カープな毎日

カープファンのひとりごと。

来季への期待膨らむ

2012年12月31日 22時04分59秒 | 日記
 今年もついに大晦日となりました。今年も1年間お付き合い頂きまして、ありがとうございました。

 今季は8月までは3位をキープしていましたが、終盤に失速し、結局4位で終えて15年連続BクラスでCS進出は叶いませんでした。しかし、来季に向けて例年以上に期待の持てるシーズンとなりました。

 先ず先発陣では、野村の加入と大竹の復活で軸が安定し、リリーフはサファテの誤算がありながらもミコライオが穴を埋め、今村の成長により勝利の方程式が万全となりました。投手陣はある程度の駒が揃い、チーム防御率は2.72と改善しました。
 後は左腕投手と中継ぎ陣の頭数を揃えれば投手王国復活も近いですね。

 一方の野手では、栗原の離脱により今季も深刻な得点力不足に陥りました。その中でも堂林の急成長が大きな収穫でしたね。今季初の1軍に昇格すると、チームで唯一全試合に出場し、チームトップの14本塁打を放って、オールスターにも選出されました。一方でリーグトップの150三振を喫するなどまだ課題は多く残っています。しかし、将来の主軸候補としての片りんを感じさせました。
 他には安部と菊池の台頭もありました。東出の離脱で巡ってきたチャンスをしっかりとモノにして、穴を埋める活躍でした。来季は梵、東出らとのポジションん争いが激化することは間違いありません。
 
 外野もルイスが加入しエルドレッドが外野に回ることから、廣瀬、天谷、赤松、岩本らとのポジション争いが激しくなるはずです。
 内外野ともチーム内競争が激しくなり、高いレベルでの争いになるでしょうから、チーム全体の攻撃力も上がるはずです。来季は栗原も復帰し、前後の打線にも厚みが増すことから、きっと貧打も解消するはずです。

 カープの戦力も整ってきたので、来季こそは悲願のCS進出。そしてリーグ制覇と実現したいですね。

 それでは良いお年をお迎えください。

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梵の二塁コンバートプラン

2012年12月27日 23時41分07秒 | 日記
 野村監督が梵を遊撃から二塁転向させるプランがあることを明かしました。コンバートした場合は、遊撃に菊池か安部を起用する考えのようで、梵の負担軽減と若手のレギュラー争いを活性化させるのが狙いのようです。

 今季の梵は両膝故障の影響もあり22失策と守備での精彩を欠いており、オフには手術をしていることから、来季の開幕には間に合わない可能性もあります。また、手術をしたからといっても、完全復活できるかも分からないことから、守備への負担を軽減させるのでしょう。
 ただ、代役候補の菊池と安部については、今季急成長した感はありますが、1シーズンレギュラーを張るには少し物足りないことは否めません。梵がコンバートされたときに、東出が控えに回ることを考えると、攻守での不安は残ります。

 梵の膝の状態次第ですが、基本は遊撃として梵を起用しつつ、菊池と安部も併用することで、レギュラー争いを激化させる方が良いと思います。
 
 まだプランだけであり、決定ではありませんので、今後の梵の回復次第で白紙になるかもしれませんから、しばらくは梵の様子を見ることになりそうです。
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野村祐輔に最高新人賞

2012年12月26日 21時49分27秒 | 日記
 野村が「内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」の最高新人賞を受賞しました。正直なところ、初めて聞く賞なので受賞と言われてもあまりピンときません。たぶん今年のプロスポーツ界で素晴らしい成績を残した選手に送られるもので、その中の新人賞なのでしょう。その賞を受賞した野村は、今年のプロスポーツ界の新人で一番素晴らしいということなのでしょう。
 
 規定投球回をクリアしての防御率1点台が認められたのでしょうね。野村にはリーグの新人賞受賞と合わせて2冠となりました。今年の受賞に恥じないように、来季は今季以上の成績を残してほしいですね。
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他球団の動向

