カープな毎日

カープファンのひとりごと。

激動の2013シーズン

2013年12月31日 21時48分26秒 | 日記
 2013年も今日で終わりです。今シーズンは近年では一番記憶に残る年になりました。何と言っても16年ぶりのAクラス入りを果たし、球団史上初のCSに進出したことが一番ですが、それ以外にも前田智の引退、廣瀬の15打席連続出塁と菊池の528補殺がプロ野球新記録となったこと、前田健の最多勝と最優秀防御率、丸の盗塁王、そして先発2ケタ勝利カルテットも記憶に残っています。

 振り返れば、今季は昨季から大幅な戦力アップが無く、開幕前は下位予想が多数を占める状況でスタートし、いきなりリーダーの東出がシーズン絶望の大ケガで離脱するという緊急事態で開幕しました。
 序盤は復活を期する栗原の状態が上がらず下位に低迷し、追い打ちをかけるように前田智とエルドレッドが死球による骨折で戦線離脱といきなり正念場を迎えました。しかし、6月に緊急補強したキラがいきなり3試合連続本塁打を放つ活躍で打線の軸となると、そこから打線が繋がり始め、後半戦は投打ががっちりとかみ合い、中日を激しい3位争いを繰り広げました。
 毎年転落していた正念場の9月には7連勝を挙げて中日を突き放して念願のAクラス入りを決めました。

 CSでは阪神を2連勝で撃破して、ファイナルに進出するも巨人に3タテを食らってシーズンが終わりましたが、来季に向けて大きな期待を抱かせるシーズンとなりました。
 更にドラフトでは大学生No1の大瀬良を獲得して、更に期待が高まりましたが、大竹がFAで巨人に移籍するというショックな出来事が起きてしまいました。
 それでも一岡を人的補償で獲得するなど、大竹の穴は小さくなったので、決して悲観することはなく、来季に向けての戦力も整ったと思います。来季は十分優勝を狙えるはずです。来年はファンにとっても最高の年になってほしいですね。

 それでは皆様も良いお年をお迎えください。
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3軍に強化部門を設置

2013年12月28日 23時08分05秒 | 日記
 球団は、3軍に選手の再生を目的とした強化部門を設置したとのことです。これまで3軍では故障者のリハビリを専門に行ってきたが、不振に陥り脱出できない選手を専任コーチの下で復活させる役割を追加するようです。

 強化部門を担当するのは、青木3軍投手コーチと岸本3軍スコアラーの二人が中心となり、ビデオでフォームをチェックするなどの指導していく予定です。強化指定された選手は、シーズン中であっても、試合に出場させずに再生するまで強化メニューに取り組ませる方針とのことです。

 カープには1,2年くらい活躍しながらも、その後不振に陥る選手が多く、続けて活躍できる選手が少ない傾向があります。丸のように自らの力で復活できる選手はごく一部なので、専門の強化部門ができることは良いですね。
 早速、大島と齊藤が指名されたようですが、特に齊藤には先発ローテとして期待できる投手なので、早く1軍のマウンドに戻ってきてほしい選手です。青木、岸本の両コーチの手腕に期待したいですね。
 
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前田智とアドバイザー契約

2013年12月26日 22時11分01秒 | 日記
 球団は、今季限りで引退した前田智とアドバイザー契約を結んだことを発表しました。球団主催のイベントへの出演やグッズの商品開発に対するアドバイスなどが業務となるようです。

 今まで無かったことであり、どこまで前田智が関わるのか分かりませんが、元選手がアドバイスすることで、今までに無かった選手目線の商品が生まれるかもしれません。一方で、イベントに参加するのもアドバイザーの仕事というのは違和感がありますね。でも前田節のトークが聞かれるのは楽しみですね。

 球団の新たな試みですから、これが成功して今後も他の選手でアドバイザー契約が続くと良いですね。
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FA補償で一岡を指名

2013年12月25日 22時44分32秒 | オフシーズン
 球団は、FAで巨人に移籍した大竹の人的補償として一岡竜司投手を指名したことを発表されました。
 一岡は大分の藤蔭からコンピュータ教育学院を経て2011年度にドラフト3位で巨人に指名されました。2年目の今季は9試合に登板し0勝0敗、防御率5.23の成績でした。武器は150㎞の直球と鋭いフォークということで、カープ投手陣にはあまりいないタイプの投手で、先発というよりはリリーフ向きで、カープの補強ポイントと合致したことが、指名の理由だと思われます。

