医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

いぶかしら

2018-12-24 06:19:15 | 薬局

偏り過ぎる知識でどうする。

 

先週行われたHSEセミナーの後の「薬局未来塾」では介護保険がテーマだった。

参加者に用語を確認するように、1人ずつ聞きながら進めて行った。

さすがに、これでいいのかと思うほどに知らないことを痛感する。

先日も書いたが、これでは”地域包括ケア”の一翼も連携も難しい。

 

先ず介護保険の仕組みについてどれだけの知識があるだろうか。

市町村またはその連合体で介護報酬をより多く使うと、第1号被保険者の保険料が高くなる。

そこで第1号被保険者とは何ぞやとなる。

介護保険料は40歳以上から支払いの義務が生じる。

その40歳から64歳までが第2号被保険者となり、65歳以上からが第1号被保険者になる。

ここで詳しい説明などしないが、それくらいの知識は欲しい。

 

次に、介護認定はどの様な手順で受けられるのか。

これもわからない人が多い。

どこに申し込む(申請)したらいいのか。

その後の調査とはどんな内容が聞かれるのか。

答える時のコツはあるのか。

主治医の意見書には何が書かれるのか。

認定通知が郵送されて来たらどうしたらいいのか。

薬剤師に相談してもいいのか。

 

介護サービスにはどんな種類があり、どんなサービスが受けられるのか。

ケアプランはどの様に作るのか。

利用者にはケアマネジャーの知り合いがいないが大丈夫だろうか。

お金はいくら必要になるのか

施設入所が希望だが、いろいろあって何が違うのか。

入居費用はどうなるのか。

 

などなど疑問はいくらでもある。

日本は超高齢社会を迎えている。

薬局の患者は高齢化する。

地域に住む住民も高齢化していく。

そんな時に、薬局だからと言って薬の話だけでいいのだろうか。

医療と介護は背中合わせである。

どちらの知識も合わせて必要になる。

もっと介護保険についても学んで欲しい。

 

「健康情報拠点薬局」なんだから。

 

と、イブはいつかと、ふと思う。

イブと言うと阿倍野スキャンダルだよなぁ〜。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする