カープな毎日

カープファンのひとりごと。

今季初の雨天中止

2020年06月30日 22時37分51秒 | 日記
 今日からは神宮でのヤクルト戦でしたが、雨天のため今季初の中止となりました。
 この試合の代替試合は日程が未定となっていますが、今季は6連戦が続く過密スケジュールとなっており、どこに試合が入るのかは大きな問題となります。シーズン終盤の予備日に入れば問題はありませんが、途中の月曜日に入るようであれば、13連戦という超過密日程になる可能性もあります。更にチームはビジター3カード連続で負け越しなしと調子が良いだけに、あまり嬉しくない中止となりました。
 しかし、天気ばかりはどうすることもできないので、仕方ないと割り切るしかありませんね。

 今日先発予定だったK.ジョンソンが明日の試合にスライドしますが、K.ジョンソンはスライド登板に不安があるので、できれば当初の予定通り九里が先発しても良かったと思ってしまいます。
 ただ、予め天気が悪いことは分かっていたと思うので、このスライドは織り込み済かもしれません。K.ジョンソンの好投に期待したいですね。

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森下完投逃すもプロ初勝利

2020年06月28日 19時54分13秒 | 試合結果
広島 040 120 300 10
中日 000 000 003 3
勝利投手:森下1勝
敗戦投手:梅津1勝1敗
本塁打:[広島]ピレラ2号、堂林2号、田中広2号

 プロ2度目の先発となった森下は、直球は力強く、変化球のキレも良く、更に制球も良く、初回と2回を三者凡退に抑え好スタートを切ると、3回に連打と四球などで1死満塁のピンチを背負うも、大島を併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。
 4回と5回は三者凡退に抑えると、6回に2塁打と死球で1死1,2塁とされながら、アルモンテを併殺に打ち取りピンチを脱して、7回まで3安打無失点に抑えました。

 打線は、1番3塁ピレラ、5番1塁松山、7番左翼堂林と不調のメヒアをスタメンから外すと、2回に安打と犠打で1死2塁として、田中広とピレラの適時打と西川の2点適時2塁打で4点を先制しました。
 4回はピレラの本塁打、5回は1死1塁から堂林の2点本塁打、7回には1死1,2塁で田中広の2号3点本塁打が飛び出して着実に追加点を挙げました。

 森下は8回に2安打で2死1,2塁のピンチを招きましたが、大島を二ゴロに打ち取って無失点んで切り抜けると、9回も続投して1死後ビシエドと高橋に連続二塁打を浴びてプロ初失点を喫して今季12球団初の完封を逃しました。更に二死後に安打で1,3塁とされ石川駿に適時3塁打を浴びて2点を失ったところでマウンドをフランスアに譲り、プロ初完投もなりませんでした。
 しかし、フランスアが郡司を三振に斬って、森下は8回2/3を投げて9安打3失点、7奪三振2四死球の快投でプロ初白星を挙げました。


 今日の森下は、立ち上がりから本領を発揮し、最速153㎞の直球で中日打線をねじ伏せたかと思えば、カーブでタイミングを外し、切れの良いチェンジアップ、カットボールで中日打線に凡打の山を築かせました。また3回の1死満塁のピンチでも全く動じる気配を感じさせず、好調の大島を併殺に打ち取るなど、新人とは思えないマウンドさばきでした。
 前回のプロ初登板では味方の援護に恵まれず、更にリリーフが打たれて白星が消えてしまいましたが、今日は野手陣も森下を勝たせるという意気込みを感じ、森下もそれに応える快投を見せました。
 最後は完封・完投を狙わせて9回も続投させましたが、さすがに疲れが見え始めて、制球が甘くなり3点を失ってしまいましたが、これも森下にとっては良い経験となり、今後に繋げてレベルアップしてくれることでしょう。
 この2試合の投球を見る限り、完投そして完封を見られる日も近そうですね。

