カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里が無四球完封勝利でチームは6連勝

2023年06月30日 23時02分22秒 | 試合結果

広島 021 030 200 8
ヤクルト 000 000 000 0
勝利投手:九里6勝3敗
敗戦投手:サイスニード5勝4敗
本塁打:[広島]坂倉7号、菊池4号

 打線は、2回に四球で無死1塁として、坂倉が2点本塁打を放って先制すると、3回には菊池が本塁打を放って追加点を挙げ、さらに長短打で1死1,3塁としましたが、坂倉は一ゴロ、田中は三振で追加点を奪えませんでした。

 それでも、5回にも1死2塁として、秋山の適時2塁打で1点を挙げ、さらに2死3塁から、坂倉と田中の連続適時長短打で2点を奪い、この回3点を追加しました。

 6回も2死後に連打で1,2塁とするも、秋山が左飛に倒れてしまいましたが、7回1死後に連続短長打で2,3塁として、デビッドソンの2点適時打で試合を決めました。

 先発の九里は、球の切れ、制球とも抜群で、ヤクルト打線を翻弄し、5回まで散発3安打に抑えると、6回から8回までは三者凡退に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。

 9回もマウンドに上がり、安打で無死1塁とされるも、武岡を併殺に打ち取り、続く濱田に安打を打たれましたが、最後は村上を一ゴロに打ち取って、ヤクルト打線を5安打無四球8奪三振で完封しました。

 チームは今季最長の6連勝で、貯金を今季最多7としました。

 

 投打とも完璧な試合運びで、ヤクルトを圧倒しました。

 九里は、球の切れ、制球とも抜群で、ストライク先行のテンポの良い投球を披露して、ヤクルト打線に凡打の山を築かせると、打線にも好影響を与え、2回に坂倉の先制本塁打、3回には菊池の本塁打で追加点を挙げました。

 勢い付いた打線は、5回と7回にも追加点を挙げて着実に得点を重ねると、大量援護に守られた九里も、最後まで気持ちを切らさず、ヤクルトに付け入る隙を全く与えませんでした。

 投打に申し分ない完璧な試合あり、今季1番の勝ち方でした。この勝利はチームをさらに勢い付けると思います。この良い流れに乗って、7月も白星を積み重ねていってほしいですね。

 

 

 

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野村が6回無失点の好投でDeNAを3タテ

2023年06月29日 23時26分22秒 | 試合結果

DeNA 000 000 201 3
広  島 002 000 21X 5
勝利投手:ターリー4勝1S
敗戦投手:エスコバー1敗
セーブ:矢崎4勝13S
本塁打:[DeNA]牧13号

 今季初登板初先発の野村は、制球、球の切れが素晴らしく、強力DeNA打線を5回まで散発2安打に抑えて、2塁さえ踏ませせず、6回2死後に2塁打を打たれて、初めて得点圏に走者を背負いましたが、佐野を遊ゴロに打ち取って無失点に抑え、6回を投げて3安打無四球無失点に抑えました。

 打線は、雨天中断を挟んだ2回2死後に連打と死球で2死満塁とするも、野村は中飛に倒れてしまうも、3回に連打と四球で無死満塁として、西川の2点適時打で先制するも、続く無死2,3塁で、坂倉は三振、田中は一ゴロ、デビッドソンの四球を挟んで、上本の三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 4回も2死後に安打と四球で1,2塁とするも、西川は二ゴロに倒れてしまいました。

 7回はターリーがマウンドに上がるも、安打と四球に犠打で1死2,3塁のピンチを招き、代打宮崎の犠飛と代打大和の適時打で2点を失って同点に追いつかれました。

 しかし、打線が7回に四球と安打で1死1,3塁として、坂倉の適時打と田中の適時2塁打で2点を勝ち越すと、続く8回にも2安打と犠打で1死1,3塁として、野間の二ゴロの間に1点を挙げて、リードを3点に広げました。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は矢崎が牧に本塁打を浴びて1点を失うも、リードを守り切って、DeNAを3タテし、チームの連勝を5に伸ばして、貯金を今季最多の6としました。

