SB 000 020 001 3
広島 000 000 100 1
勝利投手:上沢2勝1敗
敗戦投手:森2勝1敗
セーブ:大山2S
先発の森は4回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでしたが、5回に2死1,3塁から連続適時打を浴びて2点を失い、5回を投げて2失点の好投でした。
6回からは高橋と小林がともに1回を三者凡退に抑えると、8回は島内が1死3塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けましたが、9回は岡本が1死1,3塁からスクイズで1点を失いました。
打線は、初回1死1,2塁でモンテロが併殺、3回には1死満塁で小園が併殺に倒れると、5回1死1,2塁も矢野と小園が凡退して得点を奪えませんでした。
7回に2死2塁から矢野の適時打で1点を返すも、反撃もここまでで、ソフトバンクに競り負け、オープン戦は6勝10敗2分の10位で終えました。
また、試合後、新井監督は羽月の1軍昇格、常廣、高橋、林、韮澤の2軍降格を決めたことから、開幕ローテの残り3枠は森、玉村、ドミンゲスに決まりました。
森は、最速147kmの直球は球威があり、カットボール、フォーク、チェンジアップの変化球も切れも良く、4回まで
1安打1四球とほぼ完璧な投球でした。
5回に2死後の3連打を含む4安打を浴びて2点を失いましたが、5回を投げて5安打1四球7奪三振で2失点の素晴らしい投球で開幕ローテ入りを確定させました。
森は制球が安定しており、走者を背負っても粘り強い投球で、オープン戦は17イニング連続無失点と、ローテを争った4人の中でも安定感は抜群だったので、ローテ入りは当然と思います。
今日は最後に失点してしまいましたが、無失点でシーズンに入るより、失点した方が、課題を持って臨めると思うので良かったのではないでしょうか。
今季は森がブレイクする予感がしますね。
一方の打線は、相変わらず繋がりを欠き、ソフトバンクと同じ8安打を放つも8残塁の拙攻で1得点に終わりました。序盤の好機で2度の併殺が痛かったです。
新井監督は「オープン戦も終盤になるにつれて、若い選手の内容も良くなってきたと感じている。」とコメントしており、若手の成長に手ごたえを感じているようですが、具体的な結果が伴っていないので、貧打への不安は解消されていません。
新井監督の言う通り、オープン戦とシーズンは別物で、シーズンに入ったら打線が繋がってれることを願いたいですね。