カープな毎日

カープファンのひとりごと。

終盤に4点を追いつき延長を

2018年08月31日 22時41分37秒 | 試合結果
広島 000 000 131 1 6
ヤクルト 001 000 400 0 5
勝利投手:中崎3勝29S
敗戦投手:梅野1勝2敗
セーブ:ジャクソン3勝1敗1S
本塁打:[広島]バティスタ22号、丸31号
    [ヤクルト]青木7号



 先発の野村は、2回に失策に安打と四球で1死満塁のピンチを招くも、中村を三振、ブキャナンを二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に2死
1塁からバレンティンに適時2塁打を打たれて先制を許してしまいました。
 その後は6回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。

 打線は、初回に安打などで2死3塁としながら鈴木誠が遊ゴロに倒れて無得点に終わると、2回から6回まではブキャナンに散発2安打に封じられていました。
 7回1死後に松山が2塁打で出塁すると、田中が適時3塁打を放って同点に追いつき、なおも1死3塁の勝ち越し機でしたが、會澤が三直併殺に倒れて勝ち越しはなりませんでした。
 
 直後の7回裏に野村が、2安打などで2死1,3塁のピンチを招いて青木に3点本塁打を浴びて、更に2安打と四球などで満塁とされ、西浦に適時打を打たれて、この回4点を失ってしまいました。

 しかし、8回に無死1塁から代打バティスタが2点本塁打を放つと、更に安打と敵失に四球で1死満塁として、松山の適時打で1点差に追い上げるも、田中と會澤が凡退して追いつくことができませんでした。
 8回裏は今村がマウンドに上がり、安打と四球に敬遠で2死満塁のピンチを招きましたが、代打畠山を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 
 9回に安打と盗塁に悪送球も絡んで1死3塁として、野間の犠飛でついに同点に追いつくと、9回裏は中崎が連続短長打と敬遠で1死満塁のサヨナラ機を作りながら、代打大引と坂口をともに中飛に打ち取って延長戦に突入しました。

 10回に丸が本塁打を放ってついに勝ち越すと、10回裏はジャクソンが三者凡退に抑えて、ヤクルトに逆転勝ちして、チームは4連勝でマジックは17となりました。


 6回までブキャナンに散発3安打に封じられるも7回に追いつきながら、野村が7回裏に4点を失ってしまい、試合の主導権をヤクルトに握られてしまいました。
 しかし、8回に代打バティスタが2点本塁打を放つと試合の流れが変わり始め、9回に追いつき、10回に勝ち越しに成功しました。

 一時は勝ちの流れを掴みかけながら手放してしまい、負けを覚悟した試合でしたが、バティスタの一振りで勝利を引き寄せました。1本の本塁打が試合の流れを変えてしまうことを改めて実感するとともに、カープの強さを存分に発揮してヤクルトに大きなダメージを与えた試合でした。
 この良い流れで明日からのヤクルト戦も連勝して、一気にマジックを減らしたいですね。
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リリーフ陣が踏ん張り逃げ切り3連勝

2018年08月30日 22時22分04秒 | 試合結果
広島 120 000 003 6
巨人 000 020 000 2
勝利投手:岡田7勝5敗
敗戦投手:田口2勝7敗
本塁打:[広島]バティスタ21号


 鈴木誠が休養のためスタメンを外れ、4番には今季初めて新井、5番に田中、7番には小窪を入れた打線は、初回に野間が四球で出塁して、菊池が適時2塁打を放って先制点を挙げると、2回にはバティスタの本塁打、小窪の3塁打と岡田の犠飛で2点を追加しました。
 3回にも四球と盗塁に敵失で2死3塁としましたが、田中が遊ゴロに倒れて追加点を挙げられませんでした。


 岡田は、初回に1死後に坂本勇に2塁打を打たれるも、マギーと岡本を凡打に打ち取ってピンチを脱すると、2回も四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えながら、山本を併殺、小林を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 3回と4回は無失点に抑えましたが、5回に1死1塁から小林に適時2塁打を浴びて1点を失うと、更に安打で1死1,3塁とされ、重信の犠飛でこの回2点を失ってしまいました。
 続く6回も続投するも、2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを招いたところでマウンドを降りました。
 このピンチでジャクソンンがマウンドに上がり、山本に安打を打たれて1死満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、小林と代打阿部を三振に斬って無失点で凌ぐと、7回は一岡が登板して、重信、坂本勇、マギーの上位打線を三者連続三振に斬りました。

