成功法則、ってご存知ですか？願望実現うんぬん、てやつ。例えば、イメージトレーニングとか、寝る前のアファーメーションだとか、古典的には壁や手帳に実現したいことを書いたり、とか。僕も一時は結構読んでました。某二人組みのコントをパクルなら「なけなしの金で成功法則の本買った」「その金で履歴書とデューダを買えよ」ぶぶぶ、武勇伝武勇伝、ってとこですが。
ま。あーゆー本は個人的には好きですけどね。人間てすごいなあ、不思議だなあ、潜在意識ってごっついなあ、と思わせてくれるので。ただ、ひとつ言えることはですね。成功法則がある、ということは「失敗法則」がある、ってことですよね？つまり、失敗に終わる人生も有り得るのだ、と。その前提に立つ限り、成功法則も結構、プレッシャーになっちゃったりするんです。果たして、絶対的な視点で見て「失敗した人生」ってあるのか？そりゃ、お金のない人生はあるだろうけれども。
今の僕ならば、第三の道「安心法則。お金があろうとなかろうと心安らかにいきられる法則」を提唱したいところですが。
ここで、本の中のフレーズを紹介しようと思っていたんですが、どうも、お客さんに貸した本が返って来てないようですわ。まあ、たまにあることなんですが（笑）うろ覚えで書きますので、僕の思いこみ「込み」だと思ってください。
それは、リウマチが治る人の特徴として（本当は三つ書いてあったんだけど、ニュアンスが近くて忘れた。適当に僕が作った部分もあり升）「諦めた人、忘れた人、人のために尽くす人」が上げられていました。リウマチ専門医の言葉ですよ。「もう、治っても治らなくてもいいや」と諦める。他にしたいことがでてきて「リウマチのことを忘れちゃう」「自分よりも困ってるあの人をなんとか助けてあげたい」と走り回る。こういう人は良くなりやすいんですって。これは、ある意味病気に囚われない、ということですよね。病気なんだけど、病気に囚われていない。ん？病気に囚われていない人、は病人と言えるのか？？？
人間て、見ようとするものに意識が合います。病気を見ていたければ、病気が迫ってくる。楽しい事に目を向けていれば楽しいことが眼前に迫ってくる。人間は、痛みも感情も、一度にひとつの事しか頭に入れることはできません。（慢性腰痛の人も突然の下痢では腰痛を感じなくなりますし、失恋と親子のゴタゴタも両方一遍に悩む事は不可能です）そのたった一つに病気を選ぶか？あるいは、、、？
いろんなスタンスがあります。成功するんだ、金を掴むんだ、健康になるんだ、病をやっつけるんだ。または、これはこれでいいのだ、このままでオッケーなんだ、病は有りがたいメッセージなんだ、健康も不健康も、成功も失敗もなく、ただ、自分がどう思うかなんだ。または、健康も不健康も、成功も失敗も『単なる体験。状態』にすぎないんだ、、、。
なんでもいいんだと思います、スタンスは。どのように考えても、あなたの人生の味付けが変化するだけの話であって。たったひとつだけ、言うなら。あなたの今の考えが、あなたを幸せにしているかどうか、だと思うのです。
