カープな毎日

カープファンのひとりごと。

會澤の決勝弾で逆転勝ち

2014年06月29日 22時16分33秒 | 試合結果
広 島 301 000 012 7
DeNA 200 030 000 5
勝利投手:中田4勝2敗
敗戦投手:三上1敗12S
セーブ:ミコライオ13S
本塁打:[広島]エルドレッド24号、25号、丸9号、會澤2号
     [DeNA]グリエル4号


 昨日の打線は消化不良でしたが、今日は初回からDeAN先発の国吉を捉えました。安打と盗塁などで1死3塁とすると、丸の適時打とエルドレッドの2点本塁打で3点を先制しました。
 しかし、野村が立ち上がり制球に苦しみ、四球と連打で1点を失うと、内野ゴロの間に更に1点を奪われ、2点を返されて3点の先制で良かった雰囲気が無くなりました。
 3回にエルドレッドが2打席連続本塁打を放ち、追加点を挙げましたが、その後の1死1,2塁では梵が併殺に倒れて、流れを掴みきれませんでした。

 2回以降、立ち直った野村は4回まで無安打無失点に抑えていましたが、5回に1死から菊池の失策をきっかけに、2死2塁とされ山崎に適時打を打たれて1点を失うと、続くグリエルに2点本塁打を浴びて逆転を許してしまい、野村はこの回でマウンドを降りました。
 6回からは久本が登板し、無失点に抑えましたが、7回の途中で肘に痛みを訴えて緊急降板となってしまい、後を継いだ今村が無失点に抑えました。
 

 4回以降はDeNAの小刻みな継投の前に7回まで散発2安打に抑えられて、2塁さえ踏めませんでしたが、8回に丸が萬谷から本塁打を放って同点に追いつきました。
 その裏には中田をマウンドに送って無失点に抑えると、9回には會澤が守護神の三上から本塁打を放って勝ち越しに成功し、更に堂林と菊池の連続長短打で1点を追加して、リードを2点としました。
 9回の裏はミコライオが三者凡退に抑えて、DeNAに逆転勝ちして、リーグ戦再開の最初のカードを勝ち越して、良い流れで来週からの首位攻防戦に臨めます。


 先ずは勝てて本当に良かったです。ローテの3本柱を立ててのDeNA戦で負け越してしまうと、またチームの雰囲気が悪い流れに陥ってしまうところでしたが、その危機を中継ぎ陣と野手が見事に救ってくれました。
 初回は機動力を使い、敵失を誘って先制点を挙げ、更に自慢の本塁打で突き放すという完ぺきな攻撃でした。
 しかし、2回に倉が安打で2塁を狙いアウトになり、3回には本塁打の後のチャンスで併殺と、昨日のように雰囲気を悪くして、5回に失策をきっかけに野村が耐えきれず逆転を許すという、昨日のリプレーのような展開となってしまいました。
 それでも今日は、終盤に一発攻勢で逆転することができました。これは、野村の後を継いだ久本と今村が無失点に抑えて追加点を与えなかったが、昨日と異なるところであり、流れをDeNAに渡さなかったのだと思います。
 リードを許している場面で、しっかりと抑えて味方の反撃に繋げられる投手がいると、今日のような展開に持ち込めるということですね。
 久本と今村は好リリーフが続いており、信頼も得てきたので、頼もしくなってきたのですが、その久本が肘の痛みで降板となりました。
 詳細は分かりませんが、野村監督によると症状は軽くないようで、登録抹消となりそうです。久本の離脱は痛すぎますね。
 何とか長期離脱だけは避けられることを願いたいですね。


 

 写真は6月26日のウエスタンリーグ中日戦で試合前に先発の中崎と言葉を交わす會澤です。
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ミスからバリントン炎上で連勝止まる

2014年06月28日 22時54分25秒 | 試合結果
広 島 100 002 010 4
DeNA 005 020 00X 7
勝利投手:モスコーソ4勝5敗
敗戦投手:バリントン7勝6敗
セーブ:三上12S
本塁打:[広島]田中4号
     [DeNA]後藤4号、グリエル3号、筒香9号


