追憶の夜想曲
「贖罪の奏鳴曲」の続編。
「贖罪の奏鳴曲」と同様、
過去に犯罪歴を持つ、
御子柴弁護士が主役。
御子柴にしては珍しく、
地味であまり注目されない事件を担当。
どういう理由で、
御子柴弁護士は、
他の弁護士の弁護を、
奪うような方法で
この事件を引き受けることに至ったのか?
被告人をどのような形で無罪とするのか?
裁判の行く先が気になって
後半は一気に読んでしまいました。
弁護士対検察官のやり取りも
読ませるパワーを感じました。
今回の事件の真相はというと
あまりにも非道すぎる内容。
御子柴弁護士の意図するところとは…
先が見えない状態で、
物語は進行していきます。
ラストは予想外の展開。
御子柴はこの先どうするのでしょう。
シリーズ続編はもうないのかな?
でも「奈落から手を伸ばしているものを
生涯かけて救い続ける」とあるし…。
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