カープな毎日

カープファンのひとりごと。

延長10回フランスアが自滅して連敗

2020年08月30日 22時22分59秒 | 試合結果
阪神 300 000 000 2 5
広島 000 030 000 0 3
勝利投手:岩貞4勝2敗
敗戦投手:フランスア1勝2敗7S
セーブ:スアレス12S
本塁打:[阪神]サンズ12号
    [広島]菊池涼6号


 昨日の試合で5回の守備で左足首を痛めた堂林は、試合前の全体練習に参加せずスタメンも外れ、代わりに今日一軍に昇格した安部友1番3塁でスタメン出場しました。

 先発の遠藤は、初回に内野安打と四球で1死1,2塁とされて、サンズに3点本塁打を浴びて先制されてしまいました。それでも2回から4回までは三者凡退に抑えると、5回は四球と2塁打などで2死2,3塁とピンチを迎えたものの、糸井を三飛に打ち取って無失点で凌ぎ、6回と7回も三者凡退に抑えて、
7回を投げて4安打3失点に抑えました。

 打線は、初回に1死2塁とするも長野と鈴木誠が凡退してしまい、2回無死2塁も坂倉、ピレラ、田中広が凡退して得点を挙げられず、3回には無死1塁で安部が併殺と4回まで毎回安打を放ちながら得点を奪えませんでした。
 しかし、5回に安打と敵失に犠打で1死2,3塁として、2死後菊池涼が3点本塁打を放って同点に追いつきました。7回には死球と安打で1死1,2塁の勝ち越し機を作りましたが、代打上本と菊池涼がともに右飛に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 8回からは塹江がマウンドに上がり、8回を無失点に抑えると9回も続投して安打と死球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、代打中谷を三振に斬って無失点に抑えました。 
 打線は、8回と9回は得点を挙げられず延長戦に突入すると、10回に登板したフランスアが四球と犠打で1死2塁のピンチを招き、江越は三振に斬って2死後サンズを敬遠して1,2塁として、大山に2点適時3塁打を浴びて痛恨の2点を失いました。
 10回裏は代打大盛、菊池涼、長野が三者凡退に倒れて、阪神に競り負け2カード連続の負け越しとなりました。

 打線は西川が登録抹消中で、鈴木誠や長野も状態を落とし気味、會澤も状態が万全ではなく、全体的に低調なことから、好調だった堂林を欠いたことで、さらに繋がりが悪くなってしまい、初回から4回まで毎回安打を放ち、初回と2回は大きなチャンスを作りながら、得点を奪えませんでした。
 堂林の足の状態は分かりませんが、昨日は最後まで出場しており、登録抹消もされていなことから軽傷と思われ、明後日から復帰できると思いますが、13連戦となることから、体に負担がかかるため、休ませながらの起用になるかもしれませんね。
 
 また、守護神フランスアが2試合連続で失点となり、不安定な投球に逆戻りしています。先頭の近本にあっさりと四球を与えてしまうと、2死までとるも大山にも3連続ボールとなり、ストライクを取りに行った球を痛打されて決勝点を奪われました。
 ようやく勝ちパターンの継投が決まり始めたばかりだったたけに、フランスアの投球内容の悪さが気になります。明後日からは13連戦も始まるので、何とか踏ん張って立て直してほしいですね。
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大瀬良が3回5失点で今季阪神戦3敗目

2020年08月29日 22時23分47秒 | 試合結果
阪神 032 000 010 6
広島 000 130 001 5
勝利投手:岩貞3勝2敗
敗戦投手:大瀬良5勝3敗
セーブ:スアレス11S
本塁打:[阪神]近本3号


