カープな毎日

カープファンのひとりごと。

一発攻勢5位浮上

2010年04月30日 23時56分15秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 206 100 00X 9
勝:青木高1勝1敗
敗:小笠原1勝3敗
本:[広島]天谷1号、倉1号、梵3号

 12球団1の貧打線が珍しく長打攻勢で大量点を挙げて、昨日まで溜まったフラストレーションを発散しました。
 初回に2死から天谷が右翼席に先制本塁打を放ち中日先発の小笠原を動揺させると、1安打2四球で満塁として、赤松が押し出し四球を選んでこの回2点を挙げました。
 3回には廣瀬、小窪の連打と赤松の死球で1死満塁として、倉が左翼席に満塁本塁打を放ち、更に1死1塁から梵がダメ押しとなる2ランを右翼席に運んでこの回一気に6点を奪って試合を決めました。
 先発の青木高は1,2回のピンチを無失点で乗り切ると、中盤以降は持ち味の緩急を付けた投球が冴えて、3併殺を奪うなど要所を締めて中日打線に得点を与えず、119球の熱投で9回を投げ切り、8安打無失点で今季初勝利をプロ初完投、初完封で飾りました。

 5位のヤクルトが破れたため、1日で5位に再浮上しました。

 昨日まで打線を覆っていた重苦しい空気が一気に吹き飛びました。その立役者は天谷でしょう。初回2死無走者から放った本塁打が貧打病にかかった打線を救いましたね。あの一発で各打者が気分的に楽になったことで、思い切りの良さを取り戻したと思います。
 結果を恐れずに強い気持ちを持って、思い切り振ることができるようになったことが、3回の倉の満塁本塁打に繋がったと思います。
 今日の打線爆発で、貧打病から立ち直ることができたと思いますので、明日からは貧打に泣くことはないと思います。
 ただ怖いのは今日の一発攻勢で、各打者が大振りになってしまうのではないかということです。今日のような攻撃は、本来の攻撃スタイルではないということを忘れてはいけません。明日からは本来の繋ぐ野球をしないといけませんね。明日も打線が繋がれば本物と言えますね。

 ようやく青木高が今季初勝利を挙げました。今季は緩急をつけた投球が光り、安定感抜群でしたが、打線の援護に恵まれず好投しても白星がつきませんでした。もっと早く白星がついても不思議ではなかったと思いますね。
 今では前田健に次ぐ安定感があり、ローテの軸として計算できる存在となってきました。そして、今まで青木高は6回前後で降板することが多く、先発としては何か物足りないという印象がありましたが、今日の完投・完封でそのイメージも一掃しました。これからは、前田健と共に左右のエースとして活躍してほしいですね。
コメント

投打に精彩なく最下位転落

2010年04月29日 21時27分47秒 | 試合結果
横浜 000 200 123 8
広島 000 000 000 0
勝:清水3勝2敗
敗:スタルツ2敗
本:[横浜]スレッジ7号

 昨日の大拙攻でストレスが溜まったので、今日はスカッと勝ちたかったのですが、貧打、投壊、守乱と散々な試合内容で横浜に完敗して、最下位に転落しました。
 先発はローテの柱に期待されているスタルツでした。序盤から走者を背負いながらも、要所を締めて得点を許しませんでしたが、4回2死1,3塁から投手の清水に2点適時2塁打を浴びてしまい、5回の打席で代打を送られ降板したため、今回も来日初勝利はなりませんでした。
 6回からは継投に持ち込み打線の援護を待ちましたが、7回に3番手梅津が1点を失うと、4番手上野は8回に2点、9回には3点を失ってしまいました。

 最近元気のない打線は更に打てなくなり、散発5安打で3塁すら踏めない惨状でした。しかも5安打中3本が内野安打と快音すら響かない最悪の状態です。唯一のチャンスは6回2死1,2塁でしたが、今日昇格したフィオがニゴロに倒れてしまいました。

