年末からの腰痛

営業初日の昨日来てくださった方は、年末から腰痛が続いていて、というお客さんでした。

そのうち、腰をかばう姿勢をするからか、首の後ろまでつっぱってきて、と。
うつ伏せになってもらったんですが、「ガマンできるくらいですけど、腰にくる」ということだったので、ムリはせずに仰向けだけで施術しました。

その姿勢が痛い、とおっしゃる状態で施術を続けると、それでなくても痛いのに、よいことが起こりません。
うつ伏せであれ、なんであれ、「痛い」ということは、「身体のなかの傷んでいるところに負荷がかかっている」ということです。
極端なことを言えば、正座ができない、という方の膝の施術を正座をさせた状態でするようなものです。

傷んでいるところは庇ってあげるのがほんすじです。
身体が自分から庇おうとしているのに、そこを剥き出しにさせて施術する、ってなんか変です。

それにお客さんが痛みを我慢していない状態のほうが筋肉の緊張がゆるみます。「イタイイタイッ」って堪える必要がありませんから。すると、堪えていないにも関わらず、緊張してる場所があれば、そこはとても疑わしい。そういうことも分かりやすくなります。
なるべくなら、痛くない状態で施術をスタートする。
なので、整体やマッサージやカイロプラクテックなどの療法にありがちな「うつ伏せ」に僕はまったくこだわりがありません。
仰向けだって横向けだって、なんなら座った状態からのスタートだって。

お客さんにラクになってもらうには、まずスタートがラクでないと・・・ね。

今日もありがとう。