カープな毎日

カープファンのひとりごと。

2軍は15安打10得点で快勝

2015年04月30日 23時10分00秒 | 日記
 ナゴヤ球場でのウエスタンリーグ中日戦を観戦してきました。2軍は首位争いを演じており、チーム状態も好調なようなので、誰が活躍するのか楽しみでした。

 中日の先発は1軍も苦手?にしている八木でした。2軍でもやはり苦手なのか、走者は出すものの4回まで無得点でしたが、5回に鈴木将の適時打で1点を挙げて同点にしました。
 八木が降板した後の7回からは打線が勢い付き、7回には土生の適時打で勝ち越すと、8回には打者12人で7本の長短打を集めて7点を奪って試合を決めました。
 9回には4連続四球で1点を追加して、2ケタ得点となる10点目を貰いました。

 先発は小野で5回を4安打1失点(自責点0)に抑えるも、制球が不安定でした。4回の失点は四球に失策が絡み、更に右前安打を高橋が本塁へ好返球するも中村亘が捕球し損ねての失点と不運が重なりましたが、四球がきっかけになっていることはいけませんね。

 6回からは小刻みな継投で、江草がクリーンアップを相手に1回を完璧に抑えると、今井と飯田がそれぞれ死球で走者を出しながらも無安打に抑えました。
 9回は中田が登板し、いきなり和田に完璧な本塁打を浴びてしまいましたが、後続はきっちりと抑えて1回を1失点に抑えました。

 今日の試合で1番目に付いたのは鈴木将でした。打席に入ると打てる雰囲気が感じられ、状態の良さが分かりました。
 その他では、高橋、土生、庄司らも打撃好調で良い当たりを飛ばしていました。
 1軍が貧打に喘いでいることを考えると、調子の上がらない選手を我慢して使い続けるよりも、鈴木将、土生、庄司を昇格させても良いのではないかと思いました。

 写真は庄司と中田です。


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また0-1敗戦で今度は野村を見殺し

2015年04月30日 21時51分00秒 | 試合結果
DeNA 000 100 000 1
広島 000 000 000 0
勝利投手:三嶋2勝1敗
敗戦投手:野村1勝2敗
セーブ:山崎康1敗8S
本塁打:[DeNA]梶谷1号


 先発の野村は久々の登板でしたが、走者を出しても粘り強い投球を披露しました。
 初回は2死から安打と盗塁に悪送球で3塁に走者を背負いましたが、筒香を投邪飛に打ち取ると、2回の無死1塁では遊直併殺で切り抜けました。
 しかし、4回に先頭の梶谷に本塁打を浴びて先制点を奪われると、2死後にバルディリスに2塁打を浴びてしまいましたが、倉本を2ゴロに打ち取り、最少失点で凌ぎました。
 5回にも四球と犠打で1死2塁とされながら後続を断ち、6回の1死2塁もロペスとバルディリスを凡打に打ち取るなど、8回まで投げて6安打1失点の好投でした。


 打線は三嶋に対して全く手が出ず、3回まで無安打におさえられました。4回に菊池の内野安打で初めての走者を出すも丸と新井が凡退し、5回には先頭のロサリオが安打放つもシアーホルツが左飛、ロサリオが盗塁死してしまい、結局8回まで2安打に封じられて2塁さえ踏めませんでした。

 9回からは一岡が登板し2安打を浴びましたが、何とか無失点で凌ぐと、その裏に山崎康から、代打天谷が安打を放って無死1塁としましたが、代打野間が左飛に倒れ、ボークで2塁へ進むも、田中と菊池が連続三振に倒れてしまい、得点どころから3塁も踏めない惨状で、好投した野村を見殺しにしてしまいました。