 今日は自慢の中継ぎが打たれ、いつもどおりの貧打に加えて、3失策に捕逸と守備も乱れました。3失策は全て3塁に入った栗原で、打撃の不振が守備にも悪影響を与えているのかもしれません。
 昨日は7盗塁で野村野球の片りんを見せたものの、あと一本が出ずに惜敗でしたが、今日はディフェンス面が乱れるという野村野球の根幹が崩れてしまったので、今日の敗戦は昨日以上にダメージを受けますね。
 打てなくて負けてもカープの野球が実践できていれば、まだ望みが持てるのですが、今日のような試合は更に暗い気持ちになってしまいます。しかも明日からは苦手とする中日戦とくれば、大型連敗に突入するのではないかと心配してしまいます。
 明日は青木高が先発すると思われます。今の先発陣では前田健に次ぐ安定感がありますので、青木高の投球で悪い流れを断ち切ってほしいですね。

 今日フィオが1軍に再昇格し、末永が2軍落ちしました。フィオは即スタメン5番で起用されましたが、4打数無安打と期待に応えられませんでした。なぜ末永が降格したのか理解できません。末永の調子が悪いのなら分かりますが、状態が下がっているようには感じません。
 それよりも、フィオは2軍でも2試合しか出場しておらず、実践感覚が鈍っていることは否定できません。もう少し2軍で日本の投手に慣れてから昇格させても良かったのではないでしょうか。
 チームが上位に浮上するためには、フィオとヒューバーの活躍が必要なのは分かりますが、いつまでも待つことが出来るほど、今のチーム状態には余裕がありません。そろそろ起用を考える時期だと思いますね。

コメント

拙攻の繰り返しにイライラ募る

2010年04月28日 23時31分55秒 | 試合結果
横浜 000 020 000 2
広島 000 010 000 1
勝:寺原3勝2敗
セ:山口3敗7S
敗:齊藤1勝4敗

 横浜の先発は苦手とする寺原でしたので、苦戦が予想されましたが、寺原の調子は良くなく、初回からチャンスの連続で攻略できると思われました。しかし、チャンスであと一本がでない拙攻の繰り返しでした。
 1回、2回、4回は無死1塁を活かせず、3回は2四球と盗塁で2死2,3塁の先制機に末永が三振に倒れ、2点を先制された直後の5回には、天谷の適時打で1点を返し、尚も2死満塁まで攻めたてましたが、廣瀬が中飛に打ち取られ、追いつけませんでした。
 その後も、6回2死満塁、8回2死2,3塁では共に天谷が一ゴロと三振に倒れてしまいました。結局、拙攻のオンパレードで横浜に追いつくことができませんでした。

 先発の齊藤は今季一番良かったと思いました。走者を出しても後続をしっかりと打ち取り、横浜打線を抑えていましたが、5回2死1塁から井出に四球を与えて、続く石川に適時3塁打を浴びて2点を失ってしまい、6回に代打を送られ降板となりました。
 今日は粘りをの投球が出来ていたので、良かったのですが、5回は無駄な四球で失点をしていたのは残念でした。
 7回からは横山、篠田、梅津、高橋建と必死の継投で味方の援護を待ちましたが、あと及ばず横浜に惜敗しました。

 今日は試合開始から、8回まで完全にカープのペースで試合を進めながら、勝つことができませんでした。横浜を上回る7安打を放ち、四死球9個、盗塁7個と数字的には、5点くらい取っていそうですが、まさかの14残塁で得点はたったの1点という本塁がとても遠く感じたお粗末な試合でした。
 
 特に5回、6回、8回の逸機が痛かったですね。その中でも5回の攻撃は攻めの采配を見せてほしかったです。2死満塁で打席には廣瀬でした。試合は中盤でしたが、ここで代打前田を起用してほしかったです。ここは間違いなく前田だと思ったのですが、廣瀬をそのまま送りました。
 これは試合が中盤でまだチャンスがあるとの判断があったかもしれません。また、廣瀬の守備力を優先したこともあるかもしれません。しかし、前田を代打に送っても、赤松が控えていますので、守備も問題ないと思います。
 序盤から拙攻の繰り返して、横浜に先制された直後と試合の流れが悪くなっていたので、ここで一気に試合をひっくり返して、試合の流れを引き戻すべきだったと思いますね。

 
 
