猫背を治したいとお客さま。
家族からも言われる始末で・・・と。
「意識して背中を伸ばそうとするんだけど、そうすると、背中から腰が痛くて~」
ということは、痛いから背中を丸めてるんですよね^^
背中をたてると、腰や背中が痛い。
痛いから、痛くないように背中を丸めてる。
じゃ、猫背を治そうとか思わなくても、腰や背中の辛さが取れたら、それでいいだけなのかも知れないですよね。
猫背になってる人は、猫背が楽だから、です。
それは怠けてるんじゃなくて、
背中を伸ばすと痛い、というところから、痛みを避けるためにとっている姿勢だったりするんです。
現に施術が終われば、今度は、「背中を丸めるのが辛い」っておっしゃってくださいました^^
それは、背中を丸める理由がなくなってしまったから。
「それをすると楽になる」という理由がないときは、身体はそれをしてくれません。
「身体がそうするからには、理由があります」
その理由とは、「痛みを感じず、楽にすごせるように」という優しさだったりします。
猫背になるのは、「背中を伸ばすのが辛くて」「背中を丸めていると楽だ」から。
そう考えると、体はなにも悪いことをしてきていないように僕には思えます。
楽に過ごせるように、自動で姿勢まで設定してくれてるんだな、って感心するくらいです(笑)。
で、背中を丸めているほうが楽という理由がなくなった瞬間、今度は「背中を伸ばしてるほうが楽」で、「背中を丸めているほうが辛い」となります。
ほんとに・・・
身体は、楽な状態に楽な状態に絶え間なく設定してくれているだけなんじゃないかな、と思う次第です^^
今日もありがとう。
猫背矯正にあたらしい視点を♪かいつう館です。