カープな毎日

カープファンのひとりごと。

打線が3安打1得点に抑えられて森下が2敗目

2020年07月31日 21時39分56秒 | 試合結果
広島 000 100 000 1
巨人 000 200 00X 2
勝利投手:大江1勝
敗戦投手:森下2勝2敗
セーブ:中川1敗4S
本塁打:[広島]西川3号

 先発の森下は、初回に1死後3連続四球で満塁のピンチを招きましたが大城とパーラを連続三振に斬って無失点に抑えるも、2回も死球と犠打で2死2塁のピンチを招きながら亀井を三ゴロに打ち取り、3回には2死後に連続四球で1,2塁としましたが、パーラを中飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 打線は、3回まで畠に完璧に抑えらえていましたが、4回に西川がチーム初安打となる本塁打を放って先制点を挙げました。しかし、直後の4回に安打と犠打で2死2塁とされ、亀井に適時打を打たれて同点に追いつかれると、更に安打で1,2塁とされ、丸に適時打を浴びて逆転を許してしまいました。
 森下は、5回を初めて三者凡退に抑えるも、6回の攻撃で代打を送られて、5回4安打6四死球2失点でマウンドを降りました。

 6回からは薮田がマウンドに上がり、安打と連続四球で2死満塁のピンチを招きましたが、岡本を三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、7回も続投して三者凡退に抑えました。8回はDJ.ジョンソンが三者凡退に抑えて巨人に追加点を与えませんでした。
 しかし、打線が5回1死で畠が頭部死球で緊急降板するアクシデントがありながら、巨人中継ぎ陣を捉えられず、6回まで1安打に抑えらえてしまいました。7回に2塁打と四球で1死1,2塁のチャンスを作りましたが、堂林と田中広が三振に倒れて得点を奪えませんでした。
 続く8回にも安打と犠打で1死2塁の同点機を作りましたが、菊池涼が三振、ピレラが投ゴロに倒れてしまい、9回は鈴木誠、松山、會澤が三者凡退に抑えられて巨人に競り負けて最下位に点転落しました。
 

 森下は、立ち上がりから直球に力がありましたが、制球が安定せず、四球を連発してピンチの連続でしたが、ピンチではギアを一段上げて後続を断って3回まで無安打無失点に抑えました。
 しかし、先制した直後の4回に招いた2死2塁では亀井と丸に適時打を浴びて逆転を許してしまいました。3回まで毎回ピンチを凌いできたことで、球数も増えてしまったことで、粘り切れなかったのかもしれません。
 巨人打線は森下の直球の球威に押されていたと思うので、もっと直球で押す投球をしても良かったのではないでしょうか。変化球が決まらず余計に球数が増えてしまい、自ら苦しい投球にしてしまったように思います。
 5回を2失点に抑えているので先発としては及第点ですが、森下には求めるレベルが高いので、今日の反省点を次回の登板に活かして、更に上を目指してほしいですね。

 それにしても、打線が打てません。さすがに3安打では勝てないです。堂林を始め、鈴木誠ら全体的に調子を落としているように思います。好調なのは西川と會澤くらいでしょうか。投手陣に明るい兆しが見え始めているだけに、何とか奮起して一丸となってカープらしい繋がる攻撃を見せてほしいですね。
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K.ジョンソンが6回2失点の好投も引き分け

2020年07月30日 23時30分40秒 | 試合結果
中日 001 100 200 0 4
広島 001 300 000 0 4
本塁打:[広島]西川2号、堂林7号