 0-1というスコアを今季は何度見たことでしょうか。打線が上向くどころか、どんどん悪い方へ向かっているように感じます。
 誰かが適時打を放ってリードを奪えば、重圧から解放されて一気に打線が繋がりますが、拙攻や逸機で得点機を逃せば逃すほど、どんどん重圧が掛かって打てなくなるパターンが続いています。更に先発投手が好投しているから、援護しなくてはとの思いから余計に重圧が大きくなるのでしょう。
 今のところ、この悪循環から脱却する糸口が見えないまま4月が終わってしまいました。
 エルドレッドが戻ってくれば変わるとの見方もありますが、まだ復帰までは時間が掛かります。復帰した頃には取り返しがつかない状態になっている可能性が高くなっています。
 今のメンバーではこのトンネルから抜け出すことができなければ、入れ替えを考えるべきではないでしょうか。特にシアーホルツの不振は深刻で、長打力による威圧感を与える存在と考えているのでしょうが、打率.080では長打力の威圧感どころか打てない安全パイとしか見えないでしょう。
 日本の投手の配球やストライクゾーンに戸惑っているのは明らかで、2軍のプレッシャーのかからないところで、打たせてあげることも必要ではないでしょうか。
 2軍は好調で首位争いを演じており、打線も悪くないことは、今日のウエスタンリーグで見てきました。(ウエスタンの観戦記は、この後アップします)

 緒方監督の目指す野球が体現できる選手を中心に1軍メンバーが構成されていますが、2軍で好調な若手を抜擢することで、何か雰囲気が変わるかもしれません。
 明日からは月が変わります。ツキが変わるチャンスだと思うので、ここで大胆な入れ替えを行ってほしいです。


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打線繋がり、ようやく前田健を大量援護

2015年04月29日 19時40分08秒 | 試合結果
DeNA 000 000 200 2
広島 510 001 20X 9
勝利投手:前田健2勝2敗
敗戦投手:高橋1敗
本塁打:[広島]梵1号


 2試合連続で零封された打線が今日は初回から繋がりました。安打と敵失で無死1,2塁とすると、丸が犠打を失敗してしまうも続く新井とロサリオが連続適時打を放って2点を奪いました。続く1死1,2塁のチャンスでシアーホルツが今日も見逃し三振に倒れて、ここまでか思われましたが、梵が3点本塁打を放って、この回5点を先制しました。
 更に2回にも田中と菊池の連続長打で1点を追加して、この回で高橋をKOしました。
 3回の1死2,3塁は無得点に終わりましたが、6回に3番手国吉を攻めて、2死1,2塁とすると、ロサリオの適時打で1点を追加して、リードを7点に広げました。
 
 前田健は、前2試合と比べると制球が甘くなりましたが、走者を出しても粘り強い投球でDeNA打線を抑えました。
 2回に連続三振を奪った後に連続長短打を浴びましたが、ロサリオの好返球により本塁で走者を刺して得点を与えませんでした。
 3回から6回は2安打に抑えて2塁を踏ませませんでしたが、7回に連打などで1死1,3塁とされ、倉本と代打後藤に連続適時打を浴びて2点を失いました。しかし、その後の1死2,3塁では荒波と石川を凡打に打ち取り追加点を与えず、8回まで投げて11安打を浴びながらも7奪三振で2失点にまとめました。 

 2点を返された直後には、田中と丸の適時打で2点を挙げて、再びリードを7点にもどして、DeNA戦今季初勝利を挙げました。


 2試合連続で無援の前田健でしたが、今日は初回の素晴らしい攻撃により、大量援護をもらいました。
 敵失が絡んでもらったチャンスで、丸が犠打を失敗してしまい、嫌なムードが漂いましたが、新井が適時打を放って丸のミスを帳消しにしました。更に2点目を奪ったところで、更に追加点のチャンスでシアーホルツが見逃し三振に倒れると、昨日の初回の攻撃が思いだされて2点止まりかと思われた直後に梵が本塁打を放って、シアーホルツの三振を帳消しにしました。
 新井と梵のベテランがチームを救ったと思います。もし新井の適時打が無かったらまた無得点に終わっていた可能性があり、梵の本塁打が無かったら2点止まりで、その後の追加点に繋がらなかったかもしれません。
 貧打が続いて投手を見殺しにしている試合が続くことで、若手にはチャンスで重圧が掛かって、実力を発揮できない試合が続いていました。そんな時には、今日のようにベテランが力を発揮して、重苦しい空気を吹き飛ばしてほしいですね。ベテランの存在が大きく感じた1勝だったと思います。
 明日からは若手の力で勝利を手繰り寄せてほしいですね。
 