 

 終始、雨が降り続き、中断もあった試合でしたが、野村は集中力を切らさず、巧みな投球術で強力DeNA打線を翻弄しました。5回まで2塁さえ踏ませず、全く危なげない投球でした。

 6回に初めて得点圏に走者を背負うも、動じることなく落ち着いて佐野を打ち取ってリードを守り、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。

 しかし、ターリーが誤算で7回に同点に追いつかれてしまうも、すぐさま打線が奮起して2点を勝ち越しました。

 この野手の奮起を呼び込んだのは、間違いなく野村の投球だったと思います。7回の攻撃は、野村に白星を付けることはできなかったものの、野村の好投に報いるため、絶対勝つという気迫を感じました。

 投手と野手の強い信頼関係を感じられた1勝であり、今のチーム状態の良さを示していると思います。この良い流れに乗って、白星を積み重ねていってほしいですね。

 

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森下が投打二刀流の活躍でチームは4連勝

2023年06月28日 22時59分58秒 | 試合結果

DeNA 010 100 000 2
広  島 020 030 10X 6
勝利投手:森下4勝1敗
敗戦投手:石田2勝4敗
本塁打:[DeNA]牧12号
    [広島]デビッドソン8号、森下1号

 先発の森下は、初回に連続短長打で1死2,3塁のピンチを招くも、牧を三振、宮崎を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回無死2塁から大和の適時打で先制を許しました。

 打線が直後の2回裏に、1死1塁からデビッドソンの2点本塁打で逆転するも、森下が4回先頭の牧に本塁打を浴びて同点に追いつかれ、さらに四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、戸柱と石田を連続三振に斬って勝ち越しは許しませんでした。

 5回裏に2塁打と四球で無死1,2塁として、1死後に森下が3点本塁打を放って勝ち越しに成功しました。さらに2塁打で1死2塁としながら、野間と秋山が連続三振に倒れてしまい、6回も四球と安打で2死1,2塁とするも、矢野のセーフティーバントは失敗となり追加点を奪えませんでした。

 それでも7回に四球と安打で1死1,3塁として秋山の適時打で1点を追加して、リードを4点に広げました。

 森下は、5回から7回までは1安打に封じて2塁さえ踏ませず、7回を投げて8安打1四球6奪三振2失点でマウンドを降りました。

 8回は島内が登板して1四球無失点に抑えると、9回は栗林が三者凡退で締めて、DeNAに連勝して今季初のカード勝ち越しを決め、チームは4連勝となり、貯金は今季最多5となりました。

 

 森下が投打に亘る二刀流の活躍でチームを勝利に導きました。

 投球では、5回まで毎回安打を浴びて、再三のピンチを迎えながらも、2失点で踏ん張る粘投でした。特に4回に牧に同点本塁打を打たれた後は、宮崎が三直、楠本には四球、大和に安打と崩れかけましたが、ここで戸柱と石田を連続三振に斬って勝ち越しを許さなかったことが、試合の流れをDeNAに渡さなかったと思います。

 この好投の流れに乗って、5回に自ら決勝3点本塁打を放つと、その後はDeNA打線を完璧に抑えて、反撃への流れを作らせず、7回の味方の追加点に繋げました。

 森下は、もともと打撃が良いとはいえ、まさかこの場面で完璧な本塁打を放つとは思っていませんでした。犠打ではなく強攻策を選択した新井監督の読みも素晴らしく、チーム状態の良さを感じさせる試合でした。

 明日は、野村が今季初登板初先発します。この良い流れに乗って、早く援護して野村に今季初勝利を送りたいですね。

 

