花ごよみ

映画、本、写真など・

ミッドナイト イーグル

2007-11-25 | 映画
大沢たかお(戦場カメラマン西崎)
竹内結子(義理の妹で週刊誌記者の慶子)
玉木宏(新聞記者、落合)が演じています。

小説はアクションたっぷりで、
もしこれがアメリカ映画だったら
泣かせるシーンは少なくて
はらはらする場面が多くを
占めていたのではないかなと
想像しました。

 


映画では人間ドラマというか、
少し小説とは違った方向に、
描かれている様に思います。

でも、別に本と違っていても、
それはそれで良かったです。

結構泣けました。

映画としては内容が、
少し浅くなっていましたが
それでも本のあらすじを踏襲しつつ
うまく作られていると感じました。

設定も少し変えてあり、
妻だった慶子が
義理の妹になっていました。

彼女の最後の言葉「許さない」、
この言葉、本では「とっくに許しているわ」
なので、この際、もう許してあげてよと
思ってしまいました。

それに同級生だった落合が、
後輩になっています。
玉木宏とはかっこよすぎます。
でも映画で見る分には
くたびれたおじさんの落合より、
若くて素敵な落合の方が
当然いいですけど…。



西崎の子供、優が、
無垢で可愛くて、思い出しても
ウルウル来ます。

映画では時間の制限があるので、
仕方のないことでしょうが
少し説明不足の感がしました。

本を読んでいなかったら
自分のこの頭では、
なにがなんだか分からなかった
可能性があります。

3人の男達、とてもかっこよかったです。
特に自衛官を演じた、
吉田栄作がきまっていました。

西崎(大沢たかお)だけが、
ディスプレーの画面で
慶子(竹内結子)と
子供と話すことが出来たのに
もうすぐ子供が生まれるという、
自衛隊の佐伯(吉田栄作)は
不公平で可哀想な気がしました。

本の感想は→こちらです。






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4 コメント

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今晩は! (rosie)
2007-11-26 21:17:56
今年の京都の紅葉は一際きれいに感じます!!
正法寺の青紫の花も可愛いですね。何の花でしょうね~。
「自虐の詩」の原作者の業田良家さんは福岡の方なんですよ。お友達の義弟さんです。なので、私も封切りの日に観に行きました。私も笑って泣きました!
「自虐の詩」とは全く趣の異なる、政治の風刺漫画とかも描かれています。
rosieさん、こんばんは! (kazu)
2007-11-27 01:27:33
京都の紅葉見て下さって
ありがとうございます。

正法寺の青紫の花きれいでしたよ!!

「自虐の詩」の原作者の業田良家さんは福岡の方で
お友達の義弟さん、ということはお友達のご主人は
業田良家さんのお兄さん、
へ~~!そうなんですか!!!
rosieさんも映画見られたんですね。
あの映画、ほんと、結構泣けますよね。
政治の風刺漫画も書かれているんですか?
範囲が広いのですね。
こんにちは! ()
2007-12-01 16:49:40
またまた、ご無沙汰しておりましたが、お元気でしたか?
やっと、観て来ました~!
kazuさんは、原作も読まれているのですね。
私もこれから読んでみようかと思っています!
原作での慶子は、「とっくに許してる」と言っているんですね。
色々と設定も違うようで、また違う感じかたになるような気がしてきました。
とにかく、男性たちがカッコよかったです!
佐伯の笑顔は・・・泣けました!
こんばんは~! (kazu)
2007-12-01 21:23:44
ご無沙汰していました。

空さんこそお体だいじょうぶしょうか?
映画、見られたんですね。
原作はアクションシーン迫力ありますよ。
慶子はやっぱり妻と義妹の違いで
あの言葉になったのかも…。
ほんと、男性たちがカッコよかったですね!

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