カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野間がノーヒットノーランを阻止する決勝本塁打

2021年06月30日 22時59分21秒 | 試合結果

広島 000 000 010 1
巨人 000 000 000 0
勝利投手:九里6勝5敗
敗戦投手:山口1勝1敗
セーブ:栗林1敗15S
本塁打:[広島]野間1号

 先発の九里は、今季初めて磯村とバッテリーを組み、初回に連打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、丸を併殺に打ち取り、四球を挟んで2死1,3塁となるも本盗を刺して無失点で凌ぎました。その後は2回を三者凡退に抑えると、3回から5回まで毎回安打を浴びるも後続を抑えて2塁さえ踏ませませんでした。

 6回に四球と盗塁で2死2塁のピンチを招くも、岡本和を三ゴロに打ち取り得点を与えず、7回まで5安打無失点に抑えました。

 打線は、2回に敵失と盗塁で2死2塁のチャンスを作りましたが、野間が一飛に倒れて無得点に終わると、その後は山口の前に四死球で走者を出すものの、完璧に抑えられて7回まで無安打に抑えられました。

 8回に1死後野間がチーム初安打となる本塁打を放って1点を先制すると、九里は、8回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招いたところでマウンドを降りました。代わったバードが丸を右邪飛に打ち取ってピンチを脱し、九里は7回2/3を投げて6安打無失点の好投でした。

 9回は栗林が岡本和、坂本、梶谷を三者凡退に抑える完璧な投球でリードを守り切り、巨人に競り勝ちました。

 

 打線は巨人先発の山口に翻弄されて7回まで攻略の糸口が全く掴めず、厳しい試合展開となりましたが、8回に野間が値千金の決勝本塁打を放って、しびれる試合をモノにできました。

 もちろん勝利の立役者は野間ですが、先発九里の好投も見逃せません。初回に連打でピンチを迎えましたが、重盗を失敗させて無失点で切り抜けると、2回以降は毎回のように走者を出しながらも、粘り強い投球で後続を断ち、巨人打線に得点を与えず、山口に引けを取らない好投でした。

 先発陣が安定しない試合が多く、チーム状態が上向かない要因になっているので、九里が本来の投球を取り戻して復活したことは心強いです。

 森下と九里が復調し、先発の柱が2人揃ったことは、先発陣を立て直すきっかけになると思います。高橋昂には、九里の作った良い流れを明日も継続させて、チームを勢い付けてほしいですね。

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8回2死無走者から逆転される

2021年06月29日 22時57分03秒 | 試合結果

広島 220 040 000 8
巨人 204 010 04X 11
勝利投手:高梨2勝1S
敗戦投手:森浦2勝3敗
セーブ:ビエイラ6S
本塁打:[広島]鈴木誠10号
    [巨人]岡本和22号、23号

 初回に2死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放って先制しましたが、1回裏に先発の大瀬良が死球で2死1塁として岡本和に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれました。

 それでも続く2回に四球と敵失に安打で無死満塁として、大瀬良の適時内野安打で1点を挙げると、併殺後、西川にも適時内野安打が出て、この回2点を勝ち越しました。さらに3回にも安打と四球などで2死2,3塁の追加点機を作りましたが、野間が投ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 大瀬良は3回に安打と四球で無死1,2塁として、1死後丸、岡本和、坂本に3連続適時打を浴びてしまい、さらに2死後に投手の戸根にも適時打を浴びて、この回4点を失って、3回を投げて6安打2四死球6失点で降板となりました。

 4回は高橋樹が1安打無失点に抑えると、5回に2四球と2塁打で無死満塁とすると、1死後に野間の適時打、代打松山の2点適時2塁打で逆転に成功し、さらに四球で1死満塁として西川の内野ゴロの間に1点を加えて、この回4点を挙げました。

 5回に登板した塹江が、連続四球などで2死1,2塁のピンチを招き、代打中島の適時打で1点を失いました。6回はコルニエルが三者凡退に抑えるも、7回も続投して死球と安打で2死1,2塁のピンチを招いてしまいましたが、代わったバードが代打石川を右飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 8回は森浦が登板して2死後に連続死四球で1,2塁のピンチを招き、丸に適時打を浴びて同点に追いつかれ、続く岡本和に3点本塁打を浴びてしまいました。

