カープな毎日

カープファンのひとりごと。

大竹拙守に泣く

2007年09月30日 22時30分36秒 | 試合結果
中日 200 010 000 3
広島 000 000 000 0
勝:山井6勝3敗
セ:岩瀬1勝4敗43S
敗:大竹8勝10敗

 大竹は2桁勝利を目指して素晴らしい投球でしたが、味方守備に肝心なところで失策が出てしまい3点を失ってしまいました。また打線は、山井-岩瀬の継投の前に散発4安打で無得点に封じられて、今季16度目の完封負け。

 大竹は制球が良く8回6安打3失点(自責点は1)と、前回の完封を思い出させる好投でしたが、味方の守備に足を引っ張られてしまいました。
 初回いきなり2安打で1点を失うと、2死から連続四球で満塁のピンチを招き、堂上剛の一ゴロを栗原がファンブルしてしまい2点目を失いましたが、次の谷繁を中飛に打ち取りました。ここで崩れなくなったところに大竹の成長を感じ、頼もしく思いました。ただ、2死1塁から倉のパスボールで2死2塁となったため、中村紀に四球を与えたことは理解できますが、李にまで四球を与えてはいけませんね。この四球がなければ、栗原の失策もなかったかもしれません。無駄な四球を出さないことが、来期への課題ですね。
 これで10敗目となってしまい、狙っていた2桁勝利は難しくなりました。来期こそは2桁勝利、そして貯金が作れる投手になってほしいですね。

 打線は全く良いところがありませんでした。放った4安打の内、3本がイニングの先頭打者でありながら、次の打者が塁を進められませんでした。特に初回の攻撃は両チームとも先頭打者が出塁しながら、中日は盗塁と内野ゴロで1死3塁のチャンスを作りましたが、カープは3者連続内野ゴロで全く走者を進められませんでした。
 中日のように確実に1点を取りに行く卒の無い攻撃がカープにはできませんね。この違いは簡単には埋められないかもしれませんが、少しでも近づけるようにオフにはしっかりと練習してもらいたいですね。

 今日の試合ではFA権を取得した新井の残留を願うイベントが行われました。内容は去年の黒田と同じで、新井の打席でファンのメッセージが書き込まれた「25」の大型フラッグが振られ、赤色の25のボードが掲げられました。去年は黒田の心に大きく響いた残留イベントでしたが、新井にはどう響くのでしょうか。もちろん、黒田と同じ結果になることを願っています。
 ちなみに、今日の新井は4打数無安打と良いところがありませんでした。明日は打ってファンに御礼といきたいですね。
 
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宮崎有終の美

2007年09月29日 23時47分14秒 | 試合結果
広島 040 100 000 5
阪神 000 000 021 3
勝:宮崎3勝5敗
セ:永川4勝7敗29S
敗:福原2勝8敗
本:桜井9号(神)

 先発宮崎が7回まで阪神打線に3塁を踏ませない見事な投球を披露。8回に1死1,3ピンチを招いて降板しましたが、打線が2回に阪神先発福原から5長単打で4点を先制して強力に援護したため、宮崎に先発での初勝利が付きました。 今日が今季の阪神戦は最終戦でした。対戦成績は14勝9敗1分で、最近苦手にしていた相手に勝ち越したことは良かったと思います。

 宮崎は序盤から快調に飛ばして、7回まで3安打に抑える素晴らしい投球内容でした。直球はそれほど良くなかったと思うのですが、スライダーが良かったですね。特に後半はスライダー中心の組み立てが効果的でしたね。
 8回はなぜか直球で押す投球に変えて、桜井に安打、秀太に四球を与えてピンチを迎えました。続く葛城を2ゴロに打ち取ったところで、リリーフにマウンドを譲りましたが、7回1/3を4安打2失点は十分な内容です。残り試合を考えると、今日が最終先発になると思われますので、最後に良い形に締めくくれたのではないでしょうか。
 後は、カーブとフォークにもっと磨きをかければ、来リーズンは十分先発ローテとして活躍してくれそうです。来期への課題ですね。
 