 1軍に再登録されたK.ジョンソンは、初回と2回はとともに三者凡退に仕留めましたが、3回に安打と犠打で2死2塁とされ、福田に適時打を浴びて先制を許したが、直後の3回裏に西川が本塁打を放って同点に追いつきました。
 しかし、K.ジョンソンが直後の4回に2塁打などで1死3塁とされ、木下拓に適時打を打たれて勝ち越しを許したものの、4回裏に連打で無死1,2塁として1死後、堂林が3点本塁打を放って逆転に成功しました。
 5回は四球と安打で無死1,2塁の追加点機を作りましたが、ピレラが併殺、鈴木誠が二飛に倒れて追加点を奪えませんでした。
 K.ジョンソンは、5回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招きながらも、阿部を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、6回まで投げて6安打2失点でマウンドを降りました。
 7回は菊池保が登板するも連打と四球で無死満塁の大ピンチを招き、2死後にビシエドに2点適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 8回は一岡が三者凡退に抑え、9回はフランスアが1安打無失点に抑えるも、打線は、同点に追いつかれた直後の7回に連続四球で2死1,2塁の勝ち越し機を貰いながら、ピレラが遊ゴロに倒れてしまい、9回には四球と安打で2死1,3塁のサヨナラ機を作りましたが、ピレラが中飛に打ち取られて延長戦に突入しました。
 10回は、DJ.ジョンソンが1安打無失点に抑えるも、打線も鈴木誠、松山、會澤が三者凡退に倒れて引き分けに終わりました。


 1軍復帰したK.ジョンソンが6回を6安打2失点にまとめて勝ち投手の権利を持って降板しましたが、リリーフがリードを守れず今季初白星を逃しました。初回と2回は快調な投球でしたが、3回に初安打を打たれてからは、制球が乱れて3回と4回に失点をしました。それでも崩れることなく5回と6回を無失点に抑えて先発の役割を果たしました。
 まだK.ジョンソン本来の投球ではありませんが、2軍降格前より球の切れが戻っていることは間違いなく、徐々に状態が良くなっていると思われます。次回登板では、今日よりも良い投球を見せてくれることを期待したいですね。

 打線は、チャンスを作るも、やはりあと一本が出ず、今日も本塁打による得点だけでした。今日は3番に入ったピレラが上手く機能せず、5回の追加点機で併殺、7回と9回も得点機も凡退してしまいました。
 もうひと押しがほしいところで、得点を奪えないことで、試合の流れを掴みきれず、中継ぎ陣が追いつかれるパターンが多くなっています。中継ぎ陣が不安定であることから、打線が投手陣を強力援護して少しでも楽な展開で登板できるようできれば、リリーフ陣も立て直しできると思います。打線の奮起を期待したいですね。
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野村-フランスアの継投で完封リレー

2020年07月29日 22時23分59秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 000 002 00X 2
勝利投手:野村1勝
敗戦投手:松葉2勝1敗
セーブ:フランスア1敗1S
本塁打:[広島]鈴木誠9号


 雨の影響で試合開始が30分遅れましたが、先発の野村は、立ち上がりから球の切れ、制球とも抜群で、中日打線に凡打の山を築かせて5回まで一人の走者も許さないパーフェクト投球でした。6回に京田にセーフティーバントを決められて無死1塁とされましたが、後続の福田、松葉、井領を凡打に打ち取りました。

 打線は、2番ピレラ、3番堂林、6番磯村、7番上本と組み替えましたが、中日先発の松葉を捉えられられませんでした。
 3回に死球と犠打で2死2塁の先制機を作るも、西川が三振に倒れ、4回無死1塁では堂林が三振、鈴木誠の遊飛で1塁走者ピレラが飛び出して併殺に倒れてしまい、5回には四球に盗塁と悪送球も絡んで2死3塁としましたが、田中広の四球を挟んで野村が右飛に倒れて得点を奪えませんでした。
 しかし、6回に2死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放ってようやく先制点を挙げました。7回にも連続長短打と犠打で2死2,3塁の追加点機を作りましたが、西川が二ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 先制した直後の7回に野村は連打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、ビシエドを併殺、高橋を右飛に打ち取って無失点で切り抜けると、8回まで投げて4安打無失点に抑える好投でした。
 9回はフランスアがマウンドに上がると、三者連続三振に斬って2点のリードを守り切って、野村が今季初勝利、フランスアが今季初セーブを挙げ、チームは最下位を脱出しました。