 先発の大瀬良は、2回に連打で無死2,3塁とされると、1死後梅野の一ゴロを松山が本塁へ投げたが間に合わず野選となり1点を失っい、さらに1死1,3塁で小幡のスクイズを松山に悪送球が絡んで2点を失い、この回3失点となりました。
 3回にも連打で無死1,3塁とされ、サンズの適時打で1点を失い、さらに四球で1死満塁として2死後小幡の適時内野安打で1失点して、この回2点を失いました。
 3回の打席で代打が送られ、3回を投げて7安打5失点で降板となりました。

 打線は、藤浪に3回まで1安打無得点に抑えられていたましたが、4回1死から2塁打と死球で1死1,2塁として松山が適時打を放って1点を返し、なおも四球で1死満塁としましたが、會澤と田中広が連続三振に倒れてしまいました。
 それでも続く5回に四球と安打で無死2,3塁として、羽月の投ゴロの間に1点を返し、なおも四球で1死1,3塁の好機を作り、2死後松山とピレラの連続適時打で1点差に追い上げ、続く會澤が死球で2死満塁としたところで藤浪をKOしましたが、続く田中広が遊ゴロに倒れて同点に追いつくことができませんでした。
 6回は振り逃げと盗塁で1死2塁の同点機を作りましたが、代打磯村は三振、堂林が遊ゴロに倒れてしまいました。

 4回からはケムナが登板すると2回を無安打無失点に抑え、6回は菊池保が1安打無失点に、7回は島内が四球と曽根の悪送球で1死2塁のピンチを招き、2死後敬遠で1,2塁とした後、梅野に右前安打を打たれるも、鈴木誠の好返球で2塁走者サンズを本塁で刺して無失点で凌ぎました。
 直後の7回裏に安打などで1死2塁としながら、ピレラと會澤が凡退して無得点に終わると、8回に登板した薮田が2死後近本に本塁打を浴びて2点差に広がってしまいました。
 9回は中田が1安打無失点に抑えると、9回裏に2塁打と暴投で1死3塁として鈴木誠の三ゴロの間に1点を返すも、あと1点が届かず阪神に競り負けました。

 
 大瀬良がまさかの3回5失点で早々に降板するも、ケムナ、菊池保、島内が味方の好守にも助けられて無失点で凌ぐと、打線が4回に1点を返して反撃を開始すると、5回には3点を返して藤浪をKOして、なおも満塁の一打逆転のチャンスでしたが、田中広が遊ゴロに倒れて追いつくことができず、その後もチャンスを作るも追いつくことができませんでした。
 5回は押せ押せムードになっており、一気に同点、逆転を狙ってほしい場面であり、投手も藤浪から岩貞に代わったことから、田中広に代打を送って勝負をかけてほしかったです。
 まだ中盤ということで時期尚早との判断だったのかもしれませんが、ベンチには長野や昨日のヒーロー上本が残っていました。もちろん終盤を見据えれば、代打は残しておきたいところですが、坂倉や磯村もいたので、この場面で起用しても良かったと思います。
 結局、長野も上本も最後までベンチに残っていたことを考えれば、5回の勝負所で使ってほしかったですね。 
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森下6勝目消えるも今季初のサヨナラ勝ち

2020年08月28日 21時07分38秒 | 試合結果
阪神 000 010 101 3
広島 120 000 001 4
勝利投手:フランスア1勝1敗7S
敗戦投手:岩崎2勝2敗
本塁打:[阪神]大山13号
    [広島]菊池涼5号、坂倉3号


 打線は、初回1死後に菊池涼が本塁打を放って先制すると、2回には1死1塁から坂倉が2点本塁打を放って、天敵の西勇から3点を奪いましたが、3回は安打と敬遠に四球などで2死満塁としながら、ピレラが遊ゴロに倒れて追加点を挙げられず、4回から6回は三者凡退に抑えられてしまいました。

 先発の森下は、初回1死1塁で陽川を併殺に打ち取り、2回無死1塁では鈴木誠が大山を右ゴロとする好守に助けられて4回まで1安打無失点に抑えました。
 4回に1死1塁から梅野に適時2塁打を浴びて1点を失うと、7回は大山に本塁打を打たれ、更に安打と犠打で1死2塁のピンチでしたが、代打糸井を左飛、代打福留を三振に斬って追加点を与えず、7回を6安打8奪三振2失点でマウンドを降りました。

