カープな毎日

カープファンのひとりごと。

打線は驚異の粘りもあと1点及ばず

2017年04月30日 21時33分58秒 | 試合結果
広島 000 031 023 9
DeNA 205 000 12X 10
勝利投手:久保1勝
敗戦投手:九里2勝2敗
本塁打:[広島]西川1号、鈴木5号
    [DeNA]ロペス4号、エリアン1号、石川1号


 九里は、初回に2死から四球と安打で1,3塁とされ、暴投とロペスの適時2塁打で2点を失ってしまいました。更に3回には、死四球と安打で無死満塁のピンチを招き、筒香に適時打とロペスの満塁本塁打で一気に5点を失ってしまいました。
 4回も続投し、安打と四球で1死1,2塁とするも、梶谷を併殺に打ち取って、4回7失点で降板となりました。

 打線は、初回に安打と四球で1死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木誠と松山が連続三振に倒れて無得点に終わると、久保に4回まで3安打無得点に抑えられました。
 しかし、5回に2安打で1死1,2塁とすると、菊池の適時打、丸の一ゴロ、鈴木誠の適時打で3点を挙げて反撃を開始しました 続く6回には2番手須田から、2死後に2塁打と四球で1,2塁として田中の適時打で1点を返して4点差に追い上げました。

 5回からは中田が登板して1安打無失点に抑えると、6回は一岡が無死2塁のピンチを招きながらも、後続を断って無失点で切り抜けました。しかし、7回にブレイシアが2死からエリアンに本塁打を浴びて再び4点差となり、試合が決したかと思われましたが、直後の8回に三上から無死1塁として2死後に代打西川のプロ初本塁打で2点差としました。
 ところが、8回裏に薮田が四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に石川に2点本塁打を浴びて、点差が4に広がってしまいました。
 それでも粘る打線は、9回にパットンを攻めて、無死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放ち、更に連打と死球で2死満塁と攻めたてて、田中が押し出し四球を選んで1点差としましたが、最後は代打堂林が三振に倒れてあと1点届かず、乱打戦を落としてしまい、対DeNA戦は2カード連続で負け越しとなってしまいました。


 九里が、4回7安打7失点とまさかの大炎上となってしまいました。今日は制球が安定せず、7失点には3つの四死球が絡んでいます。初回の3失点は2死無走者から梶谷に与えた四球が発端となっており、もったいない失点でした。
 その後も修正できず、3回も四死球でピンチを拡大してしまい、満塁本塁打を浴びるという最悪の結果となってしまいました。
 前回登板も5回途中8安打4失点で降板しており、2試合連続で5回を投げ切ることができず、先発の役割を果たせていません。開幕から安定した投球を続けていましたが、疲れが出始めたのかもしれません。
 さすがに3試合連続KOとなるとローテから外れる可能性が高いので、次回登板は正念場となりそうです。九里らしい気迫を前面に押し出した投球で結果を残して、ローテに踏み止まってほしいですね。


 打線は、序盤に7点差を付けられながらも、中盤以降に驚異の粘りを見せて9得点を挙げ、最後も一打逆転というところまで追い上げました。このところ打線に元気がなく、貧打に苦しんでいましたが、今日は粘り強さが戻り、状態が上向き始めていることを感じました。
 今日で4月も終わりますので、月が替わる次戦からはまた仕切り直して、開幕直後のように逆転のカープとして最後まで諦めない戦いを見せてほしいですね。 
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4本塁打で今永にリベンジ

2017年04月29日 22時31分36秒 | 試合結果
広島 200 100 120 6
DeNA 000 000 010 1
勝利投手:岡田3勝1敗
敗戦投手:今永1勝2敗
本塁打:[広島]菊池2号、鈴木3号,4号、新井4号

 新井がスタメンに復帰しましたが、6番に入り、鈴木誠が4番を務めました。
 その打線は、初回に田中が安打で出塁すると、菊池が2点本塁打を放って先制点を挙げました。2回と3回は三者凡退に抑えられましたが、4回に鈴木誠が本塁打を放って追加点を奪いました。

