カープな毎日

カープファンのひとりごと。

2015年を振りかえる

2015年12月31日 20時16分51秒 | 日記
 久々の更新となりました。今オフは契約更改も早く終わり、12月下旬はあまり動きが無く、平穏な年末を迎えています。
 残るはポスティングでメジャー移籍を目指す前田健の移籍先がどこになるにかということだけですね。

 今季は黒田が復帰して、日本中に黒田フーバーが巻き起こり、かつて無いほどカープに注目が集まりました。
 先発陣は12球団1との呼び声が高く、解説者の多くがカープを優勝候補に上げるなど、球団、選手、ファンの誰もが優勝の現実味が高まりました。
 しかし、キャンプで主砲エルドレッドとセットアッパー中田が離脱すると、新外国人グスマンも開幕直後に離脱し、更にキクマルの調子が上向かず打線は極度の貧打に苦しみました。更に投手陣では守護神ヒース、一岡、永川勝らの救援陣も不調で終盤に逆転を喫するなど、好投する先発陣に応えられず、開幕ダッシュに失敗して序盤は最下位に低迷しました。
 しかし、復帰した新井が4番として孤軍奮闘して打線を牽引すると、福井が先発ローテとして定着、新外国人ジョンソンも快投を続け、守護神になった中崎も安定感が出て、リリーフへ配置転換した大瀬良も結果を出し始めたことで、チーム状態も次第に上向き始め、上位チームが交流戦で失速したこともあり、夏には上位争いに加わるところまできました。
 
 それでも、8月頃から一進一退を繰り返して、なかなか借金を完済できず、もどかしい
状態が続き、4位を抜け出すことができませんでした。
 9月からは先発の前田健、黒田を中4日で回すスクランブル態勢に入り、阪神との熾烈な3位争いを繰り広げ、昨季と同様に最終戦で順位が確定するという競った展開となりましたが、中日に完敗して4位に転落して3年連続のCS進出を逃しました。

 オフには前田健のポスティングによるメジャー移籍交渉が始まり、黒田は熟考の末に現役続行を決めました。

 
 今季は期待が高かっただけに4位という成績はかなり残念な結果となりました。今思えば、黒田復帰により先発陣は群を抜いて素晴らしい投手が揃いましたが、中継ぎの層の薄さ、攻撃陣の経験不足など、黒田フィーバーで忘れていた弱点を諸にさらけ出してしまったことが、今季の成績不振の理由ですね。

 来季は前田健が抜ける可能性が高く、先発陣も苦しくなりますが、この苦しい状況が個々の選手が奮起するきっかけになってくれれば、戦力の底上げもできると思います。
 そして補強も前中日のルナを獲得し、ドラフトでは即戦力の岡田と横山を獲得するなど、的確な補強ができたと思います。
 来季こそは優勝して、楽しい大晦日を迎えたいですね。

 1年お付き合い頂きまして、ありがとうございました。皆さま良いお年をお迎えください。
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西武が木村昇をテスト

2015年12月25日 23時32分35秒 | オフシーズン
 西武が、カープから海外FA権を行使した木村昇を来春のキャンプでテストすることを発表しました。約10日間で合否を判定するとのことです。
 
 木村昇は他球団の評価を聞きたいとの理由から海外FA権を行使しましたが、カープは宣言残留を認めていないことから退団が決定的になっていました。しかし、今まで獲得の意思を示す球団が無く、来季の去就が決まっていませんでした。

 西武は来季の編成を組むなかで、内野ならどこでも守れるユーティリティー性を評価し、補強ポイントと一致したため、春季キャンプで実力を見極めることになったようです。

 FA権を行使しながらテストを受けるのは異例のことで、初めてではないでしょうか。それでも他球団からのオファーが無かったので、このままでは引退(自由契約?)の可能性もあっただけに、とりあえず来季の現役続行に道が開けたことは良かったと思います。
 木村昇は、西武に入団できると良いですね、

 
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ジャクソン投手の獲得を発表

2015年12月24日 22時13分28秒 | オフシーズン
 球団は、新外国人投手としてジャクソンと契約合意したことを発表しました。契約金は約900万円、年俸は約7,200+出来高で背番号は58となりました。

 ジャクソン投手は、今季は3Aで、48試合に登板して3勝3敗14セーブで防御率2.54の成績を残しました。9月にはメジャーに初昇格しており、6試合で0勝0敗、防御率6.23でした。
 1m85㎝の長身から投げ下ろす最速155㎞の直球と、スライダー、フォークが武器で、今季3Aでは63回2/3を投げて70奪三振と奪三振率が高いことが特徴です。

 何と言って投球回数よりも多い三振数が目を引きます。奪三振率が高いのは、リリーフ投手としては大切な指標となり、制球も良いとのことなので、中崎と守護神を争うライバルとして期待されます。
 中崎もジャクソンの獲得により守護神を死守するために、来季は更に奮起するでしょうから、高いレベルでの守護神争いが期待できますね。
 中崎とジャクソンの2枚看板で8回と9回を任せられれば、今季のように終盤にひっくり返されることも無くなり、接戦でも戦いやすくなりますね。

