中日 001 010 130 6
広島 100 001 201 5
勝利投手:福2勝2敗
敗戦投手:森浦1勝2敗
セーブ:R.マルティネス2勝1敗23S
本塁打:[広島]菊池涼4号
2戦連続零封された打線は、6番1塁に堂林、8番捕手に白濱を起用すると、初回に野間の安打と菊池涼のエンドランで無死1,3塁として秋山の犠飛で幸先良く先制点を挙げました。
先発の野村は、3回に安打と犠打などで2死3塁とされ、岡林に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれました。4回には連続四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、レビーラ、三ツ俣、土田を抑えて無失点で凌ぎましたが、続く5回1死後に安打と四球に坂倉の失策で1死満塁のピンチを迎え、ビシエドに適時打を浴びて勝ち越しを許したところで、マウンドを松本に譲りました。
代わった松本は、木下を二飛、レビーラを三振に斬って追加点を許さず、野村は4回1/3を投げて5安打3四球2失点でした。
6回は一岡が登板して、2死後に連続短長打で2,3塁のピンチを招くも、岡林を遊飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
打線は、5回には安打と犠打で2死2塁の同点機を作るも、代打會澤が捕邪飛に倒れて得点を挙げられませんでしたが、6回1死後に菊池涼が本塁打を放って同点に追いつき、さらに四球と安打に盗塁で2死2,3塁の勝ち越し機でしたが、堂林が二ゴロに倒れて勝ち越すことができませんでした。
7回は矢崎が登板して、安打と連続四球で2死満塁のピンチを招き、土田の投ゴロを矢崎が悪送球して勝ち越し点を与えてしまいました。
しかし、7回裏1死後に3連打で満塁として、菊池涼の犠飛で再び同点に追いつき、さらに秋山の適時内野安打で勝ち越しに成功しました。
8回は森浦がマウンドに上がるも、安打と四球に犠打で1死2,3塁とされ、2死後にビシエドの2点適時打と木下の適時打で3点を失って逆転を許してしまいました。
9回は中崎が1死球無失点に抑えると9回裏に四球と安打などで、2死2,3塁として秋山の適時内野安打で1点を返し、なおも盗塁で2,3塁として一打逆転サヨナラのチャンスを作りましたが、坂倉が投ゴロに倒れてしまい、痛恨の逆転負けで中日に3タテされ、チームは4連敗となってしまいました。
打線は2試合連続で零封されて重苦しい雰囲気でしたが、初回に機動力を絡めて先制したことで払拭して、6回には追いつき、再び勝ち越された直後の7回には逆転に成功して、粘り強さを見せました。
投手陣も5回1死満塁で登板した2番手松本がピンチを凌ぎ、6回も一岡が無失点で切り抜けて、良い流れを作りましたが、7回に登板した矢崎が2死後に連続四球を与えると、自らの失策で失点し、8回は森浦が無死1塁から四球を与えてピンチを拡大してしまい、逆転を許してしまいました。
森浦は、2死2,3塁の場面でビシエドを迎えた場面で、勝負を選択しましたが、ビシエドは好調であることを考えると、敬遠して次打者木下と勝負だったと思います。結果的には木下にも適時打を打たれましたが、これはビシエドの適時打で逆転したことで、勢い付いたためであり、2死満塁の場面では違う結果になっていた可能性があります。
なぜ無理に好調のビシエドと勝負したのか疑問が残り、さらに9回に1点を返しただけに、悔やまれる場面となりました。