カープな毎日

カープファンのひとりごと。

2011年を振り返る

2011年12月31日 20時57分35秒 | 日記
 2011年も今日で終わりですね。
 今季は東日本大震災が起こり、開幕日の決定でもめるという波乱から始まりました。試合では統一球の導入により本塁打が激減し、延長戦は3時間30分を超えて新しい回に入らないという特別ルールも加わり、これまでの試合展開とは大きく変わりました。
 
 カープについては、他球団より統一球の影響を受けにくかったことと、新外国人のバリントンとサファテが開幕から大活躍したことから、序盤は首位に立つなど久々に開幕ダッシュに成功しました。
 しかし、5月からの交流戦ではチーム打率.209、5本塁打と打線が完全に沈黙し、6勝16敗2分で最下位となりリーグ順位を落として、このまま定位置に逆戻りかと思いましたが、丸、松山らの若手が成長し、井生らのベテランが力を発揮して貧打をカバーすると、新人の福井がローテを守り、今村がセットアッパーとして才能を開花させて、チーム状態が徐々に上向いていき、8月には栗原が月間9本塁打、25打点と爆発して再び上位争いに加わりました。
 初のCS進出、そして優勝も見えてきたところでしたが、9月にまたしても打線が沈黙し、更に投手陣も崩壊して、栗原が2カ月連続月間MVP受賞と奮闘するも、上位争いから脱落してしまいました。
 10月には前田健が中日戦で1試合15奪三振を奪い、奪三振王を獲得しました。そして最終戦は前田健が9回1死までヤクルトを無安打無得点に抑えながら、サヨナラ負けを喫して、60勝76敗8分の5位でシーズンが終了しました。

 今季は新戦力が一気に台頭し、来季に向けて明るい兆しを感じられるシーズンでした。また、中盤戦まで上位を争えたことで、来季に向けて大きな希望を抱くことができました。
 来年は念願のCSに進出し、優勝できると本気で信じています。これが夢で終わらないようにしてほしいですね。

 それでは、良いお年をお迎えください。

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先発投手隠し

2011年12月27日 22時32分37秒 | 日記
 大野投手チーフコーチが、来季の先発投手について、相手に読まれにくくして、相手を攪乱させることを明言しました。
 
 今季に限らず、近年のカープは先発ローテが順番通りで、ローテの谷間ではバリントンらが中4日登板するという単純な起用法で、首脳陣も先発プランをほのめかすなど、相手チームからすると先発投手が分かりやすくて、対策も練りやすかったと思います。

 これは先発投手の調整をしやすくするためだったようです。前田健やバリントンらの主力級の投手なら対策を練られても問題ないと思いますが、それ以外の投手では実力だけでの勝負では苦しくなってしまいます。
 特にローテの谷間では、相手の意表を突く投手起用をして、相手を驚かして動揺を誘うというのも、采配のひとつとして大切だと思っていました。

 来季は、ブルペンでの投球練習など複数の先発投手が同じ調整をさせることで、先発投手を悟られないようにすれば、試合で多少なりとも有利に戦えると思います。もちろん、撹乱作戦だけでは勝てないので、先発投手が期待に応える投球をしてくれることが必要ですね。
 大野コーチがどんなサプライズ起用を見せてくれるか楽しみですね。
 
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ファンクラブイベント第2弾

2011年12月26日 22時03分18秒 | 日記
 22日に球団からファンクラブ会員イベント第2弾として、春季キャンプ特別見学会のお知らせメールが届きました。
 内容は関係者以外入ることのできなかった場所からの見学や、選手との写真撮影などとなっており、ぜひとも参加した内容となっており、日程は沖縄、日南キャンプとも各2回の計4回となっています。

 申し込みをしようと思いながらも、どの日程にしようかと迷っています。日南の方が1軍、2軍と揃っており見てみたいと思いますが、飛行機の直行便があり、交通の便が良いのは沖縄なので行きやすいですね。

 入団会見の見学と同様にかなりの競争倍率になると思われ、各回とも抽選は間違いないでしょうから、行けるかどうかも分からないのに、参加することを真剣に考えてしまっています。

 申し込み期限までは時間があるので、もう少し考えてから申し込みをしようと思います。
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遊撃レギュラー

2011年12月23日 22時04分28秒 | 日記
 高野手チーフコーチが、来春の沖縄キャンプで遊撃のポジションを白紙にして競わせる意向であると明かしました。
 
 遊撃のレギュラーである梵は、故障した左ひざは今もリハビリ中で、回復が遅れる可能性もあることから、木村、ルーキーの菊池、小窪らを含めてレギュラーを競わせるとのことです。
 もし梵が遊撃のレギュラーを取れなかった場合には、三塁へのコンバートの可能性もありそうです。
 
