広島 200 020 020 6
巨人 203 000 000 5
勝利投手:ケムナ3勝
敗戦投手:平内4勝4敗
セーブ:栗林1敗23S
本塁打:[巨人]丸22号、中田14号
マクブルームが4番1塁でスタメン復帰し、西川が5番に入った打線は、初回2死後に連続四球で1,2塁として、西川が2点適時2塁打を放って先制に成功しましたが、先発の大瀬良は、直後の1回裏に四球で先頭打者を出塁させると、1死後、丸に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
打線は2回に安打と犠打で1死2塁としながら、野間と菊池涼が凡退してしまい、3回には無死1塁でマクブルームが併殺に倒れてしまいました。
大瀬良は、3回1死後に安打と盗塁で1死2塁のピンチを招くと、丸に適時打を浴び、続く中田には2点本塁打を浴びて、この回3点を失い、4回の攻撃で代打を送られて3回を投げて5安打5失点でKOとなりました
4回は薮田が1安打無失点に抑えると、5回に四球と安打で無死1,3塁として、秋山の犠飛とマクブルームの適時2塁打で2点を返しました。
薮田は5回も登板して、1死後に四球と安打で1,2塁のピンチを招きましたが、ポランコと岡本和を凡打に打ち取って無失点で凌ぐと、6回は塹江、7回はケムナがそれぞれ三者凡退に抑えました。
打線は8回に安打で無死1塁として、西川が適時2塁を放って同点に追いつき、さらに1死3塁から小園の犠飛で勝ち越しに成功しました。
8回裏は矢崎が安打と盗塁で1死2塁のピンチを招くも、岡本和を捕邪飛、大城を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、9回は栗林が三者連続三振に斬ってリードを守り切って、巨人に逆転勝ちして、チームは4連勝で4位に浮上しました。
打線が、初回に2点を先制するも、大瀬良がまたも序盤で失点を重ねて3回でKOされてしまい敗色ムードが漂いましたが、2番手薮田から塹江、ケムナと中継ぎ3投手が無失点に抑え、打線も5回に2点を返して重苦しい雰囲気を吹き飛ばしました。
今日は中継ぎ陣がしっかりと無失点に抑えたこと勝因だと思いますが、その中でも1点差に追い上げた後の6回と7回を塹江とケムナがともに三者凡退に抑えたことで、攻撃にリズムが生まれて、8回の逆転に繋がったと思います。
今日の試合展開は、3連覇した頃のチームを思い出させました。それだけチーム状態が良い証拠だと思います。この勢いで先ずは借金を完済したいですね。
一方の大瀬良は、復調の兆しを全く感じませんでした。先発陣は床田とアンダーソンが離脱して苦しいですが、このまま投げさせても復調するとは思えないので、2軍で再調整させて9月戦線で復活させた方が良いと思います。