尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

治療のゴール。その裏で

2005-08-18 10:03:41 | 健康 整体
今日は、この前の続き物。まだかいつう館に来たことのない人ににはさらに読んで欲しくない内容になってます(笑)

Kさんの話が前提にあって。いつもの遠隔してくれる知り合いの方とおしゃべりしたことをもとに書いていきます。

それは、「深いレベルでの選択」ということでした。Kさんの場合、深いレベル(心、とか精神、とか、あるいは魂、とか)では「うつを治して会社に行こう」というのを良しとしていなかったのではないか、ということでした。そのレベルでは「こっちはなんか違うぜ。ぼちぼち方向転換しようや」とメッセージを送っていたのではないか、と。その場合、本人に選択権および決定権があるのであって、他人(上司や治療家など)がその人の人生や運命を決められないんだ、と。影響を与えることはできるけれでも、強制はできない、と。

他人が患者さん本人の深いレベルでの了解なくして病気をむりやりに治して「さあ、会社に行きやがれ」とはできないんだ、と。

この業界では、セミナーを開くにあたって、「うちは、従来の気功のエネルギーよりもはるかに強力です」「いままでの何千倍もの超能力パワーを伝授します」「高次元からの宇宙エネルギーを使えるようになります」なんて宣伝文句が使われたりします。そんな、超スッゴーイちからを用いても、治らない人がでてくるのはなぜなのでしょうか。それが、インチキであるか、または、、、患者さんの「病気エネルギー」のほうがさらに上を行っているのか。
そうなんです、人間には自然治癒力があるのに、それを突破して「病気になれる」こと自体、病気を治せるのと同じくらいの超能力なんです。おそらく、念力で他人の胃に穴をあけるよりも、やすやすと本人は胃潰瘍になるはずです。恐怖で一夜にして髪が真っ白になるとしても、他人がエネルギーを送って髪を真っ白に変えることはむつかしいはずです。

遠隔さんは、こう言いました。「治らない人は、どこかで治らないことを選択しているのだ」と。これを聞いて、ムッとされた方もおられますでしょうか?むつかしいのは、僕が治せなかった人は、それは僕の腕が未熟だったからです。僕は直すことを目標においてお金をもらってる、ということです。とても、「あなたが治ろうとしていないんですよ」とは言えません。だから、治る可能性に賭けていろんなことをやります。施術行為以外にも、役に立ちそうな本やお話をしたり。ちなみに、彼は無料でやってますので、その辺りではスタンスは違うんです。でも、こうも言ってました。それは「Kさんのように、治らないのは、それはその人にとって大事なものであったり、治らないことに大きな意味があったりするんですよ」と。それを他人の治療家がどうこうできるなら「治療家は、人の人生を左右できる力をもっていることになってしまう」と。

前にも書きましたが、かいつう館的には「痛みはブレーキである」と考えています。「おいおい。それ以上そっちに曲げたら壊れちゃうよ」というサインが痛みであり、そっちに行かせまいとするブレーキなんだ、と。それも自然治癒力の一種であり、防御システムだと理解できるでしょう。Kさんの病いもまた、人生におけるブレーキででもあったのでしょうか?もし、人生そのものに「自然治癒力」というものがあるとしたならば、、、。
コメント
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