 8回は塹江が三者凡退に抑えるも、打線は8回に四球と盗塁に悪送球も絡んで2死3塁の追加点機を作りましたが、鈴木誠が中飛に倒れて得点を奪えず、9回に登板したフランスアが連打で無死1,3塁のピンチを招き、1死後梅野の二ゴロの間に1点を失って同点に追いつかれ、森下の6勝目は消えてしまいました。
 しかし、9回に2安打で1死1,2塁のサヨナラ機を作ると上本が適時打を放って、今季初のサヨナラ勝ちとなりました。

 森下は、2回までに3点の援護を貰うも、阪神先発は天敵の西勇ということで追加点を望めない状況から、失点を最小限に抑えなければいけないプレッシャーがあったと思いますが、4回を除いて毎回走者を背負いながらも、7回を2失点に抑える好投でした。
 6勝目が目前まで迫っていましたが、9回にフランスアが同点に追いつかれてしまい、残念ながら6勝目は成りませんでしたが、阪神のエース西勇と投げ合って、互角の投球内容だったことは大きな自信になるはずです。
 白星は逃してしまいましたが、今日の経験はこれからの投球に活きてくるはずですね。

 打線は2回までに3点を奪いながら3回の得点機を逸すると、4回以降は西勇に全く手も足もでず完璧に抑えられてしまいました。やはり4番鈴木誠が状態を落としていることが、打線に勢いが生まれない原因と思われます。
 最近はチャンスで凡退する場面が多く、今日も8回の追加点機で中飛に倒れてしまいました。どんな好打者でも状態が落ちることはあるので仕方ありませんが、西川と石原慶が離脱したチーム状況を考えると、鈴木誠には早く復調して打線を牽引してほしいですね。
 
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K.ジョンソン6回3失点も援護なく6連敗

2020年08月27日 22時18分20秒 | 試合結果
広島 010 100 000 2
DeNA 010 200 00X 3
勝利投手:井納5勝3敗
敗戦投手:K.ジョンソン6敗
セーブ:三嶋1勝1敗8S
本塁打:[広島]堂林12号


 打線は、初回に2安打などで1死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が併殺に倒れて無得点に終わるも、2回1死から堂林が本塁打を放って先制に成功しました。
 
 先発のK.ジョンソンは、初回に1死2塁のピンチを招くも、佐野を三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に安打と暴投で1死2塁として、嶺井に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 それでも打線は、相手の拙い守備に助けられて1死2塁のチャンスを貰うと、松山が適時2塁打を放って勝ち越しに成功し、さらに敬遠で1死1,2塁の追加点機でしたが、田中広が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。 
 K.ジョンソンは、3回の1死1,2塁は佐野と宮崎を凡打に抑えて無失点で切り抜けましたが、4回に安打と四球などで1死1,2塁とされ、井納に2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
 5回には死四球で2死1,2塁とするも嶺井を二ゴロに打ち取ると、6回はこの試合初めて三者凡退に抑えて、7回の打席で代打を送られて、6回を投げて6安打3失点でマウンドを降りました。
 
 7回は薮田が登板すると、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、佐野、宮崎、代打山下を凡打に打ち取って無失点で切り抜け、8回は中田が1安打無失点に抑えました。

 打線は6回に安打と四球などで1死1,3塁のチャンスを作るも、松山が二直に倒れ、堂林は四球で2死満塁となり田中広が左飛に倒れました、続く7回は安打と犠打で2死2塁の同点機を作りながら菊池涼が左飛に倒れて得点を奪えず、DeNAに競り負けてカード勝ち越しはならず、K.ジョンソンは開幕から6連敗となってしまいました。