 打線は、不振のメヒアを外し、ピレラと堂林の守備位置を変えて松山を起用する新打線を組むと、これが見事に機能しました。特に堂林は4打数3安打2打点1本塁打1犠打と、ほぼ全ての得点に絡みました。
 松山が5番に入り、會澤の状態が上向いてきたことで、7番の堂林がチャンスメイク、ポイントゲッターの両方に成り得る状況が多くなり、堂林がその役割をしっかりと果たしています。
 このままの状態を続けて恐怖の7番として今季の打線のキーマンになりそうですね。
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床田2回3失点降板

2020年06月27日 20時47分54秒 | 日記
広島 000 100 000 1
中日 210 002 10X 6
勝利投手:吉見1勝1敗
敗戦投手:床田1敗
本塁打:[中日]ビシエド2号

 先発の床田は、初回に2塁打を打たれて1死2塁とされ、福田に適時2塁打を浴びて先制を許すと、更に2死後高橋にも適時打を打たれてこの回2点を失いました。
 2回も安打と捕逸などで2死3塁として、平田に適時打を浴びて1点を失うと、直後の3回の攻撃で打席が回ると、代打高橋大を送られて床田は2回を投げて5安打3失点でマウンドを降りました。

 打線は、5番1塁で松山がスタメン出場し、メヒアを7番に降格させましたが、3回まで吉見に松山の内野安打1本に抑えられてしまいました。4回に菊池涼と西川の連打で無死1,2塁のチャンスを作るも、期待の鈴木誠が併殺に倒れてチャンスが潰えたかと思われましたが、松山の適時打で1点を返しました。

 3回からは薮田が今季初登板すると、4回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、後続を断って無失点で切り抜け、2回を2安打1四球無失点に抑えました。
 5回からは高橋樹がマウンドに上がり、6回に四球と犠打で1死2塁として代打アルモンテの適時打などで2点を失ってしまうと、7回には中崎がビシエドに本塁打を浴びて試合が決してしまいました。
 8回は塹江がこの試合初めて三者凡退に抑えるも、5回以降は中日投手陣の継投の前に1安打に抑えられて得点を奪えず中日に完敗を喫してしまいました。

 床田は、球の走りが悪く、更に球が高く、明らかに前回登板より状態が悪かったと思います。前回のDeNA戦も5回3失点と先発の役割を果たせておらず、佐々岡監督も前回と同じような繰り返しと厳しい評価をしていました。
 次戦も先発として起用するようですが、ローテ生き残りを掛けた正念場になると思われます。2軍では野村が好投しており、今日のような不甲斐ない投球内容では、2軍降格の可能性が高いでしょう。
 次はマツダスタジアムでの登板となるので、慣れたマウンドで本来の投球を見せて汚名挽回してほしいですね。

 打線は4安打1得点と沈黙しましたが、松山がスタメン復帰して即2安打1打点と実力を発揮したことは、明るい兆しとなりました。
 鈴木誠の後の5番に入るメヒアが明らかに状態が下降気味であり、6番會澤とともにブレーキになっていただけに、5番に松山が戻ってくると打線に迫力が出てきます。
 一方、松山不在時に1塁に入っていた堂林も打撃好調であり、ベンチに置いておくのは惜しいことから、堂林を左翼で起用し、ピレラを三塁に入れる布陣を考えているようです。
 ピレラが不安を抱える3塁守備が負担になって打撃に影響がでる恐れがあるのは心配ですが、ピレラ、松山、堂林の3人を同時に起用するにはこの布陣しかありません。明日にも試される新オーダーが上手く機能して連敗阻止してほしいですね。
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鈴木誠が2打席連続本塁打、大瀬良は2試合連続完投勝利

2020年06月26日 21時30分25秒 | 試合結果
広島 020 110 000 4
中日 010 000 000 1
勝利投手:大瀬良2勝
敗戦投手:大野雄1敗
本塁打:[広島]鈴木誠4号、メヒア1号、鈴木誠 5号