 打線では森笠が3安打2得点とチャンスメーカーとして活躍。2回は梵の2塁打の後、中前安打を放ち、盗塁で2塁に進み1死2,3塁とチャンスを拡大して、この回4得点に繋げました。4回にも先頭打者として2塁打を放ち、東出のタイムリーで貴重な追加点となる5点目のホームを踏みました。
 また、東出が3安打2打点、アレックスが2安打2打点で1,2番コンビが下位打線の作ったチャンスをものにするポイントゲッターになりました。本来ならばこの後に続く栗原、新井で畳み掛ける攻撃が出来れば完璧なんですが、2人とも今日は無安打。ついでいに、5番に入った嶋も無安打とクリーンアップは全く機能していません。それでも5得点したことは、打線に繋がりがあったからですね。今日のように打線が繋がれば、もっと得点力はあがるのですがねぇ。
 ただ気がかりなのは5回以降は2安打に抑えられてしまったことで、ダメ押し点を奪えませんでした。終盤に投手陣が3失点しているので、あと1点でも取れていれば、リリーフももう少し気楽に投げられたと思います。

 昨日、黒田が登録抹消されて、代わりに昇格したのは緒方でした。今季絶望かと思われましたが、最後に間に合いました。来期に向けて、少しでも実戦で打席に立ちたいということでしょうね。今日は出番がありませんでしたが、明日あたりにスタメンで起用されるのでしょうかね。 
 
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黒田検査渡米

2007年09月28日 23時30分20秒 | 日記
 今日、黒田が登録抹消されました。昨日が今季最終登板ということでの措置です。昨日のヤクルト戦は観衆7,639人とライトスタンドの一部を除いて空席だらけの寂しい雰囲気でした。もともと日程に組み込まれていない雨天振替試合で、平日なので仕方ないところもありますが…。
 きっと黒田の今季最終登板だと事前に分かっていれば、もっと多くのファンが観戦に来たかもしれませんね。私も日程を考えると、もう1試合くらい登板する可能性があったので、最終登板とは思っていませんでした。

 その黒田ですが、昨年11月に手術した右ひじの状態を検査するため、シーズン終了後に渡米することを明らかにしました。大リーグ移籍の報道がされている中での渡米は、ファンとしては本当に移籍してしまうのではと不安になってしまいます。
もちろん、まだ結論を出していない段階での話なので、あまり関係ないと信じていますが…。それでも、現地でメジャーの情報に触れてくると、それがきっかけになってしまうのではないかなどと、また心配になってしまいます。
 きっと、スポーツ紙は移籍報道で盛り上がることでしょうね。
 
 今から心配していても仕方ないですが、来期もカープの赤いユニフォームを着て、市民球場のマウンドに上がってくれることを願うだけです。
 写真は昨日(27日)の試合前に右翼ファールグラウンドでキャッチボールをする黒田です。これが最後の姿にならないと信じています。
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古田さん市民球場最終戦

2007年09月27日 23時52分45秒 | 試合結果
ヤクルト 100 000 020 3
広島 111 310 00* 7
勝:黒田12勝8敗
敗:グライシンガー16勝7敗
本:倉6号、7号(広)

今日は延期になっていた市民球場での観戦でした。
先発が黒田とグライシンガーと聞けば、投手戦を予想していましたが、立ち上がりの黒田は球が走らず、試合開始早々に失点してしまい、今日も惨敗の予感が…。
しかし、グライシンガーはもっと調子が悪く、毎回の6失点。大量援護に黒田も尻上がりに調子を上げて、完投で12勝目を挙げました。打線はチーム打撃が実践できて、そつのない攻めができました。また、倉の2打席連続本塁打も飛び出すなど、11安打で7得点で、昨日までの貧打は何だったのかと思いました。
今季限りで引退するヤクルトの古田選手兼任監督が8回に代打で登場。見事、センター前ヒットを、9回にはあわや本塁打という2塁打を放ちました。 古田が打席に立つと、カープファンからも大声援が起こり、安打を放つと皆が拍手喝采。カープのファンはやっぱり良いですね。
試合後には、ブラウン監督から花束が送られ、古田さんはサインボールをスタンドに投げ入れながら球場を一周し、カープファンからも花束を受け取っていました。さすがにホロリときましたね。古田さん18年間お疲れ様でした。