 今日は、K.ジョンソンが本来の投球ではない中、粘りの投球で6回を3失点で凌ぎ、久々にQSを達成しましたが、打線の援護がなくまたも白星を手にすることができませんでした。
 打線は序盤に2点を挙げるも、K.ジョンソンが勝ち越した直後の4回に投手の井納に2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。相手が投手ということで少し油断があったように感じましたが、ここで大崩れせず後続を断ったことは良かったのではないでしょうか。
 今日の投球を復調への手掛かりにして、次回こそは今季初白星を手にしてほしいですね。

 一方で打線は、中盤以降のチャンスであと1本が出ませんでした。特に6回の2死満塁で田中広をそのまま打席に送りましたが、ここは今日一番の勝負所と思っていたので、代打ピレラを送ってほしかったです。
 今日は會澤がコンディション不良でベンチ入りメンバーから外れていたため、代打の切り札はピレラしかいなかったので、ベンチは躊躇ったのかもしれませんが、結果的にここで得点できなかったことが最後まで響いてしまいました。
 西川が登録抹消となり、會澤も不在となっては代打の切り札がいないのも確かであり、今の苦しいチーム状況を感じてしまいました。會澤の状態が早く良くなることを願うしかありませんね。
 
 石原慶が、5回の打席で高いバウンドで投手の頭上を越える当たりで一塁への走塁中に前方に転がるように転倒しました。左太もも裏付近を痛めたようで担架で運ばれて途中交代となりました。
 明日以降に病院で検査を受ける予定とのことですが、長期離脱は避けられないかもしれません。さらにチームは苦境に立たされてしまいそうです。誰か救世主が現れてほしいですね。

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塹江が2イニング目に捕まりサヨナラ負け

2020年08月25日 20時40分12秒 | 試合結果
広島 000 020 200 4
DeNA 030 010 001 5
勝利投手:三嶋1勝1敗7S
敗戦投手:塹江3勝2敗
本塁打:[DeNA]宮﨑10号

 先発の九里は、初回に先頭梶谷に安打を打たれるも、続く大和を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取りましたが、2回に無死1塁から宮崎に2点本塁打を浴びてしまい、更に2塁打などで1死3塁とされ、戸柱の遊ゴロの間に1点を失い、この回3点を失いました。
 3回と4回も先頭打者に安打を打たれ、4回には安打と暴投などで1死1,2塁とされ、ロペスは三振、戸柱を一ゴロに打ち取りながらベースカバーの九里が捕球ミスするも、DeNAの走塁ミスに助けられて無失点で凌ぎました。
 九里は5回の打席が代打を送られて、4回を6安打3失点で降板となりました。

 打線は、2回に四球などで2死3塁とするも堂林が三振、4回にも安打と暴投などで1死3塁としながら、鈴木誠と坂倉が凡退してしまい、上茶谷に4回まで1安打無得点に抑えられました。
 5回に連打と犠打で1死2,3塁として、代打松山の適時打で1点を返し、なおも2死1,3塁で重盗により1点を挙げて1点差に追い上げました。
 
 5回からは菊池保がマウンドに上がるも、四球と2塁打で無死2,3塁のピンチを招き、1死後ソトの犠飛で1点を失ってしまいました。
 6回はケムナが三者凡退に抑えると、7回に連打と四球などで1死満塁として、松山の併殺崩れの間に1点、長野の適時打で1点を挙げて同点に追いつきました。
 7回は島内が2死2塁とされるも、大和を三振に斬って無失点で切り抜けると、8回は塹江が安打と四球で1死1,2塁のピンチをまねきながら、代打嶺井を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 打線は9回に1死1塁で上本が犠打失敗して併殺に倒れると、9回裏にイニング跨ぎとなった塹江が安打と犠打で1死2塁とされ、2死後敬遠で1,2塁として大和に適時打を打たれてサヨナラ負けを喫して、チームの連勝は3で止まりました。