 5回と6回はともに走者を出しながらも共に併殺で好機を拡大できず、7回は三者凡退に抑えられてしまうも、8回に安打と2四球で1死満塁の絶好の追加点機を作りましたが、田中とバティスタが連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 8回は月間18試合目の登板となり、日本記録に並んだフランスアが、四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きながら、山本と代打ゲレーロを連続三振に斬って無失点で凌ぐと、9回に四球と安打に盗塁などで1死2,3塁のチャンスを作り、野間は中飛に倒れるも、菊池の適時内野安打、丸の適時打、更に敵失で待望の追加点となる3点を挙げました。

 9回裏は、中崎が先頭の大城に安打を打たれましたが、後続を凡打に打ち取って無失点に抑えて、巨人を3タテしました。マジックは、ヤクルトが勝ったため1つ減って19となりました。


 打線が幸先良く3点を先制するも、その後は走者を出しても得点を挙げられず、先発の岡田も5回に捕まり2点を失って、6回には1死1,2塁のピンチを残してマウンドを降り、試合の流れが巨人に傾いたかと思われました。
 しかし、ジャクソンがヒヤヒヤながらも無失点に抑えて流れを止めると、打線が8回に1死満塁の大チャンスを作って、一気に試合を決めるかと思われましたが、無得点に終わって再び悪い流れになりかけましたが、フランスアが無失点に抑えて食い止めました。
 昨日に続き、打線が追加点を奪えず、苦しい展開となりましたが、ジャクソン、一岡、フランスアの中継ぎ陣が無失点リレーで繋いで、巨人に傾きかけた流れを必死に止めました。
 ジャクソンとフランスアは投球内容に一抹の不安を残しましたが、結果が出ていることは良いことです。この良い流れに乗って中継ぎ陣が復調してくれるように思います。


 
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延長10回押し出し四球で決勝点

2018年08月29日 22時12分11秒 | 試合結果
広島 000 013 000 1 5
巨人 200 002 000 0 4
勝利投手:中崎2勝29S
敗戦投手:アダメス2敗3S
セーブ:フランスア1勝3敗1S
本塁打:[広島]新井4号


 先発の九里は、初回に先頭坂本の打球が右脇腹を直撃しましたが、治療後に続投すると、次打者重信の一ゴロを新井が弾き、更に悪送球で無死2,3塁とピンチを拡大させてしまい、マギーの犠飛と岡本の適時打で2点を失いました。
 3回には2四球と安打で2死満塁のピンチを迎えましたが、小林を三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、4回は初めて三者凡退に抑えました。

 打線は吉川光に4回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、5回に安打などで2死2塁として、九里がプロ初の適時打を放って1点を返しました。
 続く6回には2四球で1死1,2塁のチャンスを作ると、新井が3点本塁打を放って逆転に成功しましたが、6回裏に九里が2安打で1死1,3塁とされ、2死後に坂本と重信に連続適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 7回には上原が無死2塁の勝ち越し機を作るも、代打松山、野間、菊池が凡退してしまい、8回は澤村から四球と安打で1死1,3塁としながら、田中が併殺に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 7回からはジャクソンがマウンドに上がり、連続四死球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、ゲレーロを併殺、長野を三振に斬って無失点で凌ぐと、8回は一岡が三者連続三振に斬りました。
 9回は中崎が登板して、安打と2四球で2死満塁のサヨナラのピンチを背負うも、長野を三ゴロに打ち取って無失点に抑えて延長戦に突入しました。

 10回に四球と犠打に敬遠、更に四球で1死満塁のチャンスを貰うと、2死後に田中が四球を選んで押し出しで1点を勝ち越しました。
 10回裏はフランスアが四球と犠打に敬遠で1死1,2塁のピンチを招きましたが、重信を二ゴロ、代打大城を左飛に打ち取って無失点に抑えて巨人に競り勝ち、フランスアがプロ初セーブを挙げました。
 マジック対象チームのヤクルトも勝ったため、マジックは1つ減って20となりました。