写真とスコアは後日アップします。

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連夜の貧打に泣く

2007年09月26日 23時48分15秒 | 試合結果
ヤクルト 100 000 025 8
広島 000 200 100 3
勝:シコースキー1勝1敗
敗:横山3勝3敗
本:嶋13号、梵18号(以上、広)、青木20号、ラミレス27号(以上、ヤ)
 
 先発高橋建は初回に1点を失うも、その後は制球、キレ共に良くヤクルト打線を抑えました。しかし、肝心の打線が今日も元気がなく、ヤクルト先発増渕の前に3安打に抑えられて、連夜の投手戦かと思ったら、終盤に落とし穴がありました。8回に2点を失い同点とされると、9回に新井の失策も絡んで、横山が一気に5失点と打ち込まれて試合が決まってしまいました。
 これで今季80敗目となり昨年の79敗を抜いてしまいました。

 打線に元気がないですね。昨日は4安打で零封され、今日は3安打…。違いは今日は3安打の内2本が本塁打だということくらいですね。それにしても、初物系に弱いところも相変わらずです。高卒ルーキーの増渕には、4月7日にも7回4安打で1点に抑えられています。この初物病は何とかならないものですかねぇ。
 そんな元気のない打線にあって、嶋が2安打と意地を見せました。最近はずっとスタメンで起用されており、好調を維持しているようです。今季は思うような打撃が出来なくて苦しんだシーズンでしたが、来期に向けてこの良い感覚のまま最後までいってほしいですね。
 最近は来期へ向けてのテストなのか様々な打順が試されています。しかし、顔ぶれは特に目新しくありません。今日は斎藤が1軍登録されたように、2軍の有望選手を昇格させて起用してみても良いと思います。残りも7試合となったので、そろそろ来期へ向けた起用に切り替える時期だと思います。

 高橋は序盤から素晴らしいピッチングで6回まで被安打3失点1と、昨日の青木高に続き、今季1番良かったのではないでしょうか。8回に疲れが見え始めたのか、青木にソロ本塁打を打たれ、続く田中浩にも安打を打たれたところで降板しました。
 後を継いだ青木勇がラミレスに同点タイムリーを打たれてしまい白星は逃げてしまいましたが、十分白星に値する投球でした。
 残り試合を考えると、今日が今季最終登板となる可能性が高そうですが、良い感触を持って締めくくれたと思います。
 昨日の青木高、今日の高橋と両左腕が来期の先発ローテに明るい光を差し込んでくれました。

 10月3日に行われる高校生ドラフトの指名順位がが決まりました。セ・リーグ最下位のカープがトップで指名できることになりました。ドラフト会議の1週間前にあたる今日26日の暫定順位が基準になるためで、リーグの優先権はオールスター戦に勝ち越したセ・リーグに与えられることから、カープがトップで指名できるのですね。何だか嬉しいような、寂しいような複雑な気分ですね。
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青木高一発に沈む

2007年09月25日 23時02分42秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 110 2
広島 000 000 000 0
勝:石川4勝6敗
敗:青木高5勝11敗
本:ガイエル32号、ラミレス26号(以上、ヤ)

 青木高と石川の両先発の息詰まる投手戦となりましたが、青木高が7回にガイエル、8回にラミレスの両外国人に一発を浴びてしまいました。一方の石川は、カープ打線を6回以降無安打に抑えて9回4安打完封。カープは3塁すら踏むことができない完敗で、再びヤクルトとのゲーム差が2に広がりました。