コメント

マエケン完璧投球

2010年04月27日 21時55分15秒 | 試合結果
横浜 000 000 000 0
広島 000 000 03X 3
勝:前田健4勝1敗
セ:シュルツ1敗6S
敗:ランドルフ4敗

 大事な9連戦の初戦は、エース前田健を立てての必勝態勢で臨みました。前田健はその期待に完璧な投球での満点回答で応えました。序盤から直球の切れが抜群で、スライダーなど変化球も効果的に決まり、横浜打線にチャンスらしいチャンスを作らせず圧倒しました。
 打線は2回に1死2,3塁のチャンスを作りながら、ヒューバー、石原が連続三振に倒れて、ランドルフを助けると、7回まで2塁すら踏めない惨状で、嫌な予感が漂いました。 
 しかし8回に1死1塁から前田健の代打で打席に入った小窪が中前安打を放ち、チャンスを作ると、東出が適時3塁打を放ち2点を奪うと、更に栗原の適時打も出て、この回3点を奪いました。
 9回は守護神シュルツが締めて連敗を3で止めて、前田健に4勝目をプレゼントしました。

 今日は前田健の投球に尽きますね。本当に凄い。凄いというより恐ろしいくらいですね。巨人に圧倒されて3連敗を喫して、悪いムードで連敗ストップを託されたプレッシャー、そして大事な9連戦の初戦は落とせない試合というプレッシャーがある中、8回を投げて4安打7奪三振1四球の無失点と完璧な投球ができるのですから、前田健は名実ともにカープのエースと言って間違いないでしょう。
 開幕して1カ月が過ぎましたが、前田健が投げる試合は確実に白星を計算できると確信できるようになりました。エースがローテの軸でしっかりとしていると、大型連敗の可能性が低くなるので、とても心強いですね。
 前田健は今日の白星でリーグトップタイの4勝目を挙げて、防御率1.53、奪三振45個はリーグトップになりました。4月の月間MVPも十分可能性があります。チームへの貢献度は巨人の内海や東野に比べると低いですが、数字的には最有力だと思います。ぜひとも月間MVPを受賞してほしいですね。
コメント

9連戦始まる

2010年04月26日 22時07分44秒 | 日記
 明日からは序盤の山場となる9連戦が始まります。マツダスタジアムで横浜、中日と6連戦のあと、横浜スタジアムで再び横浜と3連戦となります。

 先発の駒不足が続いていることから、この9連戦は苦しい戦いになりそうです。この9連戦までに大竹が復帰してくれることを願っていましたが、間に合いませんでした。
 現在は前田健、齊藤、スタルツ、青木高、小松の5人でローテを回していますが、9連戦となるともう一人いないと、中4日でローテを回すことになるので、かなり苦しい状況ですね。
 6人目の先発として誰かを起用すると思われます。普通に考えるなら篠田を中継ぎから先発に回すと思われますが、2軍から誰かを昇格させることも考えられます。2軍では大島や今井が好投していることから、昇格即先発の可能性は十分あり得ますね。
 篠田は中継ぎで結果を出していることから、ここは先発に戻さず中継ぎに固定して、大島か今井を起用した方が良いと思いますね。

 この9連戦はとても大事になります。できれば6勝3敗で行きたいところです。最低でも5勝4敗で乗り切らないといけません。そのためには、先発投手の好投が必要ですから、気合を入れて頑張ってほしいですね。
コメント

長打攻勢に沈み巨人に6連敗

2010年04月25日 22時27分37秒 | 試合結果
広島 020 000 000 2
巨人 201 120 20X 8
勝:オビスポ1勝
敗:小松1勝2敗
本:[巨人]小笠原8号、オビスポ1号、高橋1号

 巨人戦の連敗を止めるはずが、投手陣が巨人打線の長打攻勢に沈み、打線も続かない悪循環で巨人戦は6連敗となってしまいました。
 先発の小松は初回に小笠原に2ランを浴びて先制されると、同点の3回にはラミレスに適時打を打たれて勝ちこされてしまい、この回で降板となりました。
 2番手の上野は投手のオビスポに本塁打を打たれ失点すると、3番手篠田は5回に3本の2塁打で2点を失い、4番手青木勇も高橋に2ランを打たれてしまいました。