 
 野村が素晴らしい投球を見せて、エース大瀬良の離脱で危機的状況だった投手陣を救いました。開始時間が遅れて調整が難しい試合でしたが、ストライク先行で切れの良い球をテンポ良くコースに投げ分けて、中日打線を寄せ付けず、無四球ということで投球リズムが良かったことから、今季の先発投手の中でも一番素晴らしい内容だったと思います。
 先発陣は大瀬良が離脱したことで、苦しい状況となりましたが、その穴を残った投手がカバーしようと奮起して、昨日の九里、今日の野村と2試合続けて好投しました。さらに9回に登板したフランスアも、野村の好投に刺激を受けて1番からの打順でしたが、三者連続三振に斬る好投で完璧なリリーフでした。
 経験と実績のある野村が復帰して2試合連続好投したことで、完全復調したと見て良いと思います。今季は、先発投手が大瀬良と森下以外は安定感を欠いた投球が続いていましたが、野村が加わったことで大きな戦力アップになるでしょう。
 あとは、明日先発するK.ジョンソンが復調して、大瀬良が戻ってくれば先発ローテへの不安は解消できるはずです。この苦境を脱するまであと少しの辛抱だと思うので、何とか今の先発陣に踏ん張ってほしいですね。
 まずは明日のK.ジョンソンに投球に期待したいですね。
 
 


 
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九里が7回1失点に好投も終盤に逆転負け

2020年07月28日 22時11分58秒 | 試合結果
中日 000 001 020 3
広島 000 000 200 2
勝利投手:岡田1勝2敗3S
敗戦投手:塹江1勝1敗
セーブ:R.マルティネス1勝4S
本塁打:[中日]阿部2号


 打線は、初回に安打と犠打で1死2塁とするも、ピレラと鈴木誠が倒れてしまうと、2回の無死1塁も堂林が三振、會澤が併殺に抑えられて得点を挙げられませんでした。3回から6回までは福谷に散発2安打とほぼ完璧に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。
 
 先発の九里は、3回までパーフェクトに抑えると、4回に2安打と犠打で2死1,3塁のピンチを招くも、高橋を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。5回も四球と安打に犠打で2死2,3塁とピンチを迎えましたが、井領を二ゴロに抑えて得点を与えませんでした。
 6回1死後、阿部に本塁打を浴びて先制を許すと、7回に2四球で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、代打遠藤を二ゴロに打ち取ると共に本塁を狙った2塁走者が挟殺プレーでアウトになる走塁ミスに助けられて失点を免れ、九里は7回を投げて4安打1失点の好投でした。

 7回に2番手佐藤に代わると、安打と四球で無死1,2塁として、松山の適時打で同点に追いつき、1死後には會澤の適時打で逆転に成功しました。なおも1死2,3塁の追加点機でしたが、田中広が代わった三振、四球を挟んで、西川に二ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回からは塹江がマウンドに上がると、安打で2死1塁となり、ビシエドに適時2塁打を浴びて同点に追いつかれ、更に四球を与えて1,2塁とされたところで菊池保に変わりましたが、A.マルティネスに適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 9回は一岡がマウンドに上がり、2死2塁のピンチを迎えるも、大島を投ゴロに打ち取って無失点でい凌ぎましたが、打線は、8回に安打と暴投で2死塁としながら、代打坂倉が一ゴロに倒れてしまい、9回は2塁打で2死2塁とするも、代打磯村が一飛に倒れて中日に逆転負けを喫して再び最下位に転落しました。


 試合展開としては、またもリリーフ陣が崩れて逆転負けを喫した形ですが、今日は単純にリリーフ投手の責任だけとは言い難い内容でした。
 打線は、中日先発の福谷を捉えられず6回まで無得点に抑えられていましたが、7回に中日が走塁ミスで得点機を逸し、更に投手が代わったことで試合の流れが変わった7回裏に2点を奪って逆転するも、なおも1死2,3塁のチャンスで追加点を奪えず、中日を突き放せなかったことが痛かったです。ここであと1点でも取れていれば、完全に試合の流れを掴むことができたと思いますが、追加点機を逸したことで、中日を勢い付かせることに繋がったと思います。
 また、8回の2死1塁でビシエドの右翼線への当たりを、鈴木誠から安部、そして會澤と送球され、タイミングは完全にアウトでしたが、會澤の走者へのタッチが胸のあたりと高かったことで、走者大島の手が早くベースをタッチしており、リプレー検証で判定がセーフに覆りました。もちろん、走者大島の走塁が上手かったことは確かで、本塁への送球も多少1塁側に逸れたとはいえ、走者へのタッチには余裕があっただけに、會澤にはアウトにしてほしかったです。
 今日は負けたというよりは、自滅した感じがするので堪えますが、この敗戦を引きずらないように、明日は気持ちを切り替えて、今日の悔しさを晴らす試合を見せてほしいですね。
 