 マイナビオールスターゲーム2023のファン投票最終結果が発表され、カープからは秋山が選出されました。セ・リーグは全11ポジション中、阪神が10人選出されており、秋山は阪神以外から唯一選出されました。

 投票期間中は、阪神が神がかり的に強く、絶好調だったことから、このような結果になったと思われます。その中で選ばれた秋山は凄いですね。

 今年はマツダスタジアムで開催されるので、カープの秋山として、地元ファンに活躍する姿を見せてほしいですね。

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DeNAに逆転勝ちして3連勝

2023年06月27日 23時10分10秒 | 試合結果

DeNA 100 001 000 2
広  島 100 001 01X 3
勝利投手:ターリー3勝1S
敗戦投手:上茶谷1勝1敗
セーブ:矢崎4勝12S

 先発の床田は、初回に2塁打などで1死3塁とされて、佐野の適時内野安打で先制を許すも、直後の1回裏に打線が2塁打と犠打で1死3塁として、秋山の二ゴロの間に同点に追いつきました。

 床田は、4回は2安打にデビッドソンの悪送球で1死1,3塁のピンチを迎え、戸柱の一ゴロで三走を本塁で刺して失点を防ぐも、大貫に安打を浴びて2死満塁と再びピンチを招きましたが、関根を一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 6回に安打と四球で1死1,3塁のピンチを招き、戸柱の遊ゴロの間に1点を失って勝ち越しを許しましたが、2回から5回まで無安打に抑えられていた打線が直後の6回裏1死後に連打で1,2塁として、2死後に坂倉の適時打で同点に追いつきました。

 床田は、7回にも安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、牧を遊直、宮崎を二飛に打ち取って無失点で切り抜け、7回を投げて9安打2四球2失点でマウンドを降りました。 

 8回は、復帰したターリーが三者凡退に抑えると、打線が8回裏に2塁打と犠打で1死3塁として、秋山の犠飛で勝ち越し点を挙げました。

 9回は矢崎が2死後に四球と安打で1,2塁のピンチを招くも、牧を一邪飛に打ち取ってリードを守り切り、DeNAに逆転勝ちして、チームは3連勝で貯金は今季最多タイの4としました。

 

 投打とも粘り強いプレーで好調DeNAに食らいつき、最後は勝ち切った素晴らしい試合でした。

 床田は、毎回のように安打を浴びて、DeNAに押され気味の展開が続きながらも、7回を2失点にまとめる粘りの投球でした。この投球に打線も奮起して、初回と6回の失点した直後に、すぐ追いついて試合の流れをDeNAに渡しませんでした。

 8回はターリーが三者凡退に抑えて、味方の攻撃に良い流れを作り、直後の勝ち越しを呼び込みました。この勝利はチームの雰囲気を良くするとともに、勢いを与えると思います。

 さらに不振だった秋山が、初回に同点打を放ち、6回には安打を放って坂倉の適時打に繋げ、8回には決勝の犠飛と全3得点に絡み、不振脱出への糸口を掴んだように思います。

 秋山が復調して、チームも勢い付いてきたので、この流れに乗って今季のDeNA戦カード勝ち越しを決めたいですね。

 

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森が今季初勝利で3位浮上

2023年06月25日 21時32分08秒 | 試合結果

巨人 000 110 000 2
広島 020 100 00X 3
勝利投手:森1勝
敗戦投手:山﨑伊4勝2敗
セーブ:矢崎4勝11S
本塁打:[広島]デビッドソン7号

 打線が2回に2死1塁からデビッドソンが2点本塁打を放って先制すると、今季初先発の森は、3回まで1安打に抑えていましたが、4回に2塁打などで1死3塁のピンチを迎え、岡本和に適時2塁打を打たれて1点を失いました。しかし、続く中田翔を三振、ウォーカーには内野安打を打たれて1,3塁とされるも、大城を三振に斬って追加点は与えませんでした。

