カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村が炎上して、打線が拙攻で連敗

2014年04月30日 22時29分50秒 | 試合結果
広島 004 000 000 4
阪神 071 000 00X 8
勝利投手:藤浪2勝2敗
敗戦投手:野村3勝2敗
本塁打:[阪神]ゴメス4号


 野村は、2回に1死1,3塁から鶴岡に適時打を浴びて先制を許すと、2死後に四球で満塁としてしまい、大和と鳥谷に連続適時打を浴びて、更にゴメスには3点本塁打を浴びて、この回一気に7点を失ってしまいました。

 昨日は沈黙した打線は、2回に安打と四球で1死1,2塁としながら、ロサリオと石原が凡退して先制機を逃しました。しかし7点差の3回に四球と敵失で無死2,3塁のチャンスを貰うと、菊池、丸、松山の適時短長打で4点を返して3点差に追い上げました。

 しかし野村が踏ん張れず、直後の3回裏に2死1塁から藤浪に安打を打たれて1,3塁のピンチを迎えて、上本に適時打を浴びて1点を失ってしまい、この回限りでマウンドを降りました。
 4回からは小野が登板し、ピンチを作りながらも阪神の拙攻に助けられて2イニングを無失点に抑えると、6回からは梅津が2イニングをパーフェクトリリーフで打線の反撃を待ちました。

 ところが打線が応えられず、5回1死1,3塁では打者梵でエンドランを仕掛けるも、三振併殺で藤浪を助けてしまいました。
 6回には2番手金田から1死1,2塁としながら田中と菊池が凡退、7回は加藤から1死1,2塁としましたが、梵が代わった安藤に併殺に打ち取られて得点を挙げられませんでした。

 8回には九里がリリーフ登板して無失点に抑えるも、打線が阪神の必死の継投にかわされてしまい、阪神に連敗を喫して、首位をキープしているもののゲーム差なしに詰め寄られましたが、それでも4月を終えて18勝9敗の貯金9で首位で終えました。
 月の最後を嫌な形で連敗してしまったのは気になりますが、明日からは月が変わるのでツキも変わるでしょう。3タテだけは絶対に阻止しないといけないので、明日は大瀬良の投球に期待しましょう。


 今日の敗因は野村の乱調に尽きますが、打線も拙攻を繰り返して3回の4点止まりだったのは気になります。特に梵が気がかりです。5回は三振併殺、7回はニゴロ併殺と2度もチャンスを潰してしまいました。
 どちらかで得点が入っていれば、試合の流れが変わっていた可能性があるだけに残念でした。チームが上位をキープするためには、梵の復調は不可欠だと思うので、早くきっかけを掴んでほしいですね。
 そして、ここまで打線を牽引してきたエルドレッドも5打数で内野安打1本の3三振とブレーキになりました。
 3回は菊池と丸の連続適時打で3点を返して、なおも無死2塁で藤浪を一気に攻略するチャンスでしたが三振に倒れてしまいまいた。昨日も3打数無安打2三振と快音が聞かれません。状態が下降気味なのかもしれませんね。
 キラの復帰は最短で3日なので、あと1試合の我慢ですが、エルドレッドにも打ってもらわないと、また貧打線に戻ってしまうので、明日こそは快音を聞きたいですね。
 
  

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バリントン1球に泣く

2014年04月29日 22時48分44秒 | 日記
広島 000 000 000 0
阪神 000 000 01X 1
勝利投手:メッセンジャー2勝3敗
敗戦投手:バリントン3勝3敗
本塁打:[阪神]福留2号


 巨人に勝ち越して打線に勢いが付いたと思いましたが、今日はメッセンジャーに手こずりました。
 初回と2回に2死から四球で出塁するも、初回は丸が盗塁死、2回は木村が三振に倒れると、4回まで無安打に抑えられてしましました。
 5回に先頭の松山が初安打を放つも、ロサリオが右飛、木村と白濱が連続三振に倒れ、6回にも先頭のバリントンが安打を放ちながら、堂林が併殺で潰してしまいました。
 
 バリントンは、直球のキレ、低めへの制球がすばらしく、思ったところに思った球を投げ込む完璧な投球で、好調な阪神打線を7回2死までパーフェクトに抑えました。
 7回2死から鳥谷に2塁打を打たれるも、次打者のゴメスを三ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。
 しかし、8回は簡単に2死を取りましたが、7番福留に痛恨の本塁打を打たれて先制点を奪われてしまいました。

