原作は半藤一利のノンフィクション。
太平洋戦争において
降伏か本土決戦かを議論。
そこでの決断。
そして日本の降伏。
玉音放送までの一日。
監督は原田眞人。
役所広司、本木雅弘、松坂桃李等が出演。
本木雅弘が昭和天皇。
役所広司が阿南惟幾陸相を演じます。
陸軍の反乱、
玉音放送を録音した
レコード盤の取り合いなど、
史実を描いているので
どんな経緯を踏まえた上で、
戦争終結に至ったのか、
今まで知らなかったことも
知ることができました。
明治から近代、
あまり教えてもらっていない真実が
この映画で分かりました。
初めて意思を表現した
昭和天皇演じる本木雅弘の
見事な立ち居振る舞いと台詞回し。
終戦阻止を計り反乱軍を決起した
畑中少佐(松坂桃李)の熱い心情。
クーデターは緊迫感もあり
見応えがありました。