 打線は、2回に鈴木誠とメヒアの2者連続本塁打で2点を先制するも、先発の大瀬良が直後の2回に安打と四球などで1死2,3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失いました。
 しかし、4回に再び鈴木誠が2打席連続となる本塁打を放って1点を追加し、続く5回には1死から大瀬良とピレラの連打で1,2塁として、菊地涼の適時打でリードを3点に広げました。
 その後も6回と7回に満塁のチャンスを作りましたが、6回は菊池が一邪飛、7回は堂林が三振、田中広が右飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 それでも、大瀬良は3回から7回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい快投で、8回に2死から連打で1,2塁のピンチを招くも、代打福田を遊ゴロに抑えて無失点で凌ぎました。
 9回もマウンドに上がり、2死後に3連打で満塁の大ピンチを迎えるも、平田の当たりを三好が好捕する好守に助けられて、132球を投げて8安打1失点の熱投で2試合連続完投勝利を挙げました。
 
 投打の主軸がそれぞれの役割を果たして、鬼門ナゴヤドームでの初戦を白星で飾りました。鈴木誠が2打席連続本塁打を含む4打数3安打2打点と4番の仕事を果たすと、大瀬良も最後は苦しみながらも9回を投げ抜いて完投で2勝目を挙げました。主軸が活躍するとチームの雰囲気も良くなり、勢いが生まれてきます。
 鈴木誠の2回の先制本塁打は試合の主導権を握る価値ある本塁打だったと思います。打たれた大野雄は明らかに驚きの表情をしており、この一発でリズムを崩して、続くメヒアの本塁打、そして4回の鈴木誠の2本目の本塁打に繋がり、マウンドを降りるまでリズムに乗り切れなかったと思います。
 一方、序盤の大瀬良は本調子ではありませんでしたが、しっかりと修正して中盤以降は付け入る隙を全く与えず、流れを中日に渡しませんでした。終盤は疲れが出てきたと思われ、球が高めに浮き始めましたが、最後まで踏ん張って9回を投げ抜きました。
 この姿は他の投手にも好影響を与えるはずであり、明日先発の床田も奮起して好投してくれるはずです。連勝して鬼門突破といきたいですね。
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延長10回引き分け

2020年06月25日 23時14分48秒 | 試合結果
広島 020 000 300 0 5
巨人 001 020 110 0 5
本塁打:[広島]堂林1号
    [巨人]坂本1号、岡本2号

 先発はプロ初先発の遠藤、スタメンマスクは坂倉という若いバッテリーを起用すると、2回2死後に坂倉が2塁打で出塁し、続く堂林が2点本塁打を放って先制点を挙げました。

 遠藤は初回、2回と走者を出しながらも無失点に抑えていましたが、3回に2死後に坂本に2塁打を打たれると、丸の適時打で1点を失いました。4回にも2死後に連打で1,3塁のピンチを招くも、炭谷を抑えて無失点で凌ぎました。
 しかし、5回に四球で走者を出して坂本に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまい、遠藤は5回を6安打3失点でマウンドを降りました。
 直後の6回に連打で1死2,3塁の逆転機を作りながら、メヒアと坂倉が凡退して無得点に終わりましたが、6回に登板した高橋樹がこの試合初めて三者凡退に抑えると、7回に安打と四球などで1死1,2塁としてピレラと菊池涼の連続適時長短打などで3点を挙げ、なおも2死1,3塁の追加点機でしたが、メヒアが倒れて3点止まりでした。

 7回からは今村がマウンドに上がるも、1死2塁から亀井に適時打を浴びて1点差に追い上げられると、8回は菊池保が岡本に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 9回はフランスアが登板し、安打と盗塁で無死2塁のピンチを招くも、大城を犠打失敗、亀井を遊ゴロ、敬遠を挟んで代打石川を三振に斬って、今季初めて延長戦に突入しました。
 10回はスコットがマウンドに上がり、四球と盗塁で1死2塁のサヨナラ機を招きましたが、中島を三振、敬遠を挟んで代打若林を捕邪飛に打ち取って引き分けに終わりました。
 