 直後の4回裏に1死2塁として、2死後に田中が適時2塁打を放って、再びリードを2点に広げました。

 5回以降も毎回走者を出しながらも、盗塁死や牽制に誘い出されるなど拙攻もあって、追加点を奪えませんでした。

 森は5回1死から連打で1死2,3塁とされて、吉川の二ゴロ間に1点を失うも、続く秋広を三振に斬って、森は5回を投げて6安打、無四球、5奪三振、2失点でマウンドを降りました。

 6回からは大道が登板して、2死後に連打で1,3塁のピンチを招くも、中山を右飛に打ち取って無失点で凌ぐと、7回は栗林が1安打無失点、8回は島内が三者凡退に抑えました。

 9回は矢崎が無死1塁とされるも、中山を併殺、代打重信は一ゴロに打ち取ってリードを守り切り、森が今季初勝利を挙げるとともに、チームは連勝で巨人と入れ替わって3位に浮上しました。

 先発の森から大道、栗林、島内、矢崎の中継ぎ陣が奮投して、リードを守り切って勝利を挙げました。

 森は、序盤は巨人打線に的を絞らせず、ほぼ完璧に抑えていましたが、2巡目に入った4回と5回に失点してしまいました。それでも粘り強い投球で、複数失点は防いで、試合の流れは巨人に渡しませんでした。

 この森の粘投に中継ぎ陣も奮起して、6回に登板した大道は一打同点にピンチで、中山に粘られるも根負けせずに凡打に打ち取ってリードを守ると、その後も打線が拙攻で追加点を奪えず、試合の流れが巨人に傾いてもおかしくない状況でしたが、栗林、島内、矢崎が最少得点差を守り切りました。

 まだ不安定な所もありますが、中継ぎ陣も徐々に信頼できる形が出来上がってきました。後はターリーが復帰してくれれば、今日のように中継ぎ陣で勝てる試合も増えてくるはずですね。

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大瀬良が7回無失点で連敗止める

2023年06月24日 21時34分41秒 | 試合結果

巨人 000 000 010 1
広島 001 200 00X 3
勝利投手:大瀬良3勝5敗
敗戦投手 巨人 メンデス1勝2敗
セーブ:矢崎4勝10S
本塁打:[広島]堂林4号

 先発の大瀬良は、初回に安打と盗塁で1死2塁とされるも、秋広を遊ゴロ、岡本和を中飛に打ち取ると、2回の1死2塁も大城を三邪飛、門脇を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線が3回に堂林の本塁打で先制すると、大瀬良は、4回に無死2塁のピンチを迎えるも、岡本和を遊ゴロ、丸を一ゴロ、中田翔を三振に斬って無失点で切り抜けました。

 直後の4回裏の攻撃で、上本の安打と捕逸に三盗で1死3塁として、西川の適時3塁打と四球を挟んで末包の適時打で2点を追加しました。

 6回に安打と死球で1死1,2塁とするも、末包は三振、會澤が二ゴロに倒れると、7回も四球と安打で1死1,2塁としながら、上本は三振、秋山が二ゴロに抑えられて、追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は、5回から7回まで失策による走者を1人出した以外は完璧に抑えて、7回を3安打9奪三振無四球無失点に抑える好投でした。

 8回は島内がマウンドに上がり、3安打で1死満塁のピンチを招き、秋広の犠飛で1点を失いましたが、9回は矢崎が三者凡退に抑えて巨人に競り勝ってチームの連敗を2で止めました。

 

 大瀬良は、序盤に再三ピンチを背負うも、粘り強い投球で巨人打線に得点を与えず、味方打線を勢い付けて、チームを勝利に導きました。

 初回と2回に1死2塁とされながらも、無失点で凌いだことで、3回の堂林の先制本塁打を呼び込みました。さらに先制した直後の4回には無死2塁で岡本和、丸、中田翔を迎える、この試合最大のピンチを迎えるも、力強い直球で岡本和と丸を打ち取り、切れの良いカットボールで中田翔を三振に斬りました。