 打線は、7回以降は巨人の継投の前に三者凡退に抑えられて痛い逆転負けを喫して借金16に逆戻りとなりました。

 

 大瀬良が今季最短となる3回6失点でKOされてしまいましたが、打線が奮起して逆転に成功するも、最後は継投失敗により痛すぎる逆転負けとなりました。

 大瀬良が予想外の早期降板となったことで、継投が難しくなり、コルニエルがイニング跨ぎを強いられる展開となりました。ポイントはその後の継投で、7回2死1,2塁となったところでバードをマウンドに送りピンチを脱したことから、バードもイニング跨ぎの8回も登板すると思っていましたが、森浦に交代しました。

 森浦も勝ちパターンを担っていることから交代もありだと思いましたが、2死後に連続死四球でピンチを招き、打席に丸を迎えたところで、森浦が左打者を苦手にしていることを考えれば、島内かフランスア、若しくは勝ちに拘るなら栗林に交代するべきだと思いました。結果的に丸に同点打を浴びて、岡本和には痛恨の勝ち越し弾を浴びることとなり継投失敗となりました。

 とは言え、森浦が悪い訳ではなく、大瀬良が3回で降板したことによるしわ寄せが最後に出てしまったことが要因と思われます。大瀬良は不甲斐ない投球が続いていることから、さすがに2軍で再調整の必要があるように思います。

 

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森下と鈴木誠がオールスターファン投票で選出

2021年06月28日 21時07分22秒 | 日記

 マイナビオールスターゲーム2021のファン投票の最終結果が発表され、カープからは森下と鈴木誠が選ばれました。

 森下は、先発投手部門で15万3,836票を獲得して、2位の青柳に5万票近い差をつけ、文句なしの初選出となりました。また、鈴木誠は外野手部門3位の23万7605票で、4位のサンズとの差は約1,600票とギリギリでの選出となりました。

 森下は、白星こそ伸び悩んでいますが、コロナの濃厚接触者による離脱があり、個人成績として防御率やQSなどを考えれば選出は当然と思われますが、これほどの得票差が付くとは驚きですね。

 一方の鈴木誠は、コロナの陽性判定やワクチンの副反応による離脱を考慮しても、打率、打点、本塁打といった個人打撃成績は物足りなさを感じてしまい、絶好調の阪神勢がいることを考えるとファン投票で選出されなくても仕方ないと思っていましたが、辛うじて選出されました。

 2人とも五輪日本代表にも選出されており、7月は過密日程になってしまうので、できればオールスターは休養してほしかったところですが、これも実力と人気を兼ね備えたスター選手なので仕方ないですね。

 次点で惜しくも選出されなかったのは、抑え投手部門の栗林と二塁手部門の菊池涼です。栗林は1位のスアレスと約7,000票差と僅差で逃してしまい、菊池涼は1位の山田と約32,000票差と予想以上に差がついてしまったのは意外でした。

 栗林はここまでの投球内容を考えれば選出されていてもおかしくありませんのでこの結果は当然と思いますが、菊池涼と山田にこれほどの差が出るのは驚きです。昨年までであれば、打撃成績も考えて山田が選出されるのは止む無しと思っていましたが、今季は菊池涼も打撃好調だったたけに、もっと僅差になっても良かったと思います。

 2人ともファン投票では選出されませんでしたが、選手間投票や監督推薦では選出される可能性が高いと思われますので、そちらに期待ですね。

 

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森下8回1失点も打線が好機活かせず引き分け

2021年06月27日 20時41分00秒 | 試合結果

中日 100 000 000 1
広島 000 001 000 1 

 

 先発の森下は、初回に2塁打と犠打で1死3塁とされ、高橋周の適時打で先制されるも2回以降は粘りの投球を披露しました。3回の1死2塁では高橋周を三振、ビシエドを中飛に抑え、4回1死1塁は大島を併殺に打ち取るなど、毎回のように走者を背負いながらも無失点に抑えて、8回まで投げて8安打1失点の粘投でした。