 岡田は、初回に安打と四球で1,2塁のピンチを招きましたが、ロペスを三ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回2死2塁では梶谷を三振に斬ってピンチを脱しました。
 4回までは毎回安打を打たれていましたが、5回から7回は三者凡退に抑える好投で、DeNA打線に付け入る隙を与えませんでした。

 7回には新井も本塁打を放ち、更に2安打と四球で2死満塁として今永をKOしました。このチャンスは、代わった平田に菊池が一邪飛に打ち取られてしまいましたが、続く8回に無死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放って試合を決めました。

 完封が見えてきた8回に、代打乙坂に2塁打を打たれるなど、1死3塁のピンチを招いてしまい、桑原を遊飛に打ち取るも、石川に適時打を打たれて1点を失ってしまい、8回6安打1失点でマウンドを降りました。

 9回は薮田が1安打を打たれるも、最後はエリアンを遊ゴロ併殺に打ち取って無失点に抑えて、DeNAに快勝しました。


 今日は打線が前回の対戦で抑えられた今永に対して、初球から積極的に攻めて、攻略に成功しました。
 初回は田中と菊池が共に初球を狙って、田中が安打で出塁して、菊池が本塁打を放ちました。4回の鈴木誠の本塁打も初球でした。前回対戦では、1安打完封されており、今回も苦戦が予想されましたが、しっかりと攻略法を練って対策をした成果がでました。
 今永は、昨季も苦手としており、今季初対戦でも抑えられていたので、今日の対戦で攻略できたことは、苦手意識を払拭する良いきっかけになったと思います。
 次回対戦が大切になると思うので、今日のような攻撃で攻略して、苦手意識を無くしたいですね。

 岡田は素晴らしい投球内容でした。4回までは毎回安打を打たれながらも、力強い直球で強力DeNA打線をねじ伏せました。中盤以降は、全く危なげなく、安心して見ていられて、完封するかと思いました。
 しかし、8回に100球を超えたこともあり、少し疲れが見え始めたように感じました。それでも最速154㎞を計測するなど、球威は全く衰えていませんでした。
 終盤の勝負所でも力強い直球を投げ込めるということは、長い回を投げるためのペース配分がしっかりとできていたことだと思います。この投球ができれば、完封できる日は近いと思います。

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加藤最短降板で3敗目

2017年04月28日 21時55分10秒 | 試合結果
広 島 010 002 000 3
DeNA 200 230 02X 9
勝利投手:ウィーランド1勝
敗戦投手:加藤1勝3敗
本塁打:[広島]丸3号
    [DeNA]梶谷5号

 打線は、初回に2死から連打で1,2塁の先制機を作るも、松山が二ゴロに倒れて無得点に終わると、先発の加藤は、その裏に1死から四球で走者を背負い、梶谷に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 しかし、直後の2回に1死1塁から石原の適時2塁打で1点を返して反撃開始かと思われましたが、3回から5回までウィーランドに無安打に抑えられてしまいました。

 加藤も2回と3回は無安打に抑えていましたが、4回に2死無走者から四球、安打、四球で満塁としてしまい、ウィーランドに2点適時打を浴びてしまいました。更に続く桑原にに四球を与えて再び満塁としたところでマウンドを飯田に譲りました。
 飯田は、石川を遊ゴロに打ち取って追加点を与えませんでしたが、5回も続投して、安打と盗塁で1死2塁とされ、ロペスの適時打で1点を失い、、更に連打で満塁とされて、戸柱に2点適時打を浴びて、この回3点を失ってしまいました。

 しかし、打線が奮起して、6回に丸が本塁打を放って1点を返し、更に連打で無死1,2塁とし、エルドレッドの適時打で1点を挙げて、安部も安打で繋いで無死満塁の大チャンスを作って、ウォーランドをKOしました。
 ところが、代わった須田に、代打西川が三振、続く代打新井は三ゴロ併殺に打ち取られて反撃は2点止まりでした。

 6回からはブレイシアがマウンドに上がり、6回と7回を無失点に抑えましたが、8回に連打で1死1,2塁とされ、2死後に筒香に2点適時2塁打を浴びて、試合は完全に決してしまいました。
 打線も、7回から9回はDeNAの継投に無安打に抑えられて、DeNAに完敗しました。


