花ごよみ

映画、本、写真など・

クスノキの番人  東野 圭吾

2020-09-12 | 本 な、は行(作家)

クスノキの番人

クスノキの番人という
仕事を任された玲斗。

人生の意義を見いだせず
いままで生きてきた。

人と関わることを通して
人間的な成長をしていきます。

彼が徐々に知りえたクスノキの秘密。

不思議な霊力のあるクスノキをめぐっての
祈りと家族の愛。

玲斗がみるみるうちに、
たくましくなっていくのがうれしいです。

千舟さんとの出会えてよかった。

希望の持てるラスト。
やさしさの詰まった物語でした。
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夏の終わりの気配

2020-09-09 | 水彩画
今朝のひんやりとした空気に
一息つくことができました。
やっと真夏日からの解放を迎えました。

厳しかった夏。
夏の終わりが近づいています。
ほっとした気分、
秋の深まりを待ちたいです。




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ドミノin上海   恩田 陸

2020-09-07 | 本 あ行(作家)

ドミノin上海 (角川書店単行本)

かなり前に読み終えた「ドミノ」の続編。

今回の舞台は上海。
前作「ドミノ」と同じく
多彩な登場人物。

それらの登場人物が、
それぞれ好き勝手に
行動しながらも、
最後はうまい具合に着地という
前回の「ドミノ」のパターンと同じ。

この作品も同じように進行していくので
前作ほどの面白さ、
新鮮味はなかったですが
やっぱりドタバタ感は楽しめました。

「ドミノ」の登場人物も、
今回登場していたようですが
記憶が薄れてしまっていて、
覚えているのはイグアナのダリオくらい。

そのイグアナダリオも昇天。
でもなんと幽霊になって活躍。

パンダの厳厳の行動はユーモラスで
笑えました。
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夜がどれほど暗くても  中山七里

2020-09-06 | 本 な、は行(作家)

夜がどれほど暗くても

主人公は他人のスキャンダルを
追いかけることを生業とする、
週刊誌の副編集長志賀。

息子の事件をきっかけに、
追いかけられるほうへと
立場が逆転。

いわれもない誹謗中傷に晒される奈々美。
息子の事件の被害者遺族である
奈々美を守るのに奔走する志賀。

加害者家族と被害者家族、
見えないネットの暴力。
度を越した取材。

社会、人間の闇の部分に
気が重くなります。

最後はうまくいって一応一安心。
事件の真相、真犯人の動機は
すこし物足りない感じ。

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