 先発の九里は4回で早々に降板し、菊池保が1失点しましたが、その後のケムナ、島内が無失点で凌ぎ、打線が7回に追いつき、試合終盤はカープが押し気味でしたが、9回表に上本が犠打失敗して併殺に倒れると試合の流れが変わり始め、イニング跨ぎとなった塹江が捕まってしまいサヨナラ負けを喫しました。
 上本のミスは痛かったですが、それ以上に塹江を9回も続投させた継投ミスが敗因だったと思います。塹江は8回もピンチを招くなど、決して調子が良いとは思えず、流れが悪い展開を止めることができませんでした。
 通常であれば、9回はフランスアだと思いますが、延長10回を見据えた時に、フランスア以外に信頼できる投手が残っていなかったため、塹江を続投させたと思いますが、今季は延長は10回打ち切りであることを考えれば、ケムナを2イニング投げさせて、島内を残しておくという選択肢もあったと思います。
 今季は10回までなので、試合終盤は10回までを見据えながら逆算して継投を考えてほしいですね。
 そして、九里は2試合連続で6回を持たず降板しており、今は投げてみないと状態が分からないという不安定ない状況が続いています。6連戦の初戦で不安定な戦いになると、その後の試合が苦しくなるので、そろそろ九里をローテから外すことも考えないといけないかもしれませんね。
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今季初の同一カード3連勝

2020年08月23日 22時13分20秒 | 試合結果
巨人 001 000 000 1
広島 000 100 01X 2
勝利投手:塹江3勝1敗
敗戦投手:大竹1勝1敗
セーブ:フランスア1敗6S
本塁打:[広島]鈴木誠13号、坂倉2号 


 先発の遠藤は、先頭松原に四球を与えて、2番坂本の打席中に雨脚が強くなり、試合は42分間中断となりました。再開後、坂本にも四球を与えて無死1,2塁のピンチを招きましたが、丸、岡本、ウィーラーを抑えて無失点で凌ぐと、2回は三者凡退に抑えましたが、3回1死後に四球を与えて1死1塁から坂本に適時2塁打を浴びて先制を許しました。

 打線は、プロ初登板初先発の直江に対して初回2死後に安打と四球で1,2塁の先制機を作りましたが、堂林が中飛に倒れて無得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられました。
 しかし、4回1死後に鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつきました。5回には2番手桜井から安打と犠打で2死2塁の勝ち越し機を作りましたが、長野が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 遠藤は、4回から6回まで毎回走者を背負いましたが、後続を断って無失点で凌ぎ、7回には安打と犠打で1死2塁とされるも、松原を左飛に打ち取り、坂本敬遠の後、丸を三振に斬って得点を与えず、7回を投げて5安打8奪三振1失点でマウンドを降りました。
 打線は、直後の7回1死後に連打で1死1,2塁とするも、代打磯村が併殺に倒れてしまいました。

 8回は塹江がマウンドに上がり、2死後四球と安打で1,3塁のピンチを招くも、代打モタを三振に斬って無失点で凌ぐと、8回裏に代打坂倉が本塁打を放って勝ち越しに成功しました。
 9回はフランスアが安打と2四球で2死満塁の一打逆転のピンチを招きましたが、ウィーラーを左飛に打ち取ってリードを守り切って、チームは3連勝で今季初の同一カード3連勝となりました。
 

 先発の遠藤は、立ち上がりは制球が安定せず、さらに雨天中断も重なり連続四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、ここから苦しみながらも丸、岡本、ウィーラーを打ち取ってピンチを脱すると、2回からは球の切れ、制球とも良くなりました。 
 3回に四球をきっかけに1点を失うも、ここでも丸と岡本を抑えて最少失点で乗り切り、7回のピンチでも丸を三振に斬って先発としての役割を十分に果たしてマウンドを降りました。
 初回の投球を見た時には、序盤でKOされるのではないかと思っていましたが、よく粘ったと思います。その後も毎回のように走者を背負いましたが、踏ん張って無失点に抑えた投球は素晴らしかったと思います。
 残念ながら打線の援護に恵まれず3勝目は成りませんでしたが、投球内容は徐々に安定感が出てきたので、これから白星を積み重ねていけるはずです。これからは、森下、大瀬良、遠藤の表ローテは安泰ですね。
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巨人戦の今季初カード勝ち越し