 堂林が1軍に昇格して、更に勢いが付くかと思われましたが、初回にモスコーソが不安定で、2四球と内野安打で無死満塁の大チャンスを作りながら、エルドレッドの併殺の間に1点を奪っただけでした。更に2回にも2塁打と犠打で1死3塁の追加点機を作りながら、白濱が三振、バリントンが二ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 立ち上がりは順調だったバリントンでしたが、3回に先頭のモスコーソにストレートの四球を与えると、続く石川に安打を打たれて無死1,2塁のピンチを迎えました。ここで飛び出した二走のモスコーソを刺そうと白濱が2塁に送球し、狭殺プレーになりましたが、木村が捕球エラーをし、走者の生還を許して同点とされてしまいました。
 するとバリントンが突如乱れ始め、1死3塁からグリエルと筒香に連打を浴びて勝ち越しを許すと、後藤に痛恨の3点本塁打を浴びて、この回5点を失ってマウンドを降りました。
 
 直後の4回には無死1塁としながら、ロサリオが併殺に倒れてしまい、その後に安打と敵失で1,3塁とするも、代打岩本が三振に倒れるという拙攻で流れを引き戻せませんでした。
 
 4回から登板の小野も不安定で、4回の1死2,3塁は相手の走塁ミスに助けられて無失点に抑えましたが、5回にグリエルと筒香に連続本塁打を浴びて2点を失ってしまいました。

 6回に田中の2点本塁打で2点を返して反撃を開始すると、6回から河内、7回からは戸田、8回途中からは今村が無失点に抑え、望みを繋ぎました。
 しかし今日の打線は繋がらず、8回に長田を攻めて、丸、エルドレッド、ロサリオの3連打で1点を返し、更に無死1,2塁でしたが、代わった大原に田中が投ゴロ、代打小窪が併殺に倒れてしまいました。チームの連勝は6で止まりました。

 
 今日は昨日と一変して、投打に良いところがありませんでした。打線は序盤のチャンスで適時打だ出ず、併殺の間に1点を挙げただけで、モスコーソを攻略しきれませんでした。
 打線の悪い流れが守備にも伝染して、3回に狭殺プレーでミスが出て、バリントンの足を引っ張り、炎上のきっかけを作ってしまいました。
 6回に田中の本塁打で流れを変えられたかと思いましたが、8回も併殺で潰してしまい、最後まで悪い流れを断ち切れませんでした。
 流石に3併殺では勝てなくても仕方ないですね。明日は気持ちを切り替えて、今日のような試合を繰り返さないでほしいですね。

 バリントンが今日も序盤で崩れて、これで4試合連続KOとなりました。今日はミスがきっかけとはいえ、さすがに1イニング5失点はいけませんね。
 ここまで続くと2軍降格で再調整してもらうしかないと思います。小野も4試合連続失点しており、バリントンと小野を降格させ、フィリップスと調子の良い先発要員を昇格させるべきでしょう。
 バリントンにはオールスター明けからフル回転してもらうためにも、ここで再調整して復調してもらわないといけません。
 当面は先発が苦しくなりますが、勝負の終盤戦に向けて戦力を整えることも必要だと思います。
  

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リーグ戦白星スタートで6連勝

2014年06月27日 22時59分08秒 | 試合結果
広 島 001 012 020 6
DeNA 000 000 000 0
勝利投手:前田健7勝4敗
敗戦投手:井納8勝4敗
本塁打:[広島]倉1号、岩本2号


 試合前にマツダオールスターゲームのファン投票最終結果が発表され、カープからは8人が選出されました。ファン投票で8人も選出されたのは球団史上最多で、リーグでも史上2位タイという快挙です。
 選出されたのは、前田健、一岡、ミコライオ、キラ、菊池、堂林、丸、エルドレッドで、投手部門を独占、外野部門も上位2人を占めて、リーグ最多得票は丸の359,554票と話題だらけですが、更に同一チームで助っ人が3人も入ったのは、史上初のこととのことで、記録だらけのファン投票となりました。
 そして、最終中間発表まで先発部門でトップだった注目の大瀬良は、最後に前田健に逆転を許して2位に終わりました。やはり交流戦に入って、調子を落としてなかなか勝てなかったことが影響したのかもしれません。成績が伴わないと、簡単には選ばれないのがオールスターということですね。