 先制しながら中盤に逆転を許すも、終盤に逆転する良い流れでしたが、リリーフした今村と菊池保が揃って失点を重ねてリードを守り切れませんでした。しかし、今日はリードを守れなかったリリーフ陣よりも、2度の得点機で凡退したメヒアがポイントになったと思います。
 逆転された直後の6回に連続短長打で1死2,3塁の逆転機を作りながら、メヒアは最悪の投ゴロで同点に追いつくことさえできず、7回にも2点を勝ち越しなおも2死1,3塁の追加点機で二飛に倒れてしまいリードを広げられませんでした。2度のチャンスで凡退しただけではなく、内容も良くなく、明らかに打線の繋がりを止めてしまっています。
 4番鈴木誠、7番堂林が好調であり、その間に入る5番と6番が繋がれば相手にとっては脅威となりますが、5番メヒアと6番會澤の状態が良くなく、上手く機能できていません。
 會澤は今日はスタメンを外れ、途中出場で安打を放ったので復調のきっかけを掴んだ可能性があるので、明日以降は期待できるかもしれませんが、メヒアは上向く気配がないので、そろそろスタメンを外して、5番左翼長野、三塁ピレラのスタメンが見たいですね。
 
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3本塁打で連敗を止める

2020年06月24日 23時13分07秒 | 試合結果
広島 220 010 000 5
巨人 001 000 000 1
勝利投手:九里1勝
敗戦投手:メルセデス1敗
本塁打:[広島]鈴木誠3号、田中広1号、菊池涼1号

 打線は、菊池涼を2番に戻し、開幕を同じオーダーで臨みました。
 初回に無死1塁から菊池涼が犠打を失敗するも、2死後に鈴木誠が2点本塁打を放って先制すると、2回には1死2塁から田中広が2点本塁打を放って追加点を挙げました。
 先発の九里は、2回までパーフェクトに抑えていましたが、3回1死後に大城に3塁打を打たれると、2死後にメヒアの失策により1点を失いました。それでも九里は崩れることなく、4回から6回まで無安打に抑えて巨人打線に付け入る隙を与えませんでした。
 5回に菊池涼が本塁打を放って貴重な追加点を挙げ、なおも連打で1死1,3塁の追加点機でしたが、メヒアが併殺に倒れてしまいました。その後も毎回走者を出しながらも得点を奪えませんでした。
 九里は7回に2塁打と2四球で2死満塁のピンチを招きましたが、代打石川を中飛に打ち取って無失点で凌ぎ、7回を2安打1失点の好投でした。
 8回は菊池保が三者凡退に抑えると、9回はスコットが1安打無失点に抑えて、巨人に快勝し、チームの連敗を2で止めました。

 九里が素晴らしい投球を披露しました。力強い直球にキレの良い変化球で毎回の9奪三振という快投で、巨人打線を翻弄しました。3回に初安打となる3塁打を打たれるも、代打重信を投ゴロに、吉川を三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けたかと思われましたが、メヒアの悪送球により1点を失って嫌な雰囲気になりかけました。しかし、続く坂本を一ゴロに打ち取って最少失点で凌ぐと、その後も丁寧な投球で巨人に流れを渡しませんでした。
 最大のピンチとなった7回2死満塁では気合の入った投球で代打石川を打ち取り、最後まで気迫あふれる投球でした。
 今日の投球を見る限りでは、今季の九里はローテの柱になりそうな雰囲気を感じました。次回登板が楽しみですね。

 スタメンで唯一無安打だった菊池涼が3安打と復調のきっかけを掴みました。初回の無死1塁では犠打を失敗して昨日までの悪い流れを引きずっていましたが、3回の今季20打席目で初安打を放つと、重圧から解放されたようで、5回に本塁打を放ち、7回にも安打を放ちました。
 これで菊池涼は復調したと考えて良いでしょう。菊池涼に当たりが出てくると、上位打線の繋がりが良くなり、得点力が上がります。あとは會澤の状態が良くないので、早く復調のきっかけを掴み、恐怖の下位打線を完成させてほしいですね。
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5回にジョンソンが乱れて連敗

