どんな試算をしているのか。
21日に2019年度の当初予算案を閣議決定した。
何のための消費増税なのか国民に迎合するかのよう変なおまけつきである。
「軽減税率」の導入で消費税率が8%になったり、10%になったり。
何だかスッキリしない。
身近な問題としてはコンビニなどのイートインを利用すると10%で、お持ち帰りだと8%になる。
これをレジで確認するらしい。
どうでもいいじゃないか。
日本での買い物の支払いは現金が8割を超える。
これを「キャッシュレス決済」に移行させたいらしい。
そのために来年の10月から2020年6月までの期間限定で、現金以外のクレジットカードや電子マネーなどで決済すると5%分のポイントが付く。
但し大手小売業などは2%だそうだ。
現金決済でいいじゃないか。
財布に現金があるところをみられても日本ではほとんど犯罪になっていない。
現金決済は日本の誇りだ。
ところで、この対応はたった6ヶ月間しかない。
そのために仕組みを導入したり、解除したりする費用はどうなるのか。
中小小売業は右往左往させられる。
もちろん無駄な出費も嵩む。
さらに「プレミアム商品券」もある。
住民税の非課税世帯と0~2歳児がいる子育て世帯に市区町村が売り出す2万円の商品券が買える。
その商品券は2万円だけど2万5千円分だそうだ。
世帯内の人数分の権利がある。
子育て世帯はこどもの人数分だそうだ。
これを使われるお店も面倒なことになる。
後から還元してこなきゃならない。
“お釣りはないよ“
この他にも住宅や自動車を買う人にも「次世代住宅ポイント制度」や「すまい給付金」、「住宅ローン減税」の拡充などもある。
自動車には自動車取得税の廃止に伴い「環境性能割」などで優遇される。
結局どうなったのかというと2%の増税で年約5.7兆円の増収になるらしい。
その内の2.8兆円は借金返済に、2.8兆円は社会保障制度の充実らしい。
ただ、「プレミアム商品券」で1,723億円、「ポイント還元」で2,798億円、「住宅購入支援策」で1,300億円、「すまい給付金」で785億円必要だそうだ。
上記だけでも6,606億円かかってしまう。
何なんでしょうね。
”中途半端はやめて!“って歌あったよね。
ブログを書いていたら(4:08)に地震があった。
外ではブルが除雪中だった。
これで揺れているのかと思ったが、すぐにテレビをつけると、やっぱり地震だった。
震度3との報道である。
これで治まってよかった。
今朝の雪かきはきつそうだ。