 6回の新井の逆転弾が出た時点で、そのまま逃げ切れるかと思いましが、直後に九里が同点に追いつかれてしまい、打線は7回と8回に勝ち越し機を作りながら得点を挙げられず、流れを失うかと思いましたが、7回をジャクソンがピンチを招きながら無失点に抑え、8回は一岡が三者凡退に抑えて、巨人に得点を与えず、9回も中崎が一打サヨナラのピンチを背負いながら、最後は粘り強い投球で無失点に抑えて、巨人に傾きかけていた流れを引き戻しました。
 リリーフ陣の粘り強い投球が試合の流れを再びカープに傾けたことが、10回の勝ち越し点に繋がったと思います。

 ここまでリリーフ陣の不安定さが目立っており、まだその不安は解消されていませんが、中継ぎの投球が勝利を引き寄せた今日の試合が、中継ぎ陣が復調するきっかけになってほしいですね。
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ジョンソンが7回1失点の好投で10勝目

2018年08月28日 22時24分08秒 | 試合結果
広島 305 000 110 10
巨人 010 000 004 5
勝利投手:ジョンソン10勝2敗
敗戦投手:内海5勝4敗
本塁打:[広島]鈴木誠26号
    [巨人]ゲレーロ12号、岡本26号


 初回に野間が四球で出塁すると、盗塁を決めて1死2塁として、丸の適時打で先制点を挙げると、続く鈴木誠が2点本塁打を放って3点を挙げましたが、2回の無死1,2塁は丸、鈴木誠、バティスタが凡退して無得点に終わりました。

 先発のジョンソンが、2回1死からゲレーロに本塁打を浴びて1点を返されましたが、直後の3回に連打で無死1,3塁として、暴投で1点を挙げると、2死後に野間の適時2塁打、菊池の適時2塁打、丸の適時打、鈴木誠の適時2塁打の4連続適時打で5点を挙げました。

 3回から6回まで毎回安打を放つも得点を挙げられませんでしたが、7回に連打で1死1,3塁として、鈴木誠の三ゴロが敵失となり1点を貰うと、8回には2死後に敵失で出塁し、代打小窪の適時2塁打で追加点を挙げて試合を決めました。

 ジョンソンは、3回から5回まで無安打1四球に抑えると、6回1死1塁では岡本を併殺に打ち取り、7回まで投げて4安打1失点の好投でした。

 8回からは一岡が登板して、1安打無失点に抑えると、9回は今村がマウンドに上がりましたが、岡本に本塁打を浴びてしまい、更に安打と四球で無死1,2塁とされ、陽に適時2塁打を浴びて、1死も取れずマウンドを降りました。
 後を継いだフランスアも大城に適時打を浴びてしまいましたが、田中俊と吉川大を連続三振に斬り、最後は代打の阿部を左邪飛に打ち取って巨人に打ち勝ち、ジョンソンが10勝目を挙げました。また、マジック対象チームのヤクルトも勝ったため、マジックは1つ減って21となりました。


 打線が19安打10得点を挙げて打ち勝った試合でしたが、その中でジョンソンの好投が光りました。
 2回にゲレーロに本塁打を浴びたものの、変化球の切れ、制球とも素晴らしく、巨人打線に凡打の山を築かせました。7回まで投げて三振は僅か3個ですが、ゴロアウトは14個も奪いました。
 打たせて取る投球は、ジョンソンの持ち味でしたが、最近は奪三振が多いこともあって本来の投球スタイルとは異なっていたように思います。打たせて取る投球は、球数を減らして少しでも長いイニングを投げることができ、中継ぎ投手の負担を減らすことも繋がります。
 ジョンソンが本来の投球スタイルを取り戻したことは、これからの戦いにおいてとても心強いですね。
 
 
 
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高橋昂が1回2/3で降板して大敗

2018年08月26日 21時39分53秒 | 試合結果
中日 150 041 000 11
広島 000 010 000 1
勝利投手:藤嶋2勝1敗
敗戦投手:高橋昂1勝2敗
本塁打:[中日]高橋8号、9号、ビシエド21号、22号
    [広島]丸30号


