かなりの日数を経ていますので、
ネタバレを気にせずに書きます。
映画を見る直前に、
本を読み終えて見に行きました。
映像で見るとより理解は深まります。
夜のルーブル美術館、
テンプル教会、横たわる騎士の彫像、
ロスリン礼拝堂等
実際に見ることが出来、嬉しい気持ちです。
逆さピラミッドも映像で見ることが出来、
ワクワクしました。
観光要素もたっぷりです。
この映画は本を読んで、
予備知識を得てからでないと、
状況が把握しづらく
なかなか理解出来ないかもしれないです。
読んでいてさへも謎が残る点がありました。
映画を見て気になったところは、
原作にはあった盗聴の部屋は省かれていたので
刑事がなぜ犯人にたどり着いたのか
映画を見ただけでは分からない。
暗号のトリックが余りにもすらすら解けるのが、
映画を見ているだけでは納得いかない。
事故の後祖父が入れ替わったことに
ソフィーは気づかないなんて…。
これは本でもよく分かりませんでした。
読み落としているのかも…。
兄の出現に際し映画では兄とは言っていなかった。
ソニエールの死に方も、
メッセジーを残すのが目的なら、
レオナルド・ダ・ヴィンチの
「ウィトルウィウス的人体図」を模したとはいえ、
真っ裸で大の字になって死ぬのは
異様過ぎる気がする。
映画だけなら意味不明のまま、
終わってしまうかも知れません。
場面の展開が早いので退屈せず、
また、本を読んであまり時間が
経過していないせいか、
気持ちの高揚、期待感もあり、
フィクション、サスペンス映画として見ると、
結構、面白かったです。
歴史的名所、西洋史の秘められた謎等も
興味深いものがあり、
小説で分からなかった所も、
映画を見てから理解出来た所もあって、
見に行ってよかった…。