カープな毎日

カープファンのひとりごと。

田中広がFA権を行使せず残留を表明

2020年11月30日 21時13分50秒 | オフシーズン

 田中広が、今季取得した国内FA権を行使せず残留すると発表しました。マツダスタジアムでの会見では、「やっぱりカープというチームは好きですし、今まで戦ってきた仲間とまだ野球をやりたいなという気持ちもあった」とチームへの愛着を語りました。また、今季は選手会長を務めましたが、チームは2年連続Bクラスに低迷して悔しいシーズンとなったことから、何とかもう1回強いカープを取り戻したいという気持ちがあったと残留を決断した理由を明かしました。

 さらに佐々岡監督や河田新ヘッドコーチからの直接の残留要請も大きかったようで、河田新ヘッドコーチは、就任早々大きな仕事をしてくれました。

 田中広が、残留を決めたことで今オフ最大の懸案事項は、最高の結果で解決して本当に良かったです。もしFA移籍となれば、戦力としてはもちろんチームを支える存在を失うことになっていたので、来季の巻き返しを狙うチーム取っては大きな痛手になるところでした。

 田中広は、昨夏の右膝手術の影響で今シーズン序盤は精彩を欠いていましたが、後半からは本来のプレーが戻ってきたので、来季は開幕から選手会長として、そして1番打者としてチームを牽引してくれるはずです。今から来季が楽しみですね。

 

 ドラフト1位で指名したトヨタ自動車の栗林良吏投手と入団交渉を行い、契約金1億円+出来高5,000万円、年俸1,600万円で仮契約を結びました。また、背番号は北別府や永川が背負った「20」に決まりました。

 栗林は、背番号20を名城大つけていたとのことで愛着があっとのことですが、球団もいきなり20を背負わせるということで大きな期待を寄せていることが分かります。

 栗林は、背番号20について、「プレッシャーでしかないんですけど、それに勝ってこそのプロ野球選手だと思う。期待に応えて1年目から活躍したい気持ちでいっぱいです」と語り、気負うことなく意気に感じているところに、気持ちの強さを感じました。

 起用法については、キャンプやオープン戦での投球を見て決める意向であり、どのポジションになるか分かりませんが、1年目の開幕から活躍して、先発なら10勝、リリーフだったら最優秀中継ぎを、抑えなら永川が持つ球団新人最多セーブ25を超える26セーブを目指したい」と目標を語りました。

 カープの投手陣にはあまりいないタイプのように感じられ、スケールの大きな選手になりそうなので、できれば先発として見てたい投手です。そして今季の森下を超える成績を残して、新人王を狙ってほしいですね。

 また、今年のドラフト指名選手が背番号が発表されました。

 1位 栗林良吏投手 20番

 2位 森浦大輔投手 13番

 3位 大道温貴投手 12番

 4位 小林樹斗投手 53番

 5位 行木 俊投手 68番

 6位 矢野雅哉内野手 61番

 育成1位 二俣翔一捕手 121番

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来季のキャッチフレーズは「バリバリバリ」

2020年11月28日 20時34分46秒 | 日記

 球団は、2021年のチームキャッチフレーズが「バリバリバリ」に決まったと発表しました。例年はファン感謝デーで発表されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マツダスタジアムではなく、中国放送の特別番組として放送された「カープファン感謝デー2020」の中で発表されました。

 球団によると、「バリ」は、「もの凄い・とても」などの意味を持つ広島弁で、2年連続Bクラスという「バリ悔しい」現状を踏まえ、自分たちの殻を「バリバリバリ」と力強く突き破り、ファンの皆さんと共にシーズンを「ねバリ強く戦う」覚悟をキャッチフレーズにしたとのことです。また、「バリ」を3回繰り返した「バリバリバリ」という6文字には、「バリ熱く」「バリ激しく」「バリしつこく」戦う決意が込められているようです。

 ロゴは、バリ!!っとアッパーカットで打ち破るデザインとなっており、どんな困難にも決して屈することなくファイティングポーズを取り続ける姿勢を表現しているとのことです。

 最近のキャッチフレーズは、凝ったものが多く、意味が分かり辛いものもありましたが、来季はシンプルで分かり易くて、良いキャッチフレーズなのではないでしょうか。また、ロゴも力強さが感じられ、来季の巻き返しに向けて戦うチームの熱い思いを表していて格好良いです。