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大瀬良無援で完投負け

2015年04月28日 21時16分29秒 | 試合結果
DeNA 000 000 001 1
広 島 000 000 000 0
勝利投手:久保1勝2敗
敗戦投手:大瀬良3敗
セーブ:山崎康1敗7S


 大瀬良は、直球に力があり、変化球のキレも良く、緩急と付けた投球でDeNA打線を翻弄しました。
 初回に安打などで1死2塁と得点圏に走者を背負うも、梶谷と筒香を打ち取って無失点で切り抜けると、2回から6回まで一人の走者も出さず、6奪三振の完璧な投球内容でした。
 7回に梶谷に1死から安打を許すも、後続を抑えると、8回も三者凡退に抑えました。

 打線は、初回1死から連打と敵失で1死満塁の先制機を作りましたが、シアーホルツが見逃し三振、野間が投ゴロに倒れて先制機を逃すと、その後も拙攻を繰り返して久保を助けてしまいました。
 3回は2死1塁から新井の右前安打で1走丸が本塁を狙ってアウトになり、4回は2死から敵失と四球で1,2塁のチャンスを貰いましたが、大瀬良が三ゴロに倒れてしまいました。
 5回以降は久保が立ち直り、8回まで無安打に抑えられて大瀬良を援護できませんでした。

 同点のまま迎えた9回に、大瀬良が内野安打から1死2塁とされると、2死後に梶谷に適時打を浴びて、ついに得点を奪われてしまいました。
 元気の無い打線は、山崎康から野間が1塁へのヘッドスライディングで内野安打を放ち、意地を見せましたが、安部と會澤が続かずに零封負けを喫して、好投の大瀬良を援護できず、初勝利どころか、3敗目を付けさせてしまいました。

 チームの借金は今季最多の7となり、借金返済が徐々に遠のいています。さすがにシーズン序盤とはいえ、借金7は優勝に向けて黄色信号が点灯したと思います。これ以上の借金は許されない状態まで来てしまいました。
 本気で優勝を目指すのであれば、選手育成や経験を積ませるといった将来への投資ができるほど、今のチーム状態には余裕がありません。
 緒方監督には、2軍も含めたチーム全体を戦力として考えて、勝つために考えられる最高の戦力で戦ってほしいです。
 一つの策としては、第3捕手の倉を抹消して捕手2人態勢とし、野手を昇格させて打撃陣の強化を図ることも考えられます。
 野村前監督であれば、何かしら打線強化に向けた動きを見せていたと思います。選手起用は監督の最大の腕の見せ所です。緒方監督のお手並みを見せてほしいですね。 


 初回の拙攻が今日の試合を決めてしまったように思います。本調子でない久保から絶好の先制機を貰いながら、シアーホルツは犠飛さえ打てず、見逃し三振に倒れました。
 シアーホルツは、緊急昇格したことで調整不足は否めず、更に日本の投手の攻めに慣れていないことも重なり、まだ得点源として期待するのは厳しいと思います。
 5番としてスタメン出場する以上は、打点を挙げることを期待されているはずですが、相手投手に対しての威圧感も感じられず、今の状態では5番は荷が重いのではないでしょうか。

 長打力がある選手がいないことから、シアーホルツを起用し続けているのでしょうが、無理に起用しても相手には安パイになるだけです。
 シアーホルツには、もう少し調整期間を与えて、慣れさせてから再度昇格させることも一つの策ではないでしょうか。
 シアーホルツに限らず、1軍で結果が出ていない選手は、2軍で好調な
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永川乱調

2015年04月26日 22時05分01秒 | 試合結果
阪神 000 006 000 6
広島 000 000 000 0
勝利投手:能見2勝2敗
敗戦投手:永川1敗


 先発のジョンソンは、制球に苦しみながらも辛抱強く投げて失点を許しませんでした。3回に2死から3連続四球を与えて満塁のピンチを招きましたが、ゴメスを中飛に打ち取り無失点で凌ぎました。
 4回には安打と四球で無死1,2塁とするも連続三振に投直に抑えて得点を与えず、5回まで投げて被安打2ながら6四球を与えて115球を要してしまい、この回でマウンドを降りました。