 加藤は、今日も四球が失点に繋がってしまいました。3回2/3を投げて5四球を与えており、その内3四球が失点に絡んでいるだけでなく、失点の仕方も悪すぎます。初回は四球を与えた直後に本塁打を浴びて、4回は2死から2四球を与えてピンチを拡大して、投手に適時打を打たれてしまいました。
 四球の全てが悪い訳ではありませんが、失点の全てに四球が絡んでいるのはいけません。ある程度の荒れ球が加藤の持ち味でもありますが、さすがに毎回のように四球が失点に絡んでいては、先発としてローテを守るのは苦しいと思うので、修正していかないといけませんね。


 また、投手起用で疑問が残る試合でした。2番手の飯田が5回も続投したことは、連戦が続くことから、中継ぎ投手を無駄使いしたくないということで理解できるのですが、4連打を含む5安打を浴びて3点を失ってしまう前に、交代させなかったことは理解できません。
 結果的に5回の3失点が重くのしかかり、ほぼ試合が決してしまいました。これが終盤であれば、試合が決してしまい代えないということはありますが、まだ5回であることを考えると、試合を捨てるには早すぎであり、まだ挽回できる可能性もあったと思うので、少しでも失点を防ぐため、交代させても良かったと思います。
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大瀬良7回無失点で今季初勝利

2017年04月27日 21時50分51秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 000 010 00X 1
勝利投手:大瀬良1勝
敗戦投手:宮國2敗
セーブ:今村1敗4S


 大瀬良は、初回と2回は走者を出しながらも後続を断って、3回まで1安打無失点に抑えました。4回に中井の2塁打などで1死3塁のピンチを招きましたが、阿部を三振、マギーには四球を与えるも、石川を二飛に打ち取ってピンチを脱すると、5回も安打と盗塁などで1死3塁とされましたが、宮國を三振、立岡を中飛に抑えて得点を与えませんでした。

 打線は、3試合連続で4番に鈴木誠を起用しましたが、宮國に4回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。
 しかし、5回に松山とエルドレッドの連打などで1死1,3塁の先制機を作ると、會澤が犠飛を放って待望の先制点を挙げました。

 大瀬良は、6回も1死2塁とされましたが、阿部を三ゴロ、マギーを二飛に打ち取りました。続く7回は四球と安部の失策などで1死2,3塁の一打逆転のピンチを迎えましたが、代打亀井の左飛を松山が本塁へ好返球して、3走を本塁で刺して無失点で切り抜けました。

 打線は、8回に安打と四球で1死1,2塁の追加点機を作りましたが、田中の二飛で代走の一走野間が飛び出して併殺となって、チャンスを潰してしまいました。
 しかし、投手陣が奮起して、8回はジャクソンが四球と犠打で1死2塁とされるも、坂本と阿部と抑えて無失点に抑え、9回は今村が2死から四球を与えるも、最後は代打村田を遊ゴロに打ち取って、巨人を零封して連勝して、4カードぶりに勝ち越し、7回無失点の大瀬良が今季初白星を挙げました。


 今日は、粘り強い投球で7回を4安打無失点に抑えた大瀬良に尽きます。3回を除いて毎回走者を背負い、更に4回から7回までは毎回得点圏まで走者を進められましたが、味方の好守もあり、無失点に抑えました。
 4回以降は毎回ピンチが続いても、冷静に落ち着いて丁寧な投球を続けて、後続を一人一人抑えた投球は、先発として一回り成長したことを感じました。
 また、この投球する姿が、野手の心に火を付けて、好守を呼び込んだことは間違いないと思います。
 
 ここまでローテ投手で唯一白星がなく、焦りもあったと思いますが、この1勝で精神的にも楽になったと思うので、これからも今日のような投球を続けて白星を積み重ねてくれること間違いないと思います。
 
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打線が奮起して福井が今季初勝利

2017年04月26日 22時24分08秒 | 試合結果
巨人 120 000 201 6
広島 010 203 10X 7
勝利投手:福井1勝
敗戦投手:大竹寛2勝1敗
セーブ:今村1敗3S
本塁打:[巨人]中井3号

 床田の離脱により福井が今季初登板初先発し、打線では2試合連続で4番鈴木誠、7番西川を起用してテコ入れを行いました。
 
 福井は、初回に1死から中井に本塁打を浴びて先制点を奪われると、2回には2安打で2死1,2塁とされ、大竹に四球を与えて満塁としてしまい、立岡に2点適時打を浴びてしまいました。
 