 今季オフの補強ポイントであったリリーフ投手の助っ人の獲得が決まり、今オフの補強はこれで一段落といったところでしょうか。
 今オフの助っ人は、良い選手が獲得できたように思います。その新外国人選手の背番号が決まり、発表されました。
 注目のルナは、今季まで栗原が背負った5となりました。しばらく空き番号になると思っていましたが、直ぐに次の選手に引き継がれたのは意外でしたね。
 ルナ:5
 プラディ:13
 ヘーゲンズ:66
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ルナの獲得効果

2015年12月21日 23時24分18秒 | 日記
 先週に前中日のルナの獲得が発表されましたが、それ以後、堂林や梵がルナへの対抗心をむき出しにしており、来季の3塁のポジション争いが激しくなっています。

 堂林も梵も簡単にルナにポジション譲るつもりは無く、実力でポジションを奪い取る覚悟を語っています。その思いは小窪や安部らの3塁を狙う選手が皆持っていることは間違いないと思います。

 ルナの実力は3年間の成績が示す通りで、誰もが来季の3塁のレギュラーの本命と思っているはずです。しかし、各選手がその高い壁に挑むことを公言しているということは、それだけ来季への強い気持ちを持っているというkとでしょう。

 黒田の言葉ではありませんが、体を動かすには心が必要だと思うので、先ずは心の部分ではルナの獲得効果が出ていると思います。
 あとは春季キャンプで体と技でレベルアップすれば、高いレベルでのポジション争いが行われ、戦力アップに繋がりますね。
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前中日のルナを獲得

2015年12月18日 20時36分22秒 | オフシーズン
 球団は、新外国人として今季まで中日でプレーしたルナと契約合意したと発表しました。年俸は1億2,000万円+出来高で、背番号は未定となっています。

 ルナは中日で3年間プレーして、今季は打率.292、8本塁打、60打点の成績を残しており、昨季はベストナインにも選出されています。球団はレギュラー不在の3塁手として期待しているとのことです。

 ルナは、長打力はありませんが、安打を放つ打撃技術は素晴らしく、まさに安打製造機と言っても過言ではありません。
 エルドレッドは長打力は凄いですが確実性が低く、不振に陥ると完全に当たりが止まってしまうのが課題でしたが、ルナであれば、適時打で打点を稼ぐことが期待できるので、相手投手からすれば、嫌な存在になることは間違いないでしょうね。
 中日が自由契約にした時点では、複数球団が獲得に動くかと思われましたが、カープだけだったようです。

 ルナの獲得は、これ以上ないくらい確実な補強ができました。中日時代での実績は申し分が無く、実力は証明済みなので、来季の活躍は間違いありません。
 
 3塁のポジション獲得を目指す堂林には、厳しい状況となりましたが、これを機に危機感を持って奮起してほしいですね。
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黒田が球界最高年俸で更改

2015年12月17日 21時12分13秒 | オフシーズン
 黒田が契約更改交渉に臨み、2億増の年俸6億円+出来高で更改しました。オリックス金子の年俸5億円+出来高を超えて、現時点で球界最高年俸となりました。
 また、日本球界でも歴代3位タイとなりました。

 シーズン終了後から来季の進退を熟考してきましたが、今月8日に現役続行を表明しました。現役続行を決めた、来季へのモチベーションについては1つではなく、球団とファンらの現役続行を願う思いに応えないといけないこと、そして若手投手陣から来年もよろしくお願いしますと言われたことで、やめるという決断ができなかったと語りました。
 
 黒田は8年ぶりにメジャーから復帰して、先発陣の柱として26試合に登板し、11勝8敗、防御率2.55の成績を残しました。また、数字以上にチームに与えた影響は大きく、他の投手の手本となり、更に勝利への執念を前面に出したプレーでチームを鼓舞しました。
 そしてメジャーの高額オファーを蹴ってカープに復帰したことで、ファンだけでなく日本中を熱狂させました。この黒田ブームに乗って、球団の観客動員は初の200万人超えとなりました。
 
 前田健を含めても、今季のチームで最高評価を受けてもおかしくないと思うで、この2億円増は黒田の貢献度に相応しい評価だったと思います。
 前田健が、メジャー移籍する可能性が高いので、黒田には来季も投手陣の柱として若手投手陣の手本として、黒田の知識や経験を伝えていってほしいですね。
 特に大瀬良、福井、野村には、次期エースとしてチームを背負っていけるような投手に育ててほしいです。

 今日の黒田との契約更改により、ポスティングシステムを利用してメジャーグ移籍を目指す前田健を除き、日本人全選手と来季の契約を結びました。
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新井の背番号が25に変更

2015年12月16日 22時50分35秒 | オフシーズン
 新井が、契約更改交渉に臨み、今季年俸から3倍となる4,000万円増の年俸6,000万円で更改しました。また、来季から背番号を愛着のある25に変更することも合わせて発表されました。
 今季まで25を付けていた高橋大樹は50に変更することになりました。