 青木高は序盤から制球が良く、6回まで3安打に封じていましたが、7回の先頭ガイエルに右翼席へ、8回は2死からラミレスに左翼席へソロ本塁打を浴びてしまいました。
 ガイエルに打たれた球は悔いが残るでしょうね。カウント2-1からのスライダーが真ん中に入ってしまう失投でした。追い込んでいただけにもったいない1球でした。それでも、セ・リーグ首位打者の青木を3打数無安打に封じるなど、8回を投げて7安打2失点は立派な投球でした。
 今季の登板はあと1試合と思われますが、次も今日のような投球をして、良い形で1年目のシーズンを締めくくってほしいですね。

 打線は石川の前に散発4安打。失策での出塁も含めると、イニングの先頭打者が4度出塁しましたが、それを生かすことができませんでした。特に1,2回の攻撃がもったいないです。初回は昨日に続き、先頭廣瀬が安打で出塁し、東出の犠打で2塁に進むも、牽制死で先制のチャンスを潰しました。
 2回は新井が出塁するも、アレックス、梵、嶋があっさり打ち取られて、走者を進めることすらできませんでした。
 序盤で石川を捕らえられなかったことが、最後まで響きました。後半は全く手が出ませんでしたから。石川を調子に乗せてしまってはいけませんでしたね。

 前田が試合前に右ひじに張りを訴えて今日の試合を欠場しました。試合前の打撃練習も回避するなど心配ですが、ブラウン監督は軽症を強調していました。
 登録も抹消しないとのことなので、明日には元気な姿を見せてくれることを祈りましょう。


 
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集中力切れず快勝

2007年09月24日 23時46分31秒 | 試合結果
ヤクルト 000 010 001 2
広島 510 000 01X 7
勝:長谷川3勝5敗
敗:藤井7勝10敗
本:梵17号、嶋12号、栗原25号(以上、広)

 試合開始前の降雨により、試合開始時間が1時間29分遅れ19:29開始となりましたが、先発の長谷川も打撃陣も集中力を切らしていませんでした。
 打線は初回からヤクルト先発藤井に5長打を浴びせて5点を先制しました。放った安打5本が全て長打(2塁打3本、本塁打2本)というのも珍しいですね。
 一方、3回~6回は全く走者が出ませんでした。試合開始が遅れたので早く終わらせたかったのでしょうか?と思うくらい攻撃時間が短かったですね。
 長谷川は序盤から毎回のように得点圏に走者を背負いましたが、要所を締めて失策絡みの1失点に抑えて3勝目を挙げました。
 
 初回の攻撃は見事でしたね。1番廣瀬、2番東出がいきなり連続2塁打を放ち、早々に先制。1死後に新井もタイムリー2塁打で続くと、6番梵、7番嶋の連続本塁打を放ち、あっと言う間の5得点。こんな鮮やかな攻撃ができるんだと感心してしまいました。試合開始が遅れて、コンディションや集中力を維持するのが大変だったと思います。そんな悪条件の中でも、各選手が高い集中力を維持していたからこそできた攻撃ですね。
 初回も2回も1番、2番が連打を放って出塁しています。これが得点に結びついていることは間違いありません。如何に1,2番の出塁がチームの得点に影響するかを実感しましたね。

 長谷川は4回を除き毎回安打を打たれ、得点圏まで走者を進められながらも、落ち着いて後続を打ち取りました。後半戦の長谷川は走者を出してからの投球が光りますね。今日も7回を投げて被安打8ながら自責点は0でした。そして、ついに防御率が2点台(2.94)になりました!今やチーム一の安定感ですから当然ですね。
 このまま良い形で最後までいってほしいです。このままなら来期は先発の柱として2桁勝利も期待できますね。

 佐々岡投手が正式に引退を発表し、記者会見を行いました。10月6日が引退試合になります。
 7月29日の巨人戦で3回6失点で降板した試合が引退を決意するきっかけだったとのこと。しかし、今季開幕前から思うような球が投げられなかったようです。
 納得できる球が投げられなくなり、もう自分のピッチングが戻らないと感じて、チームに迷惑が掛かると思い引退を決めたとのことです。最後までチームのことを一番に考えているところが、佐々岡投手らしいですね。
 今後は解説者となるようですが、将来的にはコーチとしてチームに戻ることを希望していました。もちろん、これだけの選手ですから間違いなくコーチなどの依頼があるはずです。その時には、もう一度カープのため力を貸してください。
 18年間お疲れ様でした。できれば、もう一度優勝を味わってほしかったです。
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大竹プロ初完封!!

