花ごよみ

映画、本、写真など・

ラプラスの魔女  東野圭吾

2015-12-26 | 本 な、は行(作家)

ラプラスの魔女

2つの温泉地で起こった硫化水素事故。

検証にあたった研究者の青江は
その事故のあった現場で円華を目撃。

円華の持つ不思議な力。
彼女の起こす奇跡は計算上の事象。

非現実的なストーリーも
ありえそうに思えてきます。

本の中に書かれていた
「人間社会を集合体で見るとその挙動は
物理法則に当てはめて
予測できる」というのも納得。

登場人物は多いです。

でも読みやすく短時間で
読み終えることができました。


脳に欠陥を抱えた残虐な凶悪犯。
脳のメカニズムが異常な
先天的な愛情の欠落者である人物の登場。

散り散りだった謎が,
読み進むにつれ関連性がでてきて
繋がっていきます。

未来が見える能力を持つ円華
未来は知らない方がいいのかな。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 火花  又吉 直樹 | トップ | 透明カメレオン  道尾秀介 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (苗坊)
2015-12-31 13:56:18
こんにちは。

東野作品はこういう奇想天外だと思うことで実際にこれから起こりえそうだとも思えて怖いですね。
円華の境遇が読んでいて辛かったです。
未来を知りたいという気持ちはありますが、知らない方がきっと幸せなんですよね。
返信する
苗坊さんへ (kazu)
2015-12-31 21:44:47
こんばんは

東野作品にはこういった感じの
作品がよくありますね。
なんだかありえそうな気がして
しまいます。
円華の境遇は辛すぎます。
未来は見えない方がきっといいのでしょうね。
返信する

コメントを投稿

本 な、は行(作家)」カテゴリの最新記事