骨盤矯正と痛み

あるお客さんが、
「骨盤矯正して、『骨盤が入ったよー』、て言われたんだけど、症状的にはすっきりしなくて」とおっしゃっていました。

そういうことはあるんです。
というのも、「痛み」と「骨盤の歪み」が関係ないタイプのお客さんもおられるから。

たとえば、寝起きに腰や膝が痛くて、歩き出すと楽になる、という方がおられます。

骨盤が歪んでいるなら、歩けば歩くほど、どんどん痛くなってきそうじゃありませんか？
歪んでいる骨盤に負担がかかるんですもの。
たかが起きるだけで痛くなるなら、歩くともっと痛そうじゃないですか。

歪んでるから痛い、のなら骨盤矯正でとれる人もいるでしょう。そこは否定しません。
ただ・・・それでは痛みがとれない人も確かにいるんです。

そこは別の考え方も可能なんです。
「痛いから歪んでいる」。ね？

マラソンしてて、右のわき腹が痛くなると、そこを手で押さえて体を右に傾けませか？そんな記憶、ありません？
正面からみたら(反対の)くの字に傾いてるでしょ？

じゃあ、その人が背筋を伸ばしながら(傾きをとって)走ったら、右わき腹の痛みはなくなるか、ちゅう話なんです。

違いますよね。「痛いから歪んでる」んです。
歪んでいると、痛みから楽になれるんです。
痛みから逃げようとして歪むんです。


ということは、
痛みをとってあげてから、
骨盤矯正をしたらいいんですよ(笑)。
痛みをとるために骨盤矯正するんじゃなく。
そしたら、矯正された骨盤もずっと長持ちすると思うんです。
マラソンしてて一時的にまっすぐにしてみたってその姿勢は長持ちしませんよね。
苦しいから。

その痛みをとって、まっすぐにしてても苦しくない、てとこまでもっていってそこから歪んでいる骨盤を正しくしてあげる。
こういう発想もイケテルと思うんです。

なんか、変なこと、書いてますか(爆)。