2012年12月25日 21時59分17秒 | 日記
 年末が近づいてきましたが、他球団は来季に向けた補強が着々と進んでいます。特に阪神とDeNAが活発に補強しており、今日は阪神が福留を獲得しました。阪神は他にも西岡、ドラフトでは藤浪を獲得しています。DeNAは中日からブランコ、ソトを獲得し、更にソーサも契約するようです。

 両球団とも積極的な補強をしており来季に向けた戦力を整えていますが、カープは例年あまり動きがありませんが、今年は特に静かなオフになっているように感じます。
 新外国人の2人と中日を戦力外になった久本を獲得した以外は大きな補強はありません。ドラフトでも上位は高校生野手を指名しており、即戦力は上本と下流水の2人だけなので、あまり戦力がアップした印象がありません。

 投手陣はある程度整備されてきたので、大きな補強は必要なく既存戦力の底上げで対応するということでしょうが、左腕不足など課題は残っています。
 野手もルイスの加入以外は大きな変化が無く、廣瀬、天谷、赤松らの中堅、堂林、菊池、安部らの若手が成長してもらわないと、来季も貧打で苦しむ可能性があります。
 
 例年なら期待をもって見ていられますが、今季は下位球団が大型補強をしているせいか不安を感じてしまいます。期待の選手たちがキャンプやオープン戦で結果を出して、早くこの不安を解消してほしいですね。
 

 
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ズムスタ大規模改修

2012年12月21日 22時10分58秒 | 日記
 球団は総工費約1億円をかけて、マツダスタジアムの観客席を改修するとのことです。開場以来毎年のように小規模改修を実施していましたが、今回は大規模な改修を行うようです。

 左翼席上段前方の「バルコニー席」を個人席から最大8人利用できるグループ用のブースとし、1塁側ポール際にある「びっくりテラス」もバックスクリーン左のウッドデッキ席に増設、「鯉桟敷」も拡張するとのことです。

 人気の座席を増設するとともに、毎年改修して目新しさを維持することで入場者数を維持することも大切ですが、今回は個人向け席ではなく、グループや団体向け席が増設されるので、個人的にズムスタにいく者としては個人向け席が減るのは少し残念な気がします。
 次回の改修では、個人向けの魅力的な座席が増えて、どこで見るか迷うようになることを期待したいですね。
 
 
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前田健2億円を保留

2012年12月19日 21時57分08秒 | オフシーズン
 前田健が契約更改交渉に臨み、5,000万円増の2億円を保留しました。年内の交渉は日程的に厳しいことから、カープでは久々の越年が決定的となりました。

 今日で全選手の契約更改が終わるかと思っていたら、まさかの保留となりました。前田健の希望額はもう少し高いようで、交渉はまとまりませんでした。しかし、2時間に及ぶ交渉では、球団から査定方法の説明を受けて、評価されていることについては理解を示していますが、金額に差があったことで、スッキリとサインできなかったのではないでしょうか。
 時間をおいて一度頭をリセットすれば、梵と同じようにスッキリとサインできると思っているので、あまり心配する必要はなさそうです。

 前田健は4月にノーヒットノーランを達成するなど、206回1/3を投げて、14勝7敗、防御率1.53、奪三振171と文句のつけようがない結果を残しました。防御率は最優秀防御率のタイトルを獲得して、球団記録も更新しました。勝利数と奪三振はともにリーグトップと1差と、ほぼ投手三冠に近い数字です。
 一昨年に投手三冠に沢村賞を受賞した時と同等又はそれ以上の評価をしてほしいと思う気持ちも理解できますが、今季は一昨年ほど凄さを感じませんでした。勝負どころで痛打を浴びる場面もあり、安定感では大竹に及ばなかった気がします。
 更に日程の都合があるので仕方ないでしょうが、巨人戦には1試合しか登板していないことも、インパクトを弱くしていると思うので、5,000万円増額は妥当な気がしますね。いずれにしても、次回の交渉では、スッキリとサインしてほしいですね。
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前田智の来季は打撃コーチ補佐兼任