 大竹の補償ということで、もう少し実績のある選手を指名するかと思いましたが、予想外に若い2年目の一岡を指名し、即戦力というよりは、素材重視の人選でした。
 一岡はプロ未勝利ですが、選手層の厚い巨人の中で、1年目から1軍で登板しており、実力の高さを感じます。更に22歳と若いことから、これからの伸びしろも大きそうです。
 巨人ではあまり登板機会に恵まれなかったかもしれませんが、カープでは必ずチャンスが巡ってくると思うので、この移籍を飛躍へのチャンスと捉えて頑張ってほしいですね。
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ミコライオの残留決定

2013年12月24日 22時57分03秒 | オフシーズン
 球団は、ミコライオと1年契約で年俸1億1,500万円+出来高払で来季の契約を結んだことを発表しました。
 ミコライオは57試合に登板して2勝4敗27セーブ、防御率2.04の成績を残して、守護神としてリリーフ陣を支えました。ミコライオがいることで、リリーフ陣に安心感をもたらして、前に投げる横山、永川勝らの負担をかなり軽減できたと思います。
 元守護神の永川勝が復活したとはいえ、ミコライオの代わりになる投手は他にいないので、残留が決定して一安心です。来季も守護神としてカープのリリーフ陣を支えて、チームを優勝に導いてほしいですね。

 これで来季に向けてのチーム編成がほぼ固まってきました。FAで大竹が抜けたのは痛かったですが、ドラフトで大瀬良、九里らの即戦力投手を獲得できたので穴は埋められると思います。また懸案の中継ぎ左腕としてフィリップス投手を獲得しました。派手さはないですが、良い補強ができたと思います。
 後は、大竹の人的補償選手の獲得が残っています。これが今オフ最後の補強になるでしょう。赤松のように実力がありながらも埋もれている選手を獲得してほしいですね。 
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カープ女子会が初開催

2013年12月21日 23時00分14秒 | 日記
 昨日、カープファンの女性を対象にした「広島カープ女子会2013」が銀座の広島ブランドショップTAUで開催され、前田健とOBの大野氏がトークショーが行われました。
 会場には500人以上の応募者から当選した70人のカープ女子が集まり、大盛況だったようです。

 広島や大阪では、カープファンが大勢いるので以前からファンイベントが行われていましたが、最近では東京でもカープファンが急増しており、選手も参加したファンイベントが開催されるようになりました。
 東京だけではなく、全国でもカープファンが増えていることを実感しています。他の地区でもファンイベントが開催されるようになってほしいですね。
 中部地区なら堂林、磯村、石原、辻の出身選手や、中東、木村、菊池らの入団前に馴染みある選手が参加したら、盛り上がると思います。そのためには、ナゴヤドームもカープファンが左翼を赤く染めないといけませんね。来季も頑張って応援しましょう!
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バリントンとキラの残留決定

2013年12月18日 23時00分20秒 | オフシーズン
 バリントンとキラが来季の契約を更新しました。バリントンは、来季が2年契約の2年目で年俸1億3,560万円+出来高払で、キラは1億円+出来高払でそれぞれ合意しました。

 バリントンは28試合に登板して、11勝9敗、防御率3.23の活躍でローテの柱としてチームのCS進出に貢献しました。特に8月下旬からの苦しい時期に負けなかったことは素晴らしかったです。
 来季は大竹が抜けたので、バリントンにも今季以上の活躍が求められると思います。ローテの状況次第では、中4日で先発することも増えると思います。それができるバリントンはチームにとってかなり大きな戦力になるはずです。今季以上の白星を挙げて、チームを優勝に導いてほしいですね。

 キラは今季6月に加入して、66試合に出場して打率.259、14本塁打、45打点の活躍で、チームの起爆剤となりました。途中加入でありながらチームトップの14本塁打を放った長打力が魅力ですが、それ以上にここ一番での一打が強いインパクトを与えて、打線の軸となり、打線を引っ張りました。
 来季も4番候補として期待されますが、栗原も復活を期すシーズンとなるので、キラもレギュラーが安泰とは言えません。キラと栗原が高いレベルで競いあってくれれば、課題の得点力不足も解消するはずです。
 

 ローテの柱と4番候補の残留が決まり、来季向けてのチーム編成が整ってきました。後はミコライオが残っています。契約更新のオファーをしているようですが、今のところ返答が無く、交渉が難航しているようです。来季の優勝に向けて絶対に必要な戦力なので、早く契約を更新してほしいですね。
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新ポスティングシステム

2013年12月16日 22時39分25秒 | 日記
 12球団による実行委員会が開かれ、NPBとMLBとの間で成立を目指していた新たな移籍制度を承認し、機関決定しました。新制度は17日に締結、発効となる見通しです。

