カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里が5回1失点の粘投で13勝目を挙げて最多勝確定

2021年10月29日 21時26分16秒 | 試合結果

ヤクルト 010 000 000 1
広島 000 202 00X 4
勝利投手:九里13勝9敗
敗戦投手:小川9勝6敗
セーブ:栗林1敗36S
本塁打:[広島]小園5号

 最多勝を目指して中4日で先発した九里は、初回に2四球と安打で1死満塁のピンチを招き、西田を三振、長岡を一ゴロに打ち取って無失点に抑えましたが、2回に連打と四球で1死満塁とされ、宮本の犠飛で先制を許し、さらに四球で2死満塁のピンチでしたが、村上を三振に斬って最少失点で凌ぎました。

 3回に2安打で1死1,2塁とされるも、古賀と奥川を連続三振に斬り、4回にも死球と小園の失策などで2死1,3塁のピンチをむかえましたが、西田を三振に斬って得点を与えませんでした。

 打線は、初回に連打で1死1,2塁の先制機を作るも、西川が投直併殺に倒れてしまいましたが、4回に先頭の小園が本塁打を放って同点に追いつくと、1死後に安打と盗塁で1死2塁として菊池涼の適時2塁打で勝ち越しに成功しました。

 九里は、5回を三者凡退に抑えると、5回裏の打席で代打を送られて、5回を5安打5四死球6奪三振1失点で降板しました。

 6回はケムナが登板するも、安打と犠打で1死2塁のピンチを招き、宮本を二飛に打ち取ったところでバードに交代しました。バードは四球で1,2塁とするも、村上を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、打線が6回裏に無死2塁から西川の内野安打に敵失が絡んで1点を挙げ、さらに1死3塁から菊池涼の内野ゴロの間にも得点して、この回2点を追加しました。

 7回は森浦、8回は島内がそれぞれ三者凡退に抑えると、9回は栗林が1安打無失点に抑えて、地元最終戦を白星で飾り、九里がリーグトップに並ぶ13勝目を挙げて最多勝のタイトルを確定させました。

 

 最多勝を目指す九里は、立ち上がりから九里らしい力強い投球が見られず、制球にも苦しみ、4回まで毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球が続き、明らかに本来の状態とは程遠く、前回137球を投げてからの中4日登板の影響を感じさせましたが、要所で粘りを見せて、犠飛による1失点で凌ぎ、勝利への気迫を見せました。

 この九里の姿に打線も奮起して4回に逆転に成功すると、6回から登板した中継ぎ陣も必死の投球でリードを守り切って、チーム一丸となって九里の最多勝をバックアップしたと思います。

 今日は九里の気迫がチームを鼓舞して、掴んだ勝利だったと思います。今日のようなチーム一丸で1勝を掴みにいく試合をシーズン序盤からできれば、チーム成績はもっと良くなると思うので、来季は開幕から今日のような試合を見せてほしいですね。

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大瀬良6安打完封で10勝目

2021年10月28日 23時05分28秒 | 試合結果

DeNA 000 000 000 0
広  島 000 007 00X 7
勝利投手:大瀬良10勝5敗
敗戦投手:京山2勝7敗0S

 先発の大瀬良は、初回にいきなり2塁打で無死2塁のピンチを背負いましたが、森を一ゴロ、四球を挟んで牧を併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、3回は安打と盗塁で2死2塁とされながら森を三振に斬り、4回も連打で無死1,2塁のピンチを招くも、楠本の左安打を西川が本塁へ好返球してアウトにして、なおも1死1,2塁では柴田を併殺に打ち取り得点を与えませんでした。

 打線は、鈴木誠がスタメンを外れ、2番野間、3番小園、4番西川を起用しましたが、2回に四球と安打で1死1,2塁とするも、林が遊ゴロ、敬遠で満塁となり大瀬良が投ゴロに倒れてしまいました。続く3回にも連打で2死1,2塁としながら、坂倉が三邪飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。

 大瀬良が5回と6回を三者凡退に抑えると、打線が6回裏に安打と四球で無死1,2塁の得点機を作り、坂倉の適時打で先制点を挙げました。さらに菊池涼の安打で無死満塁として、代打鈴木誠の適時打、會澤の2点適時打で3点を追加して、四球で再び無死満塁となり、宇草の押し出し四球と2死後に西川の2点適時打でこの回7点を挙げました。