 このキャッチフレーズなら、選手達も気合が入ると思うので、来季は覇権奪回への期待が高まりますね。

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中田は現状維持で契約更改

2020年11月27日 21時06分31秒 | オフシーズン

 中田と宇草の契約更改交渉が行われ、中田は現状維持の2,300万円で、宇草は100万円減の1,100万円でそれぞれ更改しました。

 中田は、開幕1軍入りを逃しましたが、中継ぎ陣が軒並み不調に陥ったことでチャンスを得て、一時勝ちパターンの継投を担い32試合に登板して0勝1敗4ホールド、防御率4.28の成績を残しました。

 オフには右膝内側半月板損傷部分切除術を受けましたが、順調に回復しており、ランニング以外の練習メニューはこなせているそうで、キャッチボールを再開しているようです。

 中崎、一岡、今村と同様に3連覇による勤続疲労が原因であり、揃って今季不本意な成績に終わり、中継ぎ投手崩壊に繋がりました。手術により不安要素が無くなったと思うので、来季はキャンプから全力でアピールして再び勝ちパターンの一角としてチームを支えてほしいですね。

 

 また、新人の宇草は開幕を2軍で迎えるも、シーズン終盤に1軍に昇格すると1番として起用されるなど13試合に出場して打率.256、3打点、3盗塁の成績でした。

 宇草が1番としてスタメン出場するようになってから、カープらしい攻撃ができるようになりました。残念ながら故障により離脱となりましたが、来季に向けて大きな期待を感じさせてくれました。

 外野手はスタメンはもちろん、1軍枠入りも競争が激しいですが、打撃と走力の実力は1軍レベルなので、課題の守備力を向上させれば十分にスタメンを狙えると思います。来季は開幕から1軍で活躍してほしいですね。

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新外国人バードと契約、ジョンソンとピレラは退団が決まる

2020年11月26日 20時48分21秒 | オフシーズン

 球団は、カイル・バード投手と契約が合意に達したことを発表しました。契約金1,040万円、年俸4,160万円+出来高で、19年にメジャーデビューして通算12試合で0勝0敗1セーブ、防御率7.82ながら、マイナーでは通算214試合に登板して20勝8敗23セーブ、防御率2.66の成績を残しています。

 バード投手は、身長190㎝の長身でサイドスローに近いスリークォーターから繰り出す最速154㎞の直球の他に、スライダー、ツーシーム、カーブ、チェンジアップと変化球も多彩とのことです。

 左腕ということでK.ジョンソンの代わりとして獲得したのかと思いましたが、米国では主にリリーフとして登板しており、球団も先日契約したネヴァラウスカス投手とともにリリーフのバリエーションを増やすために獲得したようです。

 先発については、ドラフトで即戦力投手を3人獲得するなど、ある程度頭数が揃うことから、助っ人についてはリリーフ陣の強化を目指すということでしょう。

 今季はリリーフ陣が崩壊して終盤に逆転される試合が多かったので、来季はバードとネヴァラウスカスに活躍してもらい、層の厚いリリーフ陣を形成してほしいですね。

 また、スコットと年俸2,080万円で再契約したこと、K.ジョンソンとピレラは来季の契約を結ばないことも発表されました。スコットは開幕を守護神で迎えましたが結果を残せず2軍降格となりましたが、シーズン後半からは先発に転向して適性を発揮し始めたことから再契約となったようです。一方、在籍6年間で球団史上最多の57勝を挙げて3連覇に貢献したK.ジョンソンは、来日初の0勝に終わり、復調の兆しが無かったことから契約しなかったと思われます。

 K.ジョンソンは、年俸にもよりますが、もう1年契約して再起を期待しても良かったように思いますが、球団は外国人枠や先発候補の投手が揃ったことで退団という結論に至ったのでしょう。退団は残念ですが、カープを3連覇に導いてくれて本当にありがとうございました。

 

 契約更改交渉が行われ、中崎が5,800万減の8,700万円で、今村が2,000万円減の6,000万円で、岡田が1,100万円減の3,300万円で、一岡が1,700万円減の5,600万円でそれぞれ契約を更改しました。

 4投手ともリリーフとして期待されながら、結果を残すことができず、厳しい契約更改となりましたが、カープが優勝を目指すためには3連覇に貢献した4人の経験は必要になってくるはずです。

 実力のある投手ばかりなので、コンディションさえ整えば、結果を残すことができるはずです。来茎は、岡田は先発に復帰する見込みのようですが、中崎、今村、一岡については、リリーフとして勝ちパターン入りを目指すことになると思います。1軍のリリーフは、今季飛躍したケムナ、島内、塹江らに新外国人も加わり、争いが激しくなると思いますが、実力で勝ち抜いて再び1軍の舞台で快投をみせてほしいですね。