 
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終盤の猛攻で逆転勝ち

2020年07月26日 21時25分37秒 | 試合結果
広島 000 000 055 10
DeNA 050 010 000 6
勝利投手:菊池保1勝1S
敗戦投手:山﨑3敗6S
本塁打:[広島]堂林6号、會澤1号、會澤2号
    [DeNA]梶谷6号、オースティン4号


 打線は、2番2塁で安部を起用し、3番にピレラ、6番に堂林と打順を入れ替えました。
 初回に安打と犠打で1死2塁の先制機を作るも、ピレラと鈴木誠が凡退してしまうと、2回にも安打と四球で無死1,2塁としながら、會澤が捕邪飛、田中広と遠藤が三振に倒れて、得点を挙げられませんでした。

 先発の遠藤は、初回を三者凡退に抑えるも、2回に松山の失策と宮崎の2塁打で無死2,3塁のピンチを招くと、ソトの2点適時打で先制され、続く戸柱にも安打を許して無死1,2塁と再びピンチを招き、2死後梶谷に3点本塁打を浴びて、この回一挙5点を失い、この回限りでマウンドを降り、2回を投げて4安打5失点でした。
 3回からは島内がマウンドに上がり、2回を無安打無失点に抑える好リリーフでしたが、5回に登板した中田が2死後オースティンに本塁打を浴びて6点差に広がってしまいました。
 
 6回は薮田が無安打無失点、7回はDJ.ジョンソンが三者凡退に抑えると、平良に3回から7回まで散発2安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、8回に無死2塁から安部が適時2塁打を放って1点を返すと、続くピレラも安打で続いて1,3塁として、1死後に2番手石田から松山の犠飛、3番手パットンから堂林の2点本塁打、會澤の本塁打で5点を返しました。なおも連打で2死1,3塁の同点機でしたが、西川が三振に倒れて追いつくことができませんでした。
 8回は菊池保がオースティン、ロペス、佐野の主軸を三者凡退に抑えると、9回に安打と四球で無死1,2塁として、鈴木誠の適時打で同点に追いつき、1死後堂林が敬遠で満塁となり、會澤が満塁本塁打を放って逆転に成功しました。
 9回裏は一岡がマウンドに上がり、2安打と四球で1死満塁のピンチを招きましたが、代打桑原を二飛、梶谷を遊飛に打ち取ってDeNAに逆転勝ちし、チームの連敗を2で止めて最下位を脱出しました。
 
 打線は、序盤の先制機を逸すると、3回以降は平良を捉えられず、先発遠藤は早々に5失点KOされて、リリーフした薮田も追加点を許す苦しい展開で、7回まで完敗の雰囲気が漂っていましたが、8回に打線が目覚めて、疲れの見え始めた平良を捉えて1点を返してマウンドから引きずり下ろしました。
 今までの打線であれば、松山の犠飛で2点を返したところで終わっていましたが、今日は打線が繋がり、堂林と會澤の連続本塁打で1点差に追い上げ、9回の逆転劇に繋がりました。
 その最大の要因は、8回に2点で終わらず、堂林が2点本塁打を放ったことであり、この一打で打線に火が付き、會澤の本塁打に繋がり、更に8回裏に登板した菊池保が主軸を三者凡退に抑えて、9回裏の攻撃に良いリズムを作ることができました。
 ここ最近は終盤に不安定な戦いが続いていましたが、今日は良い形で戦えたと思います。この良い流れを次週からの試合に繋げていってほしいですね。ただ、気がかりなのは、9回に登板した一岡がピンチを招いたことでしょうか。それでも一岡しか9回を任せられる投手がいないので、奮起してもらうしかありませんね。
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床田5回3失点で踏ん張るも打線の援護なく3敗目

2020年07月25日 21時36分10秒 | 試合結果
広島 000 200 000 2
DeNA 201 003 00X 6
勝利投手:今永3勝2敗
敗戦投手:床田1勝3敗
本塁打:[DeNA]乙坂1号