 先発の高橋昂は、初回に先頭平田に3塁打を打たれると、続く京田の犠飛で先制を許すと、2回には1死後に高橋に本塁打を浴びてしまい、そこから1奪三振を挟んで3四球で2死満塁として、京田に押し出し四球を与えてマウンドを降りました。
 代わったアドゥワも、大島に押し出し四球を与え、ビシエドに2点適時打を浴びて、この回5点を失ってしまいました。

 3回と4回はアドゥワが無失点に抑えましたが、5回に高橋樹がビシエドに本塁打を浴び、さらに安打と挟んで高橋には2点本塁打を浴びると、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招き、藤嶋を併殺に打ち取った後、平田に適時打を打たれて、この回4失点で試合が決してしまいました。
 更に6回にはビシエドに本塁打を浴びて1点を失い、7回も2安打と四球で1死満塁のピンチを背負いましたが、京田を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。

 8回からはジャクソンが登板するも、連打で無死1,2塁とされましたが、アルモンテ、高橋、福田を打ち取って辛うじて無失点に抑えました。
 9回は一岡が3回以来の三者凡退に抑えました。

 打線は、初回に1死後四球と安打で1,3塁の同点機を作りましたが、鈴木誠は三振、松山は二ゴロに倒れて無得点に終わると、2回にも2安打で2死1,2塁としながら、野間が二ゴロに倒れて藤嶋から得点を奪えませんでした。
 4回も2死後に四球と安打で1,3塁としながら、野間が中飛に倒れてしまいましたが、5回に丸が本塁打を放って、ようやく1点を返しました。
 しかし、6回と7回は無安打に封じられて藤嶋を攻略できず、8回はロドリゲスに1安打無得点に抑えられ、9回も岩瀬の前に三者凡退に倒れて、中日に大敗を喫して、カード負け越しとなりました。
 また、マジック対象のヤクルトは勝ったため、マジックは22のまま変わりませんでした。


 今日は投手陣が14安打7四球で11失点で大炎上すると、打線も藤嶋の前に7回まで6安打を放ちながらも1得点と投打とも良いところが無く、完敗となってしまいました。
 高橋昂は、初回に1点を失うも、切り替えて後続を断って1失点で凌ぎましたが、2回に高橋に本塁打を浴びると、その後は制球が乱れて4四球で押し出しで失点したところで、自己最短での降板となってしまいました。
 本塁打を打たれたことで、球が甘くならないようにコースを狙い過ぎたことが原因と思われます。
 これまでは自分の投球をすることだけに集中していたと思われますが、中日の先発が同級生の藤嶋ということもあって、相手を意識してしまい、これ以上の失点ができないとの意識が生まれて、投球に集中できなかったのではないでしょうか。
 今日の投球内容を見直して、反省点を見つけて次戦に活かしてほしいですね。 
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大瀬良が粘りの投球で14勝目

2018年08月25日 21時51分26秒 | 試合結果
中日 100 001 000 2
広島 310 010 10X 6
勝利投手:大瀬良14勝5敗
敗戦投手:大野雄3敗
本塁打:[中日]平田7号、ビシエド20号
    [広島]丸29号、バティスタ20号、鈴木誠25号


 先発の大瀬良は、初回に先頭平田に本塁打を浴びて先制を許してしまいましたが、1回裏に四球と安打で無死1,2塁とすると丸が3点本塁打を放って逆転に成功すると、2回には安打と盗塁などで1死3塁として、大瀬良の適時打で追加点を挙げました。
 3回と4回は走者を出しながらも後続が続かず無得点に終わりましたが、5回にバティスタが本塁打を放って、リードを4点に広げました。
 
 大瀬良は、2回に無死2塁のピンチを招くも、後続を凡打に打ち取ると、3回にも2安打で2死1,2塁とされながらも、アルモンテを左飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、6回にビシエドに本塁打を打たれて1点を失いました。
 それでも7回は三者凡退に抑えて、7回を投げて7安打7奪三振2失点に抑えてマウンドを降りました。

 6回は安打と犠打で1死2塁とするも、大瀬良と野間が倒れて無得点に終わりましたが、7回に鈴木誠が本塁打を放って、試合を決めました。

 8回からはフランスアが登板して、自らの失策と安打で2死1,2塁のピンチを招きましたが、アルモンテを一ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、9回は中崎が1安打無失点に抑えて中日に快勝し、大瀬良がリーグトップの14勝目を挙げました。また、阪神は敗れたものの、ヤクルトが勝ったため、マジックは1つ減って22となりました。