 梵の故障は春季キャンプまでには間に合うとことですが、以前のように走れない可能性もあるようで、その場合には膝への負担を考えると、コンバートもやむを得ないでしょうね。

 遊撃の候補では、梵が走攻守のバランスがとれていて、1番打者としても適任だと思うので、梵が復活してくれることがベストだと思います。もちろん、木村も守備力の高さに犠打の上手さなど2番打者としての魅力がありますが、1番東出、2番木村ではどうしても打線に迫力が無くなってしまうので、1番梵、2番東出が理想だと思います。

 来季の大きなテーマである得点力アップのためには、梵の膝が完治して、以前と変わらないプレーができることを願いたいですね。
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控えめな補強

2011年12月21日 22時08分15秒 | 日記
 新入団選手の発表が終わり、来季の新外国人選手もミコライオとスタビノアの入団が決まり、今オフの補強は黒田の去就が気になるだけとなりました。

 今オフは自由契約となった日本人野手が一人もおらず、ほぼ現有戦力のままとなっています。新加入した選手も少ない印象があります。特に、毎年のように他球団を自由契約となった選手を獲得していましたが、今オフは誰も獲得しませんでした。全体として控えめな補強という印象でしたね。

 新人と新外国人は当たる可能性もありますが、一方で大きく期待を裏切る可能性があります。特に得点力不足を解消するためには、野手の補強は欠かせないと思われますが、来季に向けて新加入したのは、スタビノア、菊池、土生の3人だけです。スタビノアが5番を期待されていますが、外した場合には、今季とほぼ変わらない打線となり、得点力不足に苦しむ可能性が高いと思われます。もちろん、岩本や松山が成長して5番を任せられる存在になることも考えられますが、今の段階では期待料を入れないと苦しいと思います。

 他球団を自由契約となった選手で、まだ働ける選手を獲得したり、トレードを行って、期待の新戦力が機能しなかった場合にバックアップできるようにしておく必要があったと思います。
 そんな心配が不要だったと思えるくらいにスタビノアが活躍してくれれば、何も問題ないので、スタビノアが打ちまくってくれることを願いましょう。
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前田健投手陣最高年俸

2011年12月19日 21時56分34秒 | オフシーズン
 前田健が契約更改交渉に臨み、3,000万円増の年俸1億5,000万円で更改しました。年俸は栗原に次ぐチーム2位となり、投手陣ではトップとなりました。

 今季は開幕当初は打ち込まれ、勝ち星が伸び悩みましたが、後半戦は安定した投球が戻り、10勝12敗、防御率2.46、192奪三振で2年連続奪三振王を獲得しました。
 勝敗だけみれば、黒星先行で良くありませんでしたが、2年連続200投球回を達成するなど、数字には現れない部分を評価したことが、増額に繋がったということですね。
 特に8月以降は、中4日登板をこなすなど、バリントンとともに先発投手陣の駒不足をカバーしたという点では、貢献度がかなりアップしていると思われます。
 
 マイナス要素としては、巨人とヤクルトには共に0勝3敗と上位チームに勝てなかった点ですが、前田健の投球は勝敗だけではないので、貢献度が上回ると思います。
 しかし、巨人とヤクルトに勝てなくては、チームの上位進出は有り得ないので、来季は対戦成績が反対になるようにしてほしいですね。

 今季序盤の失敗が前田健を一回り成長させたと思うので、来季は開幕から白星を量産してくれることと思います。そして、来季の目標を「ビールかけ」、つまり優勝としているように、投手陣を引っ張るという自覚も出てきたので、来季の前田健は期待大ですね。


 これで全選手の契約更改が終わりました。毎年、カープはもめることがなく、順調に終わるので、ハラハラしなくて良いですね。
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前田智減額更改

2011年12月14日 21時55分14秒 | オフシーズン
 前田智が契約更改交渉に臨み、1,400万円減の年俸5,600万円で更改しました。代打の切り札として52試合に出場して、打率.250、13打点、0本塁打の成績でした。
 
 数字だけ見れば減額はやむなしと思いますが、今季は足の状態がおもわしくないなど、状態の悪い時期がありながら、勝利打点4はチーム5位と勝負どころで強さを発揮してくれたので、もう少し減額幅が小さくても良いのではないかと思いました。
 しかし、前田智はチームに貢献できていないという思いが強く、1年通して期待に応える打撃ができないと納得できないと思っているので、本人もこの減額を受け入れたのでしょう。
 
 体調さえ良ければ、もっと結果を残すことができると思っています。前田智も来季は優勝したいとコメントしており、最後の力を振り絞って臨む覚悟だと思われます。
 優勝するためには、ベテランの力が絶対に必要だと思っているので、石井とともに若手と中堅選手を引っ張ってもらいたいですね。