 7回にも安打と四球で1死1,2塁としましたが、大瀬良がスリーバント失敗、宇草が三振に倒れると、8回にも3塁打で1死3塁としながら、西川と坂倉が倒れて得点を奪えませんでした。

 大瀬良は、7回から9回までを1安打1四球無失点に抑えて、DeNA打線を6安打2四球5奪三振に抑えて今季初の完投・完封で、今季最終登板を最高の形で終えました。

 

 大瀬良は、序盤はピンチの連続でしたが、粘り強い投球で後続を断ち、4回のピンチでは西川の好返球に助けられるなど、要所で踏ん張ってDeNAに押され気味の試合展開ながら得点を与えませんでした。

 5回と6回を三者凡退に抑えて試合の流れを変えると、味方打線も大瀬良の好投に応えて一挙7得点で強力に援護しました。

 試合序盤は、DeNAに流れが傾きかけていましたが、大瀬良がエースの意地を見せて踏ん張り無失点で凌いだことが、試合の流れを変えて勝利を呼び込んだと思います。今季最終登板で絶対に勝つという大瀬良の強い思いを感じました。この投球は必ず来季に繋がると思うので、来季の大瀬良には期待が持てそうです。

 

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佐々岡監督の続投決まる

2021年10月27日 21時03分04秒 | 日記

 球団は、佐々岡監督の来季続投を発表しました。鈴木球団本部長からの続投要請を受諾しました。正式契約はシーズン最終戦終了後を予定しており、単年契約となる見込みです。

 今季は開幕から投打の歯車がかみ合わず、外国人選手の不振も重なり、チームは波に乗れず借金生活が続きました。さらに5月下旬にはチーム内での新型コロナのクラスターにより主力選手を含む9選手が離脱してしまい、その状態で突入した交流戦は3勝12敗3分と大きく負け越すなど、投打ともチームの形が整わず8月中旬までは低迷が続きました。

 しかし8月下旬からは、エース大瀬良と主砲鈴木誠らの復調をきっかけに投打の歯車が噛み合い始め、我慢して起用し続けた坂倉、小園、林らの若手も台頭して6連勝を2度マークするなど、9月と10月は月間勝ち越しを決めて、最終版までCS進出を争うなど、3年連続Bクラスの4位となったものの、来季に向けて投打ともチームの戦う形が出来上がりました。

 球団としては、コロナの影響と外国人選手の不振が成績低迷の大きな要因であり、終盤の好成績を評価して佐々岡監督に来季も託すことを決めたと思われますが、鈴木本部長によると、この2年間の采配の反省点を伝えているようで、来季向けて采配面での改善を求めたようです。

 佐々岡監督の采配については、疑問を感じる部分もあったので、球団の指摘により来季は改善されれば、十分に優勝を狙える戦力が整ったと思うので、来季の佐々岡監督の手腕に期待したいですね。

 

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九里は7回途中4失点で13勝目ならず

2021年10月24日 20時04分24秒 | 試合結果

阪神 030 000 130 7
広島 010 000 010 2
勝利投手:伊藤将10勝7敗
敗戦投手:九里12勝9敗
本塁打:[阪神]佐藤輝24号
    [広島]坂倉12号

 先発の九里は、2回1死後に連打で1,3塁とされて佐藤輝に3点本塁打を浴びて先制を許しましたが、4回に2塁打と四球で迎えた1死1,2塁のピンチは、佐藤輝を右飛、坂本を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、6回にも2安打と四球で2死満塁のピンチを招くも、坂本を遊ゴロに抑えて追加点を与えませんでした。

 しかし、7回の1死後に林の失策と安打に西川のファンブルに盗塁で1死2,3塁のピンチを迎えると糸原の中犠飛で1点を失い、続くマルテに四球を与えて2死1,3塁となったところで降板となりました。

 代わった高橋樹が木浪を左飛に打ち取って追加点を与えず、九里は6回2/3を投げて7安打4失点で白星を挙げることができませんでした。

 打線は、先制された直後の2回に坂倉が本塁打を放って1点を返すも、3回から5回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めず、6回には四球などで2死2塁としながら、坂倉が左飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 8回はケムナが登板すると連打と盗塁で無死2,3塁とされ、坂本に2点適時3塁打を打たれてしまい、1死後バードに交代するも、島田にスクイズを決められて、この回痛恨の3点を失ってしまいました。