 打線は、2回に無死2塁で安部が適時打を放って1点を返すと、4回には無死1塁から鈴木誠の適時2塁打と松山の適時打で2点を挙げて同点に追いつきました。更に敵失などで1死2,3塁の勝ち越し機でしたが、會澤と福井が倒れて勝ち越すことはできませんでした。

 3点を失った福井でしたが、3回の2死2塁では亀井を捕邪飛、4回1死2塁では大竹を三振に斬った後、牽制で2塁走者を刺してピンチを脱しました。
 5回と6回は先頭打者に四球を与えるも後続を断って、6回を投げて3失点で降板となりました。

 6回に四球、安打、敬遠などで1死満塁として、會澤の2点適時打と代打堂林の犠飛で3点を奪って勝ち越しに成功しました。
 しかし、7回から登板した薮田が、3連打で無死満塁のピンチを招き、内野ゴロと坂本の適時打で2点を失ってしまい、更に1死1,2塁のピンチでしたが、阿部とマギーを抑えて2失点で食い止めました。

 直後の7回裏には、2四球で2死1,2塁として、安部の適時打で1点を挙げて、リードを2点に広げました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑えましたが、9回に登板した今村が、無死3塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失うも、後続を抑えて辛くもリードを守り切って巨人に逆転勝ちを収めました。

 福井は、序盤は制球が安定毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、4回以降は粘り強い投球で、無失点に抑えました。4回には2死2塁で牽制により2塁走者を刺してピンチを脱したところは、打者が2回に適時打を放っていた立岡だっただけに、大きなプレーだったと思います。
 また、5回と6回は先頭打者に四球を与えてしまいましたが、5回は中井を併殺に抑えて、坂本と阿部にチャンスを回さなかったことが、無失点に抑えることができた要因だったと思います。
 中盤以降は、昨季と同様に走者を背負っても落ち着いた投球ができていたので、次回登板では好投を期待したいですね。

 
 
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野村1球に泣く

2017年04月25日 21時07分36秒 | 試合結果
巨人 000 100 000 1
広島 000 000 000 0
勝利投手:菅野3勝
敗戦投手:野村1勝1敗
本塁打:[巨人]マギー3号

 打線は、7番に西川を起用してテコ入れを図りましたが、2回に四球などで1死2塁の先制機を作るも、安部が三振、西川が二飛に倒れてしまい、3回にも安打と犠打で1死2塁としながら、田中と菊池が凡退して先制点を挙げることができませんでした。

 野村は、初回に2死から四球と安打で1,2塁のピンチを招くも、マギーを中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、4回に2死無走者からマギーの本塁打を浴びて1点を失いました。

 先制された直後の4回裏に2死無走者から松山が3塁打で出塁しましたが、安部が右飛に打ち取られてしまうと、5回から7回までは三者凡退に抑えられてしまいました。

 1点を失った野村でしたが、5回は安打と犠打で2死2塁とされましたが、中井を三ゴロに打ち取り、6回無死1塁では坂本を併殺、7回には四球と暴投で1死2塁のピンチを招きながらも後続を断って、追加点を与えず、8回を5安打1失点に抑えました。

 8回に先頭の西川が安打で出塁しながら、石原が犠打失敗、代打エルドレッドは三振に倒れてチャンスが潰えたかと思われましたが、田中が安打を放って1,2塁と好機を拡大するも、菊池が三直に倒れて得点を挙げられませんでした。