 カープに復帰した今季は124試合に出場して、規定打席をクリアした打者中ではチームトップとなる打率.275、7本塁打、57打点の成績を残しました。
 開幕前に右肘痛で出遅れ、シーズン中には左手甲を脱臼して満身創痍ながらも、4番として得点圏打率.311と孤軍奮闘して、貧打に苦しんだ打線を牽引しました。
 
 エルドレッドの離脱、グスマンが期待外れ、菊池と丸の不振と誤算続きで極度の貧打に苦しみましたが、その中で唯一の嬉しい誤算が新井の活躍でした。
 もし新井がいなかったら、4位すら危うい状態だったことは間違いないと思います。今季の野手陣では、最高評価を受けるのも納得です。

 残り29本に迫った2,000安打も来季中には達成できそうで、黒田の日米通算200勝と共に、来季期待される記録の中では、大きな注目を集めるのは間違いないでしょう。
 2人が大記録を成し遂げてチームの雰囲気を盛り上げて、更にチームが優勝すれば、これ以上ない最高のシーズンになりますね。
 球団もチーム、ファンの盛り上がりを期待して新井に慣れ親しんだ背番号25を付けさせたのでしょうね。
 来季に向けて期待が大きく膨らみますね。
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中崎2.4倍増で契約更改

2015年12月15日 23時00分58秒 | オフシーズン
中崎が契約更改交渉に臨み、2,450万円増の4,200万円で更改しました。今季の1,750万円から2.4倍増と大幅アップとなりました。

 今季はシーズン途中から守護神に抜てきされ、チーム最多の69試合に登板して、0勝6敗29セーブ11ホールド、防御率2.34の好成績を残しました。
 守護神になった直後は不安定な投球でしたが、中盤以降は安定感抜群で中崎が出てくれば、大丈夫という安心感がありました。
 本人は、6敗したことを反省していましたが、6敗の大半は序盤でのリリーフ失敗であり、1軍での経験が乏しかったこと、守護神を任された重圧を考えれば、この6敗は仕方ないと思います。
 
 来季は守護神としての経験と実績があるので、来季の目標として掲げた無敗は、絶対に成し遂げてほしいですね。
 年俸の大幅増と背番号が56から21に変更になることからも、球団の期待の高さを感じさせます。
 やはり優勝するためには、しっかりとした守護神が必要なので、悲願の優勝に向けて中崎が守護神として1年を通して投げてもらわないといけませんね。
 
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へーゲンズ投手を獲得

2015年12月14日 23時13分53秒 | オフシーズン
 球団は、ヘーゲンズ投手との選手契約が合意したと発表しました。年俸は4,750万円+出来高払いで、背番号は未定とのことです。

 ヘーゲンズ投手は、身長190㎝の長身右腕で、今季は3Aで14試合に登板して、5勝5敗、防御率2.67の成績で、先発と中継ぎのどちらもできるとのことです。
 メジャーでは14年に2試合に登板して0勝1敗と実績がありませんが、150㎞の直球と落差のあるチェンジアップが武器で、制球力も良く、クイックも起用にこなすとのことで、日本の野球に適応できれば、十分活躍できそうです。

 先発は前田健の抜ける穴を埋める必要があり、ヘーゲンズがその一翼を担うことが期待されますが、外国人枠4人のうち2人は野手になると思われるので、投手は2人であり、先発にはジョンソンがいることから、もう一人はリリーフになるはずです。
 そうなるとヘーゲンズは、リリーフとして起用される可能性が高そうです。150㎞台の直球があり、制球も良いのでリリーフとしての適性もあると思うので、とりあえずはリリーフとして考えているかもしれませんね。
 また、ジョンソンに万が一のことがあった場合には、先発もこなせるということで、不測の事態でも臨機応変に対応できそうで、良い投手を獲得できたと思います。
 ジョンソンにアドバイスを受けて、早く日本に順応して活躍してほしいですね。
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来季の盗塁数増

2015年12月13日 22時49分17秒 | 日記
 田中が昨日トークショーに参加し、2ケタ3塁打と25盗塁を来季の目標に掲げました。今季はセ・リーグ最多となる9本の3塁打を放ちましたが、盗塁数は6個にとどまりました。
 2ケタ3塁打は、セ・リーグでは03年の福留以来出ておらず、カープでは高橋慶彦が80年に11本打って以来出ていないので、達成すれば36年ぶりの快挙となります。

 田中は、中距離打者なので、本塁打よりも3塁打に拘りがあると語り、秋季キャンプでは、河田コーチから指導を受けて、走塁面の見直しを行ったとのことでした。
 
 田中の言うとおり、長打力を期待する打者ではないので、2塁打や3塁打の数を増やすことを目標にするのは良いと思います。特に3塁打は、投手に与えるダメージが本塁打並みあると思うので、2ケタ3塁打を達成するのは大きな意味があります。
 しかし、それよりも盗塁数の増にもっと取り組んでほしいと思います。これは、田中に限らずチーム全体に言えることです。
 盗塁は、単打や四死球が2塁打と同じになり、投手にしてみれば、一気にピンチが拡大した印象を受けるはずです。
 秋季キャンプでは、走塁練習にもしっかり取り組んだようなので、来季の盗塁数が大幅増になることを期待したいですね。
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