社長のネパール視察による不在の為、本日も息子が代筆致します。
昨日のメディアで卸の『無料代行配送』が取り上げられていた。
すこし前には保険薬局協会の会長が「流通改革を求める」という記事が出ていた。
医薬品卸を取り巻く環境は年々厳しくなっている。
後発品を取り扱う卸(通称:販社)の経営環境はさらに厳しい。
その一つの原因として「物流コスト」があげられるのではないであろうか。
医薬品の価格交渉の題材の一つに「急配をなくす」ということが駆け引きに使われているとも聞く。
この「急配」は卸にとってはやっかいなものではないだろうか。
とある地域の調剤室の壁にこんなものがあった。
『○○卸・・・朝頼むとお昼までに着く』
『△△卸・・・朝頼むと14時までに着く』
『□□卸・・・朝頼むと夕方以降になる』
いかに便良く動く卸が選ばれるかが顕著になっている様に思える。
とある所では薬局同士の物品の移動を卸を使って頼んでいるという話も聞いたことがある。
後発品医薬品の価格はとても安価である。
それを一つ急配で運ぶとなった時、ここに掛かる人件費、運送費などの物流コストは正直割に合わない。
そもそも急配とはなぜ起きるのか。
この根源に問題がある様にも感じる。
卸がそこの面倒まで見る必要があるのか。
これもまた業界の七不思議のひとつである。
同じくして、某GMSでの登録販売者の受験資格の偽証が話題となった。
これに対してとある方が、こう回答している。
「やっぱりダメだった」
「薬剤師の方が安全だということに、反抗して作った資格に対してこういうことをするものか」
どうも他人事に聞こえる。
登録販売者はどこの管轄なのであろうか。
同じ医薬品を扱うもの、薬剤師とはその管理(上級)資格ではないのだろうか。
1+1=2
とよくいう。
一人で出来ない事も力を合わすと倍になる。
ようは「1×2=2」という考えである。
しかし、注意してほしい。
1/2の人が2人くっつくとどうなるのか。
「1/2+1/2」ではない。
「1/2×1/2=1/4」
こうなってしまう。
世の中の方向性が徐々にぶれている気がする。
「医薬品取扱者」も同じ様に感じる時がある。
「熱心に、真剣に考える人」と「現状を変えたくない、進化を拒む人」
業界を本当にかえるためには、全てが「1」以上にならなくてはシナジー(相乗効果)は生まれない。
真に進むべき方向性はどこにあるのか。
一方が頑張っても、どこかで負がでると、答えはマイナスにもなりえる。
毎回言われるのかもしれない。「真」という言葉。
次回改定に向け、今やらなければいけないことは薬剤師の「真」を見せることかもしれない。
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すこし前には保険薬局協会の会長が「流通改革を求める」という記事が出ていた。
医薬品卸を取り巻く環境は年々厳しくなっている。
後発品を取り扱う卸(通称:販社)の経営環境はさらに厳しい。
その一つの原因として「物流コスト」があげられるのではないであろうか。
医薬品の価格交渉の題材の一つに「急配をなくす」ということが駆け引きに使われているとも聞く。
この「急配」は卸にとってはやっかいなものではないだろうか。
とある地域の調剤室の壁にこんなものがあった。
『○○卸・・・朝頼むとお昼までに着く』
『△△卸・・・朝頼むと14時までに着く』
『□□卸・・・朝頼むと夕方以降になる』
いかに便良く動く卸が選ばれるかが顕著になっている様に思える。
とある所では薬局同士の物品の移動を卸を使って頼んでいるという話も聞いたことがある。
後発品医薬品の価格はとても安価である。
それを一つ急配で運ぶとなった時、ここに掛かる人件費、運送費などの物流コストは正直割に合わない。
そもそも急配とはなぜ起きるのか。
この根源に問題がある様にも感じる。
卸がそこの面倒まで見る必要があるのか。
これもまた業界の七不思議のひとつである。
同じくして、某GMSでの登録販売者の受験資格の偽証が話題となった。
これに対してとある方が、こう回答している。
「やっぱりダメだった」
「薬剤師の方が安全だということに、反抗して作った資格に対してこういうことをするものか」
どうも他人事に聞こえる。
登録販売者はどこの管轄なのであろうか。
同じ医薬品を扱うもの、薬剤師とはその管理(上級)資格ではないのだろうか。
1+1=2
とよくいう。
一人で出来ない事も力を合わすと倍になる。
ようは「1×2=2」という考えである。
しかし、注意してほしい。
1/2の人が2人くっつくとどうなるのか。
「1/2+1/2」ではない。
「1/2×1/2=1/4」
こうなってしまう。
世の中の方向性が徐々にぶれている気がする。
「医薬品取扱者」も同じ様に感じる時がある。
「熱心に、真剣に考える人」と「現状を変えたくない、進化を拒む人」
業界を本当にかえるためには、全てが「1」以上にならなくてはシナジー(相乗効果)は生まれない。
真に進むべき方向性はどこにあるのか。
一方が頑張っても、どこかで負がでると、答えはマイナスにもなりえる。
毎回言われるのかもしれない。「真」という言葉。
次回改定に向け、今やらなければいけないことは薬剤師の「真」を見せることかもしれない。
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