 9回は薮田が三者凡退に抑えましたが、9回裏も菅野に三者凡退に抑えられて、完封負けを喫してしまいました。


 打線が菅野に4安打7三振を喫して完封されました。4安打でしたが、3回、4回、8回と3度得点圏に進めており、全くチャンスが無かった訳ではなく、4回と8回は際どい当たりで、少し打球が逸れていれば、適時打になっていかもしれない当たりだったので、ツキが無かったところはあります。
 その中で気になったのは8回の攻撃で、無死1塁の場面で石原がスリーバント失敗して走者を進めることができませんでした。次打者は野村なので代打は当然でしたが、なぜエルドレッドだったのでしょうか。
 この場面では、最悪でも走者を2塁に進めて2死2塁にしたいところなので、エルドレッドではなく、天谷、野間、小窪を起用した方が良かったと思います。
 エルドレッドは一発長打の魅力がありますが、右打ちは難しく、最悪の場合、併殺になる可能性がありました。結果は、三振でアウトカウントが1つ増えただけでしたが、田中が安打を放っただけに、2死2塁になっていれば同点だったかもしれません。
 エース対決であることを考えれば、ロースコアの展開になることは予想されたので、一発逆転を狙うより、確実に1点を取る攻撃をしても良かったと思います。
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西川の決勝打で連敗ストップ

2017年04月23日 21時50分45秒 | 試合結果
広島 030 000 130 7
ヤクルト 031 000 000 4
勝利投手:一岡1勝
敗戦投手:石山1敗
セーブ:今村1敗2S
本塁打:[広島]丸2号
    [ヤクルト]雄平1号

 初回に安打と四球で1死1,2塁の先制機を作りましたが、新井が三振、鈴木誠が左飛に倒れて無得点に終わりましたが、2回に2死から連続四球で1,2塁のチャンスを貰うと、田中が2点適時2塁打を放ち、更に送球の間に3塁に進塁すると、続く菊池がセーフティースクイズを決めて3点を先制しました。
 
 先発の九里は、先制した直後の2回裏に連打で無死1,3塁のピンチを招き、西田の適時2塁打と内野ゴロの間に2点を失いました。更に2死3塁から坂口に適時打を浴びて3点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 続く3回には雄平に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 勝ち越された直後の4回には無死1塁で九里が犠打失敗するも、田中の安打で1死1,3塁と好機拡大しましたが、菊池の二直で三走九里が飛び出して併殺となってしまいました。
 6回には安打と捕逸で1死2塁の同点機を作るも、會澤と代打エルドレッドが凡退して得点を奪えませんでした。

 九里は、5回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招いたところで交代となり、後を継いだ飯田が雄平に内野安打を打たれて満塁とピンチが拡大してしまいましたが、代わった中田が中村と西田を抑えて無失点で凌ぎました。

 7回に2死から丸が本塁打を放って同点に追いつくと、8回には敵失、安打、野選で無死満塁の大チャンスを貰い、1死後に代打西川が2点適時2塁打を放って勝ち越すと、田中も適時打を放って3点のリードを奪いました。

 6回から登板した一岡が2回を1安打無失点に抑えると、8回はジャクソンンが三者凡退に抑えて、9回は今村が振り逃げと四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、バレンティンを二ゴロに打ち取って、ヤクルトの逆転勝ちを収めて、同一カード3連敗を阻止するとともに、チームの連敗を4で止めました。

   
 打線が調子を落として貧打に苦しんでいましたが、2回にチャンスを貰って、田中が先制打を放つと、好走塁で3塁を落とし入れ、続く菊池が見事なセーフティースクイズを決めてカープらしい攻撃で3点を先制して、流れを掴んだかと思われましたが、ここまで安定感抜群だった九里が、直後に4長短打を浴びて3点を失って追いつかれると、続く4回に勝ち越されてしまい、打線も4回と5回に走者を出しながら得点に繋がらず、連敗中の悪い流れに戻ってしまいました。
 このままズルズルと行ってしまうかと思われましたが、7回に丸が起死回生の同点本塁打を放って流れを引き寄せると、8回に貰った得点機で今季初打席の西川が決勝打を放ちました。
 連敗中の悪い流れを断ち切ったのは、1軍に昇格したばかりの西川でした。もちろん7回の丸の本塁打も大きな意味がありましたが、連敗中は追いついても後ひと押しができずに敗れていただけに、しっかりと勝ち越し打を放った西川は、これから打線の起爆剤になるかもしれません。
 また、今日の勝利の立役者は西川だけでなく、5回の1死満塁の大ピンチを無失点で凌いだ中田の投球も大きかったです。勝ち越された直後の回だっただけに、ここで追加点を奪われると一気に流れがヤクルトに行ってしまうところでした。この場面で1点も与えなかったのは素晴らしいと思います。
 ここまで薮田が素晴らしい投球をしていますが、中田も加わればとても頼もしい中継ぎ陣になりますね、
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7回途中降雨コールド負けで4連敗