2007年09月23日 22時38分14秒 | 試合結果
広島 001 200 011 5
中日 000 000 000 0
勝:大竹8勝9敗
敗:小笠原6勝6敗
本:嶋11号、前田14号、15号(以上、広)

 先発大竹が見事なピッチングを披露。いつものように走者を背負ってから急変することもなく、落ち着いて後続を打ち取る粘投でプロ初完封を飾りました。
 打線は効果的に本塁打が飛び出しました。特に前田が2本塁打3打点の大当たり。野手キャプテンの一撃が元気の無かった打線に喝を入れましたね。ただ残塁が10もあることを見ても、相変わらずの拙攻ですね。

 今日は何と言っても大竹ですね。序盤3回までは不安定な投球でしたが、走者を背負っても慌てずに粘り強く投げて後続を打ち取り、無失点で切り抜けると、波に乗りましたね。6回、7回のピンチにも落ちついて後続を打ち取り、9回126球を投げての8安打完封は見事でした。
 こんな投球ができるのに、何でいつも突如乱れるのか不思議です。今日の投球を大きな自信にしてもらい、自分の球を信じて投げれば、絶対に結果がついてくるはずです。今季は残り試合を考えると、2試合くらいしか登板機会がないと思いますが、今日のような投球で2連勝して二桁勝利を目指してもらいたいですね。

 打線は前田が効果的な2本塁打を放ちました。1本目は1点リードの4回に1死1塁から右翼席に放ちました。中日先発の小笠原が良い投球をしていただけに、大きな追加点になりました。2本目は8回の先頭打者として打席に入り、高橋から同じく右翼席に打ち込みました。今度は試合を決める貴重な一発でした。
 今季最後の長期ロードとなるこの9試合で、昨日まで1勝7敗と大きく負け越していましたから、野手キャプテンとして責任を感じていたことでしょう。せめて最後に意地を見せたかったと思います。その気持ちが打球に乗り移ったのかもしれません。まだまだ前田の存在は大きいですね。

 明日からは地元広島に帰ってヤクルト4連戦です。この勝利で気持ちを入れ替えて戦ってもらいたいですね。でも、そろそろ来期へ向けての希望が持てるような試合をしてもらいたいところです。
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ミス、拙攻、投手崩壊、そして黒田移籍問題

2007年09月22日 23時09分04秒 | 試合結果
広島 010 020 000 3
中日 002 104 50X 12
勝:石井2勝2敗
敗:宮崎2勝5敗
本:李9号(中)

 中日の先発中田に対し5回までに8安打を放ちながら、ミスと拙攻で8残塁。奪った得点はたったの3点。これでは試合の流れは中日に行ってしまうのは当然です。
 5回に中田をKOしてからは、中日中継ぎ陣の前に僅か1安打と全く元気がありませんでした。
 先発宮崎も悪いながらも中日打線を5回まで3点に抑えていましたが、6回に四球から満塁のピンチを招き降板。継いだ林も止められずこの回4失点で勝負は決しました。7回には来期残留が微妙なフェルナンデスが5失点と大炎上。
 攻守ともに全く良いところがなく惨敗。5位ヤクルトが勝ったため、ゲーム差は2に広がりました。残り試合数はカープの方が少ないので、明らかに不利な状況になってきましたね。

 今日は攻撃のリズムの悪さが全てです。2回は先頭嶋が四球で出塁するも、次打者梵の時にエンドラン失敗。その梵は2塁打を放つという悪循環。そのご、喜田の2塁打で先制し、石原四球で1死1,2塁から宮崎がバント失敗。この回のアウト3つのうち2つをわざわざ献上してしまいました。
 逆転された直後の4回には、先頭梵が3塁打で無死3塁でしたが、喜田、石原、宮崎が3連続三振で無得点。
 5回に4連打で2点を奪い中田をKOしましたが、1死1,3塁から梵が最悪の併殺打で追加点が奪えませんでした。
 こんな攻撃をしていては、勝てるはずがありません。宮崎がこの直後に崩れたことは、攻撃陣の悪いリズムが影響していると思われます。
 