2020年06月23日 21時08分45秒 | 試合結果
広島 010 000 100 2
巨人 100 020 00X 3
勝利投手:戸郷1勝
敗戦投手:K.ジョンソン1敗
セーブ:デラロサ2S
本塁打:[広島]西川1号

 先発のK.ジョンソンは5回を投げて6安打3四球3失点で降板しました。
 初回に安打と盗塁で2死2塁とされ岡本に適時打を打たれて先制を許しましたが、2回から4回までは1安打に抑える好投でした。しかし、5回1死後に炭谷に9球ファールで粘られた後、安打で出塁を許すと、2死後北村に適時二塁打を打たれて勝ち越しを許してしまいました。更に坂本、丸、岡本と3者連続四球を与えて押し出しでもう1点を失って、この回を限りでマウンドを降りました。
 
 打線は、不調の菊池涼を8番に降格させ、2番には安部を起用しましたが、巨人先発の戸郷を捉えらず、2回に四球と暴投で無死3塁のチャンスを貰うと、1死後に會澤の遊ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつくも、3回から6回まで散発2安打に封じられて2塁さえ踏むことができませんでした。
 7回に西川が本塁打を放って1点差に追い上げると、2死後に安打と四球で1,2塁の同点機を作って戸郷をKOしましたが、菊池涼が代わった鍵谷に三ゴロに打ち取られて追いつくことができませんでした。

 6回からは今村が登板して三者凡退に抑えると、7回は塹江が無安打1四球無失点に抑え、8回は中崎が1安打無失点に抑える好リリーフを見せましたが、打線は8回1死1塁で代打小窪が併殺、9回も無死1塁で鈴木誠が併殺に倒れるなど、巨人リリーフ陣を攻略できず、競り負けて連敗となりました。

 K.ジョンソンは初回こそ2安打を浴びて1点を失いましたが、2回以降は本来の投球を取り戻して巨人打線を封じました。しかし、5回に炭谷にファールで粘られた挙句、安打を打たれたあたりからリズムを崩し始め、2死後に北村に適時2塁打を浴びて完全に冷静さを失ってしまい、その後の3連続四球に繋がってしまいました。
 今季はオープン戦や練習試合でも石原ではなく會澤をバッテリーを組んでおり、シーズンに入っても會澤が起用されましたが、5回の投球で會澤と石原の差が出てしまったように感じました。石原がマスクを被っていたら、ジョンソンのイライラ癖を防ぎ、北村の適時2塁打による1失点で防ぐことができたのではないかと思います。
 ジョンソンは、精神面が乱れると投球に直結するだけに、バッテリーを組むためには少しの変化でも気づいて、上手くコントロールする必要があり、その点では石原に一日の長があると思います。
 會澤が攻撃面で欠かすことができない存在であり、スタメンで起用したいのは分かりますし、またいつまでも石原に頼っていていはいけないですが、シーズン初登板という不安定な試合では、石原が先発マスクを被っても良かったのではないでしょうか。
 會澤には今日の試合での経験を次戦でのリードに活かしてほしいですね。  



 
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森下は7回無失点もチームは逆転サヨナラ負け

2020年06月21日 21時18分49秒 | 日記
広島 000 100 000 1
DeNA 000 000 002 2
勝利投手:パットン1勝
敗戦投手:スコット1敗

 森下が、プロ初登板初先発で7回を投げて104球4安打8奪三振無失点の好投で、勝利投手の権利を持って降板しましたが、9回裏に登板した新守護神スコットが4連打されて2点を失ってサヨナラ負けとなり、森下のプロ初勝利は成りませんでした。
 