 打線は、初回に2塁打で1死2塁とするも、小園と鈴木誠が凡退してしまい、2回2死2塁も石原が二ゴロに倒れてしまいました。さらに4回には無死1塁で鈴木誠が併殺に倒れた後、四球と安打で1,3塁の同点機を作りましたが、安部が三振に倒れてしまい、続く5回には安打と盗塁で2死2塁としながら、西川が三振に倒れて得点を挙げられませんでした。

 それでも6回2死後に四球を選んで2死1塁とすると、林が適時2塁打を放って同点に追いつきましたが、7回の1死1,2塁では西川と小園が凡退してしまい、8回の1死2塁も林が二ゴロ、四球を挟んで代打松山が中飛に打ち取られてしまいました。

 9回は栗林が三者連続三振に抑えて負けが無くなりましたが、打線は9回無死1塁で野間が犠打失敗するも、西川が安打で繋いで1死1,3塁のサヨナラ機を作りながら、小園が左邪飛に倒れて、四球を挟んで坂倉が二飛に倒れて引き分けに終わりました。

 

 森下は、初回に1点を失いましたが、2回以降は8回まで4回を除いて毎回走者を出しながらも、要所を締める投球で追加点を与えず最少失点に抑えただけでなく、8回まで投げて登板過多になっている中継ぎ陣を休ませました。新型コロナウイルスのワクチン接種に伴う副反応が出た影響で万全の状態ではなかったと思いますが、それでも先発として役割を十分に果たすところは素晴らしいですね。白星を挙げられなかったのは残念ですが、次戦こそは打線が奮起してくれることを期待したいです。

 昨日繋がった打線でしたが、今日は拙攻の繰り返しに戻ってしまいました。3回を除いて毎回安打を放ち、さらに8回も得点圏に走者を進めながら、得点に繋がったのは1回のみで13残塁の拙攻でした。特に終盤は押し気味の試合展開であり、昨日の勢いに乗って押し切ってほしかったですが、勢いが続かず得点できないところに、今のチーム状態が表れています。何か浮上のきっかけを掴んでほいですね。

 

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鈴木誠がスタメン復帰して18安打11得点で連敗止める

2021年06月26日 21時13分42秒 | 試合結果

中日 100 004 000 5
広島 033 011 30X 11
勝利投手:大道3勝1敗
敗戦投手:小笠原5勝3敗
本塁打:[広島]鈴木誠9号、長野1号

 先発の大道は、初回に2四球などで2死1,2塁のピンチを招いて、堂上の適時打で先制点を奪われました。

 しかし、鈴木誠が4番に復帰した打線が、2回に連打で1死1,2塁として、西川の適時打で同点に追いつき、2死後には大道がプロ初安打となる2点適時2塁打を放って逆転に成功しました。さらに続く3回には3連打で1死満塁のチャンスを作ると、林の適時打に敵失も絡んで2点を挙げ、続く西川も適時打を放って、この回3点を追加しました。

 5回には鈴木誠が本塁打を放ち、リードを6点に広げました。

 大道は、3回に連打で1死1,3塁とされるも、高橋周を併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、5回まで4安打1失点に抑えるました。しかし、6回1死後に安打で1死1塁とされ、ビシエドに適時2塁打を浴びて1点を失い、さらに2死3塁から福田に適時打を打たれ、続く加藤翔に安打を打たれて2死1,3塁とされたところでマウンドを降りました。代わった菊池保は盗塁で2,3塁とされ、郡司に2点適時打を浴びたことで、大道は5回2/3を投げて8安打2四球5失点でした。

 2点差に追い上げられた直後の6回裏に安打と犠打などで2死3塁として、鈴木誠が適時打を放って貴重な追加点を挙げると、続く7回には2死後に四球と安打で1,2塁とすると、代打長野が3点本塁打を放って試合を決めました。

 7回はバードが、8回はコルニエルがそれぞれ三者凡退に抑えると、9回は栗林が三者凡退に抑えて中日に大勝して連敗を5で止めるとともに、大道が先発初勝利を挙げました。

 