 8回裏に代打大盛の3塁打で無死3塁として、宇草の投ゴロの間に1点を返し、9回は塹江が1四球無失点に抑えましたが、9回裏の1死2塁では菊池涼と代打松山がともに中飛に打ち取られて、阪神との今季最終戦は完敗を喫して、今季の対戦成績は12勝12敗1分で終えました。

 

 九里が最多勝を目指して先発しましたが、2回に先制3ランを被弾してしまいました。その後はピンチでも踏ん張って6回まで無失点で凌ぐも、肝心の打線が伊藤将に手こずり、坂倉の本塁打による1得点しか奪えず、3回から6回途中まで1安打に封じられて九里を援護できなかったため、リーグトップの13勝目を挙げることができませんでした。

 いきなり3点を追う展開になったこともあり、全体的に打線が淡泊な攻撃に見えてしまいました。もちろん試合に集中しているとは思いますが、やはりCS出場が断たれ、4位が確定したことから、CS進出を目指してチーム一丸となって戦っていた時とは雰囲気が違うのかもしれません。

 シーズン終盤であり、仕方ないことかもしれませんが、まだ大瀬良の2桁勝利と九里の最多勝の可能性が残っているので、最後まで良い試合を見せてほしいですね。

 また、伊藤将には前回対戦時も7回4安打無得点に抑えられており、今季は3回対戦して2勝を献上しており、防御率は0.95と抑えられています。西勇、秋山に続く天敵となる可能性があり、来季に向けての対策が必須です。来季は攻略して天敵にしないようにしてほしいですね。

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試合前に巨人が勝って4位確定

2021年10月23日 21時27分50秒 | 試合結果

阪神 000 000 100 1
広島 001 000 000 1

 試合前のデーゲームで3位巨人がヤクルトに勝ったため、カープの4位が確定し、奇跡の逆転CS進出の望みは絶たれました。

 打線は、初回2死後に安打と四球で1,2塁の先制機を作るも、坂倉が中飛に倒れて無得点に終わりましたが、3回に1死2塁として2死後に西川が適時2塁打を放って1点を先制しました。

 先発の森下は、4回まで1安打に抑えて2塁さえ踏まえない好投をみせると、5回には安打と暴投で2死2塁のピンチを招くも、坂本を三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、7回2死後に四球と安打で1,2塁のピンチを迎えると、坂本に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 森下は8回も続投して三者凡退に抑え、8回を5安打8奪三振1失点の好投でした。

 9回は島内が三者凡退に抑えましたが、打線が4回から8回までパーフェクトに抑えられてしまい、9回2死後に安打と盗塁で2死2塁のサヨナラ機を作るも、菊池涼が中飛に倒れて得点できず、引き分けに終わりました。

 

 昨日の雨天中止により奇跡が起こる雰囲気を感じましたが、試合開始前にあっさりと潰えて、3年連続Bクラスとなる4位が確定して今季の終戦を迎えてしまいました。

 それでも先発の森下は、自身2年連続2ケタ勝利を目指して、阪神打線を6回まで3安打無失点に抑える素晴らしい投球でした。100球を超えた7回の2死後にロハス・ジュニアに与えた四球をきっかけに連打を浴びて同点に追いつかれてしまい、9勝目が消えてしまいました。

 ベンチとしては、1点のリードで7回から継投に入るよりは、今日の森下の出来の良さであれば7回まで投げさせた方が良いと判断したと思われます。確かにリリーフ陣に不安を抱えていることを考えれば、森下続投は当然の判断と思われるので、この失点は仕方ありません。

 森下は、ロハス・ジュニアを2ストライクまで追い込みながら、本塁打を警戒して慎重になって四球を与えて、同点に追いつかれるきっかけを与えてしまいました。この日唯一の四球が失点に繋がってしまい、勝てなかったのは残念でしたが、余分な四球が失点に繋がることを改めて実感したと思うので、この反省点を今後に活かしてほしいです。

 

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雨天中止で残り日程が有利になる

2021年10月22日 20時54分04秒 | 日記

 今日のヤクルト戦は、早々に雨天中止が決まりました。

 チームは、昨日の劇的な逆転勝ちで勢い付いていたと思うので試合を行いたかったところですが、今日の中止により残り5試合の日程が楽になり、佐々岡監督は、先発を大瀬良、九里、森下の3本柱で回す意向を示しました。