 昨日先発して2回2失点で緊急降板した大瀬良が、1軍選手登録を抹消されました。松原チーフトレーナーによると、コンディショニング不良とのことで、復帰のめどや故障箇所などは明らかにされていません。故障の箇所や状態が全く分からないので、何とも言えませんが、1軍に帯同していることから、長期離脱ではなく1度登板を飛ばすのではないでしょうか。早く戻ってきてほしいですね。

 先発の床田は、初回に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招くと、佐野と宮崎に連続適時長短打を浴びて2点を先制されました。なおも1死1,3塁のピンチでしたが、ソトと戸柱を抑えて追加点は与えませんでした。
 しかし、3回に無死2塁からロペスの適時打で1点を失って、更に安打で無死1,2塁のピンチでしたが、宮崎を併殺に打ち取るなど後続を断って1失点と踏み止まると、4回の無死1,2塁を無失点で凌ぎ、5回は三者凡退に抑え、5回を投げて8安打6奪三振1四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は、2回に2安打と四球で2死満塁のチャンスを作るも、床田が三振に倒れて無得点に終わりましたが、4回に長短打と四球で1死満塁として、敵失で2点を返すと、5回には1死3塁の同点機をつくりながら、堂林が三ゴロ、鈴木誠が三振に倒れて追いつくことができませんでした。
 6回に登板した薮田が四球と安打で1死1,2塁のピンチを招いて、代打乙坂に3点本塁打を浴びてしまいました。
 7回は今日1軍と登録された中田が、三者凡退に抑えると、8回に敵失と連打で無死満塁の大チャンスを作りましたが、磯村と田中広が連続三振、代打長野が二ゴロに倒れて1点も返すことができず、9回は西川、菊池涼、堂林が三者凡退に倒れて、連敗を喫して借金は今季最多の6となり、最下位に転落しました。

 床田は、初回に2点を失い、3回にも1点を失いましたが、4回と5回は無失点で凌ぎ、何とか持ちこたえました。初回の投球では、序盤で大量失点するかと思いましたが、よく踏ん張ったと思います。5回で98球を投げたことから降板となりましたが、6回まで投げさせても良かったのではないかと思います。4回のピンチを凌ぎ、5回は三者凡退に抑えて立ち直り始めており、6回のDeNA打線は下位に向かう打順であり、7回は床田に打順が回るので、最近中継ぎ陣がフル回転していることも考えると、床田を続投させてほしかったです。
 今日の床田はよく踏ん張ったと思います。次回登板ではもうひと踏ん張りして6回を投げ切ってほしいですね。大瀬良が1軍を離脱したこともあり、床田への期待が高まります。

 一方で打線は相変わらず拙攻の繰り返しです。今日は8安打を放ちましたが、適時打は0で2得点は敵失によるものと寂しい限りです。1点差に追い上げた直後の5回1死3塁で無得点だったのは痛く、ここで同点に追い付いていれば試合の流れも変わったかもしれません。
 また、8回の無死満塁も犠飛さえ出ず、1点も奪えなかったのは残念でした。試合展開としては、ここで1点、2点返しても勝敗に影響は無いかもしれませんが、明日の試合に繋がる得点になったと思います。今日の試合の終わり方では、明日に繋がる勢いも出ません。
 安打は出ているので、各打者の状態が悪い訳ではないはずなので、チャンスで力み過ぎず、次に繋ぐというカープ打線の基本を思い出してほしいですね。
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一岡が逆転満塁本塁打を浴びてサヨナラ負け

2020年07月24日 23時05分52秒 | 試合結果
広島 101 002 020 6
DeNA 200 010 015 9
勝利投手: 国吉1勝1敗
敗戦投手:一岡1敗1S
本塁打:[広島]ピレラ5号
    [DeNA]ロペス4号、 佐野3号

 打線は、初回に安打などで2死2塁として、鈴木誠の適時打で先制点を挙げましたが、先発の大瀬良が、1回裏に連続短長打を浴びて無死2,3塁とされると、ロペスに適時2塁打を浴びて同点に追いつかれ、更に1死2,3塁から、宮崎の遊ゴロ間に1点を失って勝ち越しを許しました。
 続く2回も1死2塁のピンチを招くも、上茶谷と梶谷を打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回にマウンドにはケムナが上がり、大瀬良は2回4安打2失点でマウンドを降りました。