 打線は2回にオビスポを捉え、3連打などで2点を奪って同点に追い付きましたが、その後の無死2,3塁の勝ち越し機で石原、小松、東出が凡退してしまいました。3回にも無死1塁のチャンスがありましたが、走者を進められず、栗原の併殺打で潰してしまいました。
 6回にも1死1,2塁で廣瀬が併殺に倒れるなど、今日は3併殺の拙攻でオビスポを助けてしまいました。

 どうも巨人戦になると打線が繋がりませんね。昨日も得点を挙げた後のチャンスで適時打が出ずに、巨人を突き放せなかったことが、接戦になってもつれた一因でした。
 今日のポイントは2回の攻撃でしょうね。坂本の失策をきっかけに同点に追いつき、尚も勝ち越しのチャンスを迎えましたが、石原は浅い中飛で犠飛にならず、小松と東出はニゴロに倒れて、追加点を奪えませんでした。
 今季初登板で立ち上がりが不安だったと思われますが、ここで一気に攻略できなかったことが、オビスポを助けてしまい、調子に乗せてしまいましたね。
 巨人との攻撃力の差を埋めるためには、少ないチャンスで一気に攻略しないといけませんね。それができていないから、対戦成績が6戦全敗という結果になっているのでしょうね。

 投手陣も悪い流れを引きずってしまいました。小松を3回3失点で早々に諦めて、継投に切り替えたのは、これ以上追加点を与えないようにするためだったと思いますが、上野は投手に本塁打を浴びて失点する失態を犯してしまいました。そうなると、勝ちパターンの中継ぎ投手は起用できなくなるので、更に失点を重ねることになってしまいます。
 巨人相手には先発投手が6回以上を投げて、梅津、横山、高橋建、シュルツに繋ぐことができなと勝つことは難しですね。早く先発陣が安定してくれないと、この連敗は止まりそうもありませんね。
コメント

キムタク追悼試合飾れず

2010年04月24日 23時36分30秒 | 試合結果
広島 100 000 111 4
巨人 001 001 05X 7
勝:越智2勝4S
敗:高橋建3勝1敗
本:[巨人]阿部3号、谷1号、李承2号

 今日の巨人戦は7日にくも膜下出血で亡くなった木村拓也氏の追悼試合として行われた試合でした。中盤までは追悼試合にふさわしく競った試合となりましたが、終盤に巨人打線の長打力が炸裂して、7-4の完敗となってしまい、キムタクの追悼試合を白星で飾れませんでした。

 初回に東出と天谷の2本の2塁打で幸先良く1点を先制しましたが、西村に翻弄され安打すら出ず追加点を奪えませんでした。
 先発青木高は、3回2死から小笠原に同点適時打を、6回には阿部に勝ち越し本塁打を打たれたものの、持ち味の緩急で巨人打線を抑えました。
 青木高の粘投に打線が奮起し、7回に山口を攻めて東出の適時打で追いつき、8回には越智から中東の犠飛で勝ち越しに成功して、逃げ切り態勢に入ったのですが、今日はセットアッパーの高橋建が乱調でした。四球、安打、敬遠で1死満塁とすると、代打の谷に痛恨の逆転満塁本塁打を浴びてしまいました。更に李承にも本塁打を浴びてこの回5点を失って試合が決してしまいました。

 これで巨人戦は5連敗となってしまいました。5連敗を喫したことより、巨人との戦力の違いを痛感しました。カープはベンチ入り野手全員を起用して、必死に1点を奪いにいく戦いをしましたが、巨人は主力級がベンチに控えており、一振りで試合をひっくり返されてしまいまた。
 この戦力差は初めから分かってはいたものの、目の前で見せ付けられてしまうと、さすがにショックですね。
 それでも諦める訳にはいかなので、失投をなくす、無駄な四球を出さない、確実に1点の奪うために、バントや進塁打など、基本のプレーをしっかりと決めることですね。
 明日こそは勝って、巨人戦の連敗を止めたいですね。