 オールスターの話題でもちきりの中、リーグ戦が再開され、カープはエースの前田健が先発しました。立ち上がりから直球に威力があり、宝刀スライダーのキレも抜群でDeNA打線を寄せ付けませんでした。
 2回の無死1塁もバルディリスを併殺に打ち取ってピンチの芽を摘むと、4回まで1安打に封じて2塁さえ踏ませんでした。
 5回に2四球で1死1,2塁と得点圏に走者を進めてしまうも、梶谷と黒羽根を抑えて無失点に抑えると、6回には2死3塁でグリエルを迎えるピンチでしたが、二飛に打ち取りました。
 7回まで投げて3安打無失点に抑える素晴らしい投球でした。

 打線は3回に安打と敵失などで1死1,3塁とすると、天谷が適時打を放って先制点を挙げると、5回には倉が本塁打を放って追加点を挙げました。
 6回には丸の盗塁に悪送球が絡んで無死3塁とすると、1死後にロサリオの犠飛で1点を挙げ、更に田中の盗塁にまたも悪送球が絡んで3進すると、木村の適時打でこの回2点を挙げました。
 8回には2死2塁から代打岩本の本塁打で2点を挙げて試合を決めました。

 8回は中田、9回は今村が無失点に抑えて、DeNAを零封してリーグ戦を快勝でスタートし、チームは交流戦から6連勝となりました。




 交流戦を良い流れで終え、リーグ戦まで期間が空いたので、流れが途切れてしまうのではないかと心配しましたが、全く問題なく、交流戦以上に素晴らし試合運びで快勝したので安心しました。
 何といっても前田健の快投がチームに勢いを与えたと思います。2試合連続での好投で完全復調して、これぞエースという投球でした。

 エースに引っ張られた打線は、機動力を活かして敵失を誘って得たチャンスでしっかりと得点を重ねる隙のない攻撃で、カープらしい野球ができました。
 また4月頃のように投打がしっかりかみ合った野球が戻り、首位巨人を追撃できる状態になってきました。
 前田健のコメントのとおりこれからが大事なので、1戦1戦を大事に戦ってほしいですね。

 写真は昨日のウエスタン戦での岩本です。

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堂林3打数2安打で好調維持

2014年06月26日 21時16分27秒 | 日記
 ナゴヤ球場でのウエスタン・中日戦を観戦してきました。試合は、初回に岩本の犠飛で先制するも、その後は走者を出しながらも、併殺など拙攻の繰り返してで追加点を奪えませんでしたが、6回に下水流の2点適時3塁打で追加点を奪いました。
 先発の中崎は、制球が不安定ながらも、要所を締めて6回まで無失点に抑えていましたが、7回に捕まり2点を失ったところで降板となりました。
 その後のピンチは江草と梅津が1死ずつ取って切り抜けると、8回は永川勝、9回はフィリップスが無失点に抑えて、3-2で逃げ切って勝ちました。


 注目の堂林は1番3塁でフル出場し、3打数2安打2死四球で、バットが振れており打撃の状態は良いように感じました。1打席目と2打席目に共に中前安打を放ちましたが、2打席目は球をしっかりと捉えており、打撃は問題無さそうでした。
 守備も好守を見せるなど問題なくこなしており、1軍復帰も近いかもしれませんね。

 同じく早期の1軍復帰を願う永川勝ですが、8回の1イニングを投げて1安打無失点に抑えましたが、3塁まで走者を進められて一打同点のピンチを招くなど、まだ本来の投球に戻っていない印象でした。もう少し時間が掛かるかもしれませんね。




