肩をまわすと音が鳴る

生まれたときからの肩こりと、最近なった腰痛で。と面白い方がきてくださいました。
面白い、てのは、僕が圧痛を探していると、くすぐったいところに当たるたびに「そこ、面白い」という表現をされるんです。
くすぐったい→笑っちゃう→面白い・・・か、なるほどー。人生もそうとらえると楽しくなりますねー。目からうろこのお客さんです。

腰痛は、今日はマシで伸ばすと気持ちいい、とおっしゃるので伸ばしても気持ちよくないようにしてあげました。

こう書くと変ですが、肩こりって揉んだら気持ちいいですよね？こってなかったら気持ちよくない。ということは伸ばして気持ちいい、ということはどこかがこる→縮んでいるんだと思うのでそこをとってあげたんです。こうしたら気持ちよさも消えます。

さて。次は肩をまわすとものすごい音が鳴る、ということでした。「音は苦手なんだあ」と思いながらも施術開始。コリッとかポキッとかじゃなくてゴトッとはずれるような感じがするんだそう。

やっていくと、音のする角度が変わってきます。それでもゼロには程遠いので、苦戦しているとお客さんに「肩をまわすと音が鳴るのは最近の話じゃなくて、もう10年以上ですから」と気を遣ってもらいながら（笑）しつこくやっていきます。だんだんと音がするのが肩をまわしたときの最後の方の角度になってきました。ついに音もずいぶん小さくなってきて、いっしょに拍手して終わりました（爆）。

ついでに肩の骨が前にでている気がしていたのがひっこんだのには驚いていただいたようですが、僕が前もって気にしていなかったので（そういう「依頼（笑）」はなかったので確認してなかった）こっちもびっくりでした。

いやあ、面白いことがあるもんです。ってなんのこっちゃ。