2020年08月22日 22時16分26秒 | 試合結果
巨人 010 100 002 4
広島 106 300 00X 10
勝利投手:大瀬良5勝2敗
敗戦投手:畠3敗
本塁打:[巨人]丸12号、モタ1号
    [広島]堂林11号、會澤4号

 初回に1死2塁から西川の適時打で幸先良く先制し、なおも死球で1死1,2塁の追加点機でしたが、堂林が併殺に倒れてしまいました。
 先発の大瀬良は、2回1死後丸に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいましたが、打線が3回に3四球で1死満塁のチャンスを貰い、鈴木誠が四球を選んで押し出しで勝ち越しに成功すると、続く堂林が代わった田中豊から2点適時打を放ち、ピレラも適時打、會澤にも適時打が飛び出して5点を挙げました。さらに四球で再び満塁として大瀬良の一ゴロの間にもう1点追加して、この回3安打6四球で6点を奪いました。
  
 大瀬良が4回に1死3塁から内野ゴロの間に1点を失うも、4回裏には1死後四球で1死1塁として堂林が2点本塁打を放ち、さらに會澤にも本塁打が出てこの回3点を挙げて試合を決めました。
 大瀬良は、5回から7回まで三者凡退に抑えていましたが、8回に安打と2四球で2死満塁のピンチを招くも、岡本を三振に斬って無失点で凌ぎ、8回を5安打5奪三振2失点でマウンドを降りました。
 9回は薮田が1死1塁からモタに2点本塁打を浴びて2点を失いましたが、後続を断って巨人に連勝して、巨人戦で今季初のカード勝ち越しを決めました。


 昨日に続き1番長野、3番西川、5番堂林、6番ピレラを起用した打線は、今日も初回に幸先良く先制すると、同点に追いつかれた3回に巨人先発の畠の乱調に付けこみ、押し出しで勝ち越すと、2番手田中豊から堂林がしぶとく2点適時打を放ちました。この一打で打線に火が付き、ピレラと會澤にも適時打が出て一挙6得点を挙げると、続く4回にも堂林が2点本塁打を放つなど3点を挙げて試合を決めました。
 
 ここまで拙攻を繰り返していた打線でしたが、きのうからの組み替えが的中して、3番西川と5番堂林がポイントゲッターとして機能しており、6番ピレラも復調気配を見せています。西川と堂林が打線に繋がりをもたらしているので、打線全体が後ろに繋げば得点に繋がるという雰囲気になり、好循環が生まれていると思います。
 打線がかみ合い始め、投手陣も安定感が出ているので、ようやくチームが浮上できる状態になってきました。ここから逆襲を見せてほしいですね。
 
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森下が8回1失点でチーム単独トップの5勝目

2020年08月21日 21時40分53秒 | 試合結果
巨人 000 100 004 5
広島 500 010 01X 7
勝利投手:森下5勝2敗
敗戦投手:田口2勝3敗
セーブ:フランスア1敗5S
本塁打:[広島]坂倉1号、ピレラ7号


 打順を大幅に組み替え、好調の長野を1番に据えて、3番西川、5番堂林、6番ピレラ、8番上本を起用しました。
 初回に長野が四球で出塁し、菊池涼がヒットエンドランを決めて無死1,3塁の好機をつくり、西川の適時内野安打で先制点を挙げ、さらに1死後四球で満塁としてピレラの三ゴロの間に1点を追加し、2死2,3塁から坂倉が3点本塁打を放ってこの回4安打を集めて5点を先制しました。