 鈴木誠が5試合ぶりにスタメンに復帰して3安打2打点1本塁打の活躍で打線を鼓舞しました。第1打席こそ中飛に倒れるも、逆転した直後の3回1死1塁では安打を放って好機拡大して、林と西川の連続適時打に繋げました。5回には本塁打を放ってリードを広げると、2点差に追い上げられた直後の6回には適時打を放って貴重な追加点を挙げました。

 この6回の適時打は、大道が4点を失って6点のリードが2点に縮まった直後であり、ムードが悪くなりかけたところだったので、試合の流れを引き戻す大きな価値ある一打になりました。

 鈴木誠はまだ体調が万全では無いようですが、それでもチームのためにスタメンに復帰して、チームを勝利に導く打撃を見せたことは、他の選手達にも伝わったはずで、あれだけ繋がりを欠いた打線が見事に線になりました。

 この雰囲気を明日以降も継続させていって、チームが少しでも上向くことを願いたいですね。 

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塹江が痛恨被弾で5連敗

2021年06月25日 21時23分06秒 | 日記

中日 000 030 030 6
広島 010 002 000 3
勝利投手:柳6勝3敗
敗戦投手:塹江2勝3敗
セーブ:又吉勝1敗8S
本塁打:[中日]ビシエド10号
    [広島]坂倉2号

 2回1死後に2塁打などで2死3塁として、宇草の適時内野安打で先制点を挙げましたが、3回には敵失と連続四球で2死満塁のチャンスを貰いながら、坂倉が二ゴロに倒れてしまいました。

 先発の玉村は、3回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、三ツ俣を右飛に打ち取って無失点で凌ぐと、4回まで2安打無失点に抑えました。しかし、5回1死後に四球と盗塁で1死2塁とされ、2死後、投手の柳に適時打を浴びて同点とされました。さらに安打で2死1,2塁とされて、三ツ俣に2点適時3塁打を浴びて逆転を許してしまい、5回を投げて5安打3失点でマウンドを降りました。

 6回無死1塁で林が併殺に倒れてしまいましたが、続く坂倉が本塁打を放って1点を返すと、2塁打で2死2塁として敵失で同点に追いつきました。続く7回にも安打と四球などで2死1,2塁としながら、林が中飛に倒れて勝ち越せませんでした。

 6回と7回はコルニエルが三者凡退に抑える好リリーフでしたが、8回に登板した塹江が安打と四球などで1死1,2塁としてしまい、ビシエドに3点本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 9回は島内が四球と安打で2死1,2塁とされながらも無失点で凌ぎましたが、打線が8回は三者凡退に抑えられ、9回は2安打で2死1,2塁とするも、小園の左前安打で2塁走者松山が本塁で憤死して試合終了となってしまい、チームは5連敗で借金は16まで膨らみ、最下位に転落しました。

 

 同点の8回に塹江が痛恨の3点本塁打を浴びてしまったことが敗因ではありますが、そこまでに勝機がありながらそれを掴み損ねたことが8回の3失点に繋がってしまいました。

 先ずは先発の玉村は4回まで踏ん張って無失点に抑えていましたが、5回に四球で出した走者を投手柳の適時打で返してしまい同点に追いつかれると、その後にも連打を浴びて逆転を許してしまいました。柳で止められていれば、試合展開は変わっていたと思われるだけに痛い失点となりました。

 さらに6回は林の併殺でチャンスが潰えたかと思われた直後に坂倉が本塁打を放って1点を返すと、さらに敵失で同点に追いつき、試合の流れが変わったと思われ、7回に2死1,2塁の勝ち越し機を作り、打順は4番林と絶好機でしたが、中飛に倒れて勝ち越せず、8回の失点に繋がってしまいました。

 投打とも試合の勝負所で決めきれず自ら試合の流れを手放してしまった試合であり、今の低迷を象徴しています。この悪循環は抜け出す雰囲気が感じられないだけにきついですね。

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高橋昂は6回3失点も打線の援護なく4連敗

2021年06月24日 22時53分53秒 | 試合結果

ヤクルト 012 000 001 4
広島 000 001 000 1
勝利投手:高橋2勝
敗戦投手:高橋昂2勝3敗
セーブ:マクガフ2勝1敗15S
本塁打:[ヤクルト]村上22号