 この大瀬良の踏ん張りに打線も奮起して、4回裏に3長短打と2四球に盗塁を絡めて2点を追加して、試合の流れを掴みました。

 ここまで要所で粘れず、失点してしまい試合の流れを呼び込めない投球が続いていましたが、ようやく大瀬良らしい、粘りの投球が戻りました。

 大瀬良は、エースとしては物足りない投球が続いていましたが、今日の白星をきっかけに、エースとして勝利を積み重ねていってくれるはずですね。

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好機を活かせず、リーグ戦は黒星スタート

2023年06月23日 23時05分28秒 | 試合結果

巨人 110 100 020 5
広島 011 000 001 3
勝利投手:横川4勝4敗
敗戦投手:九里5勝3敗
セーブ:大勢2勝14S
本塁打:[巨人]吉川2号、岡本和18号
    [広島]坂倉6号

 先発の九里は、初回に2安打などで1死1,3塁のピンチを招き、岡本和の犠飛で先制を許すと、2回には吉川に本塁打を浴びて追加点を許しました。

 打線は、2回に2死2塁からデビッドソンの適時2塁打で1点を返すと、続く3回には1死1塁から上本が適時2塁打を放って同点に追いつき、なおも1死2塁の勝ち越し機でしたが、秋山と西川がともに遊ゴロに倒れて勝ち越せませんでした。

 直後の4回に九里が岡本和に本塁打を浴びて再び勝ち越しを許してしまいました。それでも、6回2死1,2塁では中田翔を三振に斬って無失点に抑えるなど、7回まで投げて6安打9奪三振3失点でマウンドを降りました。

 打線は、4回1死1塁でデビッドソンが併殺に倒れ、続く5回には四死球と敵失で1死満塁の好機を貰うも、秋山が投ゴロ併殺に倒れて得点を奪えませんでした。

 8回は森浦がマウンドに上がり、2安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、丸への押し出し四球と中田翔の犠飛で痛恨の2点を失ってしまいました。

 9回は大道が登板して、無死3塁のピンチを招きながら、松原を二直、門脇を三飛、重信を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、8回に1死2塁とするも、西川は中飛、堂林が一ゴロに倒れてしまいましたが、9回に坂倉の本塁打で1点を返し、なおも安打と四球で2死1,2塁と攻めるも、上本が二ゴロに倒れてしまい、巨人に競り負けて、チームはリーグ戦再開初戦は黒星スタートとなり、連敗となってしまいました。

 

 中盤の試合の流れが変わる場面で、カープは投打とも流れを掴むことができず、競り負けました。

 九里が2点を失うも、直ぐに打線が奮起して同点に追いつき、試合の流れはカープに傾きかけていましたが、3回の勝ち越し機を逃してしまい、さらに直後の4回に岡本和の本塁打で勝ち越しを許してしまいました。

 それでも5回に1死満塁の一打逆転の好機で、打席は秋山とカープにとっては最高の場面でしたが、まさかの併殺で得点を奪えませんでした。

 中盤の試合の流れがどちらのチームに傾くのか分からないところで、九里は失点し、打線は好機を逸したことで、最後まで流れを呼び込むことができませんでした。

 それでも、9回に大勢を攻めて、あと一歩のところまで追い込んだことは、明日に試合に繋がると思います。今日の悪い流れを断ち切って、チームの連敗を止めてほしいですね。

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4本塁打を浴びる大敗で交流戦は5割で終える

2023年06月18日 21時36分52秒 | 試合結果

西武 000 230 204 11
広島 300 000 010 4
勝利投手:平良5勝2敗
敗戦投手:河野1敗
本塁打:[西武]長谷川4号、渡部2号、外崎9号、岸1号