 先発の野村は、3回まで2安打無失点に抑えましたが、4回2死後に丸の2塁打で2死2塁とされ、中島に適時打を浴びて1点を失いました。
 打線は、3回に無死2塁の追加点機を作るも、堂林、ピレラ、坂倉が凡退して無得点に終わりましたが、5回2死2塁から堂林が適時2塁打を放って1点を追加すると、8回にはピレラが本塁打を放ってリードを6点に広げました。
 
 森下は、5回から8回まで1安打に抑える好投で、8回を投げて5安打5奪三振1失点でマウンドを降りました。
 9回は島内がマウンドに上がるも、四球と安打で無死1,2塁として、上本の失策で1点を失い、さらに安打で無死満塁のピンチを迎えたところで、フランスアに交代しました。
 フランスアは岸田の2点適時打と投ゴロの間に3点を失いましたが、後続を断ってリードを守り切って、チームの連敗を3で止めました。森下はチームトップとなる5勝目を挙げました。

 繋がりを欠いて拙攻を繰り返していた打線を大幅に組み替えると、初回に見事に機能しました。好調の長野を1番に入れると、粘った末に四球を選んで出塁し、菊池涼とのエンドランが成功して好機を拡大すると、打撃好調の西川が適時打を放って、早々に先制点を挙げましたが、この初回の攻撃こそ、カープが目指す攻撃スタイルであり、この先制点が打線に火をつけたと思います。
 今季は1番にピレラや西川を起用していたことで、出塁しても機動力を絡めた攻撃ができず、2番菊池の時は犠打、堂林や坂倉の時は安打狙いとなっており、打線を勢い付けられませんでした。
 機動力を駆使して相手を揺さぶり、一つでも前の塁を狙う攻撃スタイルが影を潜めていたことが、打線が調子に乗り切れなかった要因だったのかもしれません。
 今日の勝利で打線が上向いてくれれば、投打がかみ合うと思います。明日も今日のようなカープらしい攻撃で早めに大瀬良を援護して、連勝といきたいですね。
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K.ジョンソンが開幕から5連敗

2020年08月20日 21時59分14秒 | 試合結果
DnNA 000 301 240 10
広島 000 010 000 1
勝利投手:ピープルズ1勝1敗
敗戦投手:K.ジョンソン5敗
本塁打:[DeNA]ソト9号
    [広島]堂林10号


 K.ジョンソンは、今季初めて石原とバッテリーを組みました。初回は2安打を浴びるも、石原が二盗を刺すなど無失点で切り抜けると、3回まで無失点に抑える上々の立ち上がりでしたが、4回に3安打で1死満塁とされ、嶺井に2点適時2塁打を浴び、続く柴田の犠飛でこの回3点を失いました。
 
 打線は、4回に菊池涼の2塁打で無死2塁のチャンスを作るも、長野の一直が併殺となりチャンスを潰しましたが、5回に1死後堂林が本塁打を放って1点を返しました。
 しかし、直後の6回にK.ジョンソンは、連続短長打で無死2,3塁のピンチを招いて暴投で1点を失い、なおも四球で1死1,3塁となったところで降板となりました。このピンチで登板した菊池保は後続を断って追加点を与えず、K.ジョンソンは5回1/3を投げて8安打4失点でした。
 7回は中田がマウンドに上がるも、1死2塁から佐野に適時2塁打を浴びて、さらに2死後倉本に適時打を浴びて2点を失って試合が決してしまうと、8回に登板した矢崎はソトに3点本塁打を浴びるなど3安打4失点と散々な投球でした。
 9回はケムナがこの試合初めて三者凡退に抑えました、打線が6回以降は得点を奪えず、DeNAに大敗を喫してしまい2分けを挟んで3連敗となってしまいました。