 バリントンのためにも絶対に追い付きたい9回の攻撃では、バリントンの代打田中が四球を選んで無死1塁のチャンスを作りましたが、堂林が犠打を補邪飛にしてしまい、走者を進められないと、代走の赤松が盗塁死で2死無走者となってしまいました。
 結局、最後は菊池が中飛に倒れて好投のバリントンを援護することができませんでした。

 バリントンが文句の付けようがない投球で、阪神打線を相手に8回を散発2安打8奪三振で1失点に抑えて、今季のチーム初完投となりました。しかも無四球で球数90とテンポも良かっただけに、勝たせてあげたかったですね。
 今日は雨のため試合開始が30分遅れるという悪コンディションでしたが、しっかりと調整して、試合開始に合わせてきました。さすがバリントンですね。
 ここまで5試合に登板して3勝していましたが、4試合は3失点以上しています。先発としての最低限の仕事はほぼできてますが、少し物足りない感じがしていました。今日の投球で本来の投球を取り戻してほしいですね。


 あれだけ好調だった打線が今日は沈黙しました。メッセンジャーに対して散発2安打で2塁さえ踏めず、完敗を喫してしまいました。
 チャンスが全く無かった訳ではなく、3度先頭打者が出塁ながら、3度とも次の塁に進めることができず、メッセンジャーにプレッシャーを与えられませんでした。
 やはり好投手に当たると打てないということで、打線は水ものなんですね。

 ここで連敗すると、流れが悪くなりそうなので、明日は絶対に勝ちたいです。4月を白星で締めて、良い流れを5月戦線に繋げたいですね。
 

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エルドレッドのサヨナラ弾で巨人戦勝ち越し

2014年04月27日 21時25分49秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 00 0
広島 000 000 000 03 3
勝利投手:一岡1勝
敗戦投手:山口2敗
本塁打:[広島]エルドレッド8号

 前田健は、立ち上がりから球に力があり、変化球のキレも良く、昨日11得点を挙げた巨人打線に得点を与えませんでした。
 3回は2死から連打で1,3塁とされるも長野を三ゴロに打ち取って切り抜けると、6回には自らの牽制悪送球などで1死3塁とされて主軸を迎えましたが、アンダーソンを補邪飛、村田を右飛に打ち取り無失点で凌ぎました。
 8回の2死1,2塁もアンダーソンをニゴロに抑えると、9回の1死3塁は巨人の走塁ミスにも助けられて、9回を無失点に抑えました。

 打線は、内海を捉えることができず、4回まで1安打に抑えられていましたが、5回に2死1,3塁のチャンスを作りながらも、堂林が一飛に倒れて得点できませんでした。
 6回にも1死2塁の得点機でしたが、エルドレッドとロサリオが連続三振に倒れてしまいました。
 西村に交代した8回にも2死1,2塁としながら、エルドレッドが三ゴロに倒れて、延長戦に突入しました。

 10回はミコライオが、11回は一岡が、三者凡退に抑える好リリーフで繋ぐと、11回に4番手山口から菊池と丸の連打で無死1,3塁として、エルドレッドが特大のサヨナラ3点本塁打を放って試合を決めました。

 11回を抑えた一岡がプロ初勝利を古巣から挙げ、チームは巨人戦でのカード勝ち越しを決めるとともに、4月に16勝目を挙げて4月の勝利数で球団記録を更新しました。


 前田健は、前回の登板では肘の不安もあり本来の投球ができませんでしたが、今日は初めから全開モードで巨人打線を抑えました。
 相手の内海も好投を続けており、1点を争う展開であったことから、ピンチを迎えても、絶対に得点を与えないという強い思いが感じられ、ギアを一段上げて要所をしっかりと締める素晴らしい投球でした。
 残念ながら打線の援護が無く白星は付きませんでしたが、今日は9回で112球を投げ、無失点に抑えたことで、完全復調と言えるでしょう。エースの不安要素が無くなり、安心しましたね。

