島はぼくらと
瀬戸内海に浮かぶ島、
冴島に住む高校生。
朱里、衣香、新、源樹。
彼等4人は本土の高校へフェリーで通学。
島には高校がないのです。
島に住むゆえの閉塞感、
うわさ話や医者問題、それに古いしきたり…
様々な問題、背景を抱えながら
濁りのない目で現実を直視する彼等。
島で生まれ育った人、
シングルマザー受け入れで島にきた人。
立場の異なる人との交流や、
島に住む人々の思いやり、
優しさに支えられた心のふれあいを通し
男女各2名の心の成長と絆を描いています。
4人のかけがえのない友情は
これから生きていく上での
心の支えになるでしょう。
高校を卒業すると
多くの子供は島を出て行きます。
島を離れる人
事情を抱えてやってくる人、
「いってらっしゃい」「おかえり」
島だからこその別れと出会いの言葉が
大きな意味を持つようになってくるのです。
島の空気、海の色、
美しいロケーションが浮かんできます。
明るい未来を予想できるラストでした。
とても爽やかで素敵な作品でした。
4人の主人公たちがとても素直な良い子で、みんなを応援したくなりました。
4人はバラバラになってもきっとこの絆が離れることはないですし、この友情が生きる糧になるだろうなと思いました。
衣香が選んだ道がかっこよすぎます^^
素敵な物語でしたね。
4人の主人公たちが
みんないい子で読んでいて
気持ちがよかったです。
離れていてもきっと心は
つながっているでしょうね。
衣香の進む道かっこいいですね。
島の風景が思い浮かぶ、そして青春ど真ん中の風景も、懐かしいような、うらやましいような、とってもいい小説でしたね!!!
のどかな瀬戸内海の島の風景が
浮かんできますね。
まさに青春ですよね。
ほんとうらやましくなるような小説でした。