 昨日は2ケタ得点を挙げた打線でしたが、今日は一転して能見の前に沈黙してしまいました。4回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。
 5回に安打と犠打で1死2塁として初めて得点圏に走者を進めましたが、梵と代打會澤が続くことができず無得点に終わりました。
 
 6回からは永川がマウンドに上がると、いきなり福留とマートンに連続2塁打を浴びて先制点を奪われると、1死後に四球とバント安打で満塁とされ、2死後に西岡に押し出し四球を与えてしまい、ここで河内に交代しました。
 しかし河内も阪神打線の勢いを止められず、鳥谷とゴメスに連続適時長打を浴びてしまい、この回打者一巡の猛攻を受けて6点を失い、試合の大勢が決まってしまいました。

 7回からは九里が登板し、走者を出しながらも2イニングを無失点に抑え、9回はヒースが2安打1四球と乱調ながらも、好守に助けられて無失点に抑えました。

 打線は、6回と7回に先頭打者が安打で出塁しながらも、後続が続かず得点を挙げられず、8回と9回も打線が繋がらず、能見に6安打完封されてしまい、最下位脱出はなりませんでした。


 ジョンソンは悪いなりに、しっかりと要所を締める投球で5回を無失点に抑えて試合を作りましたが、2番手の永川がまさかの大乱調で試合が壊れてしまいました。
 先制点は仕方ないとしても、西岡への押し出し四球はいけません。打たれたのは仕方ないですが、押し出しは防げる失点だったと思います。相手が能見であることを考えれば、1点差と2点差では打線に掛かるプレッシャーが違い、攻撃意欲も削がれてしまうでしょう。
 ジョンソンが粘りの投球で試合を作った姿を見て、永川もその思いを継いでほしかったですね。
 永川には次回登板で今日の借りを返す好投を期待したいですね。




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黒田の闘志が野手に伝わり快勝!

2015年04月25日 22時40分37秒 | 試合結果
阪神 010 002 000 3
広島 112 025 00X 11
勝利投手:黒田3勝1敗
敗戦投手:藤浪1勝2敗
本塁打:[阪神]伊藤隼1号


 貧打に苦しむ打線は、好調の田中を1番に起用してテコ入れを図ると、これがピタリと当てはまり、初回に安打と犠打で1死2塁とすると、丸が適時打を放って、幸先良く先制点を挙げました。
 
 先発黒田は初回に2四球を与えるなど、制球に苦しみました。初回は無失点に凌ぎましたが、2回に2死1,3塁から上本に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 しかし、その裏の攻撃で、1死1塁の場面で打席に立つと、藤浪が2球連続で内角の際どいところにに投げ込んだことに激怒して、マウンドの藤浪に歩み寄ると、球場が一触即発のムードが漂いました。ここは、緒方監督らが黒田をなだめると、捕逸と黒田の進塁打で2死3塁となり、田中の一ゴロが敵失を誘い、勝ち越し点を挙げました。
 更に3回には、3塁打、四球、落球で無死満塁のチャンスを貰うと、野間の一ゴロに敵失が絡んで2点の追加点を貰いました。
 5回は、無死2,3塁から野間の犠飛と、會澤の適時打で2点を追加して、リードを5点に広げました。
 
 黒田は、2回の事件をきっかけに立ち直り、3回は主軸を三者凡退に抑えると、4回と5回も走者を出しながらも無失点に抑えました。
 しかし、6回に無死2塁から伊藤準に2点本塁打を浴びてしまい、この回を終えて球数が100球となったことで、その裏の打席で代打が送られて降板となりました。6回で9安打されながら3失点に抑える、粘りの投球でした。

 3点差に追い上げられた直後の6回には2番手島本を攻めて1死1,2塁とすると、代わった金田から新井の適時打と野間の2点適時3塁打、更に會澤の2点適時打3塁打により、この回5点を挙げて試合を決めました。
 7回は永川が無失点に抑え、8回と9回は今村が打者6人を完璧に抑えて、阪神に快勝しました。
 