 前田健だけでなく、リリーフ陣の安定感も際立っています。今日もミコライオと一岡が2回を完璧に抑えて巨人を零封しました。
 永川勝、中田を含めた4人が後ろにいることで、先発陣も最低6回まで抑えれば良いと思えることから、初めから思い切って投げられることが、先発陣の安定にも繋がっています。
 唯一気になるのは、勝ち試合が多くなっていることから、永川勝と一岡の2人が登板過多になっていることでしょうか。もう少し楽に勝てる展開になるように、打線に奮起してもらうことはもちろんですが、他の中継ぎ投手も奮起してほしいですね。
 
 
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九里が炎上で連勝止まる

2014年04月26日 22時41分35秒 | 試合結果
巨人 110 212 301 11
広島 010 003 010 5
勝利投手:大竹3勝1敗
敗戦投手:九里2勝1敗
本塁打:[巨人]ロペス8号、村田3号、アンダーソン5号
    [広島]エルドレッド7号


 大竹との初対戦ということで注目の試合となりましたが、先発の九里が炎上して試合を壊してしまいました。
 初回に連続短長打で1死2,3塁とされ、アンダーソンの一ゴロの間に先制を許すと、2回には2死2塁から投手の大竹に適時2塁打を打たれてしまいました。

 打線は2回にエルドレッドが本塁打を放って1点を返すも、その後は5回まで散発2安打に抑えられて無得点に抑えられました。

 九里は立ち直るきっかけを掴めず、4回にはロペスと村田に本塁打を打たれて2点を失うと、5回は堂林の失策をきっかけに2死3塁とされて、アンダーソンの内野安打で更に1点を失い、6回には2死2,3塁から坂本に2点2塁打を浴びて、6回7失点でマウンドを降りました。

 なかなか大竹を攻略できませんでしたが、6回に菊池、丸、エルドレッド、松山、ロサリオの5者連続安打で3点を奪って、大竹をKOしました。更に代わった西村を攻めて、1死満塁と長打が出れば同点のチャンスでしたが、代打廣瀬が遊ゴロ併殺に倒れて万事休してしまいました。

 7回は横山が登板するも勢いを止められず、5安打1本塁打を浴びて3点を失い、9回には小野が2長短打で1点を失ってしまい、最後まで巨人打線の勢いを止められず、大敗を喫してしまいました。
 九里はプロ初白星を喫して、チームは大竹との初対戦で黒星となってしまいました。

 
 九里が巨人打線に飲み込まれてしまいました。今日は全体的に球が高く、生命線の制球が甘くなってしまいました。大瀬良のように球威で押すタイプではないので、球が甘くなると今日のような結果になってしまうということですね。
 今日の試合だけを考えれば、もう少し早く九里を交代させることも考えられましたが、野村監督は、状態が悪い時でも試合中に修正して立ち直ることを期待して、6回まで続投させたのでしょう。
 これも野村監督が九里に期待しているからこその采配だと思います。九里は今日の反省を次回の登板に活かして、次こそは監督の期待に応える投球をしてほしいですね。

 打線は5回まで3安打に抑えられましたが、6回に5連打で3点、8回にも3連続短長打で1点を挙げるなど、終わってみれば2ケタの11安打を放ちました。
 打線の状態は落ちていないので、明日はエース前田健を早い回から援護して、巨人戦を勝ち越してほしいですね。
 
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4連勝で貯金11

2014年04月25日 22時59分23秒 | 試合結果
巨人 003 000 000 3
広島 102 011 20X 7
勝利投手:篠田2勝1敗
敗戦投手:杉内1勝2敗
本塁打:[広島]丸5号、ロサリオ1号


 好調な打線は、初回に制球に苦しむ杉内を捉えて、2死2塁からエルドレッドが適時打を放って先制点を挙げました。
 篠田は2回まで無安打に抑えるも、3回に2安打で1死1,2塁とされて、片岡とアンダーソンの連続短長打と村田の犠飛で3点を失って逆転を許してしまいました。

 しかし、直後の3回裏に1死2塁から丸が2点本塁打を放って同点に追い付きました。更に5回に1死1,3塁からエルドレッドの犠飛で勝ち越しに成功すると、6回にはロサリオが来日初本塁打を放って追加点を挙げて杉内をKOしました。
 7回にも3番手久保を攻めて、1死満塁から梵が2点適時打を放って、巨人を突き放しました。

