花ごよみ

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アメリカン・スナイパー

2015-02-21 | 映画

監督はクリント・イーストウッド。

主演は自らプロデューサーとして、
映画化権を得たブラッドリー・クーパー。
彼は役作りのために体重を
大幅に増やしたそうです。

この映画は
イラク戦争に4回にわたり遠征、従軍した
アメリカ海軍特殊部隊の、
ネイビーシールズ所属のスナイパーである、
実在の人物、クリス・カイルの半生を描いています。
ブラッドリー・クーパーが、
クリス・カイルを演じます。



160人を狙撃で射殺した彼は、
“伝説の狙撃手”と称されていた。
また武装勢力側からは“悪魔”と呼ばれていた。

1.7k先の敵のスナイパーの
頭を打ち抜くシーンは
まるで“ゴルゴ13”並!!

家族を愛し、良き父でありたいと願う彼は
仲間を一心に守るため、
スナイパーとしての腕を発揮していく。
しかし戦果をあげることによって、
徐々に深く心が傷つけられる。

殺された人達にも家族がいるのに…
これでいいのかという気持ちが残り
すっきりはしません。

過酷な戦場の現実、
戦争の虚しさ、残酷さ
見ていて辛くなりました。

見たくないシーンなどを、
リアルに描いていて
怖くて胸がえぐられるようです。

爆発ものの映画はいつも見ていて
スカッとするのに
この映画はそんなことは全くなく
爆撃の音がなかなか耳から離れません。
観終わった後は、
複雑な気持ちが後々まで残ってしまう 
重い映画でした。









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2 コメント

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こんにちは☆ (kira)
2015-03-05 11:42:41
実際のクリス一家の悲劇を思うと遣りきれないですね。。
たとえヒーローともてはやされる人でなくても、
目に見える障害を負った人ばかりでなく、人生を狂わされた帰還兵の存在があって
あのラストなわけで、、、こんな今だから、余計に怖い作品でした。
返信する
kiraさんへ (kazu)
2015-03-05 20:54:28
こんばんは

クリス一家の悲劇は
つらすぎますね。
戦争の虚しさ、恐怖…
心にズシンと重くのしかかる作品でしたね。

返信する

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