 
 12安打で今季初の2ケタ得点となる11点を挙げて、ようやく打線が冬眠から目覚めました。序盤は阪神の拙守に助けられて得点を挙げましたが、5回と6回には打線が繋がり、7得点を奪いました。
 そのきっかけを作ったのは、黒田の気迫だったと思います。2回の打席で2球連続で内角の厳しい球に対して怒りを露わにして戦う姿勢を示すと、野手の闘争心に火が付き、その後の攻撃に繋がったと思います。
 黒田の勝利への執念がチーム全体に伝わり、今までの重苦しい空気が一掃できたように感じたので、今日の一戦が打線復調のきっかけになるような気がします。
 明日からは、打線が投手をしっかりと援護してくれるでしょう。今季は鯉の季節から上昇気流に乗って行きたいですね。
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前田健が菅野に雪辱を果たされる

2015年04月22日 22時03分18秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 100 000 00X 1
勝利投手:菅野3勝2敗
敗戦投手:前田健1勝2敗
セーブ:澤村2勝1敗6S


 前田健は、初回に1死2塁とされると、2死後に坂本に適時打を浴びて先制点を与えてしまいました。
 2回は新井の失策などで2死3塁のピンチを迎えるも、自らの好守で菅野を投ゴロに打ち取り無失点で凌ぎ、3回1死2塁では橋本と坂本を連続三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 4回と5回も走者を出しながらも得点を与えず、6回には1死から四球と安打で1,2塁のピンチを迎えましたが、ロサリオの好捕もあり無失点で凌ぎました。
 7回は、この試合で初めて三者凡退の抑えて、7回を6安打1失点に抑える粘投でした。

 打線は苦手の菅野に手こずりました。2回に2死からロサリオと田中が連打を放つも、田中が1,2塁間に挟まれてアウトになってしまいチャンスの芽を摘んでしまうと、3回から7回まで1安打に抑えられ、6三振を喫してしまい、2塁さえ踏めませんでした。
 しかし、8回にロサリオの左飛をアンダーソンが捕球エラーして、無死3塁の大チャンスを貰いました。ところが、好調の田中が三振、代打天谷は四球を選ぶも、代打小窪も三振で2死となり、菅野と相性の良い安部は、球を捉えながら遊撃坂本の好捕により得点を挙げられませんでした。

 8回は一岡が、巨人の主軸を三者凡退に抑えて、味方の反撃を待ちましたが、9回は澤村の前に菊池、丸、新井の主軸が三者凡退に倒れてしまいました。
 
 昨年に続き、北関東での巨人戦は1勝も挙げることができず、悪夢を払しょくするどころか、苦手意識が更に強くなってしまい、正に鬼門となってしまいました。
 これで4月の負け越しが決まり、再び借金は今季最多タイの6に逆戻りです。いまだに浮上のきっかけを掴めずに、もがいている状態が続いています。
 昨季は野村監督が選手とのコミュニケーションにより浮上への道筋をつけていました。そろそろ緒方監督も何かしらテコ入れをしないといけませんね。

 前田健は7回を1失点に抑えましたが、打線の援護に恵まれませんでした。前回の登板も8回1失点と好投しながら、無援護で敗戦投手となりました。
 前田健は、先発として十分な投球をしていますが、唯一気になるのは、2試合とも初回に失点をしたことでしょうか。
 今の打線の状態で、初回に失点して試合開始早々から追いかける展開にしてしまったことで、チームを白星へ導くことはできませんでした。特に今日の巨人先発は菅野なので、先制点は致命傷になる可能性が高いので、絶対に先制点を与えてはいけない試合でした。
 この辺りに前田健が波に乗れない原因かもしれませんね。そして、エースの状態がチーム状態を象徴しているように感じますね。 
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昨年の悪夢を払しょくできず

2015年04月21日 23時22分14秒 | 日記
広島 000 003 000 3
巨人 012 020 10X 6
勝利投手:杉内2勝
敗戦投手:大瀬良2敗
セーブ:澤村2勝1敗5S
本塁打:[広島]田中1号