2012年12月18日 21時49分08秒 | オフシーズン
 前田智と東出が契約更改交渉に臨み、前田智は現状維持の年俸5,600万円で、東出が,1000万円減の年俸9,000万円+出来高でそれぞれサインしました。また、前田智が来季は選手兼任での打撃コーチ補佐に就任することも発表されました。

 前田智は代打の切り札として56試合に出場して打率.327、19打点を挙げました。シーズン中盤までは、チャンスで確実に結果を出した打撃は正に代打の切り札と呼べるもので、チーム取ってはとても心強い存在でした。このことを考えれば、年俸は上がっても良いと思いますが、終盤は調子を落としたこともあり、現状維持ということなのかもしれませんね。
 
 そして、来季は打撃コーチ補佐を兼任するとのこと。球団からは打撃コーチ兼任を打診されたものの、「補佐」という肩書で受諾したようです。
 前田智としては現役である以上、自分のことで精一杯であり、他の選手を指導する余裕がないため、「補佐」という立場で了解したのでしょうね。今季の石井のように、若手を指導するというよりは、気付いたことをアドバイスする程度になると思われます。
 前田智には、来季もコーチ業よりも代打の切り札としてチームを救う一打を期待しているます。勝利に繋がる打撃で、チームの上位進出をアシストしてほしいですね。


 東出は右手中指の骨折で途中離脱したこともあり、91試合の出場で打率.247、6打点、1盗塁と不本意な成績に終わりました。
 ケガからの復帰後も、安部や菊池らの若手がスタメンで出場するなど、最後まで完全復帰とはならず、欠場中に若手が結果を出したことで、来季の2塁のポジションを確約されている立場ではなくなったと思います。来季は東出にとって正念場の1年になりそうです。
 東出の奮起を期待し、安部や菊池らとレベルの高いレギュラー争いをしてほしいですね。
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堂林 背番号7に変更

2012年12月17日 21時52分15秒 | オフシーズン
 堂林と天谷が契約更改交渉に臨み、堂林が1,000万増の1,700万円で、天谷が500万円増の3,000万円でそれぞれサインしました。また、堂林は来季から背番号が7に変更することが発表されました。

 堂林は今季初めて1軍に昇格しながらも、チームで唯一全試合に出場し、打率.242、14本塁打、45打点を挙げましたが、リーグワーストの150三振、29失策を記録しました。
 チームへの貢献度が高いのですが、チームの足を引っ張ったことも事実であるため、どのような査定がなされるのか注目していましたが、年俸1,700万円は一番妥当な金額だと思いますね。
 そして年俸よりも背番号の変更には驚きました。野村監督が引退してからずっと空き番になっていた「7」については、有力な後継者が見当たらないことから、いずれ堂林が付けることになると思っていましたが、まさか来季から付けるとは思ってもいませんでした。
 梵が新人王を獲得した時に、後継者になると思われながらも「6」を付けたことから、「7」を背負う選手は相当な結果を残さないといけないと思いました。しかし、球団はあっさりと堂林に与えましたね。
 もちろん「7」を背負うということは、野村監督にも相談して決めたと思うので、堂林には球団だけでなく、野村監督も大きな期待をかけている証なのでしょう。
 来季の堂林は、球団と野村監督の期待に応えられるような活躍が求められます。堂林にとって大切なシーズンになりそうですね。

 
 天谷は、今季は開幕は2軍スタートでしたが、5月に1軍に昇格すると、岩本と共にチームを引っ張り、3位まで順位を上げる原動力となりました。
 しかし、終盤には失速して、打率.265、25打点、12盗塁の成績に終わりました。上位を打つことが多かった割に盗塁12個は寂しいですね。天谷の俊足は相手にとって脅威だと思いますが、この盗塁数では活かしきれていないと思います。レギュラー獲得には、打率の向上も必要ですが、盗塁数増も必要ですね。石井コーチに盗塁技術を叩き込んでもらいたいですね。
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野村は大幅アップ、横山は大幅ダウン

