいいんですよ(笑)。ただ、痛いときに我慢してそれをするのはどうかな?って。

なんで、って「痛いときにわざわざ痛いことをする生き物」って自然界にいないじゃないですか。
ということは、痛いときに痛いことをするようには、なってないと僕は思うんですよ。

それをあえて痛いときに痛いことをすると、体はどうなるだろう・・・。
その痛みを「体をよくするためにわざと痛くしてるんだよ」ということを理解できるんだろうか???


まず、痛いときには、痛いことはしない。
少なくとも、自然界を見る限りは、ここからでいいんじゃないか、と僕なんかは思っています。


今日もありがとう。
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産後の背中痛(腰痛含む)

2013-07-05 07:00:00 | 健康 整体
明日6日土曜日は午前中のみの営業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。


大阪の福島区からお客さんが来てくださったのでお聞きしてみると、塚口に実家があるのだとか。それで実家のお母さんに3ヶ月の赤ちゃんを預けてきた、とのことでした。

僕としては赤ちゃんが一緒だったらうれしいかったんだけどなあ・・・と言うと、「お母さんも赤ちゃんとたまには一緒にいたい」んだそうで。そりゃそうですよね(笑)。一緒に住んでいらっしゃらないお母さんとしては、チャンスですよね(笑)。



腰痛と背中痛が特にきつそうでした。他には肩こりやたまにの膝痛があるそうです。
背中痛はいつも・・・とのこと。

もちろん、うつ伏せで背中や腰や肩をほぐしていくのですが、メインはあお向けでのお腹です。
こっちをしっかりじっくりやって。

座ってもらって動かしていただいてそのときに出る痛みや違和感をひとつずつとっていきます。

それでも残るものがあったので、もう一回、寝てもらってまたお腹の今度は深いところまでほぐしていきます。
時間いっぱいまで施術にかかってしまいましたが、だいぶ楽になったようでした。


やっぱり(笑)「お腹で・・・」と驚かれたので、今回はこんな説明をさせていただきました。

「今から赤ちゃんを抱き上げるとして、背中に、腰に、力を入れてみてください」・・・と。

普通の人って、そこに意識して力を入れられないんですよ(苦笑)。
ある意味(軽んじるわけではなくて)、意識的に力を入れられないような場所を赤ちゃんを抱き上げるようなときに頼りにして使ってるか?なんですね。

腰に力を入れようとしてみても、入るのはお腹のほうです。
つまり、、、「お腹に力を入れて赤ちゃんを抱き上げたら腰が痛い」ということだろうと思うんです。

今回のママさんは、赤ちゃんが左にいて、その子を抱き上げて授乳するとき(左から体の正面に移動させるとき)に症状がきつくなるとおっしゃってました。こういうときに、お腹にぐっと力が入るんです。



だから。
お腹をやってあげるんです。

順番でいうと、お腹に力を入れたら腰が痛い。
なんだと思うんですけど、痛いのが腰なもんだから「腰に力を入れたら腰が痛い」ってなっちゃってるのかも知れないですよね。
まあ、楽になったらなんでもいいんですけどね(笑)。



今日もありがとう。
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お尻がだるい、重い、叩きたくなる。

2013-07-04 07:00:00 | 健康 整体
6日土曜日は午前中のみの営業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。


もうはるか昔から、お尻がだるい、という男性の方が来てくださいました。
今は立ち仕事なので、だるくなってくるとお尻をとんとん叩きたくなる、とのこと。
あ、わかります、それ(苦笑)。僕も過去にそういうときがありましたもん。
普段でもお尻が重い、という感覚はあるようで、座っただけのときの感じをお聞きしてもそれをおっしゃってました。


座位で体を左右に捻ってもらうと、捻った反対側の腰がだるくなる。
座位で腿をあげてもらうと、上げた側のお尻がだるくなる。

うつ伏せで腰周りやお尻もほぐしたうえで。
どうも前側だな、ということで仰向けでお腹周りに時間をかけました。
それも骨盤の内側にへばりついている筋肉あたりを。

そこはお客さんも「おお、それはなんや!?」というくらい痛かったらしく、なんども痛みをこらえた笑いをこらえておられました(苦笑)。
ちょうど、お尻の反対側になります。


そこを時間をかけて、かけて、かけてほぐしておいて。

最後に座ってやっていきます。
捻ったときにでるだるさを足とお腹の付け根で。
腿をあげたときのだるさを骨盤内側のふか~いところで。
なぜ、こういうところをするのか、という説明をしながら。