 大瀬良は、制球が不安定で毎回のように走者を背負う苦しい投球でしたが、ソロ本塁打2本による2失点で抑える好投でした。
 初回は平田に先頭打者本塁打を浴びてしまいましたが、京田、大島、ビシエドを抑えて最少失点で凌ぐと、2回の無死2塁も高橋と福田を打ち取った後、暴投と四球で1,3塁とピンチを拡大させるも、大野雄を二ゴロに打ち取って無失点に抑えました。
 2回裏には自らの適時打で追加点を挙げたこともあり、これで立ち直るかと思われましたが、その後も苦しい投球が続きました。それでも大瀬良は辛抱強く投げ続けて追加点をビシエドの本塁打による1点に抑えました。
 今日のように状態が悪くても粘り強く投げて失点を最小限に抑えられることが、14勝という結果に繋がっていると思います。まだまだ勝ち星を挙げてくれるとことは間違いないと思うので、どこまで勝利数を伸ばすかの楽しみですね。
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拙攻で競り負けるもマジック23

2018年08月24日 22時32分20秒 | 試合結果
中日 103 000 010 5
広島 100 100 010 3
勝利投手:笠原3勝3敗
敗戦投手:野村6勝3敗
セーブ:佐藤1勝1敗1S
本塁打:[広島]會澤12号、松山11号


 野村は、初回に2死から四球と安打で1,3塁とされると、アルモンテに適時打を打たれて先制を許しましたが、1回裏に連続長短打で無死1,3塁として、丸と鈴木誠が凡退しながらも、松山が適時打を放って同点に追いつきました。
 しかし、3回に野村が1死後に四球を与えると、2死後に安打を打たれて1,2塁とされ、アルモンテと高橋に連続適時打を浴びて3点を失ってしまいました。
 続く4回も2安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、大島とビシエドを打ち取って無失点で凌ぐと、5回と6回は無安打1四球無失点に抑えました。

 3回裏に1死後に丸が2塁打で出塁するも、鈴木誠と松山が凡退してしまいましたが、4回に會澤が本塁打を放って1点を返して、反撃開始かと思われました。
 ところが、6回に四死球と安打などで1死満塁の同点機を作り、代打新井を起用しましたが、遊ゴロ併殺に倒れて最大のチャンスを逃してしまうと、7回は2死後に丸が2塁打で出塁するも、鈴木誠が右飛に倒れてしまいました。

 7回は今村が三者凡退に抑えましたが、8回は高橋樹が安打と西川の失策で無死1,3塁のピンチを背負い、松井雅にスクイズを決められて痛い追加点を奪われてしまいました。
 それでも8回裏に松山の本塁打で1点を返すと、更に安打と四球で2死1,2塁としましたが、野間が二ゴロに倒れて追加点を奪えず、9回も2死2塁で松山が一ゴロに倒れて中日に競り負けました。
 しかし、マジック対象チームのヤクルトと阪神も敗れたため、マジックは1つ減って23となりました。


 野村が序盤に四球絡みで4点を失いましたが、4回以降は粘りの投球で無失点で凌ぐと、打線も會澤の本塁打で反撃を開始して、今日も逆転できるかと思われましたが、6回1死満塁で新井が併殺に倒れて流れを断ち切ってしまいました。
 結局、5回を除いて毎回安打となる12安打を放ちながらも3得点と打線が繋がりを欠いてしまいました。

 最大のポイントは、6回の1死満塁で代打新井を起用した場面でしょう。一番の勝負所であり、代打の切り札である新井を起用するのは理解できますが、今の新井の状態を考えると、バティスタか下水流という選択もあったと思います。 
 新井には今日の借りを次戦でしっかりと返してほしいですね。
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7点差を逆転してのサヨナラ勝ち

2018年08月23日 22時22分44秒 | 試合結果
ヤクルト 240 100 100 8
広島 000 021 204 9
勝利投手:今村3勝2敗1S
敗戦投手:石山3勝2敗21S
本塁打:[ヤクルト]山田哲29号
    [広島]丸28号、鈴木誠24号