 新制度は、日本球団が2,000万ドル(約20億円)を上限に移籍希望額を決定し、選手はその金額を了承したすべての米球団と入団交渉が可能となります。

 実行委員会で新しい移籍制度の承認に対して、楽天が反対しましたが、多数決により承認されました。楽天が反対するのは、今オフにメジャー移籍を目指すマー君に適用されることから、移籍金が少なすぎることによるためでしょう。
 楽天が反対するのは当然だと思います。チームを優勝に導いた絶対的なエースを失うのですから、20億円は少ないと思います。

 今回はマー君が移籍を目指していることから、日本側が早く決めたいという思いが感じられ、議論が十分に行われているように思えません。この制度は来期以降にも繋がるので、他球団も他人事と思わず、しっかりと議論して、米球団に有利な条件で妥協してほしくないです。

 前田健が来オフ以降にメジャー移籍を目指すことを表明しているので、もちろんカープも他人ごとではありません。前田健の移籍金が20億円では少なすぎます。カープもこの問題には、もっと真剣に取り組んでほしかったですね。
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全選手の契約更改終了

2013年12月13日 22時40分05秒 | オフシーズン
 梵と菊池が契約更改交渉に臨み、梵が2,000万円増の年俸1億円、菊池が2,400万円増の年俸3,900万円でそれぞれ更改しました。これで、外国人を除く全選手が契約更改しました。

 梵は、膝の古傷のため休養を取りながらの出場であったことから、規定打席には届きませんでしたが打率.304、42打点の成績を残しました。
 打撃については、得点圏打率.317、33打点と勝負強さを発揮して、チームの勝利に貢献しました。守備では負傷により離脱した東出の代わりに、若い内野陣をまとめて、野手陣を引っ張りました。
 この点が評価されての増額でしょう。来季は新選手会長になり、チームの中心になります。選手を一つにまとめて、チームを優勝に導いてほしいですね。


 菊池は、離脱した東出の代わりとして2塁に入り、打率.247、11本塁打、57打点16盗塁の成績を残しました。更に、リーグ最多で球団新記録となる50犠打を決めるなど、2番打者として活躍しました。
 そして特筆すべきは、528補殺で2塁手部門のプロ野球記録を樹立しました。一方で、2塁としては、両リーグ断トップの18失策を喫しました。
 守備での貢献度は高いので、もっと上がっても良いと思いますが、失策数が多いことがマイナス要素になったのでしょう。
 来季は、東出が復帰してきます。まずは2塁のポジションを守り抜かなければいけません。失策数を半減させて、自らの補殺記録を更新してほしいですね。そして打撃では、打率の向上として打率.280を目指しながら、盗塁数増を目指し、攻守で今季以上の成績を残してほしいですね、
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野村、石原、廣瀬が契約更改

2013年12月12日 21時06分31秒 | オフシーズン
 野村、石原、廣瀬が契約更改交渉に臨み、野村が2,000万円増の6,000万円で、今季で3年契約を終えた石原は新たに3年契約を結び、年俸は現状維持の1億円+出来高払いで、3年契約の3年目の廣瀬は現状維持の6,000万円でそれぞれ更改しました。

 野村は12勝6敗、防御率3.74の成績で、初の2ケタ勝利を挙げるとともに、6個の貯金を作って、前田健とともにチームのCS進出に大きく貢献しました。
 この数字だけ見れば、1年目を上回っておりもう少し上がっても良いと感じましたが、4月は右肩痛により2軍降格となり、1年間フル回転できませんでした。このマイナス要素により、上げ幅が少し減ったのかもしれませんね。
 来季は前田健とともに投手陣の柱として1年間ローテを守って、今季以上の成績を残してほしいです。来季は、前田健、野村、バリントンの3人で大竹の抜けた10勝分を埋めてくれれば、全く問題ありませんね。

 石原は事前の残留交渉により条件面は合意しており、廣瀬も3年契約なので、今日は契約をしただけということですね。
 石原はカープの生命線となる投手陣を支える屋台骨であり、優秀バッテリー賞を受賞しているで、多少の増額があっても良いように感じますが現状維持でした。これは打撃成績のうち、得点圏打率が.226と低いことが原因かもしれませんね。毎年サヨナラ打を放っており、勝負強いイメージありましたが、得点圏打率は思った以上に低いです。石原が打点を挙げれば、次打者の投手が楽になるので、来季は打撃でも投手をアシストしてほしいですね。
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