 森下は初回に先頭梶谷に安打を打たれましたが、続く乙坂を三直併殺に打ち取り、3番ソトは空振り三振に斬ると、2回は2安打1四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、平良を三振に斬って無失点で切り抜けました。
 味方が1点を先制した直後の4回はこの試合初めての三者凡退に抑えると、5回には1死2塁から梶谷と乙坂を連続三振に斬って、DeNAに得点を与えませんでした。
 6回と7回はともに三者凡退に抑えて、3回以降は3塁を踏ませない素晴らしい投球でした。

 打線は、初回に1死3塁の先制機を作りながら、西川が投ゴロ、鈴木誠の四球を挟んでメヒアが三ゴロに倒れて無得点に終わりましたが、4回に連打などで1死1,3塁として會澤の遊ゴロの間に1点を挙げて先制しました。
 しかし、5回の1死2塁はピレラと菊池涼が凡退し、6回の1死1,2塁では會澤が併殺に倒れて平良から追加点を奪えず、7回以降は国吉とパットンに無安打に封じられてしまいました。

 8回からは菊池保がマウンドに上がり1安打無失点に抑えましたが、9回に登板したスコットが3連打を浴びて無死満塁のピンチを招くと、宮崎に2点適時2塁打を浴びて痛恨の逆転サヨナラ負けを喫して、森下のプロ初勝利が消えてしまいました。

 森下のプロ初登板は、ドラフト1位の実力を存分に発揮して、期待通り、それ以上の素晴らしい投球内容でした。残念ながらリリーフが失点してプロ初白星は逃してしまいましたが、今日のような投球ができれば、プロ初白星は直ぐに手にできますね。
 立ち上がりこそ、緊張からか制球が不安定でしたが、乙坂の併殺で落ち着きを取り戻し、徐々に調子を上げていき、3回以降は7回まで強力DeNA打線を1安打に抑えて、全く寄せ付けませんでした。
 直球は最速154㎞を計測するなど、常時150㎞台をマークして力強く、変化球も切れが良く、カットボール、チェンジアップにカーブを織り交ぜて、DeNA打線を寄せ付けませんでした。ラミレス監督が交代してくれて良かったとコメントしたのは、間違いなく本音であり、それだけ森下の投球が凄かったことを示していると思います。
 7回で降板して継投に入ったことは、プロ初登板であることを考慮すれば、やむを得ないと思われ、逆転負けを喫したことは仕方ないでしょう。次戦では打線がしっかりと援護して、リリーフも抑えてくれることでしょう。次こそはプロ初勝利を見たいですね。
 
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鈴木誠が2打席連続本塁打の活躍で逆転勝ち

2020年06月20日 22時53分20秒 | 試合結果
広島 000 001 171 10
DeNA 000 120 011 5
勝利投手:中﨑1勝
敗戦投手:三嶋1敗
本塁打:[広島] 鈴木誠1号、2号
    [DeNA] ソト1号、宮﨑1号

 先発の床田は、初回に2四球で1,2塁のピンチを招くも無失点で切り抜けましたが、4回に2死1,2塁から伊藤光に適時打を浴びて先制を許すと、続く5回にはソトに2点本塁打を浴びて、5回を6安打3失点でマウンドを降りました。
 
 打線はDeNA先発の新外国人ピープルズに対して、1回、2回、4回と3度得点圏まで走者を進めながら得点を奪えませんでしたが、6回に鈴木誠が本塁打を放って1点を返すと、続く7回には2死2塁から西川の適時2塁打で1点差に追い上げました。
 
 6回からは今村が登板して無安打1四球無失点に抑えると、7回は中崎が2四球などで1死2,3塁のピンチを招きましたが、田中広の好守もあり無失点で切り抜けました。
 直後の8回表に1死1,2塁とすると、2死後に代打長野が2点適時2塁打を、続くピレラも適時打を放ち、更に連続四球で2死満塁として鈴木誠が満塁本塁打を放ち、この回7得点で試合を決めました。
 8回はフランスアがマウンドに上がるも、宮崎に本塁打を浴びて1点を失うと、9回は新守護神スコットが安打と盗塁で1死2塁とされ、ソトに適時打を浴びて1点を失うも、大量得点に守られて、DeNAに2試合連続で逆転勝ちしました。