 先発の岡田は、初回に連打と四球で無死満塁とされると、バレンティンの犠飛とボークで2点を失うと、2回には1死後に連続長短打に四球で1死満塁としてしまい、山田哲に満塁本塁打を打たれてしまいました。
 4回には無死3塁から山田哲の犠飛で1点を失い、5回まで投げて8安打7失点でマウンドを降りました。

 打線は、初回に安打と盗塁などで1死3塁としながら、丸と鈴木誠が倒れて無得点に終わると、その後も4回まで毎回安打を放ちながらも得点を挙げられませんでした。
 5回に無死1塁から代打曽根の適時3塁打と野間の内野ゴロの間に2点を挙げると、6回には安打と暴投などで2死3塁として田中の適時打で1点を返しました。

 6回からは高橋樹が登板して、6回は1安打無失点に抑えるも、7回に1死1塁から西浦に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
 しかし、直後の7回裏に安打と四球で2死1,2塁として、鈴木誠の2点適時2塁打で2点を返して3点差に追い上げました。

 8回はジャクソンがマウンドに上がり、2死後に連続短長打を浴びて2,3塁のピンチを招きましたが、代打畠山を三飛に打ち取って無失点で凌ぐと、9回も今村が2塁打と犠打で1死3塁のピンチを背負いながら、谷内と井野を凡打に打ち取って無失点に抑えました。

 9回に1死後連打で1,2塁として、丸が3点本塁打を放って同点に追いつくと、続く鈴木誠が本塁打を放ってサヨナラ勝ちして、連勝を挙げて、マジックを24に減らしました。


 4回終了時点で7点差を付けられており、さすがに敗戦ムードが漂っていましたが、5回に移籍したばかりの曽根がプロ初安打となる適時打を放って反撃を開始すると、ここから打線に火が付いて、流れがカープに傾いたかと思いました。
 しかし、7回に高橋樹が1点を奪われてしまい、ダメ押しをされたかと思われましたが、直後に4番鈴木誠が2点適時打を放ち、ジャクソンと今村がピンチを招きながらも無失点に抑えて、徐々に流れをカープに引き戻して、最後は丸と鈴木誠が決めました。
 序盤に大量失点しても、最後まで諦めずに戦う選手の姿勢が劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだのはもちろんですが、7回の鈴木誠の適時打がチームに勝てるという意識を呼び起こしたと思います。これこそが4番の働きですね。
 頼りになる4番が、これからもチームを引っ張っていってくれれば、3連覇は間違いありませんね。

 
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打線奮起の逆転勝ちでマジック26

2018年08月22日 21時59分30秒 | 試合結果
ヤクルト 103 000 000 4
広島 111 130 00X 7
勝利投手:九里7勝3敗
敗戦投手:風張2勝4敗
セーブ:中崎1勝29S
本塁打:[ヤクルト]バレンティン32号
    [広島]會澤11号、西川5号



 先発の九里は、初回に2死後に2塁打で走者を背負うと、バレンティンに適時2塁打を浴びて先制を許して、更に四球と内野安打で満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、宮本を三振に斬って最少失点で凌ぎました。
 
 直後の1回裏に安打と四球で1死1,2塁として、2死後に松山が適時打を放って同点に追いつくと、2回には安打と敵失に四球などで1死1,3塁の得点機を作り、野間の犠飛で1点を勝ち越しました。
 しかし、九里は3回に2塁打と四球で無死1,2塁のピンチをを招き、バレンティンに3点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 それでも3回裏に連打で無死1,3塁として、西川の併殺の間に1点を挙げて1点差に追い上げると、4回には會澤の本塁打で同点に追いつきました。更に5回には安打と四球などで1死2,3塁とすると、西川の3点本塁打で勝ち越しました。
 6回以降は、ヤクルト中継ぎ陣の前に1安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、九里は4回から6回を1安打無失点に抑えて、6回6安打4失点でマウンドを降りると、7回は一岡が三者凡退に抑え、8回はフランスアが1安打無失点に抑えました。
 9回は中崎がマウンドに上がり、先頭打者を安打で出塁させましたが、後続を断って無失点に抑えて、ヤクルトに逆転勝ちして、マジックを26としました。


 昨日はショックの残る敗戦で、初回に2死無走者から先制点を許してしまい、いきなり悪い流れとなりましたが、九里が踏ん張って最少失点で凌ぐと、打線が奮起して直ぐに同点、勝ち越しに成功しました。
 3回に逆転を許してしまうも、直ぐに反撃を開始して5回まで毎回得点で再び試合をひっくり返した打線の奮起が勝利に導きました。