 その他で目に付いたのはフィリップスですね。球に力があり、先月見た時と変わらず調子が良さそうでした。2軍ではすっかり守護神として定着しましたが、1軍でも十分通用するように思います。しかし、外国人枠の問題もあり昇格は難しいところです。2軍に置いておくのはもったいないですね。

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堂林が復帰戦で本塁打

2014年06月24日 23時29分46秒 | 日記
堂林が復帰戦となったウエスタン・リーグ中日戦に1番3塁で先発出場し、3打数2安打1四球と、ブランクを感じさせませんでした。
 初回の1打席目は遊撃内野安打を放ち、2打席目は四球を選ぶと、5回の3打席目では133㎞直球を捉えて中堅左に叩き込みました。

 離脱してから急ピッチで復帰したとはいえ、1ヶ月半のブランクがあるので、直ぐには結果が出ないと思っていましたが、実戦復帰して即結果を出すところは流石ですね。
 明日、明後日も試合があるので、この状態を続けられれば、リーグ戦再開の27日から1軍復帰できるかもしれないですね。
 
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堂林が明日から実戦復帰

2014年06月23日 22時16分55秒 | 日記
 堂林が明日からのウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰ことになりました。
 5月に中節骨基部骨折のため出場選手登録を抹消され、6月20日からシート打撃を再開したばかりですが、1軍へ早期昇格のため実戦復帰をするようです。
 
 まだ送球の際に痛みが残る状態とのことなので、代打での出場からになるかもしれませんが、実戦に出られるまで回復したことことで、1軍復帰も見えてきました。
 今週末のリーグ戦再開には間に合わない可能性が高そうですが、7月上旬には戻れそうです。

 交流戦では負傷者が続出して、戦力が整わず苦しい試合が続きましたが、一岡も復帰の目途が立ち、堂林も復帰間近と明るい材料が出てきました。
 チームは5連勝中と復調したので、故障組が復帰することで、更に加速が付きそうです。リーグ戦再開が楽しみになってきましたね。

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ロサリオサヨナラ3ランで今季初5連勝

2014年06月22日 22時24分36秒 | 試合結果
日本ハム 004 000 000 0 4
広  島 210 100 000 3 7
勝利投手:今村1勝
敗戦投手:増井3勝5敗12S
本塁打:[広島]田中3号、エルドレッド23号、ロサリオ7号

 昨日の大逆転勝利の勢いそのままに、初回から打線が繋がりました。初回に連打などで1死1,3塁とすると、エルドレッドの適時2塁打で2点を先制し、2回には田中の本塁打で追加点を挙げて、序盤で3点を奪いました。

 バリントンは、制球が安定せず初回は2安打で1死1,2塁とされるも、中田とミランダを抑えて無失点で切り抜けました。しかし、3回に安打と四球で1死1,2塁として、中田、ミランダ、大引に3連続適時長短打を浴びて、一気に4点を失って逆転を許してしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 4回からは久本が登板し、3回1/3を1安打無失点に抑える好リリーフを見せると、打線は4回にエルドレッドの本塁打で同点に追い付き、浦野をKOしました。
 その後は日本ハムリリーフ陣の前に7回まで2安打に封じられましたが、8回にクロッタから連続短長打で1死2,3塁の勝ち越し機を作るも、エルドレッドの3ゴロで3走の菊池が本塁でアウトになり勝ち越しは成りませんでした。

 一方のカープ中継ぎ陣も7回1死からは中田に交代し、8回に1死2塁のピンチを招くも、中島卓と西川を打ち取り無失点で切り抜けました。
 9回はミコライオが1死2塁のピンチを作るも、中田と大引を抑えて延長戦に突入しました。
 10回は今村が三者凡退に抑えると、その裏に安打と敬遠で1死1,2塁のサヨナラ機を作ると、2死後にロサリオが左翼に3点本塁打を放って、今季5度目となるサヨナラ勝ちを収めて、交流戦を今季初の5連勝で締めました。
 しかし、残念なことに交流戦の順位は9勝15敗で最下位となってしまいました。とはいえ、途中9連敗を喫しながら、最後に持ち直したところは良かったと思います。
 最初に相性の悪い福岡で苦手ソフトバンク戦から始まり、連敗を喫したことで、選手に交流ん戦の苦手意識が芽生え、焦りに繋がったことが、序盤から中盤にかけての不振だったと思います。
 今季は最後に5連勝と良い形が終えられたので、来年は今年の借りを返してほしいですね。