 先発の高橋昂は、2回に2塁打などで1死3塁とされ、2死後、古賀に適時打を浴びて先制を許すと、3回にも2死後に内野安打で走者を背負い、続く村上に2点本塁打を浴びてしまいました。

 それでも4回無死1塁では西浦を併殺に打ち取り、5回には連打で1死1,3塁とされるも山田と村上を凡打に抑え、さらに6回も2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを迎えながら、古賀を投直併殺に抑えて追加点を与えず、6回を投げて9安打1四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は、ヤクルト先発の高橋に5回まで1安打1四球に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、6回1死後に3連打で1死満塁として、林の内野ゴロの間に1点を返し、なおも2死1,3塁のチャンスでしたが、坂倉が中飛に倒れて追加点を挙げられませんでした。

 続く7回にも2死後に連続四球で1,2塁としながら、菊池涼が右飛に倒れてしまいました。

 7回からは菊池保が登板して1四球無失点に、8回はバードが安打だなどで2死2塁とされるも、西浦を右飛に打ち取って無失点に抑えましたが、9回に塹江が安打と敬遠に四球で2死満塁のピンチを招き、村上の一ゴロを坂倉が後逸して痛恨の1点を失ってしまいました。

 8回と9回も走者を出しながらも後続が続かず、ヤクルトに3タテを許し、対ヤクルト戦は2分を挟んで7連敗、チームは4連敗で借金15となってしまいました。

 

 先発の高橋昂は、6回3失点と粘ったものの、打線が沈黙して援護できず、今日も投打が噛み合わずヤクルトに完敗しました。

 高橋昂は、毎回安打を浴びながらも3失点で踏ん張りましたが、序盤の失点はともに2死からだっただけに防いでほしかったところです。特に2回は2死3塁で打者は8番古賀だっただけに、四球でも良いくらいの感覚でもう少し慎重に投げてほしかったです。それでも4回以降はピンチでもしっかりと粘ったことは良かったと思います。前2試合が序盤でKOされていただけに、今日の投球は次戦に繋がるとはずであり、期待が持てると思います。

 一方の打線は、5回まで1安打と高橋に対して攻略の糸口さえ掴めませんでしたが、6回にようやくチャンスを作り、4番林に回すも、併殺崩れの間の1点止まりでした。続く7回も代打鈴木誠が四球を選んで好機拡大するも、あと一本が出ない、今季を象徴する攻撃でした。

 打線は何か一つにきっかけさえあれば、変われると思うのですが、そのきっかけが見つからず、ズルズルと来てしまっています。重苦しい雰囲気を払拭するきっかけがほしいですね。

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九里も炎上して3連敗

2021年06月23日 22時00分33秒 | 試合結果

ヤクルト 104 200 100 8
広島 112 100 000 5
勝利投手:大西2勝
敗戦投手:九里5勝5敗
セーブ:マクガフ2勝1敗14S
本塁打:[ヤクルト]オスナ5号

 先発の九里は、初回に四球で無死1塁として青木に適時2塁打を打たれて先制を許し、なおも無死2塁のピンチでしたが、山田、村上、オスナを凡打に打ち取って最少失点で凌ぎました。

 打線は、初回に2塁打に敵失が絡んで無死3塁として、小園の犠飛で同点に追いつくと、2回には連続長短打で無死1,3塁として、1死後に宇草の内野ゴロの間に1点を挙げて勝ち越しに成功しました。

 しかし、直後の3回に連打で1死1,2塁のピンチを招き、村上の一ゴロを松山が悪送球して同点に追いつかれ、続くオスナに3点本塁打を浴びてこの回4点を失いました。

 それでも打線が、3回裏に四球と安打で1死1,3塁として2死後に坂倉の2点適時打で1点差に追い上げましたが、4回に九里が安打と犠打で1死2塁とされて、塩見に適時打を浴びて1点を失い、さらに2死2塁から山田に適時2塁打を打たれてこの回2点を失い、4回を投げて10安打7失点でマウンドを降りました。