 打線が新外国人のピープルズに対してチャンスを作りながら、後続が倒れて得点を奪えず、先発の床田は4回に先制を許し、続く5回にも追加点を奪われる苦しい試合展開でした。
 しかし、6回に鈴木誠が本塁打を放ったことで試合の流れが変わり、7回に西川の適時2塁打で1点差に追い上げると試合展開はカープに傾き、8回の逆転劇に繋がりました。
 8回の鈴木誠の満塁本塁打はインパクトが大きかったですが、6回に放った本塁打は試合展開を変える大きな価値ある一打だったと思います。この本塁打が無ければ、7回の得点も無く、最後までDeNA中継ぎ陣に抑え込まれていた可能性があったと思うので、6回の本塁打こそ4番としての働きでした。
 昨日はエース大瀬良が投打にわたる活躍で逆転勝ち、今日は鈴木誠が4番として奮起しての逆転勝ちと、チームに勢いがつく良い試合ができています。この流れに乗って開幕ダッシュといきたいですね。
 
 

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大瀬良が投打で大活躍して開幕戦を逆転勝ち

2020年06月19日 21時31分21秒 | 試合結果
広島 000 020 003 5
DeNA 010 000 000 1
勝利投手:大瀬良1勝
敗戦投手:今永1敗
本塁打:[広島] 大瀬良1号、ピレラ1号
    [DeNA] ロペス1号


 ようやく迎えた開幕戦は、試合開始直前に雨脚が強くなり、30分遅れでの開始となりました。
 2年連続の開幕投手を務めた大瀬良は、球を低めに集めて強力DeNA打線に凡打の山を築かせました。2回に1死からロペスに本塁打を浴びて先制を許したものの、乱れることなく6回までロペスの本塁打以外は完璧に抑えて1安打に封じました。

 打線は、苦手今永に対して1回、2回と先頭打者が出塁しながら好機拡大できず、4回には1死3塁の同点機を作るもメヒアと會澤が凡退してしまいました。しかし、5回に1死3塁から大瀬良が適時打を放って同点に追いつくと、安打で1死1,2塁として2死後に西川が適時2塁打を放って逆転に成功し、今永をKOしました。
 その後はDeNA中継ぎ陣の前に得点を奪えませんでしたが、9回に2死1塁から大瀬良がプロ初本塁打となる2点本塁打を放ち、続くピレラも本塁打を放って3点を挙げて試合を決めました。
 
 大瀬良は、8回に2塁打と犠打で1死3塁のピンチを招くも、代打オースティンと代打倉本を打ち取って無失点で切り抜けると、9回も四球と安打で2死1,2塁とされながら、ロペスを遊ゴロに打ち取って9回を4安打1失点に抑えて開幕戦を完投勝利で飾りました。

 大瀬良が投打にわたる活躍で開幕戦でチームを勝利に導きました。
 投げては、球の切れ、制球とも素晴らしく、丁寧に低めを突いてDeNA打線を手玉に取りました。唯一の失点はロペスに浴びた本塁打による失点のみで、終盤にピンチを迎えましたが、味方の好守にも助けられ、踏ん張って無失点に抑えました。
 打っては、5回に今永から同点打を放ち、9回には貴重な追加点となる2点本塁打を放ちました。特に5回の同点打は大きな価値がありました。
 天敵の今永は本調子ではありませんでしたが、打線は走者を出しながらも得点を挙げられず、嫌な雰囲気になりかけたところで、大瀬良が適時打を放って重苦しい雰囲気を吹き飛ばしました。この一打で野手陣が奮起して、その後の西川の勝ち越し打を呼び込みました。
 
 大瀬良の活躍で開幕戦を白星スタートしただけでなく、苦手の今永に黒星を付けたことで、チームの雰囲気は確実に良くなったと思います。この流れに乗って明日も勝って開幕ダッシュにつなげたいですね。



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