 調子の上がらないK.ジョンソンを復活させるべく、今季初めて石原とバッテリーを組むと、K.ジョンソンは機嫌も良さそうで、味方が失策してもイラつくともなく後続を断って、今日は今までとは一味違うと感じました。
 3回までバックの好守にも助けられて無失点に抑えていましたが、4回に連打を浴びると、止まらなくなってしまい4長短打などで3点を失ってしまいました。
 それでも5回も無失点に抑えて踏ん張れるかと思いましたが、味方が1点を返した直後の6回にピンチを招いて暴投で痛恨の1点を失ってしまい、そこから立て直すことができず、6回途中でマウンドを降りました。
 石原と組めば変わるかと思いましたが、昨季までのような粘り強さは戻らず、開幕から5連敗を喫してしまいました。K.ジョンソンの状態が上向かないのは、チームの状態が上向かないのとシンクロしているように思います。
 チーム浮上のきっかけはK.ジョンソンの復活かもしれませんね。

 
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投手陣は踏ん張るも適時打出ずに引き分け

2020年08月19日 22時19分18秒 | 試合結果
DeNA 200 000 000 0 2
広島 000 002 000 0 2
本塁打:[広島]堂林9号、田中広4号

 
 先発の野村は、初回に3連打に四球で1死満塁のピンチを招くと、2死後ロペスに2点適時打を浴びて先制を許しました。2回にも安打と四球などで1死1,2塁とされながら、柴田と宮崎を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、4回2死2塁は柴田を右飛、5回1死1,2塁はロペスを併殺、6回2死2塁では牽制で刺すなど、毎回走者を背負いながら2回以降は無失点で凌ぎ、6回を投げて9安打2失点で降板しました。

 打線は、2回に堂林の2塁打で1死2塁の得点機を作りましたが、磯村と田中広が凡退してしまうと、3回は連打と四球で2死満塁としながら松山が遊直、4回には四球と安打で2死1,2塁とするも西川が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
 6回1死後に堂林が本塁打を放つと、2死後には田中広も本塁打を放って同点に追いつきました。

 7回は島内が1安打無失点、8回は塹江が1安打無失点、9回はフランスアが1安打無失点に抑える好リリーフでDeNAに得点を与えませんでした。
 9回に無死1塁とすると、西川が犠打失敗しながらも、代走野間が二盗に成功して1死2塁のサヨナラ機を作りましたが、菊池涼が三振、長野が遊ゴロに倒れて延長戦に突入しました。
 10回は薮田が三者凡退に抑えるも、10回裏を鈴木誠、松山、堂林が三者凡退に終わり引き分けに終わりました。

 先発の野村は、立ち上がり球にキレがなく、制球にも苦しみ、初回は4安打を浴びて2点を失いましたが、2回以降は5回まで毎回安打を浴びてピンチの連続でしたが、要所で踏ん張り6回まで投げて初回の2失点のみで凌ぎました。
 後を継いだリリーフ陣も走者を出しながらも得点を与えず、7回から10回まで無失点に抑えました。
 しかし、投手陣の踏ん張りに打線が応えられず、2回から4回までの得点機であと1本が出ずに濱口から得点を奪えませんでした。ようやく7回に堂林が本塁打を放って濱口をKOすると、田中広が代わった国吉から本塁打を放って同点に追いつき、試合の流れがカープに傾いたかと思われましたが、9回無死1塁で西川が犠打失敗、野間が二盗に成功してミスをカバーするも、菊池涼と長野が凡退してチャンスを逸してしまいました。
 結局、得点機で適時打が出ず、またも延長戦は引き分けに終わり、今季の延長戦は1敗6分といまだに勝ちがありません。
 今の打線は、長野が絶好調ですが、その後を打つ松山の当たりが止まっており、鈴木誠の状態も下降気味で打線を分断しているように思います。ただ、不振だった堂林が復調の兆しを見せ始めてきたので、長野と堂林というチームを活気づける2人が打線を牽引して、今の重苦しい適時打欠乏症を振り払ってほしいですね。
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