 打線は、2回に連打で2死1,3塁とするも大瀬良が投ゴロに倒れて無得点に終わりましたが、3回に安打と四球などで2死1,2塁として松山の適時打で同点に追いつきました。
 急遽登板したケムナは、3回と4回を無安打無失点に抑えるも、5回に四球などで2死2塁として、ロペスに適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいましたが、直後の6回に1死1塁からピレラが2点本塁打を放って逆転に成功しました。
 7回は四球、敬遠、安打で2死満塁の追加点機でしたが、ピレラが左飛に倒れて追加点を奪えませんでしたが、8回に2安打で1死1,3塁として西川の適時打、更に2死1,2塁から堂林の適時2塁打で2点を追加しました。
 9回も連打で無死1,2塁の好機を作るも、會澤、田中広、代打坂倉が倒れて追加点を奪えませんでしたが、6回は薮田が三者凡退に抑えると、7回はフランスアが1四球無失点に抑えました。しかい、8回は塹江が登板してロペスに本塁打を浴びて1点を返されると、9回は一岡が死四球で無死1,2塁として梶谷に適時打を浴びて1点差に追い上げられ、更に四球で無死満塁として、1死後佐野に満塁本塁打を浴びて痛恨の逆転サヨナラん負けを喫してしまいました。

 さすがにショックの大きい試合でした。前日にようやく勝ちパターンの継投が決まり、これから反撃開始という雰囲気の中、一岡が1死しか取れず5失点での逆転サヨナラ負けは、チームとっても痛すぎる敗戦となりました。
 ただ、今日の敗戦を一岡だけに背負わせるのは間違いであり、打線もDeNAを大きく上回る16安打も放ちながら、6得点と効率が悪すぎます。走者を出してもあと一本がでない、得点を挙げても、あと一押しができないことが、試合の流れを悪くして終盤の苦戦に繋がっています。投打とも課題が山積みで佐々岡監督も苦しい立場ですが、何とかこの難局を乗り越えてほしいですね。
 一岡は先頭の柴谷0-2から死球を与えたのをきっかけに制球を乱して走者を貯めてしまいました。技術的な問題ではなく、メンタル面の問題と思われ、リードを守り切らないといいけないというプレッシャーに負けたと思われます。改めて守護神という立場の難しさを痛感する試合でした。
 これで勝ちパターンの継投がまたも決まらなくなってしまったので、当面は継投に苦労することにになりそうですね。
 
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森下6回2失点10奪三振の好投

2020年07月23日 22時25分21秒 | 試合結果
広島 000 004 000 4
阪神 200 000 000 2
勝利投手:森下2勝1敗
敗戦投手:藤浪1敗
セーブ:一岡1S
本塁打:[広島]ピレラ4号
    [阪神]大山6号

 藤浪対策として2番2塁安部を起用した打線は、初回1死後に連打で1,3塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が併殺に倒れて無得点に終わると、2回にも2四球で2死1,2塁のチャンスを作るも、森下が二ゴロに倒れて藤浪から得点を奪えず、3回から5回までは無安打に抑えられました。
 先発の森下は、初回先頭の糸井に四球を与えると、2死後大山に2点本塁打を浴びて先制を許しましたが、2回から4回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。5回に2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも北條を一邪飛に打ち取ってピンチを脱しました。
 
 藤浪に苦戦していた打線は、6回に安打と2四球で1死満塁として、松山は三振に倒れるも、続くピレラが満塁本塁打を放って逆転に成功しました。
 森下は6回も続投して無失点に抑えて、6回を投げて毎回の10奪三振で4安打2四球2失点と素晴らしい投球内容でした。

 打線は7回に敵失と四球などで1死2,3塁の追加点機を作りましたが、安部が三振、堂林の打席で捕手が球を弾いた間に3走田中広が本塁を狙うもアウトになってしまい、追加点を奪えませんでした。
 8回にも安打と四球で1死1,2塁としながら、ピレラと會澤が連続三振に倒れると、9回も2四球などで1死1,2塁のチャンスを貰いながら、安部と堂林が倒れて追加点を奪えませんでした。
 