2017年04月22日 22時40分43秒 | 試合結果
広島 000 000 0 0
ヤクルト 000 001 0 1
勝利投手:小川2勝2敗
敗戦投手:岡田2勝1敗

 初回に2四球に犠打と盗塁で2死2,3塁の先制機を作りましたが、松山が投ゴロに倒れて無得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 4回には丸が2塁打を放って無死2塁のチャンスを作るも、鈴木誠は三振、松山が遊飛、エルドレッドの四球を挟んで安部が中飛に倒れて、またもチャンスであと1本が出ませんでした。
 
 岡田は、初回、2回と走者を背負うも、3回まで2塁を踏ませない好投でした。4回に2死から雄平に2塁打を打たれて初めて得点圏に走者を背負うも、西田を三振に斬って得点を与えませんでした。
 続く5回には中村に3塁打を浴びて、無死3塁の大ピンチを迎えましたが、大引、小川、坂口を三者連続三振に斬って無失点で凌ぎました。しかし、6回に安打と四球で無死1,2塁とされ、バレンティンに適時2塁打を浴びて先制点を与えてしまいました。更に無死2,3塁のピンチでしたが、雄平、西田、中村を凡打に打ち取って最少失点に抑えました。
 
 打線は、5回と6回も無安打に抑えられるも、7回に安打と犠打で2死2塁の同点機を作りましたが、代打新井が遊ゴロに倒れてしまいました。
 7回からは薮田が登板し、2死後に連続死四球を与えたところで雨脚が強くなり、約30分の中断後、コールドゲームとなり、ヤクルトに連敗して4連敗となりました。

 
 今日も打線が沈黙しました。調子を落としている新井を休養させて、4番に鈴木誠、5番に松山を起用しましたが、貧打解消にはなりませんでした。
 7回を2安打に抑えられましたが、チャンスが全く無かった訳ではなく、初回、4回、7回と3度得点圏に走者を進めながらも、あと1本が出ませんでした。
 開幕からほぼ同じメンバーがスタメンに並んでおり、スタメンで起用されている野手の状態が軒並み下降気味なので、打線としての繋がりがありません。この状況を打開するためにも、下位打線だけでもスタメンを大幅に変えてみるもの良いかもしれません。
 新たな選手が救世主となって、打線に活気が戻ってくることを願いたいですね。
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打線が繋がらず3連敗

2017年04月21日 22時43分09秒 | 試合結果
広島 000 010 000 1
ヤクルト 010 110 00X 3
勝利投手:石川2勝1敗
敗戦投手:加藤1勝2敗
セーブ:秋吉2勝2S
本塁打:[広島]鈴木2号
    [ヤクルト]荒木1号


 加藤は、初回に四球と盗塁で2死2塁とされるも、バレンティンを三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に無死2塁から西田に適時打を浴びて先制点を奪われました。更に暴投で再び2死2塁とされましたが、後続を断って追加点を与えませんでした。
 4回には、2死無走者から連続四球を与えて1,2塁としてしまうと、大引に適時打を浴びて追加点を与えてしまいました。

 打線は、初回に先頭田中が安打で出塁するも、盗塁失敗で好機拡大できず、4回には1死1塁で新井が併殺に倒れてしまいました。
 5回に鈴木誠が本塁打を放って1点差に追い上げましたが、加藤が直後の5回裏に荒木にソロ本塁打を浴びて、再び2点差に広がりました。
 加藤は、6回にも2死無走者から連続四球を与えて1,2塁としてしまいましたが、石川を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、6回3失点でマウンドを降りました。

 7回からは一岡が登板して、安打と四球で2死1,2塁とするも、雄平を左飛に打ち取って無失点で凌ぎ、8回は薮田が三者凡退に抑えました。

 しかし、打線は6回と7回も走者を出しながら、後続が続かず得点を挙げられず、石川を攻略できませんでした。8回は石山に三者連続三振を喫してしまい、9回は秋吉に1安打無得点に抑えられてしまい、ヤクルトに惜敗し、チームは今季初の3連敗となりました。