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ケムナら7選手が契約更改

2020年11月25日 23時28分41秒 | 日記

 契約更改交渉が行われ、7選手が契約を更改しました。

 ケムナ誠は、中継ぎとして41試合に登板して、1勝1敗、防御率3.88の成績を残し、850万円増の1,600万円で更改しました。

 多くの中継ぎ投手が不調で2軍降格する中、好投を続けてシーズン終盤には勝ちパターンの一角を担い、塹江とともに中継ぎ陣を支えました。調子の良い時は、力強い直球で打者を圧倒するものの、突如制球を乱して余計な四球から失点することがあり、安定感を欠くことがありました。来季に向けての課題は安定感の向上であり、来季は開幕からセットアッパーとして中継ぎ陣を支えて、チームを白星に導いてほしいですね。

 

 野間は、70試合出場で打率.240、1打点、2盗塁の成績に終わり、400万円減の3,000万円で更改しました。

 丸が抜けた後の外野レギュラー候補として期待が高かったですが、今季は大盛や宇草が1軍で活躍して出場機会が激減しました。守備と走塁はレギュラーレベルである一方、打撃では好調をキープできないことが大きな課題となっています。

 1軍の外野は、実力者が多いだけに、守備と走塁だけでは出場機会が得られないので、打力向上は必須となります。今季の堂林のように何かきっかけを掴めば大きく飛躍する力を持っていると思うので、自分の打撃を見つけて1軍の外野レギュラー争いに加わってほしいですね。

 

 中村祐は、開幕2軍スタートながら、9月下旬から先発ローテーションの一角に加わり、3勝4敗、防御率2.31の成績を残して、500万円増の1,500万円で更改しました。

 先発陣は大瀬良と野村の故障離脱、K。ジョンソンの不振と誤算続きで新人森下が孤軍奮闘していましたが、シーズン終盤は中村祐が安定した投球で試合を作ったことで、安定した戦いができ、10月の月間勝ち越しに繋がりました。

 この投球を忘れずに、来季は開幕から先発ローテに入って1年間投げ抜いて先発としてチームから信頼される投手になってほしいですね。

 

 また、高橋大が50万円減の700万円、桒原が現状維持の550万円、白浜も現状維持の650万円、上本は300万円増の1,200万円でそれぞれ更改しました。

 

 ドラフト6位で指名した矢野雅哉内野手と契約更改交渉を行い、契約金2,500万円、年俸600万円で仮契約しました。

 矢野は守備と走塁が武器で、特に肩の強さは一級品とのことで、来春の1軍キャンプメンバー入りする可能性は十分ありそうです。キャンプやオープン戦での結果次第では、開幕1軍入りするかもしれません。

 カープの内野陣は、菊池涼と田中広に続く若手選手が伸び悩んでいるので、矢野の加入が良い刺激になるかもしれませんね。

 

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坂倉ら8選手が契約更改

2020年11月23日 22時18分43秒 | オフシーズン

 主力選手の契約更改交渉が始まり8選手が契約を更改しました。

 坂倉が、900万円増の1,800万円で更改しました。今季は自己最多の81試合に出場し、打率.287、3本塁打、26打点の成績でした。

 2番手捕手として開幕し、打力を活かして2番手捕手の座を掴み取り、會澤が負傷離脱した時には、正捕手として投手陣を好リードしましたが、捕逸6と守備面で課題を露呈しました。

 来季は引退した石原慶の背番号31を継承することが決まりチームの期待が一層大きくなります。今オフは守備力を向上させて、来季は會澤と正捕手争いをしてほしいですね。

 

 床田は、現状維持の2,700万円で更改しました。今季は15試合に登板して5勝8敗。防御率4.93と昨年より成績を落としました。開幕先発ローテ入りしながら、シーズン序盤は状態が上がらず2軍降格となってしまい、チームが低迷する一因となりました。しかし、シーズン終盤では本来の投球が戻り白星を重ねることができました。この感覚を忘れずに、来季はシーズン初めからできるようにしてほしいです。

 K.ジョンソンの退団が決定的となったことから、現状では床田が唯一の先発左腕になります。床田が先発投手陣のキーマンになると思うので、来季は2桁勝利を目指してほしいですね。

 