 5回と6回はコルニエルがそれぞれ死四球で走者を出しながらも、2回を無安打無失点に抑えましたが、打線は、4回に2塁打と四球で2死1,2塁として、野間の適時打で1点を返しましたが、5回は2安打で2死1,2塁としながら宇草が三振に倒れてしまい、6回も2安打で2死1,2塁とするも林が左飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 7回は菊池保がマウンドに上がり、安打と林の失策に死球で1死満塁のピンチを迎え、高橋樹にマウンドを譲るも、元山の犠飛で1点を失ってしまいました。

 8回は森浦が1安打無失点、9回は島内が三者凡退に抑えましたが、打線が8回は無死2塁としながら、代打長野、菊池涼が連続三振、野間が二ゴロに倒れて得点を挙げられず、9回はこの試合初めて三者凡退に抑えられて、チームは3連敗、さらにヤクルト戦は2分を挟んで6連敗となり、今季最多の借金14となりました。

 

 昨日の試合と全く同じような展開での敗戦となりました。先発の九里が失策から大量失点すると、打線もヤクルトを上回る13安打を放ちながら5得点9残塁の拙攻と良いところがありませんでした。

 打線は、初回から4回まで毎回得点を挙げて、追い上げを見せて前日に比べれば健闘しましたが、5回以降は8回まで毎回安打を放ち、5回、6回、8回と3度も得点圏に走者を進めながらあと一本が出ず得点を奪えませんでした。特に5回と6回は2番手コルニエルが無失点に抑えて試合の流れを変える雰囲気を作ったところだっただけに、どちらかで1点でも返すことができていれば、試合展開は違っていたように思います。

 安打は出ており、交流戦終盤のように全く点が取れない最悪の状態ではないことから、何か一つのきっかけで変わると思うので、雰囲気を変える一打を放つ選手が出てきてほしいですね。

 一方で九里は、コロナによる離脱から2試合目の登板となりましたが、今日も本来の投球ではありませんでした。まだどこかコンディションが良くないのかもしれません。昨日の大瀬良とともに投手陣を牽引する存在だけに、2人とも状態が悪いというのは、チームも乗っていけないので、コンディションを整えて本来の投球を取り戻してほしいですね。

 

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投打がかみ合わず連敗

2021年06月22日 22時57分10秒 | 試合結果

ヤクルト 040 011 000 6
広島 000 001 000 1
勝利投手:田口4勝4敗
敗戦投手:大瀬良2勝3敗 

 先発の栗林は、初回は2四球を与えながらも無失点で切り抜けましたが、2回に2塁打と四球などで1死1,3塁とされ、元山に適時打を浴びて先制を許すと、続く田口の犠打を大瀬良が適時失策としてしまい、なおも1死1,3塁から内野ゴロの間と青木の適時2塁打で、この回4点を失ってしまいました。

 3回と4回は三者凡退に抑えましたが、5回に3塁打と四球で1死1,3塁とされ、村上の犠飛で1点を失い、続く6回には連続長短打などで1死2,3塁のピンチを招き、田口のスクイズで1点を失ってしまい、6回を投げて6安打5四球6失点で降板となりました。

 打線は、鈴木誠がベンチスタートとなり、4番には林、6番に長野を起用しました。初回に無死2塁の先制機を作りながら、野間、小園、林が凡退してしまい、2回には2安打と死球で1死満塁とするも、大瀬良と菊池涼が三振に倒れてしまいました。

 3回も連打で無死1,2塁としながら、林が三振、坂倉が併殺に倒れると、4回無死1塁も後続が続かず得点を奪えませんでした。

 6回に連打などで1死1,3塁として、西川の犠飛でようやく1点を返し、なおも安打で2死1,3塁の追加点機でしたが、代打中村奨が三ゴロに倒れて1点止まりでした。

 7回は高橋樹が1安打無失点に抑えると、8回は島内、9回はバードが三者凡退に抑えましたが、打線は8回に連打で無死1,2塁とするも、長野、西川、石原が凡退して無得点に終わり、9回は2四球で2死1,2塁としながら、林が三振に倒れてヤクルトに完敗を喫してチームは連敗となりました。

 

 打線は、小園、林、坂倉の若手クリーンアップで臨みましたが、ヤクルトを大幅に上回る11安打を放ちながら13残塁の拙攻で犠飛による1得点に終わりました。

 初回に無死2塁の先制機を逃すと、4回まで毎回先頭打者が安打を放つも活かしきれず、結局最後まで適時打は出ず拙攻を繰り返してしまいました。やはり初回のチャンスを逃して、リズムに乗り損ねたことが痛かったです。