 最近の野村監督の選手起用について、気になることがあります。それは代打の使い方です。例えば終盤の勝負どころで切り札の前田を起用するのですが、タイミングが早いように思います。
 今日は6回2死1,3塁の同点機に廣瀬に代えて前田を起用しましたが、結果は四球となり、次打者赤松が三ゴロで得点を挙げられませんでした。今日の勝負どころは、まだ先にあると思ったので、6回は末永か嶋を送っても良かったと思います。前田が歩かされるようでは、代打の切り札としての役割を果たしているとは言い難いです。
 また7回1死1塁では代打に嶋を送りましたが、巨人が左の山口に代えると、代打の代打で会澤を送り、嶋が無駄になってしまいました。今の嶋は当たっているので、打席に立つことなく退くのはもったいないです。もう少し相手ベンチの動きも考えて代打を送ってほしいですね。
コメント

スタルツ初登板初黒星

2010年04月23日 23時57分42秒 | 試合結果
広島 001 100 020 4
巨人 200 003 05X 10
勝:東野4勝1敗
敗:スタルツ1敗
本:[広島]東出1号、嶋1号
  [巨人]ラミレス8号、坂本5号

 ついに先発陣の救世主スタルツが来日初登板を迎えました。初回2死から四球を与えて、ラミレスに本塁打を浴びて2点を失いましたが、その後は危なげない投球で凡打の山を築きました。
 一方の打線は東野を攻めきれず拙攻を繰り返しました。初回1死1,2塁では栗原、末永が凡退。2回と3回の無死1塁は後続が続かず、走者を進められませんでした。4回はスタルツの適時打で同点に追いついて、なおも1死満塁の勝ち越し機で東出、梵が凡退してしまい同点止まりで終わってしまいました。
 同点に追いついたものの、試合の流れは変わらす、6回にスタルツが捕まり、4安打を浴びて3点を失ってKOされてしまいました。
 その後も打線は拙攻を繰り返し、7回2死満塁は末永が倒れて無得点。8回は嶋の2ランで1点差に詰め寄るも、その後の2死1,3塁で天谷が凡退して追いつくことができませんでした。
 悪い流れは中継ぎ投手にも伝染し、篠田が坂本の3ランなどで5点を失って試合が決まってしまいました。

 これで巨人戦は4連敗となり、まだ今季は白星を挙げられていません。このままでは苦手意識が浸透してしまうので、何としても明日は勝って今季巨人戦初白星を挙げたいですね。

 スタルツは初回こそ球が高めに浮いていましたが、2回以降は低めにきまるようになり、内野ゴロの山を築きました。2回以降の投球を見る限り、先発ローテとして期待できると思いますが、一つ気になるのはジオと同様に球数の問題でしょうね。6回に80球を迎えたところで連打を浴びてしまいました。交代時期をしっかり見極めることが必要になりますね。

 打線にあと一本が出ませんでした。巨人と同じ10安打を放ち、本塁打も2本づつ出ているにも関わらず、得点は6点もの差がついての完敗でした。
 序盤から得点機の連続でしたが、適時打で出ませんでした。今日の唯一の適時打は投手のスタルツというのは寂しい限りです。
 特に気になるのは、2回と3回の無死1塁では、全く走者を進められませんでした。いつもなら確実に走者を送る場面ですが、そのまま打たせていました。東野の調子が良くなく一気に攻め落とせると思ったのでしょうか。いくら相手投手の調子が悪くても、いつもの攻撃スタイルを忘れてはいけませんね。
コメント

耐えたマエケン3勝目

2010年04月21日 23時22分07秒 | 試合結果
広島 000 000 101 2
阪神 001 000 000 1
勝:前田健3勝1敗
セ:シュルツ1敗5S
敗:久保2勝2敗
本:[広島]小窪1号