 打線が上手く機能しません。3回と8回を除いて毎回走者を出しながら、その後が全く繋がらず、得点は鈴木誠の本塁打による1得点のみでした。ここまで打線を牽引してきた新井が調子を落としているようで、得点力がかなり下がっています。
 好調だった時は、少し大味な攻撃だったので、こんな時こそ、機動力を活かして隙の無い走塁で走者を進めて、確実に1点を奪いに行くことが必要だと思います。 

 加藤は、6回を投げて5安打5四球と制球が不安定でした。2回は踏ん張って1失点で凌いだのは良かったですが、4回の失点は2死からの連続四球でピンチを招いており、もったいない失点でした。
 昨日の今村と同様に余分な四球が失点に繋がってしまいました。打線の得点力が下降気味なので、1点でも失点を防がないといけないので、この失点は反省点です。
 次回登板では、四球が失点に繋がらない投球をしてほしいですね。
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延長10回勝ち越されて今季初の連敗

2017年04月20日 21時57分01秒 | 試合結果
DeNa 010 000 200 2 5
広島 000 000 300 0 3
勝利投手:三上1勝1敗
敗戦投手:今村1敗1S
セーブ:パットン2勝1敗2S


 大瀬良は、2回に連続長短打で無死2,3塁とされると、倉本の遊ゴロの間に1点を失ってしまいましたが、後続を断って最少失点で防ぎました。
 3回から6回までは1安打無失点に抑えていましたが、7回に田中の失策と安打で2死1,2塁とされ、井納に適時打を打たれて1点を失い、更に暴投で1点を失ってしてしまいました。

 打線は、2回と4回に先頭打者が出塁しながら、後続が続かず、5回には2安打で2死1,2塁と同点機を作りましたが、田中が左飛に倒れてしまい、井納から得点を奪えませんでした。
 しかし、7回に松山の2塁打とエルドレッドの安打で無死1,3塁とすると、安部の適時打で1点を返し、更に1死2,3塁から代打小窪の2点適時打で同点に追いつき、井納をマウンドから引きずり下ろしました。
 
 8回はジャクソン、9回は今村が三者凡退に抑えるも、打線も8回と9回を無安打に抑えられて延長戦に突入しました。
 10回も続投した今村は、無死1塁で犠打を失敗させながら、連続四球を与えて1死満塁のピンチを招いてしまい、梶谷に適時打を浴びてしまいました。更に代わった薮田が筒香に適時打を浴びて、この回2点を失ってしまいました。
 打線は、パットンに三者凡退に抑えられて、今季初の連敗となり、2カード連続で負け越しとなってしまいました。
 

 今日は、昨日の試合のように全くチャンスが無かった訳ではありませんでしたが、打線が上手く繋がりませんでした。6回までDeNAを上回る4安打を放ち、3度も先頭打者を出しながらも得点に結び付けることができませんでした。
 今永と同様に井納も昨季苦手としていましたが、それだけでなく、打線自体が下降気味になっているように感じます。いつまでも好調な時期が続くことはあり得ないので、打てない時期には如何に少ない得点で勝っていくかが大きなポイントになります。
 
 その最大のポイントは、失策や四球による無駄な失点を防ぐことでしょう。今日の7回は失策をきっかけにピンチを招き、2死後に投手の井納に適時打を浴び、更に暴投で追加点を与えています。10回については、相手が犠打失敗をして流れがカープに傾きかけたところで、連続四球でピンチを拡大してしまいました。
 緒方監督の目指す「守り勝つ野球」を思い出して、守りにおいても隙のないプレーをしてほしいですね。


 昨日先発して、4回で降板した床田が、試合中に左肘違和感を訴えて、今日、病院で検査を受けた結果、左肘内側筋筋挫傷で安静加療3週間と診断され、登録抹消となりました。明日から3軍で治療を開始するとのことです。
 ジョンソンに続いて、開幕ローテが2人も離脱する非常事態となってしまいました。ジョンソンの復帰時期も未定となっており、2人もローテ投手を失うという苦しい状況となりました。
 しかし、このピンチは、2軍の選手たちにとっては、大きなチャンスであり、加藤のように結果を残せば、先発ローテ入りできる可能性もあります。再び救世主が現れることを願いたいですね。
 
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