 明日からの阪神戦は森下と九里が先発し、28日のDeNA戦は中6日で大瀬良、29日のヤクルト戦は中5日で森下、そして今日中止なったヤクルト戦は30日以降に組まれる見込みのため九里が投入できるようになりました。さらに今日先発予定だった床田を中継ぎとして待機させることで、先発が打たれても早く交代させられます。

 さらに対象チームの巨人は、残り2試合がともにヤクルト戦であり、ヤクルトは今日が中止となったことで、明日からの巨人2連戦は優勝を目指して全力で戦うことになり、巨人も簡単には勝てないはずです。

 カープにとっては、今日の中止は日程的にかなりのプラスになったと思います。逆転CSに向けて追い風が吹いているように感じるので、絶対にこの流れに乗ってほしいですね。

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7回に7得点で逆転勝ちしてCSに望みを繋ぐ

2021年10月21日 23時07分06秒 | 試合結果

広島 020 100 710 11 
ヤクルト 001 500 100 7
勝利投手:コルニエル1勝2敗
敗戦投手:田口5勝9敗
本塁打:[広島]林10号
    [ヤクルト]サンタナ19号

 先発の大瀬良は、初回に2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、オスナを三振に斬って無失点で凌ぐと、打線が2回に2死1塁から林が2点本塁打を放って先制点を挙げました。

 大瀬良は、3回2死後に安打と四球で1,2塁とされ、村上に適時2塁打を浴びて1点を失いましたが、直後の4回に2死3塁から菊池涼の適時打で1点を挙げて、再びリードを2点に広げました。

 しかし、4回裏に安打と死球に犠打で1死2,3塁のピンチを招き、代打川端に適時打を浴びて1点を失うと、四球で1死満塁として2死後、山田の適時打と村上の3点適時2塁打でさらに4点を失ってしまい、ここでマウンドを降りました。

 代わった塹江が、オスナを三振に斬って後続を断ち、大瀬良は3回2/3を投げて7安打4四死球6失点で先発の役割を果たせませんでした。

 5回はコルニエルが登板して、2塁打などで1死3塁のピンチを招くも、古賀を三振、代打太田を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、6回も無失点に抑えました。

 6回に死球と2塁打で1死2,3塁のチャンスを作りながら、菊池涼が右飛、林が左飛に倒れて無得点に終わりましたが、続く7回に安打と四球で無死1,2塁とすると宇草の中前打を塩見が後逸して、宇草まで一気に本塁に生還して同点に追いつきました。さらに2安打で1死1,3塁として、坂倉と菊池涼の連続適時打で勝ち越し、2死後には會澤が2点適時2塁打を放ち、この回7安打で7点を奪って逆転に成功しました。

 7回に登板した森浦がサンタナに本塁打を浴びて1点を失うも、8回に1死1塁から西川の適時2塁打で再びリードを4点に広げると、8回は島内が三者凡退に抑え、9回はケムナが1安打無失点に抑えて、ヤクルトに逆転勝ちして、CS進出への望みを繋ぎました。

 

 林の本塁打で先制しながら、エース大瀬良が4回に崩れて5点を失ってKOされてしまい、敗色濃厚の展開でしたが、7回にヤクルトのミスに乗じて一気に打線が勢い付いて逆転勝ちを収めました。

 7回に會澤の安打をきっかけに1,2塁のチャンスを作ると、宇草の安打に敵失が絡み、宇草が快足を飛ばして一気に生還して同点に追いつきましたが、この宇草が生還したことで、チームに逆転できるという雰囲気になったと思います。小園と鈴木誠がその流れに乗って1,3塁のチャンスを作ったことで、坂倉、菊池涼、會澤の適時打を呼び込むことができました。

 逆転でのCS進出は限りなく厳しい状況ではありますが、チームは全く諦めることなく、一丸となって最後まで全力を尽くして戦う姿勢を感じました。もしかすると奇跡が起きるかもしれないですね。

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打線が九里を援護できず連勝止まる

2021年10月18日 22時54分41秒 | 試合結果

広島 000 000 010 1
阪神 001 000 10X 2
勝利投手:伊藤将9勝7敗
敗戦投手:九里12勝8敗
セーブ:スアレス1勝1敗42S

 先発の九里は、2回まで三者凡退に抑えていましたが、3回に佐藤輝の2塁打に鈴木誠の失策が絡んで無死3塁のピンチを迎えると、坂本に犠飛を打たれて1点を失いました。続く4回にも連続短長打で無死2,3塁のピンチを招きましたが、大山を三振、四球を挟んでロハス・ジュニアと佐藤輝を連続三振に斬って無失点で凌ぎました。