 薮田は、300万円減の2,500万円で更改しました。今季は28試合に登板して1勝2敗2ホールド、防御率4.60の成績でした。 今季は先発ローテ入りできず、中継ぎとしてシーズンを迎えるも、期待に応える投球ができず2軍降格となりました。しかし、2軍では先発調整で手応えを掴むと、シーズン終盤に先発勝利を挙げました。

 来季は先発として開幕ローテ入りを目指すシーズンになると思います。ローテ争いは厳しい戦いになると思いますが、17年に15勝を挙げた実力を取り戻して復活してほしいですね。

 

 菊池保は、200万円減の2,700万円で更改しました。今季は44試合に登板して1勝1セーブ4ホールド、防御率4.50の成績でした。今季も勝ちパターンの一角としてスタートしましたが、守護神スコットの不調により守護神を任されるも、実力を発揮しきれずに救援失敗を重ねてしまい、その後は思うような投球ができず、悔しいシーズンになったと思います。

 菊地保は、中継ぎ陣に欠かせない存在だと思うので、来季は再び勝利の方程式入りして、苦しい中継ぎ陣を支えてほしいですね。

 

 中村恭は、現状維持となる1,900万円で更改しました。今季は14試合に登板して1ホールド、防御率0.96の成績でした。菊池保と共に勝ちパターンでの起用を期待されていましたが、キャンプ中のケガにより躓くと、その後は思うような投球ができず悔しいシーズンになったと思います。

 中村恭は、実力はあると思うので、コンディションをしっかり整えれば、大きな戦力になると思います。来季はケガに気を付けて万全の状態で開幕を迎えて、中継ぎ陣を立て直してほしいですね。

 

 磯村は、200万円減の1,600万円で更改しました。今季は31試合に出場して、打率.208、1本塁打、1打点と不本意な成績に終わりました。坂倉と第2位捕手争う立場でしたが、自慢の打撃で思うように成績を残せず、坂倉との差が開いてしまいましたが、磯村も坂倉と同等の打力があり、守備面では勝っていると思うので、来季は奮起して坂倉を追い越して第2捕手の座を掴んでほしいですね。

 

 曽根は現状維持となる1,000万円で更改しました。今季は33試合に出場して打率.250、1打点、5盗塁の成績でした。また、三好は100万円増の1,300万円で更改しました。今季は62試合に出場して、打率.125、2打点の成績でした。

 ともに代走、守備固めので出場が主となりましたが、打力さえ向上すればレギュラーを狙う力はあると思います。今オフはしっかりとバットを振り込んで、打力向上を図ってほしいですね。特に田中広の去就が決まっていないので、FA移籍をなれば遊撃のポジションが空くので、2人が奮起してその穴をカバーしないと厳しくなりますね。

 

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ドラフト5位行木と仮契約

2020年11月21日 21時33分50秒 | オフシーズン

 ドラフト5位で指名した四国アイランドリーグplus徳島の行木俊投手と入団交渉を行い、契約金2,000万円、年俸550万円で仮契約しました。

 行木は、右肩故障で昨季は未登板でしたが、この1年間で体重を7㎏増量するなどして、今年9月に自己最速を更新する153㎞を計測して急激に成長した選手で、スカウトは伸びしろのある選手で将来性を高く評価して獲得したようです。投げっぷりが良く、投球フォームが森下に似ていることから、将来的には森下のような先発完投型の投手になることを期待されているようです。

 1年目は体力強化など2軍でレブルアップを図ることになると思いますが、焦らずにコツコツを練習を積み重ねていけば、羽月、大盛、田中法、藤井黎らのように2~3年後に1軍で活躍できるようになってほしいですね。

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3選手が背番号変更

2020年11月20日 21時21分03秒 | オフシーズン

 球団は、九里、矢崎、坂倉の3選手が来季から背番号を変更すると発表しました。

 九里は、1年間先発ローテーションを守り抜き、8勝6敗、防御率2.96という数字を残して、初めて規定投球回数にも到達しました。シーズン終盤は安定感抜群の投球で森下と共に先発ローテの軸となってチームを支えました。

 この投球が球団から評価されるとともに来季の更なる飛躍を期待して「11」に昇格したと思われます。ただ、ドラフト1位の栗林に「11」を背負わせると思っていたので九里の変更は意外でした。

 坂倉は、今季自己最多の81試合に出場して打率.287、3本塁打、26打点と2番手捕手の座を掴みました。来季は正捕手の會澤に挑むシーズンであり、次期正捕手を掴み取ってほしいという球団の期待から、今季限りで現役を引退した石原慶が背負っていた「31」を継承させたと思います。この背番号変更は順当なところでしょうね。