 エルドレッドとロサリオの助っ人コンビが良いところで打ってくれました。エルドレッドは勝ち越された後に貴重な同点本塁打、ロサリオは延長で試合を決めるサヨナラ本塁打を放ち、チームに5連勝をもたらしました。
 特にロサリオは、5連勝中に全試合で打点を挙げており、打線の起爆剤となっています。そしてこの活躍に釣られるようにエルドレッドの状態も上がってきました。
 リーグ戦再開後は、この2人が打線の核として打線を牽引してくれそうですね。

 一方のバリントンは心配ですね。これで3試合連続でKOされて白星が付いていません。疲労が溜まって状態が良くないのかもしれないですね。前田健、野村が復調したとは言え、ローテの柱として必要な選手なので、早く復調してほしいですね。
 とありあえずは、この交流戦休みで再調整して、リーグ戦再開を万全の状態で迎えてほしいですね。 

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1イニング8得点で逆転、直後に降雨コールド

2014年06月21日 23時01分52秒 | 試合結果
日本ハム 002 02 4
広  島 000 08 8
勝利投手:大瀬良6勝3敗
敗戦投手:メンドーサ3勝7敗
本塁打:[日本ハム]西川6号

 大瀬良は2回まで無失点に抑えていましたが、3回に四球で走者を出すと、西川に本塁打を浴びて2点を失いました。
 5回には1死から安打と岩本の失策が絡んで2塁に進まれると、またも西川に適時打を浴びて追加点を奪われると、更に2死3塁から大谷に適時2塁打を打たれて、この回2点を失いました。

 打線はメンドーサに対して毎回のように走者を出しながら得点が奪えませんでした。2回は1死3塁の先制機を作りましたが、田中と倉が凡退して無得点に終わると、3回は無死1塁で三振併殺とチャンスを活かせず、日本ハムへの相性の悪さを感じさせました。
 しかし、5回に先頭田中の2塁打をきっかけに1死後木村の適時打で1点を返すと、天谷が2塁打で続き、菊池の適時打で2点目を挙げ、丸の四球で満塁としてエルドレッドの犠飛、ロサリオの適時内野安打で同点に追い付きました。
 更に代わった藤岡から、岩本、田中、倉、木村の4連続長短打で4点を追加して、この回8点を奪って逆転に成功しました。
 直後に6回が始まるところで雨脚が強くなって、そのまま降雨コールドゲームで4連勝となり、大瀬良が久々の6勝目を挙げました。


 5回に2点を失って4点差となったところで、日本ハムには勝てないのかと思ってしまいました。しかも、またしても大谷に適時打を打たれてしまったので、また大型連敗へと繋がるのではと心配しました。しかし、そんな不安を直ぐに払しょくしてくれました。
 1死2塁で木村が適時打を放ったことで閊えていた物が取れたかのように打線が繋がりました。
 特にロサリオの内野安打が大逆転へと繋がったと思います。ロサリオがしっかりと全力疾走したことで内野安打となりました。もし少しでも緩めていたら3アウトで1点差負けしていたと思われます。
 そして何より大きな価値があったのは、ロサリオの全力プレーでしょう。これが他の選手達を鼓舞したと思われ、直後の4連続長短打を呼び込んだのではないでしょうか。
 ロサリオは打撃も魅力ですが、常に全力プレーする姿勢は、チームのムードを良くしてくれていると思います。これからもムードメーカーとしてチームの雰囲気を良くしてほしいですね。

 辛く、苦しい交流戦も明日で終わりです。最後は勝って気持ち良く終わりたいですね。

 