なんとかその場でだるさが軽くなるところまでもっていくことができました。


お客さんは検索かなにかでうちのブログも読んでくださったそうで、「整体への取り組み姿勢」や「お腹への施術など、他にはあまりない考え方」に興味をもってくださったそうでした。
治療院にありがちなマニュアル施術ではなく、人により症状により変えていくところにも共感していただけたようです。

こうやって来ていただく前からうちの内容に興味を持っていただいているなんて、とてもありがたいことですねー。

今日もありがとう。
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変わった?腰痛

2013-07-03 07:00:00 | 健康 整体
6日土曜日は午前中のみの営業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。


動作分析整体法は、楽しめます(笑)。

先日、以前に来られた方のご紹介で「腰が痛くて身動きできない」という方がブロック注射を打たれた翌日にお越しになられました。
その時点では僕がみた感じではだいぶ動けるようなってるように見えたんですが、ご本人さんいわくはかなり辛い、とのことでした。

そこで、捻ったりそらしたり前屈したりして痛みのでる動作を確認してみたんですが・・・痛みが出ない!!!少しはでるんだけど、「え?そのくらいの痛みしかなくて、身動きできない、と?」と驚くくらい。

で、聞きました。「どうしたら辛いんですか?」って。
そしたらですね・・・
「前屈だ」と。あれ?さっきはそうでもなかったような。。。

実際にご本人さんにやってもらいました。
やってもらうと、わかるもんですね~。

なんとその方は、首だけで下を向いたら腰に激痛が走るんです。
なるほど、、、ちょっと動くだけで腰が痛くて身動きできないんだ・・・。
日常でも下を向かずになにかをすることはむつかしいですもんね(汗)。

体ごと前に曲げたら少し痛い程度。
体を曲げずに首だけ下げたら腰に痛み。

こういうの、面白いですよね~。
動作分析整体法の視点があると、ワクワクします。

なぜ、体ごと前屈したら腰はそれほど痛くないのに、
なぜ、体を曲げずに首を下に向けたら腰に痛みがでるのか。

体や腰を動かさなくても、首が動くと痛い。
逆に腰が動いているときはそれほどでもない。

こういう疑問が浮かんできます。
疑問が文章で浮かんだ時点で、もう解決に近づいてます。
その差に気がつけばいいだけですもん。

お客さんからは、しきりに「先生はすごい」とおっしゃっていただけましたが・・・説明したら「そのまま」だってことがわかってもらえます(笑)。

ただ、腰が痛いからと、腰だけ見てもわからないことが多いんです。だからといって、物事が複雑なわけじゃなくて、実際に動いて痛みを感じてもらえたら、ものごとは驚くほどに簡単なことが多い。

「来たときとはぜんぜん違う」と喜んで帰っていかれました。良かったー!


今日もありがとう。
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顎関節症で

2013-07-02 07:00:00 | 健康 整体
15年来の顎関節症で、と男性のお客様が来てくださいました。
お電話のときのやりとりでもあったのですが、うちは、「音がなる」「ガクッと揺れる」だけ、というのは苦手なんです。
先にはっきり書いておきますが。

どっちかというと口を開け閉めすると痛い、というほうが施術したときの変化が大きいことが多いです。

今回は両方ある、ということで前もって「音は変わらないかも」ということをお伝えして施術。

主に上半身をざっとさわってほぐしておきます。
最初は右の顎で、つい最近は左が痛くて開けられなかった、とのこと。
この、上半身をさわったあとに確認すると、また右のほうが違和感は強くなってました。
やっぱり体の緊張の仕方で顎の違和感もこうやって「移動する」ってことかも知れないですよね。

そのあとは、首、頭ときて、お顔をじっくりやっていきます。

指の腹でさぐっていくと、肩こりみたいなのと同じような感触のコリコリにいっぱいあたります。
顔とはいえ、筋肉がコリコリしてくると、そこは動かしづらいはずです。

そういうところをひとつひとつ、一本の指の腹だけでほぐしていって・・・


「だいぶ楽に変化してます」ということで終了させていただきました。

お客さんもおっしゃってましたけど「関節円板がズレている」とすれば、それ自体を僕はどうにもできないので、よく知っている歯医者さんの紹介も合わせてさせていただきました。

ただ、顎関節症という名前を付けられた、ということであっても、関節→骨と骨の関係、ではなくて、顎まわりの筋肉の不調、という可能性もまだあると思うんです。そして、顎まわりの筋肉の不調は、いろんなところからつながってると思うんで、一概に顎だけの問題、とも言い切れなくて。

やはり、体のなかにある顎、なんだから、体からみていくほうが良いこともあるよね、って思っています。


今日もありがとう。
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