 大瀬良は、2回に1死から連続短長打で2,3塁とされると、實松の内野ゴロの間に1点を奪われて先制を許してしまいました。
 3回には先頭の長野に死球をきっかけに1死1,3塁とされ、田中の失策とアンダーソンの適時2塁打で2点を失いました。
 4回は三者凡退に抑えるも、5回にまたも先頭の長野を四球で出塁させると、1死2塁から橋本と坂本に連続適時3塁打を浴びて、痛すぎる2点を失い、この回限りでマウンドを降りました。

 打線は、初回に1死2塁としましたが、シアーホルツが三振、新井は内野安打を放つも、ロサリオが捕飛に倒れ、2回には1死2塁としながら、會澤が一飛、大瀬良は三振に倒れて先制機を逃してしまいました。
 先制された直後の3回には、安打と敵失で1死2塁の同点機を作りながら、シアーホルツが三振、新井の四球を挟んで、ロサリオが右飛に倒れて追いつくことができませんでした。
 4回と5回は無安打に封じられましたが、6回に2死1塁から梵の適時2塁打と田中の2点本塁打で3点を返し、杉内をKOしました。更に代わった笠原から會澤が3塁打を放ちましたが、代打野間が戸根に三振に抑えられて、反撃は3点止まりでした。
 続く7回は、1死2塁としましたが、シアーホルツが今日3個目の三振、新井も三邪飛に倒れて無得点に終わりました。

 6回から登板した九里は、6回の1死2塁のピンチは無失点で凌ぎましたが、7回に2塁打と四球で無死1,2塁とされ、2死までこぎつけるも、井端に適時打を浴びて、試合を決められる追加点を与えてしまいました。
 8回はマシソン、9回は澤村に無得点に封じられて、北関東での巨人戦で昨年の雪辱を果たせませんでした。

 
 昨年9月に優勝争いから後退するきっかけとなった北関東での巨人戦3連敗の悪夢を払しょくするために、今日は勝ちたかった試合でしたが、昨年と同様に拙攻を繰り返して敗戦してしまいました。
 序盤の3イニングは、チャンスの連続でしたが、いつものようにあと1本が出ずに得点を奪えず、試合の主導権を握ることができず、逆に巨人には先制、追加点を奪われてしまいました。
 今のカープ打線では、序盤とはいえ3点のビハインドを追いかけるのは、貧打に苦しむ打線にとってかなりきついので、序盤の拙攻による無得点は痛かったです。
 期待のシアーホルツが3度の得点機で全て三振するなど、5打数4三振と完全にブレーキとなりました。まだ来日して間もなく、2軍での実戦機会も2試合と調整不足は否めないので、仕方ないかもしれません。
 とはいえ、1軍で出場する以上は、結果を求められるので、何とか早く本来の打撃を取り戻してほしいですね。
  
 

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シアーホルツが緊急昇格して快勝

2015年04月19日 22時13分29秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 010 001 03X 5
勝利投手:ジョンソン2勝
敗戦投手:バルデス1敗
本塁打:[広島]野間1号、鈴木誠1号


 昨日の試合で走塁中に左太ももを痛めた松山が登録抹消となり、貧打に拍車が掛かることが心配され、緒方監督は、ザガースキーを降格して新外国人のシアーホルツを緊急昇格させました。また松山の代わりには小窪が再昇格しました。

 シアーホルツをいきなり3番右翼で起用した打線は、2回に1死1塁から梵がエンドランを成功させて1,3塁とすると、田中のスクイズで先制点を挙げました。
 3回には1死1,2塁のチャンスでシアーホルツに打席が回るも左飛に倒れ、続く新井も凡退して追加点を奪えませんでした。
 その後はバルデスを攻略できませんでしたが、6回に連打などで1死1,3塁となったところで代打小窪を起用すると、33分の雨天中断を挟みながら、小窪が適時打を放って、待望の追加点を挙げました。
 8回には野間が浜田智との新人対決で右翼席にライナーで突き刺さるプロ初本塁打を放つと、更に鈴木誠も2点本塁打を放って、この回3点を挙げて試合を決めました。

