曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

妙法寺(日蓮宗)の寒行

2011年02月02日 | 日記

今日の花

庭の薄寒桜

昨年は1月の末頃咲き始めましたが今年はようやくといったところです。

我が家のカンアヤメはたった一輪ですが町の中を走っているとこんなに咲いているのを見つけました。

 


夕日に染まる船

夕方、畑から沖を眺めると巡視船が入っていてその向こうにちょうど練習船が湾内に入って来るところでした。ここ数日は湾内には何もいなくって寂しかったのですが、船が夕日を浴びてきれいだったので日が沈む前にと思って急いで海へ行ってきました。

山の上からは船名は見えなかったのですが何となく見覚えのある船の様だったので望遠で拡大して見たらやはり先日のLL01(つしま)と練習船(大成丸)でした。また帰って来ていったい何をしているのでしょうね。

 

 

 

沖の航路を貨物船が列をなして航行しています。以前、魚釣りにのめりこんでいたころは小さなMy boatでしょっちゅう航路を横切り更に沖の漁場まで釣りに出かけていたものです。車が頻繁に通る道路を合間を見て横断するのと一緒でどの船と船の間を通り抜ければ安全かを考えながら操船して行くのですが、とくに夜になって帰る時は航路を走る船の両舷灯をよく見極めないと横切るのはなかなか難しいのです。貨物船は海の大型トラックです。

 

 

沖の船ばかり気を撮られていたのですが、海岸から少し離れた海に時々何やらしぶきがあがっているのです。海鵜か何かが潜って魚を追っているのかと思い望遠を向けてみてびっくり、人の頭が見えるのです。夕方の5時過ぎですよ、こんな時間にお仕事なんて海の仕事は厳しいですね。

 


 

大寒に入ってから毎日日暮れ時になると「南無妙法連華経」の読経の声と太鼓の音が聞こえてきます。最近はこの時間帯に町の方へ行くことがなく寒行の姿も久しく見ていないなと気になっていました。妙法寺の寒行は大寒の入りに始まり節分に終わるので今夜あたり撮りに行かないとだめかもと考え夜間撮影の練習も兼ねて出かけてみました。

思ったより人数が少なくカメラを向けるのになんとなく引けてしまったので目立たないところで手持ちで撮ってみました。昔は導師の後を4・50人の信者がついて歩き長い行列だったように思います。

撮影データを付けておきます。


ISO:3200   f/5.6   1/10s


ISO:3200   f/5.0   1/5s


ISO:3200   f/5.0   1/13s

このシャッター速度で手持ち撮影は少しきついかも。


独り言

あの逃げていった鳥が「惜しいトリ」とは私も思いつかなかったですね。すごい !!

照れまんさんに座布団10枚。フジさんも拍手を下さると思います。一席の落語ネタにもなりそうですね。       パチ パチ パチ・・・・・・

新しいカメラのテストもいろいろやってみましたが実際の場面で使いこなせるようになるまではまだまだかなりの時間が要りそうです。車の運転でもそうですが考えてから操作する間はまだまだです。フジさんのおっしゃる通り冬の星空を撮るのはかなり厳しいものがありました。本当はもっといろいろテストするつもりで外へ出たのですが根性無しは早々に部屋の中へ逃げ込みました。ノイズの軽減効果とかホワイトバランスの調整なんかもやってみようと思っていたのですがもっと気候のよい時にしなければ出来ませんね。それにしても今頃の電子機器の進歩はすごいですね。センサーの感度などは完全に銀塩フィルムを追い越したのではないでしょうか。私が高校生の頃は天体写真を撮るのにレントゲンフィルムを使っていたように思います。今夜の寒行の写真も見た目以上に明るくて驚きです。今日はオートですがマニュアルならばもっといろいろ絞れますね。

明日は節分。明後日から大好きな春です。桜も咲き始めました。これからは花の撮影も楽になることでしょう。