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前田健がエースの貫録投球

2014年06月19日 21時07分56秒 | 試合結果
楽天 000 001 001 2
広島 002 111 01X 6
勝利投手:前田健6勝4敗
敗戦投手:松井裕4敗

 前田健は、左脇腹の張りのためローテを1回飛ばして中14日での登板でしたが、立ち上がりから力のある直球を投げ込み、楽天打線を翻弄しました。
 3回に1死から後藤に2塁打を打たれるも、森山と岡島をきっちりと打ち取り無失点で切り抜けると、5回まで2安打無失点に抑えました。

 打線は、注目のルーキー松井裕との対戦で初モノに弱いことから不安を感じました。2回に3四球で1死満塁のチャンスを貰いながら、高橋と倉が連続三振に倒れて無得点に終わると、不安が増幅してしまいました。
 しかし、3回に2四球などで2死2,3塁とすると、ロサリオが2点適時打を放って先制点を挙げると、4回は2死から梵と菊池の連続長短打で1点を追加して、松井をマウンドから引きずり降ろしました。
 更に5回には代わったクルーズから無死1,3塁として小窪の適時内野安打で1点、6回は2死3塁でクルーズの暴投により1点を追加して、楽天を徐々に引き離しました。
 8回には振り逃げと盗塁で2死2塁として、菊池の適時2塁打で1点を追加して、試合の行方をほぼ決めました。

 前田健は、6回に失策と四球などで1死2,3塁として嶋の犠飛で1点を失いましたが、8回まで投げて5安打1失点に抑える好投でした。
 9回は小野が登板し、1死3塁から内野ゴロの間に1点を失いましたが、後続は抑えて楽天に連勝して、チームは9連敗後に3連勝となりました。

 
 左わき腹の状態が心配された前田健でしたが、立ち上がりから150㎞台の直球を投げ込み、全く問題ないようでした。
 昨日は野村が復帰後初白星を挙げて復調をアピールしましたが、今日は前田健が、素晴らしい投球で復調をアピールしました。
 エースで快勝したことで、チームに勢いが付くと思うので、リーグ戦再開に向けてとても心強くなりました。そして、前田健のヒーローインタビューのとおり、負けた分をこれから取り返してほしいですね。

 投手陣の復調に伴い、打線にも活気が戻ってきました。2回にチャンスを貰いながらも逸機でまたも悪い流れが戻ってくるかと思いましたが、続く3回にまたも貰ったチャンスでロサリオが
しっかりと結果を出して流れを引き戻しました。
 連敗中なら間違いなく流れを手放していたでしょうが、一つの白星で雰囲気がこうも変わるものなのですね。
 今日は、安打が出たイニングは全て得点を挙げており、カープらしい繋ぐ攻撃が戻ってきたので、打線は底を脱したと言えます。これからは、投打がガッチリかみ合った試合を続けていってほしいですね。
 

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野村復活の白星

2014年06月18日 23時53分22秒 | 試合結果
楽天 000 000 100 1
広島 203 010 00X 6
勝利投手:野村4勝3敗
敗戦投手:川井1勝5敗
本塁打:[広島]エルドレッド22号、ロサリオ6号

 打線は1回1死2塁から丸の適時3塁打で先制すると、更に1死1,3塁からロサリオの中犠飛で追加点を奪いました。
 3回にはエルドレッドが1死2塁から本塁打と小窪の適時2塁打で3点を追加すると、5回にはロサリオのソロ本塁打で1点を追加して、試合を行方を決めました。

 先発野村は、持ち味の緩急を駆使して楽天打線を5回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませんませんでした。6回1死1,2塁では藤田を併殺打に打ち取り無失点で切り抜けました。
 7回に1死2塁からボウカーに適時2塁打を浴びて1点を失いましたが、7回を5安打1失点の好投でした。

 8回は久本が、9回は中田が三者凡退に抑えるパーフェクトリリーフで楽天に反撃を許さず、チームを連勝に導きました。

 阪神が敗れたため1日で2位に再浮上しました。ここから巻き返して巨人に追い付き、追い越したいですね。
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