 5回と6回も三者凡退に抑えるも、7回に3安打で1死満塁のピンチを招き、代打糸井の犠飛で1点を失ったところで降板となってしまいました。2死1,2塁で登板した高橋樹は、近本を二ゴロに打ち取って追加点を与えず、九里は6回2/3を投げて6安打11奪三振2失点でした。

 打線は、伊藤将に4回までパーフェクトに抑えられると、5回1死後に連打で1,2塁の同点機を作るも、堂林が中飛、林は三振に倒れて得点を奪えませんでした。7回には西川の安打で無死1塁としながら、鈴木誠が併殺に倒れて好機拡大できませんでした。

 8回に堂林の2塁打で無死2塁として、代打長野の適時打で1点を返し、なおも1死1塁でしたが、代打會澤の左飛が好捕されて、代走大盛が戻れず併殺になってしまいました。

 8回はコルニエルがマウンドに上がり、四球などで1死2塁のピンチを招くと大山を三振に斬ったところでバードに交代し、中野を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、9回は小園、西川、鈴木誠が三者凡退に抑えられて阪神に競り負けて、今季の負け越しが決まりました。

 

 九里が7回途中まで2失点の力投も、打線が伊藤将を攻略できず、リーグ単独トップの13勝目を挙げることはできませんでした。3回に犠飛で1点を失うも、4回無死2,3塁では後続を三振に斬って追加点を与えず、何とかカープに試合の流れを傾けようと熱のこもった投球を披露しました。

 しかし、肝心の打線が5回にチーム初安打を放って1,2塁の好機を作るも、堂林と林が倒れてしまい、7回無死1塁では鈴木誠が併殺とポイントで打線が繋がらず流れを引き寄せることができませんでした。

 また、8回に1点を返した後、會澤の左翼への当たりは微妙な判定でアウトになってしまい、結果的に1塁走者の大盛も戻れず併殺になり、ここでも試合の流れを掴みきれませんでした。

 それでも8回に1点差に追い上げて意地を見せたことは、次戦に繋がると思います。3位浮上は数字上は厳しいですが、まだ何が起こるか分からないので、最後まで諦めずに戦ってほしいですね。

 

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鈴木誠の2本塁打で阪神に競り勝つ

2021年10月17日 23時08分27秒 | 試合結果

広島 002 100 010 4
阪神 000 000 200 2
勝利投手:玉村4勝7敗
敗戦投手:秋山10勝7敗
セーブ:栗林1敗35S
本塁打:[広島]林9号、宇草4号、鈴木誠37号、鈴木誠38号
    [阪神]ロハス・ジュニア8号

 打線は、3回1死後に林が本塁打を放って先制すると、2死後には宇草も本塁打を放って2点を先制すると、3回には1死後に鈴木誠も本塁打を放ってリードを3点に広げました。

 6回に安打と野選に犠打で1死2,3塁とするも、鈴木誠の敬遠で満塁とされ、坂倉が中飛、菊池涼は左飛に倒れてしまい、7回にも安打と犠打で2死2塁としながら、宇草は遊ゴロに抑えられて、追加点を奪えませんでした。

 先発の玉村は、先制した直後の3回に2安打と犠打で1死1,3塁のピンチを招くも、中野を一ゴロ、マルテを三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、4回にも2安打で2死1,2塁とされながら、坂本を三振に斬ってピンチを脱して、6回まで6安打されながらも無失点に抑えました。

 しかし、7回に無死1塁からロハス・ジュニアに2点本塁打を浴びてしまい、続く坂本を右飛に打ち取ったところでマウンドを降り、6回1/3を投げて8安打2失点の好投でした。

 代わった森浦は、安打と盗塁で1死2塁の一打同点のピンチを招きましたが、近本を二ゴロ、中野を右飛に抑えて無失点で切り抜けると、8回2死後に鈴木誠が本塁打を放って、待望の追加点を挙げました。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は栗林が登板して四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、代打佐藤輝を三振、近本を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、阪神に競り勝ってチームは3連勝となり、3位巨人とのゲーム差は2.5になりました。

 

 鈴木誠が1試合2本塁打を放って、チームを3連勝に導きました。3回に林と宇草の本塁打で先制し、玉村が3回裏の1死1,3塁のピンチを無失点で切り抜けたことで、カープに試合の流れが傾いた直後の4回に、鈴木誠が本塁打を放って、試合の主導権を握る追加点を挙げました。