 前田健は立ち上がりから球威、制球とも申し分のない投球でしたが、3回に2死からの3連打で1点を失ってしまいました。しかし、その後は危なげない投球で阪神打線に追加点を与えませんでした。
 昨日は拙攻の連続だった打線ですが、今日もなかなかあと一本が出ませんでした。2回1死1,2塁は小窪、石原が凡退。4回2死1塁は廣瀬の左中間を破る当たりで本塁を狙った嶋が憤死。6回2死3塁は栗原が凡退と、久保を捉えきれず、今日も本塁が遠く感じました。
 しかし、7回に嶋と廣瀬の連打でようやく同点に追いつき、更に2死2,3塁と勝越し機を作りましたが、東出が遊ゴロに倒れて一気に逆転とはいきませんでした。
 打線の援護がない中、前田健は必死に耐えて阪神打線を抑えていましたが、疲れが見え始めた8回に1死満塁の大ピンチを招いて、ここまでかと覚悟しました。しかし、前田健は城島とブラゼルを連続三振にきってピンチを脱出しました。
 これで奮起したのか、9回2死から小窪が左翼席へ本塁打を放ち勝ち越しに成功すると、9回はシュルツが完璧リリーフで締めて、今季阪神戦の初勝利を挙げました。

 前田健には恐れ入ります。前回登板に続いて今日も打線の援護がない状況で、阪神に得点を与えられないプレッシャーがのしかかったと思いますが、絶対に得点の与えないという、気迫を感じる投球だったと思います。
 3回に3連打で1点を失い、尚も2死1,2塁のピンチでは、新井を三球三振に斬って追加点を与えませんでした。そして圧巻だったのは8回です。四球、安打、敬遠で1死満塁として城島、ブラゼルとの勝負という大ピンチを迎えましたが、絶対に得点を与えないという気迫溢れる投球で、2者連続三振に斬って無失点で切り抜けました。
 この場面でもこれだけの投球ができるというのは、球威や制球といった技術的な部分ではなく、強い気持ちをもっているからでしょうね。
 こんな投球を見せられたら、打者が奮起しない訳がありません。投球でチームを鼓舞できるのは、エースの証拠でしょう。マエケンを見ていると黒田を思い出しますね。名実ともにマエケンがカープのエースと呼ばれる日も近そうです。
 他の投手陣もこの前田建の気迫を見習ってほしいですね。
コメント

拙攻で4連勝を逃す

2010年04月20日 23時39分16秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 000 410 00X 5
勝:下柳2勝1敗
敗:齊藤1勝3敗
本:[阪神]狩野1号

 3連勝と上昇ムードで臨んだ試合でしたが、序盤から拙攻の連続で試合の流れを失い、阪神に完敗してしまいました。
 初回から7回まで毎回走者を出しながらも、あと一本が出ずに得点を挙げられませんでした。1回と3回の2死1,2塁では赤松が凡退。2回1死1,3塁と4回無死1塁では齊藤と末永が共に併殺に倒れてしまいました。この拙攻では、当然試合の流れは阪神に傾いてしまいます。
 齊藤は球が走っており、今季の登板の中では良かったと思いますが、この傾いた流れを止めることはできず、4回2死1,3塁から桜井に適時打を打たれて先制されると、狩野に痛恨の3ランを浴びて、この回痛すぎる4点を失ってしまいました。
 その後も拙攻は止まらず、5回1死3塁では梵と廣瀬が凡退。6回1死2,3塁では小窪が三ゴロで3走が本塁封殺と、本塁が遠い試合となりました。
 結局、終わってみれば8安打を放ちながらも、阪神の継投の前に完封負けを喫してしまいまいた。

 今日は下柳対策として打線の組み替えをしてきましたね。3番に廣瀬、5番に赤松、6番に小窪と入れ、末永を7番に下げて、2番から6番まで右打者を揃えました。しかし、この打線が裏目に出てしまいました。ほとんどのチャンスが、入れ替えた打者のところに回っていますが、全く機能しませんでした。
  今はチーム状態が良いので、無理に動く必要がなかったのではないかと思います。チームの状態が悪い時に、刺激を与える時は動く必要があると思いますが、今は動かずにそのまま戦ってほしかったですね。下柳を過剰に意識しすぎましたね。

 残念ながら連勝は止まってしまいましたが、大切なのは明日の試合です。明日勝つのと負けて連敗するのでは、大きな違いとなります。ここで連敗するとせっかくの上昇ムードがしぼんでしまいかねません。
 今日のことはすっきりと忘れて、気持ちを入れ替えて明日の試合に臨んでほしいですね。





明日の試合が大事になります。
コメント