 打線は、初回2死後に四球と二塁打で2,3塁として、坂倉、田中、林の3連続の遊撃内野安打に2つの敵失も絡んで3点を先制しました。

 プロ初先発の河野は、3回まで毎回四球を与えるも無安打に抑えていましたが、4回2死後に初安打を打たれると、続く長谷川に2点本塁打を浴びてしまいました。続く5回にも1死後に3塁打を打たれ、鈴木の犠飛で同点に追いつかれ、さらに死球で2死1塁として、渡部に2点本塁打を浴びて、逆転を許してしまい、5回を投げて4安打4四死球6奪三振5失点で降板となりました。

 6回からは中崎がマウンドに上がり、7回1死まで完璧に抑えるも、後を継いだ森が2死後に安打で走者を出すと、続く外崎に2点本塁打を浴びてしまいました。

 8回は森浦が1四球無失点に抑えるも、9回登板した中村祐は、矢野の失策と犠打で1死2塁のピンチを迎え、鈴木に適時2塁打を打たれ、2死後には渡部の適時2塁打と岸の2点本塁打で、この回4点を失いました。

 打線は、2回以降は7回まで西武先発の平良に散発2安打、1四球に抑え込まれて、2塁さえ踏むことができず、11三振を喫しました。

 8回1死後に連打で1,2塁として、坂倉の適時打で1点を返しましたが、代打上本は遊直併殺に倒れてしまい、反撃もここまでで、同一カード3連勝はならず、チームの連勝は2で止まりました。交流戦は9勝9敗の5割で終えました。

 

 初回2死後から幸運な当たりが続いて、平良から幸先良く3点を先制しましたが、2回以降は平良の投球に翻弄されて、手も足も出ませんでした。

 初先発の河野にとって、味方打線が抑えられて追加点が望めない厳しい状況での登板ということで、少し厳しかったと思います。序盤3回までは制球が安定しないながらも、無安打に抑えていましたが、4回2死後から2点を失うと、5回には3点を失って逆転を許してしまいました。

 4回の長谷川と5回の渡部に浴びた本塁打は、どちらも2死後であり、本塁打を一番気を付けなければいけない場面でしたが、失投を捉えられてしまいました。

 それでも5回までで、西武打線から6奪三振は素晴らしく、今後に期待を持たせる投球でした。

 今日の失敗をしっかりと反省して、次回登板に活かしてプロ初勝利を挙げてほしいですね。

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終盤追い上げられるも、逃げ切って連勝

2023年06月17日 21時05分10秒 | 試合結果

西武 000 002 200 4
広島 100 320 00X 6
勝利投手:森下3勝1敗
敗戦投手:髙橋光4勝5敗
セーブ:矢崎4勝9S

 1番から8番まで左打者を並べた打線は、初回に安打と犠打で1死2塁として、秋山の適時打で1点を先制し、なおも死四球で2死満塁と西武先発の高橋光を攻めたてましたが、林が三振に倒れて1点止まりでした。

 それでも、4回には無死2塁から田中の適時2塁打で1点を挙げ、さらに1死3塁から矢野がスクイズを空振りするも、暴投振り逃げとなって、三走田中が生還し、追加点を奪いました。なおも2死2塁から野間が適時打を放って、この回3点を追加しました。

 続く5回にも連続短長打で無死2,3塁として、田中の2点適時2塁打でリードを6点に広げました。

 先発の森下は、2回に無死2塁のピンチを招くも、岸を犠打失敗、マキノンと長谷川を三振に斬って無失点で凌ぐと、4回1死1塁では牽制で走者を刺した後に、渡部に2塁打を打たれるも、続く岸を三邪飛に打ち取って失点を免れました。

 続く5回にも無死2塁のピンチを招きながら、長谷川を二ゴロ、柘植を二邪飛、代打平沼を三振に斬って、無失点で切り抜けるも、6回2死後に四球と安打に秋山の失策で2,3塁のピンチを迎え、岸とマキノンの連続適時打で2点を失って、6回を投げて7安打1四球6奪三振2失点でマウンドを降りました。

