
史上初の劇場型捜査が始まる!
前半では記者との会見シーン、
映像を見るような臨場感があって
引き込まれてしまいました。
テレビを媒介にした劇場型捜査、
マスメディアの問題点が露出してくる。
真ん中をすぎた頃から俄然 面白くなってきて、
後半は一気に読んでしまいました。
私情にからんで捜査状況をリークする
腹立たしい植草の行動。
「……今夜は震えて眠れ」の科白かっこいい!!
巻島を応援してしまいます。
ラストの犯人の扱いの小ささは不満は感じません。
それよりも巻島、植草、曽根の人物描写に重点を置いた
この作品の描き方が正解だったと思います。
描きたいのはこちらの方向だという気がしました。
分厚くって2段組、
読むのがつらいなと思っていたけど、
魅力的な主人公、優れた構成力で
満足のいく作品でした。
きっと映像化するんでしょうね。
巻島役は誰がするのか・・・
興味あります。
TB&コメントありがとうございました。
面白い小説でしたね。
>ラストの犯人の扱いの小ささは不満は感じません。
私はここには多少注文を付けたのですが、
それを補って余りある人物描写の素晴らしさでした。
変な意味、植草までもが素晴らしい。
映像化向きの作品、確かに巻島を誰が演じるのか興味深いです。
ありがとうございます。
最近読んだ中では、最後まで飽きさせず、
終わり方も納得できる本でした。
また面白い小説読みたいですね!!
イニDとこちらの記事でのトラバをありがとうございました。
早速お返しです♪
ブログを拝見させていただきまして気が付きました。「ゴッホ展」にも行かれたりしてるので、やっぱり関西在住?ですよね(笑
美術・芸術・読書など当ブログの扱うカテゴリに類似点を見つけて、嬉しくなりました!
またお邪魔させてもらいますね☆
こちらのブログにも今後も是非覗きに来てくださいね
大歓迎です~☆
こちらこそTBありがとうございます。
ホント、カテゴリ、類似点ありますね。
それからっと、はい、関西人です(笑
また見に行かせてもらいます。
よろしくm(__)m
ラストの犯人の扱いには、ちょっと拍子抜けでした。
でも犯人に当たった刑事が刑事だから、バランスが取れているのかな?とも思ったり・・・
ところで、私も貴志祐介の本が今までで一番怖かった。
人間の原始的な恐怖感が呼び起こされる感じ?! しばらく身体が凍結してしまいます。
そういえば全部読んで、ハズレなしですね。
久々の「硝子のハンマー」 今ひとつのようで、
どうしようかなぁ。。。
貴志祐介(天使の囀り)読まれたんですか?
こわかったですね。
仲間がいてとってもうれしいです。
「硝子のハンマー」トリック複雑すぎて
理解するのに疲れます。
私も同じくおもしろい本に当たりたい!!