 7回からはフランスアが登板して2安打と四球で2死満塁のピンチを招きましたが、サンズを三振に斬って無失点で凌ぐと、8回は塹江が2死2塁のピンチを招きながらも、陽川を右飛に打ち取ってリードを守りました。
 9回は一岡がマウンドに上がり、1安打無失点に抑えて阪神に逆転勝ちを収めて、今季阪神戦初勝利を挙げました。

 森下が初回に2点本塁打を浴びましたが、2回以降も崩れることなく阪神打線から毎回三振を奪う快投を披露しました。5回に1死2塁のピンチを背負いましたが、落ち着いて藤浪を三振に斬り、糸井には四球を与えるも、次打者北條を一邪飛に打ち取って、6回の逆転劇を呼び込みました。
 チームは2分けを挟んで連敗中と状態が悪い中での先発となり、打線は初回の先制機を逃す悪い流れに引きずられ、1回に先制本塁打を浴びながら、2回以降も落ち着き払ったマウンド捌きでとても新人とは思えない投球でした。次戦以降も十分に期待が持てる投球であり、森下の凄さを改めて実感させられました。
 昨日の野村に続き、森下も先発としての役割を果たし、先発投手崩壊に歯止めが掛かり、明るい兆しが見えてきました。

 また、リリーフ陣も、7回フランスア、8回塹江、9回一岡の継投が決まり、無失点リレーで2点のリードを守り切りました。フランスアは、心配な面もありますが、守護神の一岡は安心して見ていられました。
 ようやく勝ちパターンの継投も形が見えてきたことで、チームにも落ち着きが出てくると思うので、ここからチーム状態を上げていってほしいですね。
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野村が6回1失点好投も打線の援護なく勝敗付かず

2020年07月22日 23時13分51秒 | 試合結果
 打線は、ガルシア対策として、5番に磯村、6番長野、7番メヒア、8番三好と1番西川を除いて右打者を並べると、2回に磯村の2塁打などで1死3塁として、メヒアが適時打を放って先制点を挙げました。
 3回にも安打と四球などで1死1,2塁の追加点機を作りましたが、鈴木誠が併殺に倒れて好機を逸すると、4回1死1塁ではメヒアが併殺に倒れてしまい、5回から7回は1安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。
 
 今季初登板初先発の野村は、初回を三者凡退に抑えると、2回は1死後に連打と四球で2死満塁とされるも、ガルシアを右飛に打ち取って無失点で凌ぎました。しかし、3回に2塁打などで1死3塁とされ、サンズに適時2塁打を浴びて同点に追いつかれましたが、その後の1死2塁のピンチでは大山と福留を抑えて最少失点で凌ぎました。
 4回にも1死2塁のピンチを招くも、木浪とガルシアを抑えて無失点に抑えると、5回と6回を三者凡退に抑えて、6回を投げて5安打1失点に抑える好投でした。

 7回は一岡が1安打無失点に抑えましたが、8回に登板した塹江がサンズに本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 9回に安打と犠打で1死2塁とすると、長野の三ゴロが失策となり同点に追いつくと、敬遠を挟んで1死1,2塁から代打會澤の適時打で勝ち越しに成功しました。なおも、1,2塁の追加点機でしたが、代打安部と西川が連続三振に倒れてしまいました。
 9回裏は菊池保が登板しましたが、安打と犠打で1死2塁とされ、2死後近本に適時打を浴びて同点に追いつかれて、延長戦に突入しました。

 10回に2死2塁とするも、磯村が三振に倒れて勝ちが無くなると、10回裏に登板したDJ.ジョンソンが安打と敬遠で2死1,2塁のサヨナラ機を招きましたが、植田を三振に斬って引き分けに持ち込みました。