 篠田は走者を背負いながらも、後続を抑える粘り強い投球で、4回以降得点を与えず、7回1死を取ったところまで投げて、3回に失った3失点で凌ぎました。
 篠田の後を継いだ中田、一岡も走者を背負いながらも無失点で凌ぐと、9回は永川勝が三者凡退に抑えて、巨人に快勝しました。

 チームは4連勝で貯金を11まで伸ばすとともに、苦手巨人との3連戦のカード初戦を取りました。前回の対戦は、ここから連敗してしまったので、同じ失敗を繰り返す訳にはいきません。
 そして明日の巨人の先発は大竹です。カード勝ち越しだけでなく、大竹との初対戦なので、負ける訳にはいきません。今日の勢いのまま、大竹を攻略してほしいですね。


 打線が効果的に得点を挙げました。特に効いたのは3回の丸の同点弾でしょう。先制しながら、篠田が3連続を含む4短長打で3点を失って試合をひっくり返された直後に追いついたことで、巨人に傾きかけた試合の流れをカープに引き戻したと思います。
 もし丸の本塁打が無ければ、杉内が立ち直ってしまい得点を奪うことができなかったと思います。更には篠田の粘りの投球も無かったかもしれません。
 
 丸だけでなく堂林の働きも光りました。初回と5回は先頭打者として四球を選んで出塁すると、先制点と勝ち越し点の御膳立てをすると、3回には先頭打者として2塁打を放って丸の同点弾を演出しました。
 まだ1番打者としては頼りないですが、1番打者としての働きができるようになってきましたね。もう少し確実性が上がれば、面白い打線になりそうですね。
 
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田中のプロ初本塁打で逆転勝利

2014年04月24日 21時25分06秒 | 試合結果
広 島 030 011 400 9
ヤクルト 100 010 000 2
勝利投手:大瀬良2勝1敗
敗戦投手:古野2敗
本塁打:[広島]田中1号、小窪1号
    [ヤクルト]山田3号

 大瀬良は、初回に先頭の山田に2塁打を浴びると、1死3塁から川端のニゴロの間に1点を失いましたが、打線が2回に2安打で1死1,2塁として、田中がプロ初本塁打となる逆転3点本塁打を放って、直ぐに試合をひっくり返しました。5回には2死1,2塁から丸の適時打で1点を追加してリードを広げました。

 大瀬良は、その後も毎回のように安打を浴びながらも、力のある直球でヤクルト打線をに連打を許さず、4回まで得点を与えませんでした。5回に山田に本塁打を浴びて1点を返されるも、動じることなく8回まで2失点に抑えました。
 更に1点を返された直後の6回に、大瀬良が自らの適時打で1点を挙げてヤクルトを突き放すと、7回には1死1,3塁から代打廣瀬の犠飛と、代打小窪の3点本塁打で4点を挙げて試合を決めました。

 大瀬良にプロ初完投の期待が高まりましたが、9回は横山に交代しました。横山は、三者凡退に抑えて今季初の同一カード3連勝を飾り、貯金も2ケタの10となりました。
 
 大瀬良と田中のルーキー2人の活躍でヤクルトを3タテして、明日からの巨人3連戦に向けて弾みが付きました。前回は1勝2敗と負け越したので、次こそはカード勝ち越しといきたいですね。


 野村監督の選手起用が見事に的中しました。7番遊撃で先発起用した田中が先制された直後の2回に逆転本塁打を放ち、7回には廣瀬と小窪の代打攻勢が的中して4点を加えて試合を決定づけました。
 監督の采配が冴えていることもありますが、ベンチの控え野手もいつ出番が回ってきても良いように、しっかりと準備ができているからだと思います。選手のモチベーションが高いことを示していますね。
 キラが抜けても、しっかりと他の選手がカバーしており、選手層が厚くなってきたを実感します。これほど選手が逞しく見えるのは久しぶりです。最高の雰囲気で巨人戦に臨めますね。

 田中が大仕事をやってのけました。先制された直後に逆転本塁打を放って、試合の主導権を奪いました。チームにとってはもちろんですが、大瀬良にとってもこの本塁打は大きかったと思います。
 同期の田中が打ったことで、大瀬良の闘志も一層高まったはずです。大瀬良の持ち味である思い切りの良い強気の投球に繋がったと思います。
 田中は、ここまで打撃に苦しんでいますが、これをきっかけに浮上のきっかけにしてほしいですね。