 昨日の嫌な敗戦を喫して、今日も負けるようでは、チーム状態が悪くなるだけでなく、2位のヤクルトを勢い付けてしまう可能性があっただけに、どうしても負けられない試合でした。
 打撃陣からはその気迫を感じられ、先制を許した直後の1回裏と逆転された3回裏にしっかりと反撃をしたことで、ヤクルトに主導権を渡さなかったことが、勝利に繋がったと思います。
 中継ぎ投手に大きな不安を抱えている現状では、打線に助けてもらうしかありませんね。

 

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不安定な中継ぎを露呈

2018年08月21日 23時13分32秒 | 試合結果
ヤクルト 010 003 001 5 10
広島 010 111 100 0 5
勝利投手:近藤4勝3敗1S
敗戦投手:アドゥワ4勝2敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン31号、畠山5号
    [広島]鈴木誠23号、バティスタ19号


 ジョンソンは、初回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、バレンティンと雄平を抑えて無失点で凌ぎましたが、2回に2死後に連続四球で1,2塁としてしまい、坂口に適時打を浴びて1点を失うも、その後は四球で満塁とピンチを拡大させながら、山田哲を三振に斬って最少失点で凌ぎました。


 直後の2回裏に鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつくと、ジョンソンは、3回に四球と安打で1死1,3塁のピンチを招きながらも、西浦と中村を凡打に打ち取って無失点で凌ぐと、4回と5回も走者を背負いながらも無失点に抑え、5回を5安打7四球ながら1失点の粘投でした。

 4回に1死2塁で松山が適時打を放って勝ち越しに成功すると、5回には代打バティスタが本塁打を放ってリードを2点に広げました。
 しかし、6回から登板した永川が安打と連続死四球で1死満塁としてしまい、バレンティンに押し出し四球を与え、雄平に2点適時打を浴びて逆転を許して、なおも1死1,2塁のピンチを残してマウンドを降りました。
 後を継いだ今村が川端を二ゴロ併殺に打ち取って追加点を与えないと、直後の6回裏に2死後に四球と安打で1,2塁として、田中が適時打を放って同点に追いつきました。
 続く7回には安打と四球に暴投などで2死2、3塁として、鈴木誠の適時打で再び勝ち越しに成功しました。

 7回は今村が三者凡退に抑えると、8回はフランスアが3四球を与えながらも青木を併殺に打ち取るなど無失点に抑えました。
 9回は中崎が登板して、四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に上本の失策で1,3塁となり、坂口に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 9回裏に安打と四球で2死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、鈴木誠が中飛に倒れて延長戦に突入しました。

 10回に登板したアドゥワが1死後バレンティンに本塁打を浴びて勝ち越しを許すと、2安打などで2死1,3塁とされ、畠山にも3点本塁打を浴びてしましました。更に谷内と坂口の連続2塁打で1点を失って、この回5点を失って試合が決してしまいました。
 10回裏は三者凡退に終わり、ヤクルトに痛恨の逆転負けを喫してしまい、マジックは28のまま変わりませんでした。
 


 ジョンソンが毎回安打と四球を与える大乱調でしたが、要所を締めて5回を1失点に抑える粘投で試合の主導権を渡さないと、打線も先制された直後に追いつき、その後も着実に追加点を挙げる良い試合展開でした。
 しかし、今日も中継ぎ投手が安定せず、今日1軍登録された永川が、6回に登板して四死球でピンチを拡大させて3点を失ってしまいましたが、今村が好救援で追加点を与えなかったことで、再び試合の主導権を奪い返して逆転するも、フランスアが無失点ながら3四球を与える乱調で、中崎も上本の失策がありましたが、先頭への四球がきっかけで同点に追いつかれてしまいました。
 更にアドゥワが6安打5失点と炎上してしまい、中継ぎ崩壊を象徴する試合展開となりました。

 頼みのフランスアも状態が下降気味になりつつあるようで、中崎の状態も上がってこないので、今後の戦いに大きな不安を残した試合でした。
 誰か中継ぎの救世主が表れてほしいですね。

 
 
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