 野村が今季初登板で素晴らしい投球を披露しました。直球、カットボール、スライダーを低めに集める丁寧な投球で阪神打線に凡打の山を築かせ、6回を1失点に抑えて先発の役割を十分に果たしました。
 序盤はピンチを迎える場面もありましたが、落ち着いた投球で3回の1失点で凌ぎ、5回と6回は三者凡退と全く危なげない投球でした。残念ながら打線の援護が少なく、白星を挙げることはできませんでしたが、今日のような投球であれば、次回こそ今季初勝利を挙げることができると思います。
 今の先発陣では、大瀬良以外は不安定な投球が続いており、試合を作ることができておらず、チームが苦戦する一因になっているだけに、実力と実績がある野村の好投は今後に向けての明るい材料となりました。
 明日はコンディション不良で1軍登録を抹消されていた森下が復帰登板します。今日の野村に続く好投でチーム浮上へのきっかけになってほしいですね。 
 
 一方で、守護神菊池保がまたも逃げ切りに失敗しました。今日は2死まで打者に捉えられた打球も無かったので抑えられると思いましたが、最後に近本に捉えられて1点を失ってしまいました。決して球が悪いとは思いませんが、失点を繰り返すということは、守護神としてのプレッシャーなのかもしれません。
 佐々岡監督は、守護神交代を示唆していますが、仕方ないかもしれませんね。今のリリーフ陣で代役が務まりそうなのは一岡くらいでしょうか。次こそは決まってほしいですね。
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九里が3被弾5失点KO

2020年07月21日 23時22分38秒 | 試合結果
広島 100 000 300 4
阪神 102 030 21X 9
勝利投手:秋山2勝1敗
敗戦投手:九里1勝2敗
本塁打:[広島]堂林5号、鈴木誠8号
    [阪神]サンズ4号、糸原2号、大山5号、北條1号

 
 打線は、初回2死後に堂林が本塁打を放って先制点を挙げましたが、1回裏に先発の九里が2死後、サンズに本塁打を浴びて同点に追いつかれました。更に3回には2死後に四球で走者を出して糸原に2点本塁打を浴びて勝ち越しを許しました。
 5回には投手の秋山に2塁打をきっかけに1死3塁とされ、2死後サンズに適時打を打たれ、続く大山には2点本塁打を浴びてしまい、この回限りでマウンドを降り、5回を投げて6安打3本塁打6失点でした。
 6回からはフランスアが登板して1回を無安打無失点に抑えました。
 
 打線は、2回に2塁でピレラが牽制で飛び出してアウトになり、3回には1死2塁で西川の中飛で2走田中広が戻れず併殺、更に4回は無死1塁で堂林が併殺とかみ合わず、2回から6回までは3安打無得点に封じられました。
 しかし、7回無死1塁で鈴木誠が2点本塁打を放つと、更に安打と四球で1死1,2塁として田中広の適時打で3点を返して2点差まで追い上げ、なおも安打で1死満塁の一打同点のチャンスでしたが、西川が投ゴロ併殺に倒れてしまいました。
 しかし、7回に登板した高橋樹がいきなり先頭の北條に本塁打を打たれ、更に連続長短打で無死1,3塁とされて、1死も取れず薮田に交代しました。代わった薮田は、大山を投ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱出したかと思いましたが、まさかの暴投で更に1点を失ってしまいました。
 更に8回に登板したDJ.ジョンソンが四球と盗塁で1死2塁とされ、2死後北條に適時打を浴びて1点を失って試合が決してしまいました。

 打線も、8回、9回と無安打に抑えらえて、阪神に完敗を喫して、阪神戦今季初勝利は成りませんでした。


 投打とも序盤のリズムが悪く、初回に堂林の本塁打で先制した良い流れを阪神に渡してしまいました。
 先発の九里は、同点の3回に2死無走者から四球を与えて、本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、試合の流れが阪神に傾いてしまいました。阪神先発の秋山は、序盤は調子が良くなく攻略できそうでしたが、攻撃陣が2回、3回とミスを犯して試合の流れを掴み損ねていたところだったので、九里には踏ん張ってほしいところでした。しかし、無駄な四球から失点してしまいました。
 九里は、前回の登板でも無駄な四球から失点しており、反省点を活かしきれていません。これで4試合連続で5回KOされており、本来なら2軍降格となってもおかしくありませんが、先発不足なの次回登板こそ復調を期待したいですね。
 明日先発する野村が救世主となってくれることを願いたいですね。
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