 しかし、6回に打線が1死満塁の得点機を逸すると、7回のチャンスも無得点に終わったことで、試合の流れが変わり始めて、7回裏に玉村が2点を失ってしまいました。その後のピンチは森浦が踏ん張ってリードを守ったものの、雲行きが怪しくなり始めましたが、直後の8回の鈴木誠の本塁打が阪神に傾きかけた流れを止めたと思います。もしこの本塁打が無かったら、逆転負けを喫していたかもしれないので、本当に勝敗を分けた価値ある本塁打であり、これこそ4番の働きだったと思います。

 今のチーム状態が良いからこそ生まれた本塁打だと思うので、もしかすると本当にミラクルが起きるかもしれないですね。

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楽勝から一転薄氷の勝利

2021年10月16日 15時19分32秒 | 試合結果

広島 403 001 000 8
巨人 000 000 502 7
勝利投手:森下8勝7敗
敗戦投手:髙橋11勝9敗
セーブ:栗林1敗34S
本塁打:[広島]宇草3号、鈴木誠36号、菊池涼16号
    [巨人]ウィーラー14号

 初回に先頭の宇草が本塁打を放つと、1死後に連打などで2死1,2塁として菊池涼の適時2塁打と林の2点適時打で3点を追加して4点を先制し、3回は鈴木誠が本塁打を放つと、さらに無死1塁から菊池涼が2点本塁打を放ちました。

 6回には安打と犠打で1死2塁として、2死後に小園の適時打で1点を追加してリードを8点に広げました。

 先発の森下は、初回に安打に菊池涼の悪送球で無死2塁のピンチを迎えるも、坂本勇を中飛、丸を右飛、岡本和を三振抑えて無失点で凌ぐと、3回にも連打で無死1,2塁のピンチで松原を三振、坂本勇を右飛、丸を遊飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 7回先頭のウィーラーに本塁打を浴びて1点を失い、さらに連打と四球で無死満塁のピンチを招き、代打中島の遊ゴロの間と松原の適時打で2点を失いました。続く坂本勇に死球を与えて1死満塁となったところで交代となり、代わった森浦が丸を中飛に抑えるも、岡本和に2点適時打を浴びて、この回5点を失ってしまい、森下は6回1/3を投げて9安打2四死球5失点でした。

 8回は島内が無安打1四球無失点に抑えると、9回1死後に連続長短打で1死1,3塁のチャンスを作りながら、大盛の打席でスクイズを仕掛けて三振併殺になってしまい得点を奪えませんでした。

 9回は栗林が登板して2死後に連続四球を与えて1,2塁としてしまい、ウィーラーに2点適時2塁打を浴びて1点差に追い上げられてしまうも、続く中田を三振に斬って辛くも逃げ切って、巨人との今季最終戦を白星で飾って、今季の対戦成績を12勝12敗1分で終えました。

 

 中盤までは、打線が先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃で得点を重ねて、先発も森下も6回まで毎回のように走者を背負いながら粘って5安打無失点に抑える好投と完璧な試合内容でした。

 しかし、7回裏に森下がウィーラーに本塁打を浴びたところから突如乱れてしまい、この回だけで5安打で5点を失って試合の流れが変わり始めると、9回表には2ストライク後にスクイズ仕掛けるも外されて三振併殺の最悪の結果となりました。

 この悪い流れの中、9回に栗林が登板して、左肩に違和感が出たこともあってか、24試合ぶりに失点してしまいましたが、何とか1点のリードを守り切りました。

 辛くも逃げ切ったものの、この展開になった最大の要因は、7回の森下の交代が遅れたことだと思います。球に力はあったものの、明らかに制球が乱れ始めており、疲れが出ていたことは明らかだったので、もっと早く交代するべきだったと思います。

 同じような展開が、13日のDeNA戦でもあり、先発の床田を引っ張り過ぎたことで7点を失っていたことを考えれば、同じ失敗をしないように早めに継投に切り替えてほしかったです。特に奇跡の逆転CS進出を狙うのであれば、絶対に落とせない試合であり、勝ちに拘った采配をしてほしいです。

 とりあえず、今日の試合を勝ったことで、奇跡のCSへの道は残されました。残り試合は全部勝つくらいの意気込みで戦ってほしいですね。

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