 また、今日は青木と倉も契約更改を行い、チーム最多の76試合に登板した青木は1,500万円増の年俸3,100万円で、倉は現状維持の3,100万円でそれぞれ更改しました。


 明日から18日までは不在となるため、更新できないと思います。申し訳ありません。
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新入団選手発表

2011年12月13日 22時05分46秒 | オフシーズン
 広島市内のホテルで、抽選で選ばれたファン100人が見守る中、新入団選手8人の入団発表が行われました。

 今年は例年以上に即戦力3人に注目が集まります。目玉はドラフト1位の野村で、実力は群を抜いていると思われ、間違いなく来季の先発ローテに入ってくるでしょう。野村にはぜひとも新人王を狙ってほしいと思います。そのためには最低2ケタ勝利が必要です。野村が2ケタ勝てれば、カープは間違いなくAクラスになっていると思われますね。
 チームの上位進出には野村の力が必要ですから、キャンプやオープン戦でケガだけはしないように気を付けてほしいですね。

 昨年の福井に続き、2年続けて即戦力の大型新人が入るのは記憶にないです。ここ数年のドラフト戦略が成功している証拠ですね。
 

 今年の新人で一番気になるのは、2位の菊池ですね。中央球界ではあまり知られていないようですが、守備が良く、パンチ力のある打撃が最大の魅力です。このタイプの内野手は今のカープにはいないタイプですから、キャンプ、オープン戦で結果を残せば開幕1軍は十分考えられます。また、プロで一皮むけると大きく成長する可能性も秘めていると思うので、数年後が楽しみな選手でもあります。
 

 1位 野村祐輔 投手 19
 2位 菊池涼介 内野 33
 3位 戸田隆矢 投手 53
 4位 土生翔平 外野 43
 育1 富永一  投手 123
 育2 中村真崇 外野 127
 育3 塚田晃平 投手 129
 育4 三家和真 外野 130


 今年の新入団選手発表が終わり、年内の主な行事は終わりました。これからキャンプインまでは、話題が無くなってくるため、更新が減ると思いますが、思い付いたことなどがありましたら、その都度更新していきます。
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スタビノア獲得

2011年12月12日 22時20分19秒 | オフシーズン
 球団は新外国人としてスタビノア外野手の獲得を発表しました。1年契約で、契約金1,950万円、年俸3,744万円です。今季は3Aで133試合に出場して、打率.270、28本塁打、109打点の成績を残しており、球団では5番候補として考えているようです。

 28本塁打を放った長打力が魅力ですが、それ以上に、109打点を挙げた勝負強さが最大のウリでしょう。栗原以外に長打が期待できないという長打力不足はもちろんですが、それ以上に走者は出すもののあと一本が出ないというチャンスでの弱さが、ここ数年の最大の懸案となっています。
 これは栗原の前後を打つ打者が固定できず、栗原が勝負を避けられることが要因となっていると思われます。特に5番は適任者が不在ということで、打線に怖さが感じられませんでしたから、スタビノアが5番に定着できれば、得点力のアップは確実でしょうね。

 スタビノアの触れ込みは、かなり期待できると思いますが、ここ数年は外国人野手は外しているので、一抹の不安は残ります。ただ、実力はあると思うので、あとは如何に日本の野球に適応できるかだと思います。
 幸いにもバーデンが残留するので、早くなれるようにバーデンがスタビノアのサポートをしてほしいですね。

 またこれで、外野手のスタメン争いは一層激しくなります。丸や松山、そして赤松、天谷には一層の奮起を期待して、チーム全体のレベルアップに繋がってほしいですね。

 
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丸は辛めの契約更改

2011年12月09日 22時14分17秒 | オフシーズン
 丸が球団事務所で契約更改交渉を行い、1,100万円増の1,700万円で更改しました。今季は初の開幕1軍を勝ち取り、131試合出場して、打率.241、9本塁打、51打点でした。
 
 規定打席にも達しており、もう少しアップしても良かったのではないかという気がしますね。多分、夏場以降に打撃が低迷したことが、マイナスポイントになったのでしょう。
 初めて1シーズン1軍で過ごして、負傷離脱した廣瀬、岩本らの穴を埋めたことは評価に値すると思います。来季も活躍して今季の分も取り返してほしいですね。

 
 来季は廣瀬が完全復活し、新外国人選手の加入も予想されるなど、外野手はチームで一番レギュラー争いが激しくなると思われます。その中でスタメンを勝ち取るには、更なる成長が必要でしょう。
 丸は将来の主軸候補として期待しているので、今オフには打撃はもちろん、守備や走塁もレベルアップして、来季もスタメンを勝ち取ってほしいですね。
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