 先発のジョンソンは、初回と2回の無死1塁を共に併殺で切り抜けると、その後も毎回のように走者を背負いながらも後続を打ち取り、6回まで2塁さえ踏ませず、中日打線に得点を与えませんでした。
 7回に四球と安打などで1死2,3塁と最大のピンチを迎えましたが、代打小笠原を投ゴロ、代打藤井を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、8回まで投げて6安打無失点の好投でした。
 9回は今村が1四球を与えましたが、三者三振に切って、中日打線を零封しました。


 期待のシアーホルツは、3打数1安打とまずまずのデビューとなりました。3回の得点機では期待に応えられませんでしたが、6回には無死1塁で右前打を放って、小窪の適時打を御膳立てしました。
 この緊急昇格が打線を刺激したのか、久々の2ケタ安打となる10安打を放って5得点を挙げました。更に安打が出た4イニング中3イニングで得点を挙げており、打線が繋がり機能しました。
 そして期待の野間と鈴木誠が共に途中出場ながら本塁打を放って、打線に活気を与えたと思います。この若手の一打で、打線が冬眠から覚めてくれることを願いたいですね。


 今日は緒方監督も積極的な采配をみせて、2回にはエンドランにスクイズと攻めて、6回の1死1,3塁ではロサリオに代打小窪を起用して、これが見事に決まりました。
 これまではあまり動かず、選手に任せていたように感じましたが、勝負どころでは積極的に攻めることも必要だと思います。
 これからも、今日のような采配を見せてほしいですね。
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延長戦6戦6敗

2015年04月18日 23時20分37秒 | 試合結果
中日 000 100 100 01 3
広島 000 001 100 00 2
勝利投手:田島3勝1敗
敗戦投手:ヒース2敗4S
セーブ:福谷2勝4S
本塁打:[中日]平田1号


 先発黒田は、初回に1死1塁から大島を併殺に打ち取ると、3回まで1安打無失点に抑えました。しかし、4回に1死2塁のピンチを招くと、2死3塁となった後、福田に適時3塁打を浴びて先制点を奪われました。続く5回にも1死2塁のピンチを迎えましたが、ここは後続を断って無失点で凌ぎました。

 打線は若松に対して4回まで1安打無得点に抑えられました。ようやく5回に田中の2塁打で無死2塁の同点機をつくりましたが、梵、野間が凡退し、會澤敬遠で黒田が三振に倒れて追いつくことができませんでした。
 それでも6回2死から松山の2塁打と新井の適時打で同点に追い付き、更に四球と敵失で1,3塁の勝ち越し機を貰いながら、梵が三振に倒れて勝ち越せませんでした。
 
 6回まで1失点で凌いでいた黒田でしたが、7回に連続短長打で無死2,3塁の大ピンチを背負い、何とか2死までこぎつけるも、代打藤井に中前打を浴びて、丸の好返球で2塁走者は本塁打で刺したものの1点を失って、勝ち越しを許してしまいました。

 しかし、打線がその裏に奮起して浅尾から連打などで1死2,3塁のチャンスを作りました。しかし、丸の内野ゴロの間の1点のみで同点止まりでした。

 8回は一岡、9回は中崎が走者を出しながらも無失点で凌ぎましたが、打線も中日の中継ぎ陣を攻略できず、延長戦に突入しました。
 10回は永川が三者凡退に抑えるも、11回に登板したヒースが2死から平田に痛恨の本塁打を浴びて勝ち越されてしまいました。
 その裏に1死から連打で1,3塁の同点機を作りましたが、梵が一ゴロ、野間が三振に倒れて、またも延長戦で敗れてしまい、今季の延長戦は6戦全敗となってしまいました。

 
 勝ち越すチャンスは何度もあったのですが、あと1本が出ずに同点止まりでした。特に梵が3度の得点機で全て凡退してしまったのは痛かったですね。
 新井に適時打が出たものの、打線の適時打欠乏症は深刻ですね。打線はいつか上向くと思いますが、今のところその気配を感じられないところが辛いですね。
 早くこの重苦しい貧打を脱するためのきっかけを掴んでほしいですね。
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