医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

狭義を広義にかえる

2012-11-09 06:50:12 | 薬局
昨日の夜中に飛び立った社長に代わり、本日より帰国までの数日、代打息子がお邪魔を致します。

本日のキーワードは「医療人」です。

先日、とある学会に参加した際に、シンポジウムのファシリテーターをしていた社長の一言にとても共感をしました。


『医療人ってどこからどこまでですか?』



静かな会場に語りかけるように、問いかけられました。

医師=医療人、看護師=医療人、薬剤師=医療人・・・
なんだか有資格者でなければ医療人でないかの様に、動いている世界があります。
色々な方とお会いしこんなことをよく言われます。

「薬剤師は薬剤師の言うことしか聞かない」

これには変に納得しながらも、違和感を感じてしまいます。
改定時期になれば、薬剤師であるなしに構わず、
知ってることを教えてほしいと問い合わせが来るのはなぜなのでしょう。。。っと

本題に戻り、その社長はこう続けました。


『私は、薬剤師ではありませんが、薬局を経営しています。』

『地域の皆様の健康と安心の為、よりより環境作りを日々目指しています』

『そんな私は医療人ではないのでしょうか?』

『いや、私は自分を医療人だと思っています』



本来の「医療人」の定義ってこっちなんだろうなと感じました。

たしかに専門職の有資格者はその道のスペシャリストです。
しかし、個々では出来ることが限られ、もちろん多くの人の助けと支えがあり成立します。

現場で行われる事はひとつのゴールでしかなく、
そこにいきつくまでに多くの人の手が掛かっています。


すでに、医療も介護も多種目連携の時代です。
『医療人』の定義も広義にしてもいいのではないでしょうか。

っと勝手ながらに思っています。



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コメント (4)
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