 
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効果的な得点で連勝

2014年04月23日 22時46分46秒 | 試合結果
広 島 311 001 000 6
ヤクルト 000 120 000 3
勝利投手:バリントン3勝2敗
敗戦投手:八木1敗
セーブ:ミコライオ8S
本塁打:[広島]廣瀬1号、梵2号
    [ヤクルト]川端1号

 昨日の試合で死球を受けたキラが「脊髄振とう」と診断され出場選手登録を外れました。復調気配だった主軸を欠く打線でしたが、5番に廣瀬、6番には代わりに登録されたロサリオを入れる新オーダーが初回から的中しました。
 初回に2四球と1安打で無死満塁とすると、1死後に八木の牽制悪送球で1点を貰うと、廣瀬が2点2塁打を放って3点を先制しました。
 2回には1死2塁から堂林の適時打で追加点を挙げ、3回には廣瀬の本塁打で着実に加点していきました。

 バリントンは、3回まで2安打無失点に抑えていましたが、4回に川端に本塁打を浴びて1点を失うと、5回には先頭の今浪への四球をきっかけに1死2,3塁とされると、山田と上田に連続適時打を浴びて2点を返されて、2点差に詰め寄られました。

 追い上げられた直後の6回には、梵が本塁打を放って、点差を3点に広げました。
 バリントンは6回を3失点に抑えると、7回永川勝、8回一岡、9回ミコライオの勝利の方程式がヤクルトに反撃を許さず、無失点に抑えて連勝しました。
 これで4カード連続の勝ち越しとなり、貯金を今季最大の9にしました。


 打線の貴重な得点源であったキラを欠くことになり、得点力の低下が心配されましたが、代役の廣瀬がキラの穴をカバーする見事な活躍でした。
 初回に相手のミスで先制した直後に、適時2塁打を放って連敗中のヤクルトに先制パンチを浴びせると、3回には本塁打を放って5点差に広げてヤクルトを突き放しました。
 この5点目は、満塁本塁打でも追いつけないので、ヤクルトにとってズシリとのしかかったと思います。

 そして、梵の本塁打も効きました。2点差となり、ヤクルトが反撃ムードになってきたところで、再度突き放す得点は、相手の反撃意欲を削いだと思います。梵も復調の気配を感じられるようになってきました。チームを支えるベテランの復調はチームにとっても心強いですね。

 キラは軽症で最短の10日間で戻ってこられそうですが、今のカープは誰かが欠けても他の選手がしっかりとカバーできることを示したと思います。選手層が厚くなった証拠ですね。とはいえ、これ以上の離脱者がでないことを願いたいですね。
 
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監督退場でチーム一丸となり逆転勝ち

2014年04月22日 22時58分19秒 | 試合結果
広島 001 023 001 7
ヤクルト 130 000 000 4
勝利投手:野村3勝1敗
敗戦投手:真田1敗
セーブ:ミコライオ7S


 野村の立ち上がりは、球のキレが悪く、制球にも苦しみました。初回に自らの失策で走者を背負うと、川端の2塁打で1点を失い、更に2四球で1死満塁のピンチを背負いました。しかし、ここは畠山と今浪を打ち取り追加点を与えませんでした。 
 2回には雨天中断を挟んでリズムに乗れず、1死1,3塁から上田の2点適時3塁打と川端の犠飛で3点を失ってしまいました。
 3回にも無死1,2塁のピンチを招くも、三者連続三振で切り抜けると、調子を取り戻して、4回と5回を1安打無失点に抑えました。

 打線はナーブソンに対して、初回に2死満塁と攻めたてるも、廣瀬が二ゴロに倒れてしまいましたが、4点差の3回にはエルドレッドの適時打で1点を返して反撃を開始すると、5回には1死2,3塁から小窪のニゴロと廣瀬の適時打で2点を挙げて、1点差に詰め寄りました。
 6回は1死1塁から堂林の三ゴロで2塁封殺となった判定に対して、野村監督が抗議をし、遅延行為で退場となってしまいました。これで選手が奮起し、続く菊池、丸、エルドレッドの3連続短長打で3点を挙げて、逆転に成功しました。更に9回には梵の適時2塁打でダメ押しとなる1点を挙げて試合を決めました。