 矢崎は、2016年のドラフト1位で入団しながら、ここまで通算1勝と伸び悩んでいます。今季も6試合の登板にとどまり、来季に向けて何か変わるきっかけを与えるという意味を込めて背番号「41」に変更したと思われます。来季は本当の正念場の年になると思うので、一層奮起してほしいですね。

 3選手ともこの背番号変更を新たなステップアップに繋げるきっかけにして、来季の活躍を期待したいですね。

 

背番号変更選手

・九里亜蓮 「12」⇒「11」
・矢崎拓也 「13」⇒「41」

・坂倉将吾 「61」⇒「31」

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1軍ヘッドコーチとして河田氏が復帰

2020年11月19日 21時04分03秒 | 日記

 球団は、来季のコーチングスタッフを発表しました。最大の目玉は、今季までヤクルトの外野守備走塁コーチを務めた河田コーチが1軍ヘッドコーチとして4年ぶりに復帰することでしょう。また、投打のテコ入れとして、玉木内野守備走塁コーチと永川投手コーチが1軍に昇格し、2軍監督には今季1軍ヘッドコーチだった高コーチが務めます。

 16年からの3連覇を陰で支えていた河田コーチがカープに復帰することが決まりました。この復帰はチームにとって最大の補強と言っても過言ではないと思います。

 河田コーチは、選手の走塁に対する意識改革を行って、隙の無い攻撃で得点力を向上させましたが、それ以上に選手の実力を最大限発揮させる指導に定評があり、選手達からも慕われる人望の厚いコーチです。技術面とメンタル面、さらにチームの雰囲気向上に大きな力になることは間違いありません。

 早速、国内FA権を獲得し去就が気になる田中広は、来季のチーム作りに欠かせない存在であるとして、残留要請をするとのことでした。河田コーチが要請することは、田中広の決断に大きな影響を与えると思われます。このラブコールがチームにとって良い結論となることを願いたいですね。

 今日の記者会見では、チームの再建について熱く語り、パ・リーグのチームと互角に戦えるチームを作ることを目標に掲げていましたので、リーグ制覇だけでなく3連覇中にも成し得なかった日本一を目指すチームを作り上げてくれることでしょう。来季に向けて期待が大きく膨らみますね。

【1軍】

監督 佐々岡真司

ヘッドコーチ 河田雄祐

外野守備・走塁コーチ 廣瀬純

内野守備・走塁コーチ 玉木朋孝

打撃コーチ 朝山東洋

打撃コーチ 迎祐一郎

投手コーチ 永川勝浩

投手コーチ 横山竜士

バッテリーコーチ 倉義和

【2軍】

監督 高信二

外野守備・走塁コーチ 赤松真人

内野守備・走塁コーチ 山田和利

打撃コーチ 東出輝裕

打撃コーチ 森笠繁

投手コーチ 小林幹英

投手コーチ 菊地原毅

バッテリーコーチ 植田幸弘

【3軍】

統括コーチ 畝龍実

投手育成強化コーチ 澤崎俊和

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森下が10、11月の月間MVPを受賞

2020年11月18日 20時51分48秒 | オフシーズン

 セ・リーグは、大樹生命月間MVPの10、11月度受賞選手を発表し、セの投手部門で森下が初受賞しました。

 森下は、10、11月に5試合に先発登板して4勝0敗、防御率0.24の好成績を残して、菅野や大野雄らを抑えて受賞しました。カープの新人で月間MVPを受賞したのは4人目の快挙となりました。

 今季の成績であれば、新人王の最有力候補ではありますが、戸郷も可能性があるだけに、月間MVP受賞は新人王獲得に向けて大きなアドバンテージになったと思います。

 森下は、打線の援護を十分に得られない中、疲労が出てくるはずの9月後半から勝利への気迫を感じる投球を続けて、白星を積み重ねていく姿はとても新人とは思えず、エースの風格さえ感じました。本人も自分の中でもイメージ以上のことができたと充実感を感じたシーズンとなりました。

 今季はチームトップの10勝を挙げ、防御率1.91と凄い成績を残しましたが、来年に向けては不安も感じているようで、「これ以上の成果を出せるのかという心配がある」とコメントをしています。しかし、心配しているということは、油断や慢心がないことを表しており、「来年も勝てるように準備していきたい」と、今オフは来季に向けてコンディションを整えたり、レベルアップを図っていくプランを描いているようなので、2年目のジンクスは心配しなくて良いと思います。来季は大瀬良と森下のダブルエースが投手陣を牽引してくれるはずですね。

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