 勝つためのメンバーで戦ってこの内容ではあまりにも寂しすぎます。選手も目標が無くなってモチベーションが明らかに下がっているように感じます。これで残り11試合となりました。正直、順位は5位でも6位でも大差ないので構いません。もうそろそろ、目先の勝利より来期を見据えた選手起用をする時期ではないでしょうか。

 今日のスポーツ紙の記事に黒田がFA権を行使して大リーグに移籍するという記事が出ていました。報じているのは1社だけで、その情報筋も「近い関係者」という一番胡散臭いものでした。去年は、この「近い関係者」が阪神移籍を決断したなどと言うガセネタが報じられたこともありました。そう考えると、信憑性は低いと思われますが、黒田が今のカープに失望してしまう可能性は否定できません。その場合は国内他球団移籍はしないと公言している訳ですから、大リーグ移籍ということはあり得ると思います。ただ、新井のFA権行使に関して、クライマックスシリーズ出場には新井の力が必要がとコメントしていたと思いますので、今のところカープに見切りをつけているとは考えられません。
 まずはガセネタであることを祈りたいですが、球団フロントには、黒田が失望しないように、チーム強化に向けた具体策を考えて、実行してもらいたいですね。
 
 
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2試合連続サヨナラ負け

2007年09月21日 23時12分28秒 | 試合結果
広島 001 000 200 00 3
中日 000 030 000 02 5
勝:鈴木1勝
敗:森1敗
本:倉5号(広)、森野15号、中村紀19号(以上、中)

 黒田と川上のエース対決となった試合でしたが、黒田が序盤からランナーを背負う苦しい投球ながら、要所を締めて中日打線を抑えていました。しかし、5回森野に痛恨の逆転弾を打たれてしまいました。打線は倉の本塁打で先制するも、川上の前に6回まで2安打と元気がありませんでした。7回に嶋の2点タイムリーで同点に追いつくも、その後、中日の中継ぎ陣の前に1安打に封じられてしまいました。
 一方のカープ中継ぎ陣も危なげながらも無得点に抑えていましたが、延長11回に森が中村紀にサヨナラ本塁打を打たれて、2試合連続サヨナラ負けとなってしまいました。
 ヤクルトが勝ったため最下位に転落してしまいました。

 今日は打線が全く元気なし。6回まで2安打で倉の本塁打を除けば、2塁すら踏むことができない貧打でした。7回に内野安打2本で2死1,2塁のチャンスを作り、ようやく嶋が右翼線2塁打を放ちました。しかし、この後は中日の4投手の継投の前に1安打のみ。これでは勝てません。
 特に上位打線がほぼ完璧に抑え込まれました。1番~5番までが2安打ではチャンスも作れません。絶好調のアレックス、栗原が共に無安打なのも痛かったですね。これだけ打てないと言う事は、中日投手陣が良かったのでしょうが、もう少し工夫してほしかったですね。せっかく、中継ぎ陣が踏ん張っていたので、報いてあげたかったです。

 先発黒田は6回7安打3失点と、序盤から制球に苦しんでいたように見えました。1回と6回を除き毎回得点圏に走者を背負う苦しい状況でした。球自体は走っていたこともありますが、要所で三振を奪うなど後続を打ち取るところはさすがです。
 ただ悔やまれるのは森野への1球ですね。内角高めのややボール気味の球でしたが、完璧に捕らえられてしまいました。前のウッズを四球で出していただけにもったいない失点になってしまいました。

 このところ、崩壊が続いていた中継ぎ陣でしたが、林、横山、青木勇、永川と何とか無失点で投げぬきました。ただ、横山が3四球、永川が2四球でピンチを迎えましたが、とりあえず抑えてくれたことで一安心しました。ただ、横山は不安が残りましたが…。まずは、結果を残して信頼を回復してもらいたいですね。
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