 7回は森浦が登板するも、連打と四球で無死満塁のピンチを招き、鈴木の適時打で1点を失ったところで、マウンドを島内に譲りました。

 代わった島内は、外崎を中飛に打ち取るも、渡部に押し出し四球を与えて1点を失いましたが、続く岸を併殺に打ち取ってピンチを脱しました。

 8回は栗林が、三者凡退に抑えると、9回も矢崎が三者凡退に抑えて、西武に連勝し、カード勝ち越しを決めると共に、交流戦の5割以上が確定させました。

 

 打線は、珍しく、初回から犠打を決めて、秋山の適時打で先制点を挙げるも、その後の満塁機では追加点を奪えず、2回も無死1塁で一走矢野が牽制で刺されて好機拡大できず、少し嫌な空気が漂い始めました。

 森下も5回までに3度先頭打者を出し、全て得点圏まで走者を勧められましたが、粘り強い投球で得点を許さず、試合の流れを西武に渡しませんでした。もし、森下がどこかで失点していたら、一気に流れが西武に傾いていたと思われ、森下の踏ん張りが味方打線の爆発を呼び込み、チームを白星に導いたと思います。

 この粘り強い投球こそが、森下の持ち味であり、それが、存分に発揮された試合でした。今年の森下は、かなり期待できそうですね。

 交流戦も残り1試合のなりました。明日も白星を挙げて、交流戦の勝ち越しを決めて、リーグ戦再開に弾みを付けたいですね。

 

 

 

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北別府氏の追悼試合で床田が5安打完封勝利

2023年06月16日 23時43分30秒 | 試合結果

西武 000 000 000 0
広島 000 020 00X 2
勝利投手:床田6勝1敗
敗戦投手:隅田2勝6敗
本塁打:[広島]末包1号、堂林3号

 OBで元エースの北別府氏が亡くなり、今日の西武戦では半旗が掲げられ、試合前には黙とうが捧げ、監督、コーチ、選手は喪章を着用して臨みました。

 先発の床田は、2回に安打と死球で1死1,2塁のピンチを招くも、金子を三ゴロ、古賀を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回と5回はともに先頭打者を出しながらも後続を断ってピンチの芽を摘み取りました。

 打線は、隅田に3回まで1安打に抑えられてしまい、4回に四球と安打で2死1,2塁と初めて得点圏に走者を進めながら、デビッドソンが三振に抑えられて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回に末包と堂林の2者連続本塁打で2点を先制し、なおも安打と犠打で1死2塁の追加点機を作りましたが、菊池が三振、上本は中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回にも2死後に死四球と盗塁などで2,3塁のチャンスを作りましたが、西川が遊ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 床田は、6回にも安打と死球で1死1,2塁とするも、マキノンを併殺に抑えてピンチを脱すると、7回以降を1安打に抑えて2塁さえ踏ませず、5安打、2死球、3奪三振の完封で、北別府氏の追悼試合を勝利で飾りました。

 

 味方打線が、4回までに得点圏に走者を進めたのは、1度だけと西武先発の隅田に翻弄され、床田は毎回のように安打を打たれて、西武に押され気味の展開でしたが、床田が要所を締めた投球で無失点で踏ん張り無失点に抑えたことで、末包と堂林の本塁打を呼び込んだと思います。

 そして、最大のピンチとなった6回1死1,2塁は、マキノンを併殺に打ち取ったことで、試合の流れをカープに引き寄せることができ、打線が追加点を挙げることができなかったものの、床田は全く危なげない投球で完封できたと思います。

 床田の粘り強い投球がチームを白星に導いた試合であり、追悼試合としては素晴らしい内容だったので、亡くなった北別府氏も喜んでいることと思います。

 北別府氏は、カープファンになった子供の頃のエースであり、亡くなられたことは残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

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