 6回からは中田、一岡、ミコライオと繋ぎ、無安打に抑える好リリーフで、ヤクルトに反撃を許さず、4点差を逆転しての大きな勝利を挙げました。


 6回の野村監督の抗議による退場が、チームを一丸にして見事な逆転勝利を挙げました。序盤に4点を失って、敗戦ムードが漂いましたが、打線は徐々に反撃して、1点差で迎えた6回に、堂林の三ゴロで田中が2塁封殺の判定を受けました。タイミング的には明らかにセーフに見えたにも関わらず、アウトの判定で流れが止まってしまう場面でしたが、野村監督が猛抗議して勝利への執念を見せたことで、選手の心に火が付いて、菊池、丸、エルドレッドの3連打に繋がりました。

 打線の奮起に目が行きがちですが、忘れてならないのは中田と一岡の中継ぎ陣の投球でしょう。逆転してから、2人で3イニングを無安打無失点で抑えて、ヤクルトに反撃のきっかけを作らせませんでした。2人の投球が、退場により荒れた試合展開を沈めて、逃げ切り成功に繋げたと思います。

 野村監督の退場がチームを一つにまとめて、戦う集団に変えたと思います。シーズンに何度もあるような試合ではないですね。今季のカープが、チーム全体で戦っていることを象徴する素晴らしいゲームでした。この流れを明日以降に繋げていってほしいですね。
 


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今村と西原が2軍降格

2014年04月21日 22時36分40秒 | 日記
 今村と西原が出場選手登録を抹消されました。代わりに横山と小野が明日1軍登録されるとのことです。

 今村は5試合で防御率9.00と振るわず、2軍で再調整することになったと思われます。昨日の試合でも2イニングを3失点と抑えられず、大敗の一因となりました。
 昨日の限らず、登板したのうち3試合で失点しており、本来の投球を取り戻す気配がありません。今のところ一岡の調子が良いので、今村の不調をカバーしていますが、一岡が調子を落とした時に、今村の力が必要になると思われます。その時に備えて、2軍でしっかりと調整してほしいですね。

 西原は、7試合で防御率11.05で、昨日の試合で1イニング5失点とメッタ打ちにあったことが降格の要因となったのでしょう。新人であることを考えれば、プロの洗礼を浴びたことは仕方ないので、2軍でレベルアップして戻ってきてほしいですね。
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前田健5回4失点で初黒星

2014年04月20日 23時11分19秒 | 試合結果
広 島 000 000 011 2
DeNA 020 022 15X 12
勝利投手:モスコーソ1勝2敗
敗戦投手:前田健2勝1敗
本塁打:[DeNA]筒香2号、3号、バルディリス4号

 右肘の張りを訴えていた前田健が中7日でしましたが、2回に筒香に本塁打を浴びて先制を許すと、更に2死1,3塁から木村の適時失策で2点目を失いました。
 5回には、投手のモスコーソの安打をきっかけに3長短打を浴びて2点を失い、この回か限りでマウンドを降りました。
 87球を投げて、7安打4失点(自責点3)と本来の投球では無かったのは心配ですが、肘は問題ないとのことで、とりあえずは良かったですね。

 2番手今村は、6回に3安打1四球で2点を失い、7回にはバルディリスに本塁打を打たれて2回を投げて3失点と復調の気配を感じられず、2軍降格が決まりました。
 8回は西原が登板するも、筒香に3点本塁打を浴びるなど5点を失ってしまいました。


 打線は、前回の対戦で攻略できなかったモスコーソに対して4回まで2安打に抑えられましたが、6回に2安打と四球で無死満塁と攻め立てるも、木村と石原が連続三振に、代打梵も二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
 7回に3番手長田を攻めて、松山、木村、代打田中の3連打でようやく1点を返し、9回にもエルドレッドの適時打で1点を返すも、既に試合が決していました。
 11安打を放ちながら2点しか挙げられず、今日は拙攻となってしまいましたが、中盤以降は投手陣が毎回失点しており、反撃意欲を削がれてしまったので仕方ないですね。
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