 また、先発の大瀬良も復帰後では一番状態が悪かったように感じられ、球の切れが悪く、全く制球が定まりませんでした。さらに2回には自らの失策も絡んでしまい大量失点に繋がって、打線に良いリズムをもたらすことができず、投打が全く噛み合わない試合となってしまいました。

 大瀬良は、怪我から復帰後5試合目の登板となりましたが、本来の投球ができたのはソフトバンク戦の1試合のみで、後の4試合はらしくない投球が続いています。

 もしかすると、足の状態は万全ではなく、無理をして投げているのではないかと思ってしまいます。もし万全ではないなら、無理をせず3軍でしっかりと治してほしいですね。

 また、林は勝負強い打撃を買われて、初めての4番に入り、2安打を放ちましたが、得点機で迎えた3打席はいずれも抑えられてしまい4番の役割を果たせませんでした。初めての4番ということでプレッシャーがあったと思いますが、この経験を今後に活かしてほしいですね。

 

 

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9回に驚異の粘りも3連勝ならず

2021年06月20日 20時10分58秒 | 試合結果

広  島 000 040 004 8
DeNA 005 302 00X 10
勝利投手:砂田1勝1敗
敗戦投手:大道2勝1敗
本塁打:[広島]石原1号
    [DeNA]オースティン15号、佐野6号

 先発の大道は、3回に四球などで2死3塁とされ、桑原の適時内野安打で先制を許し、さらに連打で2死満塁とされてオースティンに満塁本塁打を浴びてこの回5点を失いました。 

 続く4回も続投して、連続四球と安打で無死満塁のピンチを迎え、2死後に伊藤光に3点適時2塁打を浴びて降板となりました。

 打線は、初回に2四球で2死1,2塁としながら林が二ゴロに倒れて無得点に終わると、5点を失った直後の4回には無死2塁のチャンスを作りながら、林と坂倉が連続三振、中村奨は二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回に先頭の石原が本塁打を放つと、1死後に連打で1,2塁として、小園の適時2塁打、鈴木誠の犠飛、林の適時打で4点を返しました、なおも安打と四球で2死満塁としましたが、石原が三振に倒れてしまいました。

 5回はコルニエルが登板して、死球と安打で2死1,2塁のピンチを招くも、日本最速タイの165㎞で大和を三振に斬って無失点で凌ぎました。しかし、6回に島内が2死1塁から佐野に痛恨の2点本塁打を浴びてしまいました。

 7回は菊池保、8回はバードがともに三者凡退に抑えると、6回から8回まで1安打に抑えられていた打線が9回に連打などで1死1,3塁として敵失で1点を返し、さらに安打で1死満塁となり坂倉の二ゴロの間、代打西川と石原の連続適時打で3点を挙げましたが、最後は代打羽月が遊直に倒れて、あと一歩届かず3連勝は成りませんでした。

 

 打線は昨日のDeNAと同様に9回に驚異的な粘りを見せて追い上げましたが、序盤からの失点が大きすぎました。それでも打線が最後まで諦めない姿勢を見せて9回に4点を返したことは、次戦以降にも必ず繋がります。

 この3連戦は若手の活躍により打線が活性化しており、交流戦で貧打に苦しんだことが嘘のようです。この打線の繋がりはたまたまではなく、本物だと思うので、打線の心配は無くなりました。

 あとは投手陣さえしっかりと抑えてくれれば、白星を積み重ねていけると思います。先発投手が味方の援護があるまで最少失点で踏ん張り、中継ぎも不用意な失点を無くしてほしいです。

 大道は、3回と4回の失点はともに先頭打者への四球がきっかけになっており、防ぐことができた失点だと思います。また、失点しても桑原の適時内野安打による1失点で踏ん張ってほしかったです。もしかすると、不運な形で失点したことで気持ちを切り替えられなかったのかもしれませんが、今日の経験を次回登板に活かして、次こそは最少失点で切り抜けられる投球を見せてほしいですね。

 

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