曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ゴマダラチョウの羽化

2014年06月06日 | 日記

今日の花

 


 早起きしてゴマダラチョウが羽化するのを待ちました。昨夜の蛹の変化を見ていると羽化は早朝だろうと予想して準備をしていました。6時ごろから10分おきに変化を見ていたのですがちょっとの間側を離れているうちに羽化が始まり完全な撮影はできませんでした。よくあることです。

生まれたばかりのゴマダラチョウのきれいな姿をお楽しみください。なかなかシックな模様ですね。

 


今日の音楽  

らんらんさんより 微笑みの鐘  西村由紀江(「Smile Best」より) が送られてきましたが削除されていたので代わりに西村由紀江さんの曲を載せました。

西村由紀江/六月の風に抱かれて

 


羽化前の蛹

少しずつ変化してゆくのが分かりますか。

 

用事があって離れたのですが、帰ってみると羽化は始まっていました。数十秒の差で間に合いませんでした。動画も撮りましたのでそのうちにアップします。

羽化後2時間です。完成しました。

 


カラスアゲハ

今日はもう一つ面白い変化がありました。先日ホワイトサポテの木にカラスアゲハがやって来て数個の卵を産み付けました。その卵が今朝孵化して幼虫になりました。ここまでは普通の変化で当たり前のことですが、問題はこれから始まります。ホワイトサポテの木をご存知の方は少ないと思いますが、ホワイトサポテは原産地がメキシコでミカン科の常緑樹です。ミカン科のホワイトサポテならアゲハの幼虫が育つかもしれません。この木でアゲハの仲間を育てる実験例はまだあまりないのではないかと思います。外敵に幼虫を取られないようにネットをかけて様子を見ています。

生まれたばかりのカラスアゲハの幼虫は卵の殻を食べていました。ネットを外すことができないので見にくいですが仕方がありません。

 


エノキに残っているもう1匹のゴマダラチョウの幼虫です。

明日には前蛹になりそうです。