2012年12月14日 22時01分35秒 | オフシーズン
 野村と横山が契約更改交渉に臨み、野村は2,500万円増の年俸4,000万円で、横山は2,500万円減の年俸4,000万円+出来高で契約更改しました。

 野村は開幕から先発ローテを守り9勝11敗、防御率はリーグ2位の1.98をマークして、新人王が獲得しました。シーズン終盤は、5連敗を喫するなど失速して、白星を2ケタに乗せられませんでしたが、1年間ローテを守ったことと、新人で規定投球回数に到達しての防御率1点台を評価されての大幅アップとなり、新人での契約更改としては、球団最高額となりました。

 終盤失速はしたものの、防御率1点台が示すように、打ち込まれて負けたのではなく、打線の援護に恵まれなかったことが大きな要因であることから、大きなマイナスポイントにはならなかったということでしょう。
 しかし、シーズン終盤にスタミナが切れたことは確かだと思うので、来季に向けての課題は明確になっています。
 野村であれば、課題の解決に取り組んでいることと思います。来季は2ケタ勝利を挙げて、貯金を作れる投手になって、ローテの柱として活躍してほしいですね。


 横山は大幅減俸となりました。今季はシーズン終盤に昇格して、2勝0敗、防御率0.41と数字は素晴らしいですが、登板は23試合にとどまり、大部分を2軍で過ごしたことから、大幅減俸はやむを得ないでしょうね。
 若手の多い投手陣にあって、横山はベテランとしての経験があり、貴重な中継ぎ投手だと思っています。来季は、開幕から1年間1軍で投げられる状態を保ってほしいです。
 中継ぎ投手は先発と比べてまだ手薄ですから、横山の力が必要です。横山ならまだまだやれると思っています。
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大竹1億円プレーヤーの仲間入り

2012年12月12日 21時55分26秒 | オフシーズン
 大竹と赤松が契約更改交渉に臨み、大竹は3,500万増の1億円で、赤松は100万円減の年俸2,800万円でそれぞれインしました。

 大竹の今季は右肩痛から復活し、11勝5敗、防御率2.36の成績で、カムバック賞を受賞しました。開幕前にはローテの一角として期待はしていましたが、自己最多となる11勝を挙げて貯金を6個も作るなど、まさかここまでの成績を残すとは思っていませんでした。
 残した成績も素晴らしいですが、それ以上にマウンドでの姿は若手投手の手本になったと思います。味方が失策しても気持ちを切らさず、ミスをカバーしよう必死に投げる姿や、リリーフが失点して白星が消えても、リリーフ投手をねぎらうなど、チームのことを第一に考えてプレーした大竹は素晴らしいと思いました。

 ケガする前とは別人のようになり、精神的にも大きく成長したことは間違いありません。2年間は長かったですが、大竹にとっては無駄な2年ではなかったということですね。
 来季は前田健、バリントン、野村と先発4本柱として期待しています。特にシーズン開幕時は、前田健がWBCに出場した直後ということで万全の状態ではない可能性があるだけに、大竹への期待も高まります。来季は今季以上の白星を積み重ねてほしいですね。

 
 赤松は打率.242、15打点、15盗塁と寂しい数字でした。今季は途中出場が多く、レギュラーを狙う状態ではありませんでした。守備と機動力に一級品なので、あとは打撃さえ改善されれば、間違いなくレギュラーを奪える力を持っていると思います。
 赤松が1番中堅に固定されれば、相手チームにとってはかなりの脅威になるはずです。
 来季はルイスの加入など外野手は激戦区になりますが、打撃改造も順調に進んでいるようなので、来季こそレギュラー争いに加わわり、定位置を奪ってほしいですね。
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